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お花見スポットの裏で行われる危険な農薬散布の実態。楽しいはずのお花見が、頭痛、めまい、鼻炎、吐き気など健康被害の原因に?私たちがいますぐできる対策とは

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お花見シーズンも関東はそろそろ終わりですが、これから花見シーズンに突入する地域もおありかと思います。
皆さんは、今年の春は何処にお花見には行かれましたか?


私は残念ながら、農作業に追われ「ゆっくりお花見」というわけにはいきませんでしたが、畑仕事をしながら近所に咲いた桜を眺めました。
今年の春は、気温が上昇したせいで早めに桜が咲いたかと思ったら、またストーブに火を入れる位、寒くなり、少し雪がチラつき。

「花冷え」という言葉がぴったりな、この地域ならでは季節の風物詩・・・。 
再び訪れた寒さに身を震わせながら、短い春を楽しみました。

私の住んでいる地域には、1,500本以上の桜が咲く観光名所があり、毎年全国から観光バスが押し寄せ、交通渋滞が起こるほど。
夜は、ライトアップされた桜が公園内の湖面に映り、妖艶な雰囲気を醸し出しています。

「花より団子」という言葉もありますが、やっぱり桜がないと物足りないですよね。


しかし、お花見を楽しもうと大勢の観光客、地元客が押し寄せる中、
その裏側では私たち一般人が知らない「処理」を行なっていることをご存知ですか?

観光名所各地では桜や梅の木などには大量の農薬が散布されている。

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日本には1,000本以上の桜が咲く名所が百か所以上あります。
こういった桜の名所では、「桜守り」という樹木管理のプロの方たちによって管理されています。
お花見シーズン以外も、年間を通じて桜の健康状態をチェックし、枝の剪定や病虫害、動物の食害などを防ぐのが主な仕事です。


桜だけでなく、梅や桃などの花が観光の目玉となっている場所では、
農薬や除草剤などによる徹底した樹木管理が行われています。

野ウサギや野ネズミ、小鳥など野生動物の忌避剤、剪定後の傷口の保護などにも、沢山の農薬が使用されているのです。


特に桜はとても虫が着きやすい樹木・・・。
それだけに散布されている農薬の種類も多く、健康被害への注意が必要になります。

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桜の保全に取り組む「日本花の会」という団体では、樹木医のエキスパートを育てる為の認定プログラムを設け、毎年桜の管理や歴史、文化などの知識を身に付ける講座を開催しています。

その保全管理の方法には、薬剤による農薬散布が含まれています。


美しい桜を維持する為に、沢山の農薬が使用されている知られざる、実態。

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野菜に農薬散布されていることは皆さんもご存知と思いますが、

お花見=農薬というのはあまりイメージと直結しない情報ではないでしょうか。


特に、4月~5月は、桜のほか、梅などにも毛虫やアブラムシが発生しやすい時期です。
また夏にはアメシロなどの被害が多発しています。

そして、これらの害虫の防除には様々な農薬が使われています。

具体的にお花見のスポットで、使われている可能性の高い農薬一覧

頭痛や、吐き気、脱力感、鼻炎などを引き起こす可能性のある農薬の数々

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・スミチオン 倦怠感、頭痛、吐き気、多量発汗、視力減衰、脱力感や記憶力、集中力の低下。
重症の場合は死亡することもあります。

・DEP乳剤 方向感覚の消失、うつ病、言語障害、錯乱状態、不眠など。

これらは「松枯れ」の記事でも取り上げた有機リン系殺虫剤です。観光名所や公園だけでなく果樹園や牧草地帯、ゴルフ場、街路樹などでも使用されています。
また野生動物からの食害を避けるために、種子消毒に使用されているチウラムなどが、桜の木に塗布されることがあります。

・チウラム 接触皮膚炎、頭痛、めまい、意識低下、言語障害、運動失調、気管支炎、鼻炎、喉の痛みやかゆみなど。


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 ここでご紹介した農薬は、樹木管理に使われている薬剤のほんの一部

除草剤も含めると、実に多くの農薬が観光名所を維持する為に使われているのです。


楽しいはずのお花見ですが、実は知らず知らずのうちに親子で農薬を吸い込んでいた・・・、というシャレにならない実情があるわけです。


それほどまでに多くの農薬を使用しなければいけない理由はなんでしょうか?

農薬
桜は、剪定を行うと傷口から腐りやすいと言われています。それだけに、剪定を敬遠する人が多いのです。
農薬散布は、害虫を捕食する天敵にまで影響を及ぼします。

アメシロや毛虫を食べるシジュウカラまで営巣できなくなります。

そのような事態を避けるためには、害虫の着いた枝を切り落とし、焼却するなど、農薬を使わない対応が必要です。

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また桜などの木は、その葉っぱから甘い蜜を出して、アブラムシの天敵である蟻を呼び込みます。
アブラムシが過剰に増殖して、桜が枯れるまでの食害を及ぼすことはありません。
 

散布時の吸入が最も危険な有機リン系農薬。

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そして、有機リン系の農薬は、生産過程や、散布時の吸入及び皮膚接触による影響が最も強いのです。
農薬散布行う上で一番健康被害を受けやすいのは、それらを使用する樹木医や桜守りの方たちです。

お花見をする観光客と、美しい花々守ってくれる人たちの健康。

本当に大丈夫でしょうか・・・・・?


ではどうしたらいいのでしょうか。


私たちの楽しいお花見が健康被害に繋がるなんてことのないように、
事前知識を身につけて、身を守ることが、必要です。

私たち一般人にできることをピックアップしました。

その1 花見の場所に行ったら、農薬散布の掲示をチェック!!そして帰宅後は、うがいと手洗いを。


農薬の影響を避けるには、まず散布後にその場所に立ち入らないことが重要です。


公園や学校などの管理事務所では農薬散布時には、その場所に、散布のお知らせや注意事項などを掲示することが義務付けられています。

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また東京都では、この掲示を散布後一週間程度掲示しておくように指導しています。
一般的には人が訪れると予測される日に農薬散布は行われていないと思われますが、念のためチェックしてみましよう。

そして帰宅後は、うがいや手洗いを行いましょう。


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その2 いっそのこと、花見は自宅で。自宅に梅や桜を植えて楽しむ。

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多くの人が訪れる観光名所ほど、綺麗な桜を維持するために農薬が散布されやすいもの。
それならいっそのこと、好きな樹木を自宅に植えて楽しんでみませんか?

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八重桜などは、塩漬けにしておけば、四季を問わず食用として楽しむことができます。
私も昨年、近所で分けて頂いた無農薬の八重桜を塩漬けにしました。

この塩漬け、保存がきくので、桜湯やクッキーの材料にして、仄かな香りを楽しんでいます。
この塩漬け、過剰摂取は、肝臓や腎臓に影響しますが、クマリンという成分による抗酸化作用や抗菌作用があるのでオススメです。

また桜の樹皮には、打ち身や捻挫、皮膚の炎症、湿疹などに対する薬効があります。

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その3 管轄している、管理事務所に天然資材の使用を提案する。


あなたの地域の管轄事務所を調べてみましょう。
もし毎年行くスポットがあったなら、そこでの農薬使用状況を調べてみてください。


桜は、江戸時代から日本人にとってなじみのある樹木です。
科学的な農薬が存在しなかった江戸時代。昔の人達はどうやって、病気や害虫から桜を守っていたのでしょうか?

残念ながら、桜の防除に関する記録はありませんが、農業に関しては、古い書物の中に植物エキスを活用した予防法が記載されています。
また中国でも漢の時代に生薬を活用されていました。
そして現在も公園や観光名所で、植物エキスを利用した桜の保全を行っている場所があります。


例えば天然資材「樹木のみかた」は、ワサビの辛み成分や酢などを配合した塗布剤
で、剪定後の傷口の保護、カビなどの繁殖を防いで、樹木を活性化させます。

この保護材は、京都の清水寺や大阪の万博公園などで使用され、「日本さくらの会」からも推奨されています。
 
たとえほんの何人かの意見だとしても、積み重ねることができれば影響はあるでしょう。

今これを読むあなたも、力になれます。

 こういった環境負荷の少ない天然資材の利用を、管理事務所に提案し、
少しでも安全な方法で桜の保全を行ってもらえるよう一般人から、どんどん発言・意見していくことが私たちの身を守ることに、繋がります。


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農薬使用を抑えた桜の保全は、私達の健康を守ることに繋がります。


 折角のお花見なら、綺麗な桜を楽しみたいもの。
「観光名所の桜が食害を受けたら困る」「景観が損なわれる」という人達の気持ち。
私にも分かります。

お花見に行って、もし桜の木に毛虫がいたら「気持ち悪い」って、思ってしまうかもわかりません。
でも、大半の虫は人体に有害じゃないんです。

少しくらい虫がいても、お花見は存分、楽しめます。

そして、沢山の農薬を使用しても完全に虫の発生を防ぐことは困難です。


 農薬を使用した木の虫は耐性を獲得し、翌年もさらに発生。

また大量の農薬を散布しなけばならない悪循環が続きます。


人間も桜も薬漬けでは本当の意味で健康と言えません。

そしてせっかくのお花見が病気の原因になっては本末転倒です。

極力農薬に頼らずに、桜の健康を維持していく方法を観賞する私たちも一緒になって考えていくこと。

それが安心してお花見を楽しめることに繋がるとは思いませんか?


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参照:松枯れ農薬空散反対広島県民会議編 松からの警告
   泉 邦彦著 有害物質小事典 改訂版
   植村振作、河村宏他著 農薬毒性の事典
   八木 晟著 植物エキスで防ぐ病気と害虫
   曳地トシ・曳地義治著 虫といっしょに庭づくり
   東京都環境局 化学物質のこどもガイドライン 殺虫剤樹木散布編
   神奈川県 住宅地等における農薬使用について



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アトピー性皮膚炎を患い、ステロイド剤による治療を受けました。治療中にステロイド薬害訴訟を知ったことで標準医療に疑問を持ち、食や生活環境を見つめ治すようになりました。現在は、信州にて農業を営む傍ら、雑誌やインターネットで記事の執筆、挿絵の制作などを行っております。
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