よみもの

もう「知らなかった」では生きていけない世の中へ。遺伝子組み換えの進化版、世にも恐ろしい「ゲノム編集食品」が急速に研究され間も無く日本に上陸するかも。食の安全を守り、いのちを繋いでいくために私達ができること。

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遺伝子組み換え技術がさらに進化!?ゲノム操作食品


私たちの生活の根幹となる「衣」「食」「住」。
これらはいずれも、非常に大切なものです。

とりわけ「食」は、私たちの生命の源となり、特に成長発達段階の子供達にとっては、まさに将来の健康的な身体の基盤をつくるためにも重要なことです。

「食」がきちんと整っていなければ、私たちは健やかな生活ができないと言っても過言ではありません。
そのため、INYOUでは、食の大切さや環境への配慮などを日頃からお伝えしています。

ところが、これほど重要な「食」が脅かされていることを、日本のどれくらいの人が危機感を持って捉えているでしょうか。

遺伝子組み換え技術に対する認知度の低さ

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「進化」という言葉は、たびたびプラスの意味合いで使われることが多いかもしれません。

しかし、これからお話しすることに関しては、決して良いことではありません。


「遺伝子組み換え技術」「ゲノム操作」といった言葉をご存知でしょうか。

IN YOU読者をはじめ、食に対する関心が高い人は、遺伝子組み換え食品について既に十分理解があり、そのような食品を選択することはないでしょう。
しかし、広く世間一般の視点で見ると、「遺伝子組み換えってなあに?」「品種改良じゃないの?」という声を聞くことが、多くあります。

実際に、スーパーやコンビニ、外食産業などでは遺伝子組み換え原料である植物油脂や加工品を使った食品が溢れており、
家畜に与えられる飼料についても、そのほとんどは遺伝子組み換え飼料というのが現状です。

にも関わらず、このような食品が増え続けている理由は、やはり消費者の多くが求め、購入しているからに他なりません。

むしろ、遺伝子組み換え技術によって、食物が生産しやすいことや、安定供給が可能になること、コスト削減にもつながること、などといったメリットだけが強調されている傾向さえ伺い知れます。

品種改良から遺伝子組み換え、さらにはゲノム操作の開発

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私たち人類はより優れた品質のものを作り出すために、動物や植物を交配させる品種改良を行ってきました。
しかしそれは、あくまでも同じ種(稲どうし、小麦どうし)の交配、あるいは、近縁種(豚とイノシシなど)によるものでした。

対して、遺伝子組み換え技術は、人工的に遺伝子を組み換え、植物と動物を掛け合わせるなど、種の壁を越えて他の生物に遺伝子を導入します。その結果、改良範囲の拡大や改良期間の短縮が可能になりました。

つまり、人類は生物の種を超えて遺伝子を操作することに着手したのです。


そして、新たな技術として近年注目されているのがゲノム操作です。
ゲノム操作は、ゲノム編集やRNA干渉法を用いて、遺伝子の働きを壊す技術です。

ゲノム編集技術と応用作物

ゲノム編集技術

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ゲノム編集は、遺伝子の働きを壊す技術で、家畜や魚で応用が広がっています。

例えば、筋肉の成長を抑制する遺伝子を壊すと、抑制が効かなくなることで成長が急速に進み、
筋肉質の肉ができます。

それによって、従来より多くの肉を生産できるようになるのです。
魚においても同様で、成長を抑える遺伝子を壊すことで成長を促進し、従来よりも大きな魚が出来上がります。

逆に、成長ホルモンに関わる遺伝子を壊された動物は成長することができず、小さいまま。
私たち人間のペットとして市場に流通することになります。

同様に、このようなゲノム編集は植物においても、広く普及しつつあります。
例えば、最近話題となることが多いのが、除草剤耐性作物というものです。

除草剤耐性作物

通常、除草剤は雑草だけではなく作物までも枯らしてしまいます。
そうなると当然、生産者は困るわけですが、その悩みを解決すべく開発されたものが除草剤耐性作物です。

除草剤に対する耐性をもつことで作物は枯れず、周りの雑草のみが枯れるので収穫しやすくなる、というのが特徴です。

既に、除草剤耐性ナタネや除草剤耐性小麦がアメリカで栽培され、市場に出ています。
これらが日本に輸入され、知らず知らずのうちに私たちの食卓に上がっている可能性もあるのです。

このような操作された食物を食べたとしても、直ちに私たちの身体に影響は出ないかもしれません。
しかし、将来的に全く影響がないかどうか、あるいは世代を越えての影響(子や孫の世代)がないかどうかは未知のことです。

RNA干渉法と害虫抵抗性作物

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RNA干渉法

これまでの遺伝子組み換えは、DNAの情報を操作してきましたが、RNAを操作してDNAの情報を伝えないようにする技術が開発されました。これを、RNA干渉法と言います。

この方法は、先に挙げたゲノム編集よりも容易に遺伝子の働きを壊すことができることから、応用が広がりつつあります。

RNAは、DNAの情報を伝える役割を担いますが、それだけではなく、生物間の違いを生む、複雑で多様な変化をもたらすことがわかってました。
このように、未だ全貌が解明されていないほど複雑な遺伝子情報の数々。

それらを操作することが果たして本当に必要なことなのでしょうか。


害虫抵抗性(殺虫性)作物

RNA干渉法の代表的なものとして、害虫抵抗性(殺虫性)作物というものがあります。

これは、作物そのものに虫を殺す毒素が組み込まれており、その作物の葉や実を虫が食べると、
虫の体内に遺伝子の働きを壊すRNAが侵入して死に至らせる
というものです。

つまり、余分な農薬や殺虫剤を撒くことを減らせることがメリットとして言われていますが、このようなものが本当に安全だと考えられるでしょうか。

「害虫抵抗性」と言われているものの、実際には害虫のみならず益虫に対してもその効果は発揮されますし、その他の動物や人間にまで悪影響を及ぼす可能性があります。

あなたは虫を殺す毒素が組み込まれている作物を食べたいと思いますか?
このような作物を使用した食事を、安心して子供たちに与えることができるでしょうか。

規制の隙間をくぐって急速に進められる新技術「ゲノム操作」

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科学・遺伝子に関する専門的なことは、通常の生活をしている私たちには難しい話です。

遺伝子を組み替えたり、ゲノムを操作したり、日常の生活から想像も及ばないことかもしれません。
しかし、だからと言って、なされるがままにしておいて良いのでしょうか。


遺伝子組み換え技術に関しては、世界規模で徐々に批判が強まり、それに対する規制が整備されるようになってきました。
一方、ゲノム操作のような新技術に関しては整備が追いついていないため、大手バイオ企業は新技術による作物をどんどん作り出しているのです。

アメリカでは間も無く、市場に流通されると言われておりますが、
この国もアメリカの影響を受け、ここ数年以内など近い未来に食卓にゲノム操作食品が並ぶ日も近いと思って良いでしょう。

種子法廃止の影響も受けただですら日本の食卓が危ぶまれる中、
さらに加速して遺伝子組み換え食品やゲノム編集食品が推奨される世の中になることはもう目に見えいます。

消費者が見て見ぬ振りをして良いはずがありません。

「わからない」「関心がない」「専門家が良いと言っているから良い」といった、無関心で受け身な姿勢が私たちや家族の健康や将来を脅かします。


私たちの食卓を守るためにできること

遺伝子組み換え・ゲノム操作作物を買わない・食べない

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企業が何故、遺伝子操作を繰り返してまで研究開発を行うのか。


それには様々な理由がありますが、
やはり「売れるから」「消費者のニーズがあるから」という理由が大きいのです。

商品を選ぶときは原材料表示に気をつけ、遺伝子組み換えやゲノム操作の疑いがあるものは買わないようにしましょう。

現在少なくとも、オーガニックの製品には遺伝子組み換えの原材料は認められていませんので安心して手に取ることができます。

消費者である私たちが学び、問題を伝えて意識を改革する


遺伝子組み換えやゲノム操作技術は、今こうしている間にも研究開発が行われ、私たちの生活に迫ってきています。
もはや、「わからない」「興味がない」「知らなかった」では済ませられません。

数年後の自分や家族、あるいは世代を超えて子や孫に何らかの影響が生じたとしても、なかったことにはできないのです。

IN YOUをはじめ、さまざまなネット・メディア、そして消費者団体が遺伝子組み換えやゲノム操作についての情報提供・勉強会を実施しています。
他ならぬ自分や家族のためにも、これらの情報に耳を傾け、意識を高め、改革していきましょう。

スーパーや外食産業に不使用を求め、安全な国産オーガニック作物の栽培を支持し拡大していく

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安全性に疑問がもたれる食物がこれほどまでに市場に出回るのは、私たち消費者が食の安全やオーガニックに対してあまりに無関心だからです。


安価で、人工的な操作によって付加された価値を持つ、何の安全性も確立していない食品ばかりを購入するのはやめましょう。

安全な国産オーガニック作物を私たち消費者が購入すれば、そこに需要が生まれます。

需要が生まれれば企業や農家もそこに商機を見出し、市場を拡大しようとします。
市場が拡大すれば、オーガニックが当たり前になり、オーガニックが高価で特別なもの、という概念が変わります。

実際に、グリンピースジャパンが行ったオーガニックを導入するよう求める「Goオーガニック署名活動」により、
大手スーパーがオーガニックの取り扱いを増やす回答をしたそうです。

スーパーと生協、3社が「オーガニックの取り扱いを増やす」と回答!

政府に規制を求める働きかけを行う

いち消費者が働きかけを行ったところで、何が変わるのだろうか、と思われるでしょうか。

確かに、私のような一般の主婦一人が、直接政府に意見書を提出したところで大きな変化は得られないと思う気持ちもわかります。

しかし、遺伝子組み換えに対する規制を求める働きかけを行っている団体に賛同することはできます。

例えば、署名をしたり情報をシェアしたりすることです。

このような働きかけで、実際に以下のような成果が得られています。

・国内での遺伝子組み換え作物の栽培をさせなかった
・遺伝子組み換えパパイヤの国内流通を阻止した
・ゲノム編集技術を用いた稲の試験栽培を止めた
・遺伝子組み換え表示制度ができた
・食品を検査し、遺伝子組み換え作物の混入を調査公表させた


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何もしなければ何も変わりません。
しかし、たった一人がたくさん集まれば大きな力になります。


命をつなぐこと、とりわけ、健康な身体と安心できる環境を次世代に繋いでいくことは、私たちの責務です。
“今”だけの便利さ、安さばかりを重視して本質的な問題に目を背けるのはやめて、よりよい生活のために働きかけていきませんか。



「NO、遺伝子組み換え。 」消費者が賢くならないと、生きていけない時代へ。

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<参照ページ・資料>
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hata ikue
兵庫県加古川市在住。 育児をきっかけに食の安全に関心を持ち、無農薬野菜・無添加食品を中心とした食生活を始める。 私たちの身体は食べたものでできており、特に子供の成長・発達に大きく影響すると実感すると同時に、身の回りの化学物質や薬剤にも疑問をもつ。 以来、オーガニックとは食べ物だけではなく、身の回りを取り巻く環境全てのことだと気付き、それらを排除した生活を取り入れている。 安心な食べ物・安全な環境を求めて、子どもたちのこれからが 真に健やかなものとなるよう願いつつ、家族みんなが笑顔で生活していけるような 情報を発信していきたい。 【ブログ https://ameblo.jp/organic-healthy-life 】
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