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肌に吸収された有害物質のデトックス率はたったの1割!子宮や脳に蓄積される可能性も。危険な化学物質を含む日用品から身を守るための対策。

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オーガニックなライフスタイルに興味がある、
または実践しているという方なら、一度は「経皮吸収」という言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか?

とはいえ、実際はどのような物質が、
どの程度皮膚から浸透するのかを知る機会は少ないものです。

今回は、経皮吸収がどの程度身体に影響を及ぼすものなのか、
また具体的にはどのような日用品に気を付けるべきなのかを見ていきましょう。


経皮吸収とは

皮膚から物質が体内に浸透・吸収することを「経皮吸収」といいます。


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人間の皮膚は本来バリアのような役割を担っており、外部からの物質の侵入を防ぐ大切な存在です。

皮膚の表面をおおっている薄い皮は「表皮」と呼ばれるもの。


この表皮に常に分泌されている脂肪分が、日々の生活のなかで接触するさまざまな物質が体内に侵入するのを阻止。
バリアのような役目を果たしてくれているのです。

ごく最近までは、この皮膚の優れたバリア機能や人間に備わる免疫力のおかげで、
外部からの物質の吸収はほとんどないと考えられていました。

ところが研究が進むにつれ
脂溶性の物質に関しては、皮膚からでも吸収されやすく蓄積されやすいということが判明。

それまで「ニセ科学」などとレッテルを貼られていた

「経皮吸収」という言葉も、嘘だと言い切ることが難しくなってきています。


皮膚のバリア機能は本来とても優秀


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とはいえ、やはり皮膚のバリア機能はとても優れたもの。

私たち人間の皮膚は、ウイルスや微生物など目に見えないほどの大きさの物質より

さらに小さい分子から成り立っており、分子量500以上の大きな物質は通過させません。

それに加え、人間には免疫力やデトックス能力も備わっています。
本来は、自然界の絶妙なバランスのおかげで
経皮吸収の有害性など考えなくても良いはずなのです。


しかし、自然界にはあり得ない成り立ちの化学物質が、さまざまな日用品に多く使われている現代。

化学物質のなかには、皮膚を構成している微細な分子よりもさらに小さい分子のものもあり、
それらは皮膚のバリアを安易に通り抜け、体内に浸透・吸収してしまいます。

もちろん身体に良いものであれば問題ないはずの経皮吸収ですが、
界面活性剤などをはじめとする化学物質が簡単に吸収されてしまうとなると話は別ですよね。

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そういった有毒性を疑われる物質を吸収することでの、人体に及ぼす影響が問題視されたことにより、昨今では「経皮毒」という造語や関連の書籍まであるほどです。

有害化学物質は子宮と脳に溜まる

経皮吸収した有害物質は出口がない。


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人間は、取り込んだ有害物質を汗や尿などから排出(デトックス)することでも身体を守っていますが、

経口吸収した物質のデトックス率が90%なのに対し、
経皮吸収した物質のデトックス率は10%ほど。



さらに、このデトックスされなかった有害物質は
特に、子宮や脳に蓄積されやすいという説もあります。

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出産時に「羊水からシャンプーの香りがした」という
いわゆる都市伝説はあまりにも有名ですが、子宮に溜まりやすい性質を思うと、あながち嘘として片づけられるものではないかもしれません。

>>身体の部位によっても吸収率は違います。


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上の表の数字を見ていただければ一目瞭然ですが、
身体の各パーツによって化学物質の経皮吸収率にはとても大きな差があります。

腕の内側を1としたときと比べると、特に経皮吸収が気になる
頭・後頭部の吸収率は3.5倍
顔の吸収率は6~13倍
そして性器の吸収率は、なんと42倍


化学物質は特に性器から吸収され、子宮に蓄積される・・・
女性にとっては耳をふさぎたくなるような話。

経皮吸収毒性を特に疑われているのは以下の物質。

※()内は各物質の分子量

パラベン(150~230)、ソルビン酸(150.22)、ラウリル硫酸ナトリウム(289)、プロピレングリコール(76)、エデト酸塩(292)、ジブチルヒドロキシトルエン(220)、直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム(348) ほか

これらの物質は、
防腐剤や界面活性剤、変質・酸化防止剤として多くの日用品、化粧品などに使用されています。

人間の皮膚は分子量500以下の物質を簡単に吸収してしまうということを考えると、
できる限り避けたいところですよね。

では、具体的にはどのような製品に気を付けたら良いのでしょう?


避けるべき日用品とは



便利な製品にあふれる昨今では、それまでその恩恵を受けていたのに、
いきなり全てを避けるというのは難しいと思います。

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経皮吸収率や蓄積される身体のパーツなどを考慮すると

●ボディソープ
●生理用ナプキン・タンポン
●紙おむつ
●シャンプー・リンス
●化粧水
●洗濯用合成洗剤
●柔軟剤
●入浴剤


など特に身近なものから、少しずつ安全性の高いものに変えていくことをおすすめします。

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今すぐ変えたい!
有害物質の経皮吸収リスクの高い製品ランキングTOP5

けい皮吸収率を考えると、おのずと今すぐオーガニックなどの安全なものに切り替えたほうがいい商品が見えてきます。

第一位 生理用ナプキン・下着


経皮吸収率NO.1は「生殖器」。

となると、デリケートな部分に直接触れる「生理用ナプキン」や下着類を化学製品でできたケミカルナプキンから安全性の高いものに変えるのは必須。今後のことを思うなら、急いだほうがベターだといえます。

オーガニックコットンだけでできた布ナプキン


第二位 入浴剤・ボディソープ類


案外見落としがちな入浴剤。
薬草を飲むより薬草を入れたお湯につかって入浴したほうが効果的だと述べる専門家もいるほど、
入浴は経皮吸収が気になるタイミングです。

人工香料や着色料が含まれる入浴剤は言語道断。
バスタイムが逆効果にならないためにも入浴剤やボディソープこそ以下のような無添加のものにこだわったほうがいいと思います。

無添加クマザサ入浴剤


第三位 化粧品・スキンケア

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顔も、経皮吸収率がトップランキングに挙げられます。
毎日女性が肌につけている化粧品は、ケミカルなものを減らし、安全性の高いものにこだわるに越したことはありません。
IN YOUでは以下のものをおすすめしています。

植物ミネラルと水だけで作られたビューティーウォーター。


第四位 シャンプー

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頭皮も意外と馬鹿にできない経皮吸収率。
中でも、毎日使っているシャンプーは直接頭皮につけるものですので、
多少高くても投資だと思って「オーガニック」に切り替えることは自分や家族のためになるはずです。
こちらはエコサート認証でオーガニックですが使いごこちが最高で、きしむことがありません。

エコサート認証のオーガニックシャンプー


第五位 洗濯用洗剤

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肌着はもちろん、パジャマやお洋服を洗う洗剤にも気を付けていますか?
汗をかいたり、運動をしたり、そして寝ている間にも残留したケミカルな洗剤はあなたの肌に少しずつ吸収されている可能性が高いのです。
自分たちの健康のことはもちろん、環境のことや、子供たちの将来のことを思うなら洗濯洗剤も気にしてみて。

今あるものに感謝しつつ、変えていく


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今回のような記事を見たり、ご自分で経皮吸収のことを調べていると、
身の回りにある日用品が一切信じられないような恐怖の錯覚に陥る方もいるかもしれません。

私もオーガニックな生活にシフトし始めて間もない頃は、
有害なものはすべて排除しなければいけない
と身体のためを思うあまり、心の健康をないがしろにしていたものです。

便利な製品にあふれる世の中を作ったのは私たち。

便利な生活=必ずしも人間のためになるというわけではありません。

メリットが勝るものもあれば、健康被害のようにデメリットが勝るものもあります。

しかし決して全部が全部、悪というわけではないはずです。

ライフスタイルが人それぞれ違うように、変えることができる要素、ペースも人によって違います。

それまで便利に扱ってきた物を「有毒性のある悪者」として切り離して
過去の自分を否定しまえば、きっとストレスになってしまうでしょう。

悪いものに対して怒りを覚える気持ちもわかりますが、
一番は、身の回りのものが徐々に良いものに変わっていくことの楽しさを知っていただくことが大切だと感じています。

楽しくオーガニックライフをスタートしていただくきっかけとして知識を身に着けていただくのがいいと思うのです。

ご自分のペースでオーガニックに切り替えたり、
次のステップに進んでいただければ嬉しいです。


IN YOUがおすすめする安全性の高い生活用品

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主に本邦高原地帯、北海道の山野に群生するタケ科の植物。
本州では、標高1000~2000mの高山に群生しています。
このクマザサは大変生命力の強い植物で、60~120年間枯れずに地中の成分を吸収し続けます。
そして、雪の中でも枯れずに耐え抜くほどの、寒さに対する抵抗力をもっています。

特に高山の厳しい環境で育ったクマザサは葉緑素や多糖体などの含有量が多く、
医薬品の原料として最適です。

このクマザサバスエッセンスは、
医薬品「ササヘルス」の搾りかすを使っています。
ササヘルスは、昭和44年よりる医薬品に承認された歴史ある商品。
クマザサは4つの効果で知られています。

●抗菌性
●抗炎症性
●抗カビ性
●消臭効果


ササヘススは、長い間口内炎や口臭予防、疲労回復などの医薬品として長年愛用されてきました。
クマザサは、長野県蓼科の国有林を整備しがてら、手作業で収穫しています。
このバスエッセンスは、ササヘルスを製造したクマザサの搾りかすで作られているので、一度に大量には作れません。

バイヤーに売って欲しいと言われても全て断り、
オーガニックを実践している媒体にのみ譲っていただける、貴重な入浴剤です。


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IN YOUおすすめの化学物質を使わないバスタイムグッズ

我が家では合成洗剤、柔軟剤、シャンプーなどは使わずに、
石鹸など比較的有毒性の低いものを選ぶようにしたり、化粧水や布ナプキンなど、可能なものは手作りすることで有害物質を避けるようにしています。みなさんもIN YOU Marketで安心・安全な有毒性の低いものを選ぶようにしてみてくださいね。


おすすめの記事

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結局、経皮毒ってどうなの?根拠と信ぴょう性は?肌に化学物資が吸収する経皮毒について
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弛津ひなこ
九州在住の20代。2歳・0歳の息子たちに日々鍛えられています。長男の出産・アトピーの発症をきっかけに、いい空気と水を求めて同県田舎の古民家に移住。昨年は次男を自宅で出産しました。 「自然なものを食べて、自然な服を纏い、自然に還すことのできる家に住み、落ち葉がやがて土に還るように、自然に還れるカラダでいたい。」そんな想いで日々暮らしています。
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