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お子さんの未来を潰さないで!グラウンド100周!?運動中の水分補給禁止?!信じがたい日本の部活動の異常性と部活動スポーツ指導の実態について。

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皆さんこんにちは。
ヴィーガンアスリートの池田です。

僕は幼いころからずっとスポーツを続けてきて、最終的にはメキシコの大学からスポーツ特待生として入学を招待して頂くところまで到達することができました。

高校生になってから新しく始めたアメフトが本当に楽しく、このスポーツをもっと深く追求していきたい!と思ったのをきっかけに、人よりも多く練習するようになりました。(中学までは野球少年でした)

その結果として、メキシコの州立大学へスポーツ特待生(学費、生活費免除)としての入学を認めて頂いたわけなのですが、やはり海外は厳しく、僕のレベルでついていくことは非常に難しかったです。

僕が感じた”世界”との壁

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アメリカ、日本、イタリアなど、世界各国から集められてきた選手達の中には、
僕の常識を大きく上回る身体能力を持つ選手がいっぱいいました。

  • スクワットで400kgを担ぎ上げる選手
  • 優れた身体能力に加え、スポーツの勘がバツグンな選手
  • 80km/hで飛んでくるアメフトボールを片手でキャッチする選手
  • 体重110kgで僕(80kg)よりも早く走る選手(100mを11秒台)
  • 190cm/100kgで体脂肪率が4%という体型を1年間キープする選手

上記のような能力を持つ選手たちを僕は”怪物級”とみなし、彼らに追いつくこうとすることを諦めました。

怪物級の選手と張り合ってトレーニングをすることは、自分の練習のペースを乱し、精神的にも悪影響を及ぼすからです。

つまり、僕が今からどんなに血の滲むような努力をしても、彼らに追いつくことはできないのです。

努力すれば大丈夫、頑張ればできる!が合言葉

日本の”努力”信仰

日本人の多くは「努力」に対し、異常なまでの信頼を置く傾向にあります。

いかなる無理難題を課せられても、
努力すれば大丈夫!
頑張ればできる!
今日から君は富士山だ!
そう言い聞かされて日本人は育ち、僕も例外ではありませんでした。

ずっと、頑張れは夢は叶う。と信じ、アメフトのプロ選手を夢とし努力を重ねてきましたが、怪物級の選手と切磋琢磨する内にどんなに努力しても彼らに敵わないことを察しました。

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挫折とも言える体験でしたが、
僕はこの体験から「努力」の正しいあり方について”科学的”に考えるようになりました。

そして、彼らとの違いを改まって振り返ってみると、僕と彼らの違いが少し見えてきたような気がしました。

それは幼少期の過ごし方です。

おそらく、この記事を読んでくださっている方々の中にはお子さんがいらっしゃるという方が多いのではないでしょうか。

幼少期には”ゴールデンエイジ”と呼ばれる時期があり、この時期に適切な運動を行なうと身体能力が著しく成長し、それは将来の身体能力に大きく影響するのです。

お子さんが将来プロスポーツ選手になるかどうかは別として、”ゴールデンエイジ”について理解できる我々大人が、子供に対して適切な運動指導をしてあげることで、彼らの未来の可能性を広げることができます。

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逆に、”ゴールデンエイジ”を正しく過ごせなかった場合、お子さんが将来スポーツをしたい、部活動で活躍したい、と思った場合でもすでに手遅れになってしまいます。

グラウンド100周!?運動中の水分補給禁止?!都市伝説なんかではない部活動指導の実態

日本の部活動の異常性


僕ははっきりいって、日本の部活動で行われている指導が正しいとは思いません。

もちろんこれは、間違った指導をしているところが多い、という意味です。

なぜなら、部活動を指導しているのはそのスポーツの経験がある学校の教師で、スポーツ指導の専門家ではありません。

体育教師が部活動の顧問をしている場合は適切な指導を期待することが出来ますが、そうでない場合はかなりひどいです。

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ここでいう適切な指導というのは「科学的根拠に基づき、各年齢に適している運動の指導」のことを指し、体育教師はこれについて専門に勉強しているために適切な指導を出来る可能性が高いのです。


しかし、その他の場合はどうでしょうか。


体育学に精通していない教師が部活動でスポーツを指導しようとした場合、おそらく彼らが唯一出来ることは「自分が指導されたように指導する」ということのみではないでしょうか。

こういった現場で、
  • 最近の子供は根性がない。
  • 俺が子供の頃はもっと辛い練習をしていた。

なんて言葉をよく聞くことができるのが何よりの証拠です。

部活動の顧問が40歳だった場合、その人が中学生だったのは約30年前になります。
つまり、自分に施された指導を今の世代におこなった場合、それは30年遅れの指導となります。

これが2世代続けば60年、3世代続けば90年以上遅れたスポーツ指導が学校の部活動の現場では行われているのです。

今はかなり少なくなったと聞きますが、僕が中学生だった頃もまだ「練習中に水を飲むな」という指導がありました。

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21世紀になってもこんな指導がされているのは、上記で述べたような「自分が指導されたように指導する」という部活動の低レベルなスポーツ指導に原因があることが分かります。


  • 練習中は水分補給禁止
  • 身体作りのために米を食べろ
  • グラウンド100周
  • 4時間を超える練習
  • 下半身強化のための走り込み

上記の様な間違った指導が子どもたちの可能性を潰していることは間違いありません。

努力とは「辛いこと」を選択することではありません。
何が正しい方法なのか、机上で考える事も「努力」なのです。



子どもへの正しいスポーツ指導とは


子どもへの正しいスポーツ指導とは、「科学的根拠に基づき、各年齢に適している運動の指導」であること、と上記で言及しました。

科学的根拠に基づいている必要があることは説明の必要もありません。

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子どもへの指導で特に注意するべきなのが、年齢に適した運動の指導を行なっているかどうかです。

「子どもが筋トレをすると、身長が伸びなくなるのでやってはいけない」
などと聞いたことはありませんか?

筋トレにより身長の発育に影響が出るかどうかは疑問が残りますが、これが年齢別の運動の指導です。

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出典:宮下充正、他 子どものスポーツ医学 小児医学

上記のグラフはそれぞれの年齢で、どんな能力が成長期にあるのかを示しています。

動作の習得 5-11歳


脳や神経系が発達しやすい時期で、運動を学習するのに適しています。

スポーツにおいて、脳や神経の重要性というのは理解しづらいかもしれませんが、これらはとても大切な機能を持っています。

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運動指令はまず、脳から発せられ、神経を通じて筋肉へ届きますよね。
これらの機能が強化されることは「自分(脳)の思い通りに身体を動かすこと」に繋がるのです。

最近テレビで活躍中の元陸上10種競技日本チャンピオンの武井壮氏も、自分の身体を自在に動かすことについて深く言及されていますよね。


動画は自分の関節を思い通りの角度に曲げようと挑戦した動画ですが、神経系が上手に発達していないと、自分の身体を思った通りに動かす事ができません。

この時期でのスポーツ指導は、正しいフォームの習得に費やすことが適切です。

ねばり強さ 11-14歳


ここでのねばり強さとは、持久力のことを示し、呼吸器官や循環器系(筋肉にエネルギーを運ぶ心血管など)の発達が期待できます。

持久力が正しく発達すると、それだけ長時間、ハードに練習できるようになりますので運動能力の向上に直に影響します。

ここで間違えてはいけないのは、持久力の”質”です。

持久力を高めるためには走り込めばいいんだ!グラウンド10周!
といった考えはとても安易です。

陸上長距離における持久力であればそれで構いませんが、例えば野球の試合ではグラウンド10周のような距離を走ることは絶対にありません。
短距離を休憩を挟みながらでも素早く走ることが大切になってきますので、そのような瞬発的な運動の持久性を強化する必要があります。

自分の行なっている競技に必要な持久力を育てましょう。

力強さ・身長 13-18歳

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ここでは筋肉や骨格といった体組織が作られていきます。
体重が増えて、大人の身体になっていくのがこの時期です。


力強さ(筋肉)よりも先に身長(骨格)の成長期が先に来ることに注目してください。

筋肉は骨から骨へ繋がっていて、骨を引っ張ることで身体を動かす機能を持った組織ですが、骨が成長しきっていない段階で筋力トレーニングを行なうと、骨の筋肉が癒着している部分が剥がれてしまう剥離骨折が起こります。

“オスグット”という怪我を聞いたことがありませんか?
僕が中学生のときには選手間で多発していましたが、これは大腿筋が癒着している膝下の骨が大腿筋に引っ張られることで起こってます剥離骨折です。

これを避けるためにも、筋力トレーニングは骨格が完成した高校生になってから始めることをおすすめします。




IN YOUの発信テーマからは大分外れてしまいましたが、日本の部活動の指導がいかに間違っているか、それが子どもの可能性をどれだけ潰しているのかを伝えたかったので、今回はこういった内容を発信させて頂きました。

上記で紹介した年齢別の発育パターンはスポーツ指導学のほんの一部に過ぎません。

お子さんがスポーツが好きで、将来の可能性を広げてあげたい!と思った場合は、部活動の指導に固執してしまうことは非常に危険ですので、専門家の指導を仰ぐことをおすすめします。

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僕は世界でスポーツをしてきて、日本のスポーツの現状を客観視することが出来ました。
決して日本のスポーツのレベルは低いわけではありませんが、もっと効率よく”正しい”スポーツ指導をすることで、世界のスポーツ大国に負けないポテンシャルを持っていることを確信しました。

そんな大義は正直どうでもよいのですが、プロスポーツ選手になりたいけど幼少期の過ごし方を間違えて可能性を失ってしまう、という僕の間違えを次の世代の子どもに繰り返してほしくないというのが本音です。

今一度、お子さんのスポーツ指導について考えてみてはいかがでしょうか。

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池田 歩
メキシコ、チワワ州の州立大学にアメリカンフットボーラーとして招待して頂き活動している学生アスリートです。 大学での専攻は体育教育と生化学。それらに加え10年以上続けているウエイトトレーニングで得た経験や知識をインターネットを通じて発信しています。 2016年に菜食に出会い、現在はヴィーガンアスリートとして混食に劣らない肉体を作り上げるための菜食アスリート食を研究しています。
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