万病の原因“活性酸素”を除去する世界一のキノコ「チャーガ」別名カバノアナタケを知っていますか？ 霊芝、アガリクスをも超えると言われる“森の看護婦”が生んだ超抗酸化物質とは

「え？これがキノコ？」

そう思ってしまうほど、とても独特な見た目。
見た目は黒く、そしてまるで石炭のように硬い…。

パッと見たところ誰がこれをキノコだと思うでしょう。
黒く硬い、そして非常に希少なので「森の黒ダイヤ」という愛称も持っています。

それがチャーガ。
今、世界で再び注目されている素晴らしい効果をもたらすキノコなんです。

チャーガとは？霊芝の王様？！

（写真は霊芝です）

学名　Fuscoporia abliqua
和名　カバノアナタケ
別名　シベリアン霊芝

別名“シベリアン霊芝”からわかるようにシベリア地方に多く自生する霊芝（キノコの一種）です。
ヨーロッパ、ロシア、日本北部など一部の寒い地域で育つサルノコシカケ科。
漢方を始め多くの自然療法/伝統療法の中では、栄養も高く免疫力を上げる食材として知られています。

その中でもチャーガは…知る人ぞ知る最強のキノコなのです。

“森の看護婦“白樺からのエキスたっぷり！

なんとチャーガは白樺などカバノキ科に寄生し、その木のエキスを吸収して１０−１５年と長い時間をかけて成長していきます。
最終的にはエキスを吸い終え、寄生していた木を枯らしてしまうとのことです。

実は、ロシアで白樺は「国樹」であり、また白樺が連なる森を「森の看護婦」と呼ばれているほど重要な木と考えられています。

そんな木の樹液には豊富な天然ミネラル成分…マグネシウム、カリウム、亜鉛、必須アミノ酸などが含まれています。
それらをふんだんに吸収している…そう考えるとどれだけの栄養が詰まっているか想像ができます！

世界最高峰とも言われる抗酸化力！

活性酸素の除去効果を持つ「SOD酵素」含有量が世界一高いと言われているチャーガ。

異なる地域で採取できるのですが、特にロシア産が一番効果が高いと言われています。

その秘密は、ロシアの寒さと政府の取り組みにあります。

真冬のロシアでは地域差はありますが、氷点下２０−３０度になることも普通。
その寒さに耐えるチャーガは、養分をしっかりと蓄え良質なものが育っていきます。

そして、ロシアは薬草庁と言われる機関でチャーガを扱っています。
薬草展という文献に従った評価基準を基に品質検査を行っているのです。
どの地域で採取されたものか、収穫後の乾燥は十分に行われているか、など他にも厳しい内容が設定されているとのことです。

実際の分析結果を見て分かるズバ抜けた数値！

世界一だとか、効果的と言われても一体どれほどか見当もつきません。
ではここで、他の食材とチャーガが持つ活性酸素処理能力を数値で比較して見てみましょう。


（参考：日本食品分析センター）

ほうれん草……140mv/g
霊芝 ……………630 mv/g
アガリクス……1500 mv/g
チャーガ………35000 mv/g

チャーガ………35000 mv/g!!?

万病対策に世界中でも有名な
和製スーパーフードとして知っている方も多いキノコ「霊芝」や「アガリクス」を大いに上回るこのズバ抜けた数値！

このSOD酵素なのですが、３０−４０代頃からどんどん減少してしまします。（つまり老化現象）
そのため、加齢とともに積極的に摂取したい大切な栄養のひとつです！

末期ガン患者２５名に試したところ・・・。ロシア赤十字も認める効果。

高品質なチャーガが採取できる本場ロシアにおいては、

世界有数の癌になりにくい民族が日々の生活で摂取していたことでも有名です。

（西シベリア地域のカンチ民族）
1950年代初め、旧ソ連科学アカデミーカマロフ記念植物研究所とパブロフ記念第一レニングラード医学研究所により本格的にチャーガの研究がされて以降、世界にその効果が広まりました。

当時の研究では消化器系の末期ガン患者２７名に対して、チャーガを使用した吸入を毎日５分１０日間行うというものでした。
５回目の吸入の段階ですべての患者の症状が改善していることがわかりました。

ロシア赤十字ではチャーガの成分を用いた抗がん剤も認められています。
そして、なんとチェルノブイリ原発の所長イワノフ博士も自身の身を守るためにチャーガを愛用していたとのことです。

日本におけるチャーガの存在

日本では、昔から北海道でチャーガ（カバノアナタケ）は知られており、粉末などにしてお茶として飲まれてきました。
アイヌの方たちが飲んでいたこともわかっています。

１９９６年に水野卓教授（静岡大学農学部アガリクス研究第一人者）を中心に本格的に研究がされたことで日本でも多くの方にお茶として飲まれるようになりました。
この研究によりチャーガの持つβ-グルカンが抗腫瘍作用と血糖値効果作用に効果的と科学的に証明され始めたのです。

β-グルカンで免疫力UP。花粉症の季節に見逃せない抗アレルギー作用！

チャーガに豊富に含まれているβ-グルカンは一般的に抗がん作用があるとされ、この効果の高さが評価されたことでロシア以外にも医療機関で研究、治療がなされています。このβ-グルカンは特にキノコ類に多く含まれており、免疫力を高める効能が極めて高いのが特長です。

私たちの体は「マクロファージ」という細胞を持っています。


常に私たちの身体に入った異物（細菌など）と戦ってくれる大事な存在、お掃除屋さんです。
β-グルカンを摂取することにより、このマクロファージが活性化することがわかっています。

マクロファージが活性化するとどうなるでしょうか？

免疫力がグンと高まりガン細胞の増殖抑制他様々な疾患へ効果があると一般的にも言われていますね

他にもβ-グルカンはこんな効果が報告されています。
整腸作用
血糖値を整える
コレスレロール値を整える
抗アレルギー作用

など…

すでに悩んでいる方にはピンとくるかもしれません。

免疫力の向上
抗アレルギー作用

この２つといえば、花粉症！

春から夏までの季節に多くの人が悩まされる厄介な症状ですが
β-グルカン豊富な食材を積極的に摂取しておきたいものです。

2017年後期発表のスーパーフード第５位！

日本スーパーフード協会が発表した２０１７年後期のスーパーフードトレンド予想では
なんと、第５位にランクインしました。

（http://www.superfoods.or.jp/__trashed/）


もちろん、話題性を追えば良いわけでは決してありません。
トレンドだから…そんな理由で踊らされるのは個人的には抵抗を感じます。

しかし、なぜこれだけ最近話題になりつつのあるのか？

それは現実として、多くの現代人が何かしらの体の不調を感じてる人が増えているから…
しかしそれを機に「体に良い食材」「健康的な生活」に注目し始めているから…

そんな流れが世間では見られるようになりました。

私の周囲でも「そんな生活では体壊すだろうな〜」とお節介ながら心配していた友人が
この数年で「オーガニック最高！」「自然とともに暮らすの最高！」
などと言い出す健康マニアに変わっていたことも..！

自然療法などへの関心、そして実際に治療に取り入れてる西洋医学の医師も増えたように思います。
そんな世の中の流れから、チャーガの効果に魅かれる人が増えるのも理解ができます。

ロシアの広大な大自然が生んだ奇跡の抗酸化物質。
もしこれからの季節に体の不調を感じた時は、チャーガを試してみては。

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＜参考資料/引用元＞
https://charga.jimdo.com/%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%82%AC%E3%81%AE%E6%88%90%E5%88%86/
チャーガの成分
http://chaga-magazine.com/post-832
チャーガマガジン
http://kachikachiyama.com/kaihou-pdf/no.095.pdf
日本SOD研究会報No95
http://www.e-actio.com/chagabasic.htm
チャーガについて
https://chagahq.com/chaga-mushroom-benefits/
Chaga Mushroom Benefits: The Facts