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Organic Life to all the people.

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環境に負荷の少ないイチゴ狩りテーマパークをオープンした某電力企業。しかしその裏ではPM2.5など大気汚染や健康被害の原因になる石炭火力発電所の建設を進めている矛盾。あなたはご存知ですか?

アトピー性皮膚炎を患い、ステロイド剤による治療を受けました。治療中にステロイド薬害訴訟を知ったことで標準医療に疑問を持ち、食や生活環境を見つめ治すようになりました。現在は、信州にて農業を営む傍ら、雑誌やインターネットで記事の執筆、挿絵の制作などを行っております。

梅雨に入りましたが、思ったより雨が降りませんね。
畑で育てていたイチゴも、そろそろシーズンが終わる時期で、収穫量が減ってきました。

 ケーキなどの上にちょこんと飾られたイチゴは、とても甘酸っぱくて美味しい子どもから大人まで人気の果物ですよね。
クリスマスシーズンに出回るイチゴは、ハウス栽培されたもの。

自然栽培のイチゴは5月~6月が収穫時期です。
混植したニンニクの株間が狭かったせいか、小ぶりで収穫量が少なかったため、全て自家用として食べました。
「来年はもう少し収穫量を上げれるようにしたいなー」と思っています。

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そんなイチゴのテーマパークが、4月に横浜で誕生したのをご存知ですか?

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このテーマパークは、年間を通してイチゴ狩りが楽しめる温室や、イチゴ料理体験教室、レストランなどを併設した施設です。
オープン以来予約が殺到している人気のテーマパークなので、首都圏にお住まいの方は既にご存知かもしれません。

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実は、この施設は、同じ敷地内にある横浜火力発電所で発電した電気により運営されています。
以下が現在、横浜火力発電所で採用されている発電方式です。


改良型コンバインドサイクル発電:
ガスタービンと蒸気タービンと組み合わせたもの。ガスタービンから排出された高温の排ガスを再利用して蒸気を作り、蒸気タービンをも回転させて発電する。


石炭ではなく、ガスを主な燃料として使用したこの火力発電所は、CO2排出を抑え、環境負荷を軽減できるとして注目されている技術です。

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このテーマパークを、経営しているのは、
福島原発事故で問題になった某電力会社が合同で立ち上げた企業です。


こちらのコンセプトは「電気と食」。

私たち消費者との交流や、地域共生を目指す施設であるとされています。

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なぜ一見親しみやすいエコな施設を立ち上げる一方で、
健康被害の恐れがある石炭火力発電所を設立しようと思っているの?


ところが、こうした私たちが親しみやい一見エコを推進するテーマパークを経営PRする一方で、
重大な環境汚染や健康被害を及ぼす可能性がある石炭火力発電所の建設計画を進めているのです。

東京湾一帯で進む石炭火力発電所計画

今、東京湾沿岸では千葉、神奈川両県にまたがり、石炭火力発電所建設が4か所計画されています。以下がその計画の概要です。


横須賀火力発電所1号機

燃料:石炭 経営:JERA 親会社・出資者:東京電力フュエル&パワー株式会社 稼働予定:2023年
 

蘇我火力発電所(千葉)

燃料:石炭 経営:千葉パワー株式会社 親会社・出資者:中国電力・JFEスチール 稼働予定:2024年

袖ケ浦火力発電所1号機(千葉)

燃料:バイオマス+石炭 経営:千葉袖ケ浦エナジー 親会社・出資者:九州電力、出光興産、東京ガス 稼働予定:2025年

袖ケ浦火力発電所2号機(千葉) 

燃料:バイオマス+石炭 経営:千葉袖ケ浦エナジー 親会社・出資者:九州電力、出光興産、東京ガス 稼働予定:2026年

出典:ENERGY REVOLUTION JAPAN

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東京湾一帯に建設計画が持ち上がっているこの4基の発電所は、現在、日本国内で計画されている石炭火力発電所のほんの一部です。現在日本では、35基の石炭火力発電所の建設計画が進んでいます。

 以下のホームページで、全国で進められている石炭火力発電所の計画が確認できますので、是非ご覧ください。

石炭発電所ウォッチ

如何でしたか?あなたのお住まいの地域に建設計画はありましたか?


大気汚染による肺炎や心臓疾患、気管支炎などが増加する恐れが。

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全国で進む石炭火力発電所の建設。

2016年にNPO法人・気候ネットワークが行った調査では、環境アセスの対象とならず、
汚染排出データ未提出のまま着工したケースが複数あったことが明らか
になっています。

またその中には、他の石炭火力発電所の10倍に上る大気汚染物質を排出していた発電所もありました。

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【プレスリリース】環境アセスメント逃れの小規模石炭火力発電所計画、汚染排出データ未公表のまま着工

これらの有害物質による大気汚染は、周辺に住む人達に深刻な健康被害をもたらす恐れが指摘されています。
以下がその健康被害の一例です。


二酸化硫黄(SO2)・・・せき、喘息、気管支炎
PM2.5・・・・呼吸器疾患、循環器疾患、肺がん
窒素酸化物(NOx)・・・気管支炎、肺気腫、喘息


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また窒素酸化やPM2.5は、花粉と同時に吸い込むと更にアレルギー症状を悪化させるとの指摘があります。


では、私たちがこうした深刻な健康被害を防止するために出来ることはなんでしょうか。


イチゴは家庭菜園で作ろう!

以前に、こちらの記事でメガソーラーなど自然エネルギーによる発電所建設が急増していることをお伝えしました。


あなたは環境に負荷の少ない電力会社を本当に選べていますか?原発事故により再生可能エネルギーへのシフトが期待される日本。電力自由化、各地で建設されるメガソーラー。今私達は何をすべきか。


自然エネルギーによる発電であっても、全く環境に負荷をかけないということはありません。

少しでも環境負荷を減らす為には、新たな発電所建設を考える前に、可能な限り電力消費を抑えることがとても重要です。

近年は、果物や野菜を年間通して栽培できる24時間稼働の植物工場が注目されています。
この植物工場は、LED電球や太陽光により無農薬など安全性の高い野菜や果物を安定的に生産できるとされています。

特にイチゴは、特定の光に反応しやすい品種があり、植物工場の技術を使えば初心者でも高品質なものが生産しやすいと言われています。
東京ストロベリーパークも、そんな特性と消費者に人気の果物であることからテーマパークとして建設されました。

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ただこうした大規模施設は、たとえLED電球を使用しても、電力消費が高くなります。
またこのいちごのテーマパークはオール電化を採用している為、電磁波による影響が心配されます。

 こうしたことを考えれば、露地栽培の果物や野菜を自然栽培で育てた方が、環境や健康へのリスクが少ないと言えるのではないでしょうか。

是非、あなたも自分の畑でイチゴを栽培してみませんか?


自然栽培ではニンニクやネギなどのコンパニオンプランツと混植することで、イチゴを害虫から守ることが出来ます。

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事業の出資企業にハガキを出そう。

今月1日、仙台市での石炭火力発電所建設を進めていた住友商事は、
当初は石炭とバイオマスの混燃であった計画を、バイオマス燃料のみに転換
しました。

気候ネットワーク【プレスリリース】住友商事が仙台の石炭火力発電所計画をバイオマス専焼に変更 ~石炭計画の中止を歓迎。国内石炭火力発電所新設計画1基中止で全35基に~

これは、地元住民が自治体や住友商事に粘り強い働きかけを行った結果です。
東京湾沿岸で計画されている4施設についても、地域住民により下記のアクションが展開されています。

東京ガスへハガキを出そう!

このアクションは、千葉袖ヶ浦火力発電所の出資企業である東京ガス宛てにハガキを送り、計画中止を求めるものです。上記のホームページからダウンロードした画像をハガキに印刷し、62円切手を貼り、投函するだけでOK。
 是非、あなたもこのアクションに参加してみませんか?

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え?石炭とバイオマス燃料の混燃もFITの対象!?

今回は、石炭火力発電所建設による環境への影響と健康被害についてお伝えしました。

石炭による火力発電所は近年、環境負荷を少なくする名目で、ガスやバイオマス燃料と併用した技術への転換が図られています。

こうした技術で環境への負荷を少しでも減らす努力をしている企業は、一見良心的にも思えますよね。

でも、そこにはちょっとしたカラクリが存在していました。
それは本来自然エネルギーへの転換を図る為に設けられたFIT(再生エネルギー固定価格買取制度)に関するものです。
実は、このFITは石炭とバイオマス燃料の混合燃料も対象となっています。

自然エネルギー財団 バイオマス混焼:石炭火力の削減に繋がる制度に
経済産業省 資源エネルギー なっとく!再生可能エネルギー


再生可能エネルギーではない石炭も、バイオマスと併用すればFITの対象となり、一定期間の買取価格が保障されるというわけです。
企業がこうした抜け道を利用して環境汚染を増大させることによって健康被害などのネガティブなインパクトが及ぼされるのは他でもない消費者の私達です。

消費者である私たちは、常に世の中の出来事を注意深く観察し、今できることを常に考えていく必要があるのです。




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