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地域別かかりやすい疾病ランキング。あなたが住んでいる街から病気の対策を考えよう!西日本と東日本の食文化の違いで起きやすくなる病気の特性。

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「〇〇限定」という言葉にひかれる人、多いのではないでしょうか。


わずかしかないなら、今それを手に入れよういう気になりますね。

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某メーカーのカップうどんでは、西日本と東日本の味の違いを如実に再現して売り出しています。
インスタント食品とは縁遠いIN  YOU読者の皆さんも、その存在ぐらいは知っているかもしれません。

狭い日本でも、ご当地の味と、よその味の違いを知りたい、一度は味わってみたいというのが消費者心理かもしれません。

ネットで何でも手に入る時代ですが、そこに暮らしてみないとわからないことって意外にあるものです。
私は、東日本から西日本に移住してみて、食文化の違いに驚くことが多いです。

やっぱり、出汁の違いは大きいですね。

関西は、うどんの汁の色が薄く、透き通っています。

はじめは、暖かい地域なので陰性に仕上げているのかなと思いましたが、そういうことではなさそう。
薄味なのかなと思いきや、醤油味より出汁の味が勝っていて、しっかり旨味が凝縮されています。

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ポン酢の文化にも驚きました。鍋にも、たこ焼きにも、サラダにも、ポン酢の出番の多いこと!
柑橘系が採れる地域だからということはあるのでしょうが、きっと魚介類と相性がいいのでしょう。

新しいもの、珍しいものへの好奇心から、味わってみて美味しいと思うことはよくあるものです。

しかし、東北で寒い冬に“水炊きにポン酢”では、体がもう一つ温まらないでしょう。
そこに住んでこそ、人は環境に順応していくということかもしれません。

その地域で独特の食べ方が残っているというのは、それが体にいいから、もしくはそうせずにはいられない何かがあるのだと思います。
よく東北の味付けはしょっぱいと言われます。

それは、寒い冬を乗り切るには陽性なものを食べて体を温めたいからに違いありません。

食文化の地域性は、うまくすると特産品になります。
しかし、食習慣としての特長は癖にもなりうるので、病気にも違いが出てくるでしょう。
傾向を知ると、対策をとることができます。


地域別、かかりやすい疾病ランキング


厚生労働省では、平成21年地域保健医療基礎統計を出しています。
「年齢調整をしていない値なので、都道府県間の比較等の解釈をする場合は注意が必要」とありますが、全国的な傾向は十分に見て取れます。

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高血圧性疾患、高脂血症、虚血性心疾患、糖尿病のデータから、傾向を見ていきます。

高血圧疾患が多い地域

「高血圧性疾患」が多いTOP10は、東北や寒いところに多いようです。
塩、味噌、醤油の味付けが濃いめかもしれません。

山形、福島、島根、徳島、宮崎、秋田、青森、岩手、長崎、山梨(順不同)


高脂血症が多い地域

「高脂血症」が多いTOP10は、寒くて海のあるところに多いようです。
動物性食品は、肉や鶏卵の他にも、海が近いと魚をたくさん食べるせいでしょうか。
島根、香川、新潟、山口、鳥取、長崎、山形、徳島、静岡、青森(順不同)


虚血性心疾患が多い地域

「虚血性心疾患」が多いTOP10は、高血圧性疾患、高脂血症も多い県が3つもランクインしています。
複合的な要因がありそうですね。
高知、島根、青森、群馬、滋賀、福島、岐阜、愛知、長崎、愛媛(順不同)


糖尿病が多い地域

「糖尿病」が多いTOP10は、やはり精製された糖質を多く摂っている県でしょうか。
うどんやもちの消費が多そうですね。

島根、青森、徳島、香川、秋田、岩手、長崎、大分、山形、宮崎(順不同)


年齢調整をしていないということは、逆に加齢によるものばかりではないため、地域別の傾向ははっきり出ているのではないかと思います。

中高年の骨折は「西高  東低」!?  原因不明

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先ごろニュースで発表された疾病の分布図を見て、驚きました。

疾病によって地域性があることは想像できますが、これほどはっきりと西日本と東日本に分かれた分布図を見たことはなかったからです。


先にあげた高血圧性疾患、高脂血症、虚血性心疾患、糖尿病のデータも、TOP10は全国に散らばっています。
ところが、この図ははっきりと西高東低を見てください。

天気予報じゃありませんよ。


中高年になって骨折が増えるということは、若い頃より骨密度が低くなってしまっていることが考えられます。
加齢によるものとすると、それまでの食生活の積み上げということが言えます。


骨密度が低くなってしまう食生活とは、どんなものでしょうか。

若い頃から何を食べ続けてきたのでしょう。
そしてそれは地域ではっきりと分かれるものなのです。

納豆が犯人か? と疑いがかかっていました。
納豆といえば、水戸納豆。

茨城が生産地として有名ですが、消費がTOPなのは福島県。

しかし、東日本の人でも納豆を食べない人はいます。
私は納豆が苦手です。

西日本でも納豆が好きで食べる人もいるでしょう。
もっと、はっきり分かれるものがあるはずです。原因は不明のまま。

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さあ、このミステリーを解いてみたくなってきました。

色の違いは東西でくっきりと分かれている!

地域限定の話に戻りましょう。

確かに、うどんの汁ははっきりと違いがあります。
でも、塩分の摂取で言えば、東に高く西に低いので逆の現象になります。

日本の伝統食、お正月に食べるお雑煮にも違いがありますね。関東以北はすまし汁、醤油ベースになります。
関西方面は、京都からの影響で白味噌仕立てのところが多いようです。

味噌と言っても甘味噌でこっくりとした感じで、地域によってはあん入りのお餅を入れるところもあります。
東北に比べたらやはり甘めの陰性な仕上がりです。

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このように、地域別疾病の分布図より、食の違いの分布は、はっきり東西で分かれるようです。
柑橘系の取れる地域を見てみると、これも神奈川、静岡以南の西日本になります。

りんごの生産地を見てみると、東北、北海道と北陸、長野など寒冷な地方になっています。
果物の好き嫌いはあるでしょうが、やはり生産地ではその季節になると、豊富にあるわけですからご当地の人はよく食べていたことでしょう。

ちなみに、柑橘系は魚の毒消しをしてくれるので、沿岸の人は魚を食べながら柑橘系のポン酢を多用してきたのは、理にかなっているわけです。

りんごはというと、りんごはもっと広範にタンパク質を溶かすので、肉の毒消しもしてくれます。
りんごは消化剤としても優秀。
りんごを食べると胃もたれもスッと取れることがあります。

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昔から、お魚の付け合わせには大根、山で狩猟をして獣肉を食べる文化のあるところでは山菜が育っています。
いずれも、タンパク質を溶かしてくれる野菜が必ずありました。

現代では、スーパーマーケットに行けば肉も魚も卵も牛乳も豊富にあります。
そのタンパク質を消化しやすいように分解するためには、野菜の酵素が必要ですが、現状は必要なだけの量を十分に摂れてはいません。

そうすると、昔ながらの和食ではたんぱく質過剰にならなかったのですが、今は日本人全体がタンパク質を過剰摂取している様子が浮かんできます。
しかし、西日本の40代以上に骨折が多いというのは、いったいなぜでしょうか。

西日本の40代以上に骨折が多いというのは、いったいなぜ?!

東北のソウルフード「芋煮」からヒント

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お雑煮の仕立てがはっきり違うように、伝統食でさらに検証してみましょう。
私が関西に来て、故郷の味を懐かしんで食べたくなるのが芋煮です。

東北のソウルフードと言ってもいい「芋煮」は、東北の秋10月ごろに、
河原で火を炊いて大きな鍋に里芋を中心とした冬野菜を煮込んだ、具だくさんの豚汁のようなもの。

寒い時期に火を囲んでみんなで食べるので、自然と懇親会になります。
主役は里芋なので、肉は地方によって入れたり入れなかったり、豚肉だったり牛肉だたりの違いはあります。

山形の大鍋で作る芋煮は有名ですが、東北で芋煮に牛肉を使うのは山形だけです。
米沢牛がブランドですから。その他の東北は、ご馳走でも豚肉が主流です。

私が子供の頃、牛肉は庶民に手の届かない食べ物だったと記憶しています。

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西日本に来て、日常的に牛肉を食べる家庭が多いことを感じていました。
コロッケも肉じゃがもカレーも牛肉、すき焼きには上等な牛肉を使うのが定番。

豚肉は2番手という感じ。

それもそのはず、高級な和牛のブランドが西日本には多いのですものね。

そうです、気がつきました! 牛肉の文化が西と東を分けていたのです。
これは仮説ですが、ちょうど牛肉の消費量の分布図を見ると、西日本、東日本をはっきりと分かれ目が出ているのです。

image1 総務省の家計調査から牛肉消費量ランキング

骨粗しょう症の主な原因は、牛乳や肉などのタンパク質

実は、骨粗しょう症の主な原因は、カルシウムの摂取量が少ないことではなく、
むしろ、牛乳や肉などの動物性たんぱく質を多く摂ることで引き起こされると言われています。

たんぱく質が過剰だと何が起こるかについては、以前、私の記事でも触れたことがありました。

たんぱく質の重要な特性に「たんぱく質は蓄積できない」ということがあります。
炭水化物と脂肪は過剰に摂取すれば脂肪として蓄積されます。
ところが、たんぱく質の余剰は蓄積できない。

そこで、過剰なたんぱく質は即、排泄しなければならない。

人のからだでは過剰なたんぱく質を「肝臓の尿路回路で処理し、腎臓から排出する」ことになります。
それが肝臓と腎臓に過剰な負担をかける。

つまり、過剰なたんぱく質は内臓に毒だということ。


この過剰なたんぱく質は尿素に分解され排泄されるのですが、

その時に大量のカルシウムが使われます。


そこからカルシウム不足が生じ骨粗しょう症の原因になる。

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カルシウム不足がよく言われますが、その本当の背景は「たんぱく質の過剰」です。つまり、たんぱく質を摂るほどカルシウム不足が進むということです。
ですから、骨密度が低くなるのはタンパク質を過剰にとってきたということになります。

タンパク質過剰な生活を続けていると将来は骨粗しょう症になることが予測できる

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東西の食文化の違いが、これほどはっきりと出たことで、
仮説ではありますが、牛肉を摂取する量が多いことが40代以上の骨折の多さを招いていると考えられます。

美味しさを追求する西日本の食は、たくさんのブランド牛も生み出してきました。
大阪は食いだおれ文化とも言われ、食の豊かさを求めて海外からの観光客も増えています。

美味しいものがたくさんあるのですから無理もありませんが、
若い時から、タンパク質過剰な食事を続けていると、将来、骨粗しょう症になることは確実に予測できます。

ちょっと昔を振り返れば、そう難しいことではないように思えます。
東北の秋の芋煮も野菜がたっぷりで、動物性のタンパク質はそう多くは摂っていません。

1960年代から比べると、日本の食は米が半減、畜産物は5倍、乳製品が3倍になっています。

その頃、骨粗しょう症はほとんどありませんでした。

実は、有識者はずいぶん昔から、高たんぱくの食事が骨粗しょう症を招くことは明らかにしていました。
ただ、日本の食がどんどん洋風化していく中で、乳製品や畜産物の増加は誰も止められませんでした。

タンパク質をとればとるほど「カルシウムを体外にけり出す」。
すでに1920年代の科学者は高タンパク食が 尿を通じてカルシウムを失う原因となることを知っていた。

典型的な研究の一つに、若者にタンパク質を1 日40グラムから141グラムに増やした食事を与えた実験がある。タンパク質が増えたほうは、尿から出される カルシウムが、2倍になることがわかった。

そして動物性タンパク質を特に増やした場合、この影響が大きい 。
 (『新版 ぼくが肉を食べないわけ』ピーター・コックス著・築地書館・P.203)


今さらですが、日本の食は本来、低たんぱく、低カロリーで、世界に誇るヘルシー食なのです。
目新しいものに飛びつくのも楽しいですが、ここいらあたりで日本に古くからある食事に目を向けてみてもいいのではないでしょうか。

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牛乳や畜産物に頼らなくても、和食の組み立ては穀物と豆類で栄養は十分、野菜や海藻も合わせてカルシウムもきちんと摂れていたのです。
日本人が潜在的に持っている力を、下支えしているのはおそらく日本の伝統食。

しなやかで強い骨を持つ日本人を取り戻したいものですね。

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自然栽培のりんごは安心ですが、やはり見た目的には厳しいものがあります。
兎澤さんのりんごは、皮まで安心して食べられ、見た目にも美しい。

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煙山 昭子
1990年マクロビに出会って自律神経失調症を1ヶ月で克服。子育て中に2児のアトピーの症状も1ヶ月間の食事と手当てで消失。入学当初から学校給食は断りお弁当持参、予防接種も受けずに小中学校へ通わせました。その間、マクロビサークルを主催、カルチャースクール講師も務めました。3・11を機に福島市から淡路市に移住。体験を踏まえて被ばくから身を守り、家族で元気に暮らす方法を伝えていきたいと思っています。
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