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今や日本人の2人に1人リスクがあると言っても過言ではない国民病「がん」。もしあなたが「がん」になってしまったときに知っておきたい治療の選択肢と、最新がん治療法「光免疫療法」について

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こんにちは.日本糀協会 えいらくさゆりです。

いつもは仕事がら、糀や発酵、腸内細菌に関係することについて書かせていただいているのですが、今回は、「がん」について、書きたいと思います。
私の周りにも、「がん」の人はいます。

家族もがんにかかっていますし、闘病中の友人もいます。
ご自身や、ご家族、ご友人などが「がん」に係ってしまったとき。

食事や治療法についての知識を得ようとして IN YOUにたどり着く方も多いのではないかと思いました。
そして、今回はあまりにも自分にとって、そして私の身近な人にとっても光となることが実現したことに驚き、皆さんがとても興味があるであろう「がん」と「がんの治療法」について知ってもらいたいという気持ちから記事にすることにしました。

「がん」はとても身近な病気

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今や国民病?「がん」は日本人の半数以上がかかる病気


日本人が「がん」になる割合は男性が63%、女性47%(2012年)。もう、2人に1人を超えている数です。
それだけに、皆さんが健康を気にされるとき、「がんにならないように」と言うことを気にされている方はとても多いのではないでしょうか。

OSV1052_AAA_1985-2012OSV1053_AAA_1985-2012 がん罹患数(全国推計値)https://ganjoho.jp/reg_stat/statistics/stat/annual.html

「がん」になる人は増えている?

がんになる人の数が増えていることは間違いありません。
その数約2.5倍。(2012年からみた1985年のがん罹患者数)
しかし増加の原因は??と聞かれると、なんとそれは

高齢化  です。

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日本人の平均寿命は2015年で83.84歳。この半世紀で15年以上も長くなっています。
(https://data.worldbank.org/indicator/SP.DYN.LE00.IN?locations=JP)

そして、それとは反対に、「がん」の死亡率は1990年代後半から減少しています。
これは、早期発見の重要性の浸透や、治療技術の進歩のおかげでしょう。

では、この国民病にもし自分が、家族が罹ってしまったら。
どんな治療を選ぶか、考えたことはありますか?

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主治医が絶対。

そんな病院もまだまだあるようです。

しかし、病気になったのも自分。どんな治療を選ぶのかも自分。
がん治療についての知識を事前に身につけておくことも
「もしがんになってしまったときのため」の、大切なリスク管理だと思うのです。

現在のがん治療

がんと診断された時、いったいどのような治療の選択肢があるのでしょうか。
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がんに対する現在の主な治療法は、三大療法と言われるこの3つ


・手術(外科治療)
・薬物療法(抗がん剤治療)
・放射線治療


①手術
がんのある部位を手術で外科的に取り除きます。
がんが最初にできたところに留まっていて、転移がなければ、手術で完全に直すことができます。

②抗がん剤治療
がんに転移が見られる場合、抗がん剤などの薬剤を注射や内服によって体内に入れ、がん細胞を弱らせる治療方法です。
がんのタイプによって、抗がん剤がよく効くものとそうでないものがあります。

白血病や睾丸腫瘍などの場合は、完全に治すことができることもあるようですが、がんの大きさを小さくしたり、痛みを和らげたりすることで、苦痛の軽減や延命に効果が期待できる療法です。その一方で、多くの抗がん剤には一般的に「副作用」といわれる、薬物有害反応があります。他の薬とくらべると、抗がん剤はこの「薬物有害反応」が期待する「効果」より強くなってしまう場合もあり、大変使いにくい薬です。

③放射線治療
人工的にある種の放射線をつくり、がんの局所に放射線を当ててがん細胞のDNAに損傷を与えることで、がん細胞を死滅させる治療法です。 正常な組織はがん細胞ほどに影響は受けないようですが、放射線が一緒にあたってしまった正常な細胞も一緒に傷つけてしまうというデメリットがあります。こちらも②抗がん剤と同じく、正常な細胞が傷つくことで、血液中の細胞や免疫細胞も傷つくため、感染しやすくなったり、出血しやすくなったりすることもあり、がん細胞との体力勝負となる場合もあります。

多くのがん治療は、①〜③の単独、もしくは併用で行われます。

その他にも、

・血液のがんのみに使われる治療法
・免疫療法と言われる、本来の免疫の力を使って治療する方法
・代替療法と言われる、健康食品やサプリメントを用いた療法


があります。

標準的ながんの治療に効果が見られないときにどうするか

免疫療法とはなにか

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狭い意味で「免疫療法」と呼ばれるのは、科学的に治療効果が認められたものです。
現在では、がん細胞が免疫にブレーキをかけるしくみを阻害する「免疫チェックポイント阻害剤」など、
使用できるがんの種類や一部の薬剤など、限られたごくわずかなもののみです。

反対に、広義に「免疫療法」と言われているものは、今のところ人に対する治療効果が公に認められていないものです。
この2つの治療法。

大きく違うところがあります。

それは、保険が使えるか使えないか。
公に治療効果が認められていない免疫療法は、保険が使えず、治療費が高額になります。
認められていないからと言って、効果が0とは言えませんが、臨床試験で効果が認められなければ、保険適応とならないということは理解しておいた方がいいでしょう。

この治療法の注意すべき点は、効果が明らかではないにもかかわらず「質の高い専門的ながん医療の提供を行う病院として厚生労働省から認可された 
 “がん診療連携拠点病院”  で、自由診療(保険適用外)で実施しているところがある」ということ。

がん拠点病院で実施されているのであれば、「保険適用外であっても、治療効果が高いのかもしれない。」と感じてしまう人も多いのではないでしょうか?
患者さんの選択肢が増えることは良いことです。

しかし、闘病中に「自分に必要な治療かどうか」を見極めるのは大変難しいことであり、
そんなときにこの治療をうけるにあたり、「絶対に訴えない」と誓約書を書くこととなるのです。

金銭的な問題など乗り越えなければならない課題が多いこともありますが、医師が「効果がある」と思って実施するのであれば、
きちんと手順を踏んで、治験をくり返し、患者さんに全ての負担を背負わせることの無いようなシステムにして行くのが理想的だと感じます。

免疫療法を受けるかどうか迷った時。

病院によっては、HPにセカンドオピニオンが可能かどうかが書かれているところもあります。
臨床試験・治験などの情報をよく知った医師に相談できるのであれば、ぜひ、セカンドオピニオンをきいてみましょう。

代替療法とは

世界保健機関(WHO)では、国際基準で定められた「国際疾病分類」に日本や中国の伝統的な東洋医学の章が追加・認定される方針

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一般的に民間療法と言われているものです。
食事やサプリメント、鍼灸などで、がんの治療を補うもの。

治療の経過で選択肢が狭くなった時、代替療法を併用したり、こちらに切り替える方もいると思います。

今後、世界保健機関(WHO)では、国際的に統一した基準で定められた「国際疾病分類」(ICD)に、
漢方薬や鍼灸(しんきゅう)など日本や中国の伝統的な東洋医学の章が追加・認定される方針であることがニュースとなったことは記憶に新しいですが、そのことによって、今まで分かっていなかった効果など、もっと具体的に数字となってでてくる可能性もでてきました。

しかし、現在は玉石混淆。はっきりしたデータがないだけに、どれを選べば良いかで迷ってしまうことも多いでしょう。
詳しい研究の1つとして、アメリカ、ハーバード大学の研究グループによる「がんの代替療法の有効性と安全性のまとめ(ハーバード大学、2002年)」という報告があります。

この報告の中では代替治療の中で
「がんの進行を遅らせ、生存率を高める」ことについての検討で「推奨」されるものは0とのことでした。

がんの進行を防いだり、生存率が上がったりという効果を、この研究グループが認めて推薦できる治療法は1つもなかったとのこと。
しかし、研究が綿密に行われていない分野においては、これからもっと研究やデータの蓄積が行われる中で、後から新しくくわしい情報がでてくる可能性もあります。

ですのでそれまでは、「自分に合っていると思えるかどうか」が一番大切になってきます。
その基準として、これらを参考にしてください。

・ 心地よいものか。
・ 施行時間は、長すぎないか。
・ 通院距離は遠くないか。
・ 予約は簡単に取れるか。
・ お金がかかりすぎないか。
・場所やスタッフに不快な気分を感じなかったか。
・代替医療の専門家は、標準的ながんの治療をサポートしてくれるか。


厚生労働省がん研究助成金「がんの代替療法の科学的検証と臨床応用に関する研究班」編集 「がんの補完代替医療ガイドブック」第2版より一部改変

そして何より、「自分の心と体がそれを欲しているかどうか」を問いかけてみて、
「自分で選んだ治療法である」と思えることが大切です。

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病気になるのは自分。治すのも自分。

これまで書いた情報をみていると、治らないがんがあり、そのがんに冒されてしまうと、可能性の高い治療法がないような印象を受けたかもしれません。
しかし、情報量は少なくても、代替療法や免疫療法などでがんと戦っている人、そして効果があったと言えるような状況にいる人は存在することも確かです。

ただ、「何が良かったのか」。
そのデータは、まだまだ不足している状況です。

少ないながらも私が知るなかで、そのような人たちに共通する印象は、
「前向きに、自分を信じて、自分の病気を自分で治そうと思える人」。

病気になるのは自分。
治すのも自分。

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自分の力を信じて最大限に引き出す努力とその方法が一致した時、人はとてつもない力を発揮するのかもしれません。

将来、がんの8~9割の治療が可能に?

がん治療の光。「光免疫療法」

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「がん光免疫療法」とは、これまで「免疫療法」と言われている治療法とは一線を画した治療法です。
こちらもまだ先進医療の前段階。

認証される前の治療法ですが、アメリカでは口やのどなどにできるがん患者15人のうち14人のがんが3割以上縮小し、そのうち7人が、がんがなくなったといいます。
一方、最初の治験で実施した1度光を当てるだけの方法では、がんが残る患者もいたという結果。

今後、治験の数を増やして、どのような患者に効くのか、効かない場合の対応をどうするかを検討して行く段階に入っています。
今年の3月、日本でも初めて 国立がん研究センター東病院(千葉県柏市)で治験が実施されることになっています。

光免疫治療法の内容

開発したのは兵庫県西宮市出身の小林久隆 主任研究員(米国立衛生研究所(NIH))。
この治療法は、がん細胞の表面にある「抗原」にくっつく「抗体」に化学物質を結びつけたものを体内に入れる。
この化学物質が近赤外光(テレビのリモコンなどに使用されるもの)があたると、がん細胞を破壊すると言うもの。がん細胞に抗体がくっついたところで近赤外光を当てれば、正常な細胞には損傷を与えず、がん細胞だけにダメージを与えることができます。「抗体」は、既に抗がん剤になっているものが多くあり、それ以外にも多く見つかっていますので、この「抗体」に化学物質を結びつければ光免疫治療法の薬剤として使用できます。多くの種類のがん治療を行えるようにするためには、この「抗体」を増やして行く必要があるのですが、小林さんは「順調に進めば、10年以内には8~9割のがん患者の皆さんが使える抗体をそろえることができるのではないかと考えている。」とおっしゃっています。


https://mainichi.jp/articles/20180112/k00/00e/040/343000d

今までの治療法と光免疫治療法の大きな違い

wst1801200014-p1 出典 http://www.sankei.com/west/photos/180120/wst1801200014-p1.html
 
光免疫療法では、がん細胞を包んでいる膜を化学物質の反応を使って破ることで、がん細胞を死滅させます。
これは、核を持たない生き物でも人でも「細胞膜」をもっているものなら全てに応用できます。
「マウスの研究から人へ」という段階で、人に応用できるか分からないという研究が多い中、この光免疫治療法は確実な効果を人間にもたらす可能性の高い方法です。

同じ「免疫」と名のつく療法の中でも、人工的に免疫にブレーキをかけたり、暴走させたりするものは、自己免疫疾患やアレルギーなどという病気があることでも分かるように、どう副作用がでるか分からないところが大きいと言えます。

しかし、光免疫治療法は がん細胞だけにダメージを与えることができるため、「本来の免疫力を損なわない」「がん細胞が免疫細胞にかけているブレーキをはずすことができる」ことによって、本来もっている免疫作用を発動することができるのです。

このことによって、副作用は大変小さくおさえられると期待されています。

がんの治療を選ぶ時、後悔しないために。

最後、に気をつけたいことをまとめておきたいと思います。


・信頼できる主治医を探し、コミュニケーションをとること。
・治療法で分からないことは積極的に学ぶ姿勢をもち、疑問が解消されないときはセカンドオピニオンを受けること。
・生活に及ぼす状況も含めて、治療法のメリットとデメリットを考えて選ぶこと。
・先進医療に頼りたいと思うときは、まず、治験をさがすこと。
・代替療法を行うときは、主治医と相談しながら行うこと。


勘違いしてはいけないこと

今回は「がんになってしまったら」ということを前提に書いてきました。

実際、がんになってしまったことで「自分が悪かった」「生活の中で何か間違いを犯していた」と感じ、
闘病していることを隠し、自らを苦しめてしまう人が、日本人には多いと言います。

しかし、病気の原因は一概にはいえません。
たとえ気をつけていたとしても、がんになってしまうことはあるはずです。

そんな方に、自分を責めないで前向きになってほしい。
そう言う気持ちで書いた部分があります。

しかし、マクロビオティック食なども含まれる代替治療の説明で「がんの進行を遅らせ、生存率を高める」ことについての検討で「推奨」されるものはないというのは、がんになってしまってからのことであって、予防として行う意味が大きいことには変りません。

食生活や嗜好品、生活習慣の中には発がん性物質だと認められたものも含め、「がんの原因」であると指定されているものがたくさんあります。
ですから大前提で、普段から予防して行くことは、やはり大事なことなのです。

偏った捉え方をせず、自分の人生をたのしみながら生きて行くことに前向きに。

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