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女性管理職率、世界最低レベルの日本。専業主婦ポジションは女性を「無能力者」とみなす戦前制度から生まれた。これからの社会で女性が輝くために今注目されるワークシェアリングとは?

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働き方改革をかかげ、女性の活躍を推進する政府。

また過労死問題を受けて労働条件の見直し、ワークシェアリングも広まりつつあります。

ママ
子育て世代のママたちの待機児童問題もある中、女性の働き方が近年着実に変わってきています。
私たちのライフスタイルはどう変わっていくのでしょうか?

少子高齢化が進む中女性の労働力を活かそうと、2015年から内閣府は女性の活躍の場を広げる方針を打ち出しました。

それでは、日本の女性は本当に活躍できているのでしょうか?


なんと、女性の管理職世界最低水準の日本

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法律も整備され、人口問題で女性の働き手が必要とされる日本。
男女雇用機会均等法から30年以上たった今、女性の働き方はどうなっているのでしょうか?

女性管理職は7%未満の日本

昨年の帝国データバンクの調査では、女性の管理職の割合は平均6.9%とあります。
https://www.tdb.co.jp/report/watching/press/pdf/p170802.pdf

さらに女性管理職がいない会社は半数近く、5年前と比べて女性管理職の割合が変わらないと答えた企業は約7割です。
今後についても6割弱が女性管理職の割合は変わらないと考えていて、待機児童問題の解消を望む声が多いことからも、まだまだ女性管理職増加への道は険しいと思わざるを得ません。

また、自分が働いていた企業をいくつか思い返しても、部長職に相当す管理職についていた女性がいた企業は数少なかったように思います。

世界との比較ではワースト3にランクイン

2017年度の独立行政法人労働政策研究・研修機構による女性管理職の国際比較データでは、

第1位:韓国 10.5%
第2位:日本1 2.5%
第3位:マレーシア 22.5%


と女性管理職ランキングではワースト3にランクインし、韓国とは僅差ですがマレーシアには10%も差をつけられています。

http://www.jil.go.jp/kokunai/statistics/databook/2017/03/p089_3-3.pdf


また、同研究所の国際的な男女間のフルタイム労働の賃金格差では、

第1位:韓国 36.6%
第2位:日本 26.6%
第3位:フィンランド 20.2%


とやはり韓国にに次いで第2位のワースト3入りを果たしています。(2013年での比較)

http://www.jil.go.jp/kokunai/statistics/databook/2017/05/p181_t5-10_t5-11.pdf

厚生労働によると女性の子供を妊娠した後6割が退職するとのことで、ここにもキャリア形成の妨げの要因があります。
産休制度と職場復帰後のキャリアの保持が実質的に行き渡っているとは思えない日本の現状で、私の友人も多くは出産したら職場復帰を選ばず子育てに専念しています。

まだまだ主婦願望が根強いのもその一因かとは思います。

個人的に、それまでのキャリアや能力を捨てて子育てに専念するというのはとても勿体無いと感じています。

子育てをしながらキャリア形成も両立できる方法はないのでしょうか?


まず対策を考える前に日本の過去を把握する必要があります。


IN YOUの書籍でもこの問題について語っています。



女性を無能力者とした戦前の恐ろしい法律

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戦前の日本では女性は非常に虐げられた存在でした。


ですから、それに見合った仕事しか与えられない社会だったのです。

そこから女性が活躍できる場はどのように広まったのでしょうか。

今の日本でも根強い、専業主婦というポジション。実は、女性が無能だとされた戦前に生まれたものだった


江戸時代、武士の家では家父長制で女性の立場は低い位置に見られていましたが、一般家庭では女性も重要な働き手でした。
しかし明治時代に入り近代化を目指す1898年に制定された民法で、女性の地位は決定的に低いものとなります。

江戸時代から続く武家の家父長制度を基礎とし女性の立場は家の中で一番下とされました。

その中で、

女は、婚姻によって無能力者となる。たとえ、女が婚姻前は成年として能力者であっても、妻となると、無能力者となってしまい、重要な法律行為をするには、常に夫の同意を得なければならない”(旧14条〜18条)


という驚くべき条文が有ります。

これは女性がいかに能力が高く専門職についていても、

結婚後はその能力を取り上げて政治や社会に参加できないようにするというクレイジーな内容です。


この家制度こそ、女性のアイデンティティー剥奪を公的に認めた元凶であると私は思います。

(参考:日本の家族と民法)
http://lawschool.jp/kagayama/material/civi_law/family/lecture2004/01_2family_civcode.html

その後、第一次世界大戦で工業化が進み、企業で働くサラリーマンの妻を主婦と呼ぶようになり、

専業主婦というカテゴリ

ができます。

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第二次世界大戦で敗戦した日本は、アメリカによって法律が整備されて民法は改正され、女性のも参政権、大学入学資格を得ます。

高度経済成長期で女性の働き手の需要は増え、1985年の男女雇用機会均等法で女性の管理職の道が開けました。
また、食事の時間を省けるインスタント食品のニーズが高まります。

その後1991年にバブルが崩壊し、夫のリストラや減給で専業主婦だった女性も働きにでる家庭が多くなり、
パートタイマーや契約社員、派遣社員といった非正規雇用が増加。

また、家族全体の収入が減り、社会はデフレと呼ばれる物価の下落が続くように。
その結果、安価な食品がさらに求められるようになり、添加物を多く使用した食品が溢れかえることになります・・・。



オーガニック先進国イギリスの考え方

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実は私はリーマンショック前、イギリスが本部の外資系企業に勤務しいたことがあります。
在籍していたのは日本支社でしたが、そのときの職場の女性たちの考え方は日本企業の女性のものとは違っていました。

キャリア形成は自己形成

私がいた当時、日本人も外国籍の人間もいましたが、職場の女性たちに共通していた考え方があります。
それは、キャリア形成は自己形成である、という考え方です。

時間を切り売りして働くのではなく、自己実現のために働く、外資系の女性たち


自己実現のために働き、出世をして働いた分の利益で家族や大切な人たちを幸せにするという確固たるプライド、アイデンティティーがありました。
さらに家族で食事をする時間に間に合わせるためにいかに効率的に仕事をして早く帰るかということも常に考えながら仕事をしており、作業効率がいい人ほどクオリティの高い仕事をして昇進していました。

私がいた当時では管理職の女性は男性よりも多いくらいでした。
産休・育休制度も行き届き、その期間も長く、復帰後のキャリアも保障されていました。


世界初のオーガニック基準を作った先進国イギリスの事例:オーガニックでみんなを幸せに

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イギリスは世界初のオーガニック認定基準を作った国でもあります。
1964年にソイル・アソシエーションを発足し、健康な土が健康な植物を育み、それが健康な体を生むという基本理念があります。

私が在籍していたときも、その影響からかオーガニックコスメやオーガニック食品を日常的に利用している人が多くいました。
職場の先輩が毎日手作りのオーガニック素材で作ったお惣菜をみんなに振舞ったり、ホームパーティーもオーガニックフードを提供したりが当たり前でした。

その根底には、大切な家族や友人、職場の仲間たちが健康でいられるように、という想いから安心できるオーガニック素材で食事をとるということがあったのだと思います。

子育てとワークシェアリング

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子育てのために女性がキャリアを全て捨て、または最初からあきらめてしまうのは自分の人生のためにも勿体無いことだと言えます。

そこで、最近浸透しつつあるワークシェアリングという考え方で女性が活躍できるのではと考えました。


ワークシェアリングは個々の労働時間短縮で他の人の雇用を生み出し、仕事を分かち合うっことを指します。
電通で過労死問題が大きくとりあげられ、国際的にも問題になている中、次々シェアリングでつながる企業も増えてきました。

私の友人も昨年から、結婚と出産を機に外部に仕事を発注したり、部下を雇ってオンライン上でミーティングをするなど子育てと両立している人たちもいます。

では具体的にどのような方法があるのでしょうか。


1.自社で保育室・保育所を持っている企業で働く

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最近では自社で保育室や保育所を設立している会社も増えてきました。
企業内に保育室があれば送り迎えに関しても便利ですし、万一子供が具合が悪くなっても対応が早くできます。
そうした企業は女性の比率が高い職場が多く、産休や育休への理解や職場復帰後のポジションも確保される傾向にあります。

2.シフト制のある企業で働く

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ベンチャー企業や、コールセンター、販売などの職場ではフレキシブルなシフト制の職場が多く、育児の状況にあわせて時間も調整が可能かと思います。
実際に私はコールセンターで勤務した経験もあるのですが、子育て中の周りの職場の女性たちは家事や育児の状況にあわせてシフトを申告していました。

細かく3時間、4時間、6時間など時間も調節できるシフトであれば、子供の状況に合わせて働きかたも選べます。

子供が万が一具合が悪くなってもフルタイムだと、眉をひそめられる可能性がありますが、シフトだと事前申請で柔軟に対応してくれる傾向にありますので、女性にとって働きやすい環境だと言えますね。

3.クラウド・ネット経由で仕事を獲得し、在宅で働く

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以前はネットビジネスは詐欺なども多発していましたが、最近では信頼できる企業からのみ仕事を紹介してもらえるサービスも増えています。
その中でもクラウドソーシングはオンライン上で仕事の受注・発注を行うもので、さまざまな仕事が紹介されています。

入力や経理業務、デザインやオンラインショップ代行、ライティングや人事業務、秘書業務などさまざまな仕事があるので、
得意なことややってみたいことから始めることができます。

また、小さな子供と一緒にいたい人にとってはおすすめです。
在宅での仕事が大半なので、子供と常に一緒にいられて安心して仕事をすることができます。

デメリットとしては月給・時給制ではないものがほとんどなので、思うような成果がでなければスタッフとは違い簡単に打ち切られてしまいます。
組織で働くわけではない分、毎月固定でお金をもらえるわけではないので、スキルがなければ非常に不安定であり、低賃金な仕事ではありますが、逆に他にはない高いスキルのある人はそれを活用して正社員以上の収入を得られているケースもあります。

何れにしても一部の収入源として捉えるのであれば大きな選択肢となります。

みんなが幸福になれる日本へ

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まだまだ女性の社会的立場が世界に比べて低い日本。

そこには確実に、100年以上前の悪法が関係していると思います。

いまだに国際結婚以外は自分の苗字を結婚後変えなければならない、女性のアイデンティティーを否定する風潮が残っています。
そして、男性優位の消費が現在までの添加物をたくさん使用して安価で危険な食品を増やしてきました。

日本で市場規模が一番とされるコンビニで買い物をする7割が男性です。
今まで経済力が男性より劣ってきた日本の女性は購入できる額も男性より低いものでした。

食材
でも、女性は家族や大切な人のために、どのような食品を買えばみんなが健康で安心して生きられるか知っています。
添加物がたくさん入った食品ではなく、安心できるオーガニックな食品で幸福な生活を送れることを理解しています。

専業主婦という戦前からの思い込みと呪縛にとらわれず、自分のため、家族や大切な人のために輝ける未来を選択し、
女性の自立を目指し、

自らの人生を心から楽しめる未来を自ら掴み取って生きてみてはいかがでしょうか。



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