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食べて安心!お母さん弁当

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桜の季節が到来し、新年度の始まりににドキドキ、わくわくされている方、多いのではないでしょうか?



我が家も長女が、この春からピカピカの一年生。

ドキドキわくわくするとともに「いよいよ毎日の学校給食が始まるぞ~!」と密かに気を引き締めている、菜食の母です。



というのも、長女は幼稚園の3年間、毎日、私の作るお弁当=ベジ弁で過ごしてきました。
これから毎日、学校給食で継続的に動物性食品を食べることになるので、彼女の身体にどんな変化が出るのか、少し緊張しています。


あわせて、その日の給食の献立にあわせて、腸に負担を軽くしてあげられるような夕食の献立も考えていきたいな、と心意気だけ、は、あります。



お弁当が愛を運ぶ





小学校に入学するまでは、身体の基礎を作る大切な時期なので、なんとか、我が家の食のスタイルを通し続けたいという思いから、幼稚園選びの最重要ポイントは、「毎日がお母さん弁当」であることでした。

けれど、今時の幼稚園は、毎日が給食なんてところも珍しくなく、お母さん弁当があったとしても週2日程度だったり。
それでもラッキーなことに、近所に山ほどある幼稚園の中で、たった1箇所だけこの条件を満たしている幼稚園があり、長女はそこに3年間お世話になることができました。


お母さん弁当のメリット。
それは、食材や調味料まで管理できる、ということ。

特に、調味料は案外盲点かもしれません。調理に使われる上白糖、そして一般的に使用されているソースやドレッシングなどは、食品添加物の心配があります。


食材に関して言えば、長女が入園した年は、東日本大震災の起こった年で、
野菜などの放射能汚染の心配も浮上し、あちこちで給食食材への保護者の不安の声があがっていました。

あの時ほど、「毎日お弁当でよかった」と思ったことはありませんでした。

今後は、さらに遺伝子組み換え作物の心配や、農薬の心配なども増えてくることと思います。


自分で「これなら大丈夫!」と思える材料を使用できるということは、
今後はもっと大切なポイントになってくるかもしれません。



そして、やっぱり、お母さん(お父さんのご家庭もあるかもしれません)の作った「愛情たっぷり弁当」だということ。


子どものお弁当を作るとき、その子のことを考えながら作ると思います。

その愛情って、目に見えないけれど、子どもにちゃんと届いていると思うのです。


入園してから3年間、登園日はほぼ毎日、娘のお弁当を作り続けました。

そして、娘はそのお弁当を一度も残すことなく、毎日、毎日、空っぽの弁当箱を持ち帰りました。


「きょうのおべんとう、ぜんぶ、おいしかったー!」という感想がある日もあれば、

「あれ、にがてだったけど、がんばってたべたよ」という日もあったり。

(そう。家では苦手で食べないものも、幼稚園のお弁当に入れるとちゃーんと食べてくるのです。


幼稚園マジック!)
今、そんなやり取りを思い返すと、じんわり温かい気持ちになります。
お弁当って、離れたところで過ごす娘に、私の愛情を届けてくれる大切なツールだったのだと、気がつきました。

幼稚園のお弁当は、「キャラ弁・デコ弁」がブームになり、
敷居が高く感じるお母さんも多いかもしれませんが、毎日、そんな手の込んだお弁当作る人、ほとんどいませんから~!(少なくとも、娘の幼稚園ではいませんでした)。前の日の残りを詰めるだけでもいいと思います。なんなら、おむすびだけだっていいと思うんです。
次女を出産したとき、義母が長女のお世話をしてくれていた数日の間、お弁当は作れないけれど、おむすびなら、とおむすびを持たせてくれていました。長女は、「おばあちゃんのおむすびおいしかった!」と、十分喜んでいましたから。
そして、そんなお弁当作りには、意外なメリットもありました。


毎朝、お弁当を作ります。そのおかず(3~4品)を昼、夜、そして、翌朝と食べまわすので、食事作りは、実質、朝の1回のみ。しかも、子どもたちが寝ている間に作るので、日中、何度も食事を作るより、ずっと効率が良いのです。そして、一日、食べるものがあるという安心感。お弁当作りのおかげで、生活リズムに余裕ができて、夕方も心置きなく、子どもたちを公園に連れ出すことができたのです。(これは、同じおかずを何度も出しても、不満のない我が家の場合のみのケースだとは思いますが(笑))


最後のお弁当





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幼稚園最終日のお弁当は、毎日残さず食べたことを称えた金メダル弁当!

卒園を間近に控えたある日、あと数日しか娘のお弁当を作ることができないのかと思うと、なんだか言いようもない寂しさがこみ上げてきました。


生まれてから今日まで、朝昼晩と私のご飯で育ってきた娘。それが、小学生になると、私ではない、他の誰かのご飯にもお世話になる。
幼稚園に入園したとき、「今まで、毎日24時間、この子が何をしているか知っていたけれど、私の知らない時間が一気に増えるのだな」と思うと寂しくて仕方なかった。その寂しさに通じるものがありました。


私の子育てにおいて、子どものご飯をこしらえることは、とても大きな部分を占めていたのだととあらためて実感しました。
さて、そんな親の気持ちをよそに、当の本人は、卒園する随分前から、給食を楽しみにしていました。
なぜって?
「おかわりができるから!」だそうです。
食いしん坊、万歳!!
・・・とは、言うものの、食べなれないものをいきなり沢山食べ続けることには、身体への影響の心配があるので、少しずつ、徐々に慣れさせていくよう、学校側と相談することになっています。


最後に、幼稚園でのお弁当最終日のエピソードを少し。
お弁当最終日。降園の道中、娘がなんだかソワソワした様子で言いました。
「きょうは、ままが、おべんとうだして。りゆうはきかないで!!」
いつもは、帰宅すると自分でお弁当箱を台所に出すことになっているのですが、何かサプライズがあるのだなーと感じ、帰宅してすぐに、言われるがままに幼稚園バッグからお弁当を出しました。すると、横にぴったりくっついてその様子を見ていた娘。私がお弁当袋からお弁当箱を取り出した直後に、
「みて!わからない?ほら!(と言って、蓋を開けて見せて)ぴっかぴかでしょ?ようちえんで、みんなであらったんだよ!!」
と、私が気がつくよりも早く、ネタ晴らしをしてくれました(笑)。
そして、お弁当箱の中には、娘からのお手紙が。

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先生、粋なはからい、ありがとうございました!良い思い出ができました。
小学校、中学校は給食なので、次に長女のお弁当作りが始まるのは、高校生になってから。つまり9年後!今とは全然違う気持ちで、お弁当をこしらえるのかしらと、今から9年後が楽しみです。

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