お手当法

冬から春へ。木の芽時の体の変化を楽しむ。

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早春を感じる。


こんにちは、あゆゆです。徐々に暖かくなり、春の匂いを感じる季節になりました。先日、新宿御苑に散歩に行きましたら、梅の花が咲いていました。寒桜は見頃でムクドリも楽しげに遊んでおり、それを写真に撮る人々に心もポカポカと暖かくなりました。

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春の贈り物「山菜」


さてさて。寒い冬を越し待ち遠しくなるのは、春の食材。そう、山菜たちです。
たらの芽、ふきのとう、うど、わらび、こごみなど、私もこの春の山菜たちが大好きです。

都内の飲食店でも、春の食材を扱ったメニューが増えてきましたね。最近では和の食材を使ったフランス料理やイタリアンなども増え、ますます日本の「山菜」が注目されています。


先人の知恵に学ぶ。


「春は苦味、夏は酸味、秋は辛味、冬は脂(あぶら)と合点して食え」

これは明治時代の医師であり、薬剤師でもあった石塚左玄の言葉です。「食養医学」を提唱し、現在ではマクロビオティックの元になる食養論を唱えた先駆者として名前を知られています。

季節の旬の食材の味覚には意味があることを知りましょう。自ずと食べ方や石塚左玄の言葉の意味を知ることができるでしょう。


春の食材がもつ「苦味」の意味


私たち動物の体は、春に機能が活発になり、冬の間に溜め込んだものを排泄しようとします。

春に肌荒れに悩まされる人が急増する理由もここからきてきます。

春の山菜の「苦味」には、その排泄を助ける働きがあります。



苦味を求めるのは、本能。


冬眠から目覚めた熊は、まず初めにふきのとうなどの山菜を食べるといいます。

熊はきっと春の山菜がもつ苦味を利用し、冬場に溜まった宿便や「毒」を排泄しようとしているのでしょう。

私たち人間も春になると、ふきのとうや、たらの芽、うど、つくし、タケノコなど苦味をもった山菜たちを昔から食べてきました。

私たちは何千年という時間の中で動物に学び、自然から提供される食材を頂き、食文化を確立してきたのです。



優秀な日本の山菜


日本にある山菜の種類は約350種類といわれています。その中でも好んで食べられているのは80〜100種類です。ここで日本の代表的な山菜を紹介していきましょう。


山菜の王様「たらの芽」


タラノキの若葉です。アクが少ないので、サッと湯通しして和えたり、煮物などそのまま使えます。
アルコールの吸収抑制や整腸作用もあるので、お酒のお供にぴったりです。



山菜の代表格「ふきのとう」


栄養価が高く、生命力が強い山菜の代表格です。健胃効果や痰を切る効果があるといわれています。

アクが強いので塩や重曹をいれて茹で、アク抜きをしましょう。



くるんと可愛い「こごみ」


正式名称はクサソテツ。地域によって、こごめ、ガンソウ、カンソウと別名がたくさんあります。成長がとても早いので旬も地域によって変わるので、高級山菜とも呼ばれています。

生活習慣病の予防、皮膚や粘膜の細胞に効果があります。アクも少なく、調理しやすいです。



春の定番「菜の花」


今最も注目されている、ダイエット効果が期待されているケンフェロールという苦味成分が豊富な食材です。

ケンフェロールとはポリフェノールの一種で、体に溜まった毒素を外へ排出させたり、燃焼させる働きがあります。

まさに春の野菜ですね。



女性におすすめ「ぜんまい」


女性に嬉しい効果がたくさんある ぜんまいはポピュラーな山菜の一つです。

ビタミンCやβカロチン、食物繊維や葉酸、カリウムなど、美肌効果や便秘解消に役立ちます。

アクが強いので重曹で下処理して使いましょう。




アク抜きしたり、塩漬けにしたり、乾燥させたりと、現代の私たちにまで食を繋いできた先人の知恵に驚かされますね。





排泄による不調も自然の力を借りる。


排泄しようとしていることは理解頂けたでしょうか。でも、入学式や卒業式、お花見や異動など新しい環境やたくさんのイベントがある季節に肌荒れや不調は嫌ですよね。

かといって、化学薬品で無理に抑え込み、体の自然な排泄の流れを邪魔してしまっては元も子もありません。

そこで、オリーブオイルをベースにした天然マッサージオイルを紹介しましょう。

用意するもの
  1. オリーブオイル
  2. 生姜汁
  3. レモン汁

作り方
    オリーブオイル、生姜汁、レモン汁を2:1:1の割合でまぜるだけ。

これを半身浴中など湿度がある場所で顔や全身にぬり、マッサージしましょう。触れるくらいの優しい力で十分です。

敏感肌の方はレモン汁の割合を減らし、自分の体質に合ったオイルを作りましょう。



最後に


こうしてみると、私たち人間も動物も、自然の一部として植物に支えられながら生きていることに気付かされますね。

季節の変化による不調や肌荒れの原因を知り、体の変化を楽しむ。

これがマクロビオティックの醍醐味でもあります。自然の力を借りて、新しい季節をすっきり迎えましょう。


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上村 歩
1990年生まれ/マクロビオティックセラピスト/高校卒業後、青森から上京。水や化学食品にアレルギーを持ち、過去に水商売で摂食障害と鬱を発症。体調を崩した経験からマクロビと出会い、資格を取得。調理師としてイタリアン、西海岸、ハワイアン、和食、マクロビ、ヴィーガンの飲食店で経験。ライター、レシピ開発、出張シェフなど個人でも活動。 ✩あゆゆBLOG✩
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