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Organic Life to all the people.

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本物のオーガニックが見つかるオーガニックショップ IN YOU Market 本物のオーガニックが見つかるオーガニックショップ
IN YOU Market

日本でオーガニックが広まらないもう一つの重大な理由。結婚したら主婦希望、男女所得差がワースト3の日本女性に今必要なこととは?

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よく巷で「オーガニック市場がなぜ日本で広まらないのか」という議論が繰り広げられます。
皆さんはなんでだと思いますか?

日本の農業システムがよくない
消費者の理解が少ない
流通がよくない


等、いろんな要因が想定できますよね。

その中で以前、私自身が立てた仮設の一つに「日本人の健康管理への意識が低いからではないか」というものがありました。

しかし後々、見落とされがちなもう一つの重大な理由について私は、気が付くことになります。


なぜ日本ではオーガニックが広まらない?
「日本人の健康への意識が低いから」ということだけが理由ではなかった!


まず大前提でオーガニックを消費する人の大多数は「男性」ではなく「女性」であることが国内外の傾向からもわかっています。

女性の方が健康への意識が高いということは、ある種、「子を守る」「家族を守る」といった、DNA的なものなのかもしれません。過去の歴史をさかのぼっても男女の比率がいきなり逆転することはなさそうです。

事実、当WEBマガジン、IN YOUの読者も8割以上が女性となっており、女性の食への意識や健康への意識、子育てで安全なものを食べさせたいといった配慮は男性のそれより格段に高いということが容易に推察できます。

オーガニックなライフスタイルを送る上で女性の皆さんが困っていることが明らかに

第一位は、「オーガニックは値段が高い」という結果

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ところで以前、IN YOUでは読者向けにアンケートを取って分かったことがありました。
オーガニックなライフスタイルを送る上で困っていることは何か?という項目でした。

その結果面白いことがわかりました。


以下が読者が特に困っていることのランキングです。
(対象者 INYOUの読者 230名)



① 値段が高い

② 身近でオーガニック食材が手に入らない

③ 周囲の理解がない



解答の一例

以下はアンケート回答の一例です。
ご覧の通り、「値段が高い」という声が多くあがっているようです。

高額なオーガニック製品
値段が高い
お金がかかる
食材が手に入らない
日本のスーパーではオーガニック食材が手に入りにくい
身近にオーガニックのものを買える場所がなく、ネットに頼らなければいけない
家族の理解と協力がなかなか得られない
身近なスーパーにオーガニック野菜がないこと
料金が割高


③周囲の理解がない。はなんとなく理解できます。
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(今でこそ周りはオーガニックに理解を示す友人、家族、オーガニック業界の知人、ライターなどで関係が埋め尽くされているのですが)私自身もオーガニックなライフスタイルを始めた当時、周囲にほとんど誰一人としてオーガニックを愛する者はいませんでした。
一部、私のことを理解してくれる身近な存在の親友は気遣って私の好みに合わせてくれたりもしていましたが、オーガニックの仕事を本業にするまでは、周囲のほぼ理解者はゼロに近い状態でした。

② 身近でオーガニック食材が手に入らない
これも、理解できます。

確かに、当時、住んでいた場所の付近にオーガニックレストランはゼロでした。
そのため、ネット等で食材を買うことを余儀なくされる生活でした。

今でこそ、便利な場所に引っ越したので、周囲に気軽に行けるオーガニックカフェやスーパーがある生活を送ることができていますが、いまだに地元では「ほとんどオーガニックが買える場所がない」と家族が嘆いていることから見ても、畑の付近に住むかまたは都会以外ではなかなか手に入らないのが現状なのでしょう。

そして最も回答が多かった、「値段が高い」。

果たして本当に日本のオーガニック食品は高いのか?

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最も回答が多かった「値段が高い」という意見。

しかし、果たして本当にそうでしょうか。
確かに、日本のオーガニック野菜や果物は、アメリカ等すでにオーガニックチェーンのスーパーマーケットが発展している国と比べると1つ一つは高い傾向にあると思います。

しかし、一方で、オーストラリアやニューヨーク等オーガニックが発展している地域では、家賃をはじめ、そのほか食品類の平均価格は日本で物価が最も高いといわれる東京の平均よりもはるかに高いことをご存知でしょうか。

ニューヨークのオーガニックカフェは、東京の2倍近くの価格!

日本のオーガニック食品の物価だけが「高い」というのは、嘘。

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ホールフードのような大手チェーンではオーガニック食品が比較的安いのかもしれませんが、
海外でも安くないお店はたくさんあります。
中でもオーガニックにおける外食は、欧米では驚くような物価です。

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一般的な東京のオーガニックカフェであれば、朝ごはんを食べるだけなら1000円~プラスα@くらいでいただけるところも増えてきていますが、NYでは朝食を軽くドリンクとともにいただいただけでも(チップを含めると)最低3000円@等のところが圧倒的に多かったと記憶しています。

ですので地元の方々も、席に座らずテイクアウト中心の印象を受けました。
ディナーに至ってはレストランに行けば最低でも1人当たり6000円~1万以上は普通。

日本食ですと一回当たり1人2万円などがベーシックな価格帯。
東京のようにリーゾナブルに食べられるような自然食店など、殆どありません。
パリの中心地にある有名なオーガニック店でも、東京の約1.5倍~2倍程度価格が高かったです。その他、水一本で数百円以上する国も。

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日本人は「日本のオーガニックは高い」とおっしゃっる方が多く、海外はあたかもすべて激安のように映っているようですが、正直それはほんの「一部」でしかありません。
上を見るとさらにオーガニックの物価が高い国はいくらでもあります。

そして、全員が「値段が高いから買わない」のであれば、おそらくほかの国でもオーガニックは日本のように広まらなかったはずです。

なぜオーガニック食材を買うのかという調査で他国の消費者は「健康のため」「環境のため」等、国によっても色々あるようですが、一人ひとり目的意識をもって購入しているようです。
というわけで、個人的にたどり着いたのが、以下の結論です。

「日本の女性の所得が低いためにオーガニックが広まらないのではないか」


理由を次項で説明します。

男女間の給料格差、世界でも最低レベルの日本。

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以下のランキングを見てみてください。
何のランキングだと思いますか?


1位 韓国
2位 エストニア
3位 日本
4位 イスラエル
5位 オランダ
6位 フィンランド
7位 スイス


日本はワースト3位にランクイン。

出典:http://www.mag2.com/p/news/162990


そう、こちらは「日本の男女の給与格差が世界的にも最低レベルである」ということを示したランキングです。

厚生労働省は、日本の男女間賃金格差は平均勤続年数や、管理職比率に差異があることが主な原因であると報告。出典:http://www.mag2.com/p/news/162990

とのこと。

全体的に、裕福なイメージの、日本。
でも・・女性は違う?

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男女の年収格差がなんと、世界では最低レベルという日本。
男性と比べ、女性の所得が圧倒的に少ないのが今の日本の現状なのです。
とはいえ全体から見れば、飢餓に苦しんでいる国もある中、日本は比較的恵まれた環境であり、不自由の少ない国だという評価になるのかもしれません。しかし以下をご覧ください。

管理職に女性が占める割合は世界でワースト1番の日本

こちらはOECDが発表した「管理職に女性が占める割合」を示した世界ランキングだそうです。

日本(3%)
エストニア(8%)
ギリシャ(10%)
トルコ(10%)
インド(10%)
アイスランド(44%)


堂々のワースト1位

出典:http://www.mag2.com/p/news/162990


日本では女性管理職が非常に少ないことが明らかになっているのです。
海外と比べてなぜ日本では女性が社会でなかなか活躍できない国になってしまっているのかについて考えてみました。


「結婚=ゴール=専業主婦」が当たり前になっている女性が多い

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まず、日本ではまだまだ「結婚がゴール」という雰囲気があるように思います。
事実、働かずに専業主婦を望む女性が海外と比べても非常に多いことが様々なデータから明らかになっています。

さらに「婚活」ブームの影響もあり、好きな人がいて自然な流れで結婚するのではなく「結婚するために活動をする」とか、「婚期だから相手を探す」という不自然なプロセスを踏むことが当たり前になっている印象を受けませんか。
実際には専業主婦も決して楽なことではないと思いますが、まだまだ女性の間では、働く=大変、苦しいイメージになってしまっているのかもしれません。

先進国の中ではさほど高賃金ではない日本

「専業主婦願望」が高い日本ですが、以下グラフを見ていただけると分かるように、
オーガニック市場に拡大を見せるアメリカや、オーストラリアと比べ、日本の賃金レベルは年々下がってきている模様。

img_22960a30c24583e9beb046465aeb8ada82730 出典:http://president.jp/articles/-/18338?page=3

こうした動きを見ると今後は女性たちが「専業主婦」を希望することも、今後は難しくなりつつあるのかもしれません。

「仕事を辞めたいから結婚する」という驚きの意見も

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今も昔も、恋愛結婚をする人ばかりではなく、跡継ぎ等の問題でお見合い結婚をされる方もいらっしゃるでしょうし、そのような背景があればやむを得ないと思います。しかし、以前何人かの女性に「なぜ結婚したいのか」と聞いたところ「仕事を辞めたいから」と答える人が意外にも多く驚いたものです。

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恋愛結婚をする場合、好きな仕事をしプライベートも充実させる中で、好きな人ができて結婚するものかと当然のように思っていたのですが「今の仕事を早く辞めたいから」といったネガティブな理由で結婚に逃げたがる女性もいるのが現実なのだと知りがっかりしました。
ただ、私自身も好きではない仕事をしていた時代に「結婚したい(この現状から早く逃げたい)」と思っていた時期もありましたので、(苦笑)希望と反する仕事をされている女性にこの考えが多いのではないかと推察します。

妊娠出産を機に、仕事を完全引退せざるを得ない雰囲気も

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国内では「妊娠出産」した後、引退する女性がまだ圧倒的に多い傾向にあります。
私が会社員だったころのことを思い返しても、結婚を機に退社し、主婦になる方々がたくさんいました。

欧米では、バリバリ働いていた有能な女性なら、引退せず、子育てと両立しながら働くのが普通のようですが、
日本では管理職になれるポテンシャルのある女性でも簡単に引退してしまうことも。
大手では産休制度が整う会社も存在しますが、それでも「結婚して寿退社が当たり前」というカルチャーが全体的にいまだに残っている印象を受けます。

ベビーシッター等の諸制度がまったく発展していない

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働きながらの子育ては、現実的ではない、という声もあるでしょう。
海外ドラマではよくベビーシッターが登場しますが、ベビーシッターを雇うことは欧米ではかなり普通のことであり、特別なことではありません。

一方、日本では「ベビーシッター」を雇うこと=「子供がかわいそう」という考え方もあるように感じます。
そもそもベビーシッター制度が日本ではまだほとんど普及していない傾向もありますし、富裕層以外は雇えない、割高でハードルが高いイメージもあるのではないでしょうか。

子育てに関する協力体制が少ない・周りの理解がない

上記の理由からも「始終お母さんが家にいないと子供がかわいそうだ」という親せきや知人などの世間体を気にしてしまう女性も多いのではないでしょうか。
そうなると一人で家事や子育てを何もかもしなければいけないと考える女性が増えても不思議ではありません。
旦那さんも日中は働いているでしょうし、実家に子供を預けるわけにもいかない等、様々な理由から周りの協力を受けられず、やりたい仕事をあきらめざるを得ないというバックグラウンドが予測できます。

日本人女性は、もっと輝ける

好きなようにオーガニックを買えるようになろう

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根深い問題がある中、実際には共働きが増えているというデータもあります。
(女性が望んだ結果ではないのかもしれませんが。)

「オーガニック商品は高くて買えない」

と言うことは簡単です。
でも、日本のオーガニックマーケットを握るのは紛れもなく日本女性なのです。

そのためには日本人女性が「高いから買わない」のではなく、
好きなようにオーガニックにお金を使えるようにならなくてはいけません。


オーガニックが身近にならないのもオーガニックを買う人が少ないからと捉えることも出来ます。

厳しいことをご提案するようですが、女性は結婚したら当然のように引退するのではなく、
仕事の場でも頑張って、所得をあげていくための活動をすることが必要なのではないでしょうか?

有能な女性は私の知人にもたくさんいます。
しかし家庭が出来たからということで、仕事を辞めた方もたくさんいます。
彼女たちを見ると個人的には「素晴らしいスキルや能力をこの国で活かせていなくてもったいないな」と思わずにはいられません。このスキルを活かせば喜ぶ人はたくさんいるのに・・と。

もっとも「子育て」や「出産」も立派な女性の仕事だ!女性は家庭にいればいい。仕事など頑張らなくてもいいのだ!という意見もあるかと思います。確かに女性が仕事ばかりして、少子化が進むと高齢化になる一方でいいことばかりではないでしょう。


しかし、逆に女性進出が進んで、出生率が高まった国もあります。

ヨーロッパでは結婚という選択をしなくとも事実婚で子育てをしている家庭が約4割~5割を占めている事例もあり、もっと、子育ての仕方や働き方はひとそれぞれ、自由です。

仕事をもっと楽しもう

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ここで問題なのは、女性目線から見た仕事が嫌なイメージになっていることです。
女性が働くことを苦ではなく、「楽しい」と思うようになる必要があると思います。

本来、仕事は人々が喜ぶことをした対価でお金をいただくということ。
それは言い換えるのならば「自分達がまず喜ぶことをして、それによって周りや相手がハッピーになり、結果として対価が生まれること」だと思います。きれいごとではなく、ニーズがあるからこそ仕事が生まれるのです。

黒い服に身を包んで就活をした結果、嫌な上司と嫌な仕事をいやいやして・・という典型的な社会人像ではなく、

好きなことを仕事に選び、生きることを喜びと感じるように、働くことを喜びと感じること。
自分だけの能力を活かすこと。

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最近ではママ起業が増えており、働きながら子育てを楽しまれている方もいます。
スモールスタートでも、自分でサービスや商品を作って販売される方もいらっしゃるようです。
賛否両論あるようですが、個人的には、好きなことをして自分が使えるお金が増え、結果子供に与えてあげられるごはんやおやつの質も上がり、消費活動も盛んになると考えれば、よい傾向だと思います。

オーガニックが拡大するためには、女性の理解、実践、消費活動、発信が必須

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以上のことから、オーガニックが広まらないのは決して「国民の意識が低いから」だけではないという見解をお伝えしたいと思います。

この国でオーガニックが広まっていくには女性の理解と実践、消費活動、発信が、必須です。
ですから、「オーガニックの消費者である女性が好きな時に好きなオーガニック食材を買えるようになること」は無視できない重要な要素なのです。

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そのためには、女性が「家庭か仕事か」の二択から自分の人生を選ぶのではなく、

女性自身がもっと、自分の人生を生きること
周りも女性の人生の在り方に理解を示すこと

そう、もっと自由なスタイルで、私たち女性が好きな事をして輝けるようになることが、必要なのではないでしょうか。

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