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陣痛が快感ってホント?!「自宅でお産」の経験について教えます。最新医療がある現代だからこそ実現しやすい自然分娩。

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「自宅出産」と聞いて、あなたは何を思い浮かべますか?


テレビで観たドキュメンタリー番組や、祖父母から聞いた昔話・・・
あるいはそのワードと触れ合ったことが全くない、
「自宅出産なんて怖い」という方もいるでしょう。

医療技術が常に進歩し続ける現代では、妊娠したら病院で出産するのが当たり前。
一番安心な方法として認知されています。

ですが「見方によっては絶対安心とも限らない」と言われたら驚きますよね。

私は、長男を中規模な産婦人科で自然分娩。
次男を、助産師による介助のもと自宅で出産しました。


今回は、自宅出産のリスク・問題点などはひとまず置いておいて
私の体験をもとに、それぞれのお産の異なる点や感じたことをお伝えいたします。

病院でのお産がトラウマな理由

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妊婦健診

妊娠するとたいていの場合、母体や胎児の健康状態などを確認するため、産婦人科や助産院に通って妊婦健診を受けます。

厚生労働省が例示している妊婦健診のスケジュールは以下の通り。

●妊娠初期~23週まで:合計4回(4週間に1回)
●妊娠24~35週まで:合計6回(2週間に1回)
●妊娠36週~出産まで:合計4回(1週間に1回)

妊娠中、特に問題などなければ14回病院にかかることになります。

>>何度行っても、とりあえず「初めまして」ってどうなの?

私も長男の妊娠中は10回以上、すべて自分の足で通いました。

しかし、お互いに顔を覚えて親しくなるどころか、
毎回知らないスタッフに対応してもらい、
機械越し・カーテン越しに話すだけ・・・データを見てのやり取りばかりの無機質なものです。

今でも、病院での健診中はいつも心細かったのを覚えています。

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私も例に漏れず、妊娠期は気分の浮き沈みが激しく
「人と会話するだけでもキツイ」なんてことも多かったので、
そんななかでの妊婦健診は、胎児の様子をエコーで見られるのは楽しみではあったものの、
辛い感情のほうが勝っていました。

外来・出産時に対応するスタッフを分けない方針の病院などもあるため、
必ずこうだとは限りませんが、やはり私のかかった病院のようなところが多い現状です。

出産

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>>いつの間にか生まれていた

出産に関しては、私の希望どおり自然分娩することができました。

ですが、初対面の助産師にすべてを委ねるというのがとても怖かったです。
特に私の場合、陣痛が始まってから生まれるまでの間隔がすごく短かったため、
本来ならされるはずだった(と後から言われた)説明などをほとんど受けられませんでした。

混乱のうちにいつの間にか生まれていた、そんなイメージです。

>>会陰切開の縫合、そして縫いなおし・・・


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分娩時に会陰(膣口と肛門との間)が
裂けるのを予防するための処置「会陰切開」、そして縫合。


病院で出産した経験のある方は、たいていしているのではないでしょうか?

私が出産したときは早朝だったためか、かかっていた病院専属の医師は不在。

だからなのか、初対面の若い医師に切開した会陰を縫合されたのですが
・・・何か問題があったのでしょう。

担当してくれた助産師の判断により、あとから来たベテランの医師に抜糸・再縫合してもらうことに。

これが出産の痛みが吹き飛ぶくらい、猛烈に痛かった・・・。

もちろん同じ経験をされる方はあまりいないでしょうが、

陣痛中の浣腸や会陰切開とその後の痛みなどのトラウマを抱えている女性は本当に多いです。

病院食にも問題が・・・

入院中

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>>とにかく揚げ物・乳製品・パン食のパラダイス・・・
豪華で大盛りな入院食


当時は、まだそこまで食生活にこだわっていたわけではありませんでしたが、
それでも「これ全部食べて大丈夫?」と思わずにはいられない内容でした。

<例>

 

朝 食:食パン2枚・ジャム・オムレツ・ハム・サラダ・スープ・チーズ・牛乳
昼 食:おにぎり・うどん・天ぷら・酢の物
おやつ:ケーキ・焼き菓子・紅茶
夕 食:ごはん・みそ汁・ステーキ・コーンバター・ポテトサラダ


INYOU読者の皆さんになら、
この食事内容の違和感やおかしさがお分かりいただけるのでは?


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入院中は毎日、氷のうで胸を冷やしていたのは言うまでもありません。



>>看護師の心ない言葉


「出産から24時間以内に、7回以上授乳したほうがその後の母乳育児が上手くいく」
というのは、最近はご存知の方も多いでしょう。

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私も出産当日、

新生児室にいる長男の様子を見に行ったとき「母乳をあげたい」と伝えました。
しかし看護師から「まだ母乳は出ないでしょ」と苦笑されながら言われてしまったのも、
ショックだったので鮮明に覚えています。

看護師とコミュニケーションがしっかり取れない、病院での出産だからこそ起きたこと。

ミルクもいつの間にか足されていたのでびっくりしました。

ミルクだけでなく、
K2シロップなどの薬剤もいつの間にか投与されること

にも、問題を感じます。

実際に自宅でのお産を経験して感じたこと

こうして病院でのお産がトラウマになってしまった私。

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長男を出産してから、食事のことや現代医学のおかしさを学ぶうちに
「次の子は絶対に自宅で出産したい」とより強く思うようになりました。

>>ライフスタイルも考え方もすべて汲み取ってくれる

病院でのお産と比較して一番異なる点は、やはり
助産師と一対一の関係を築くことができるというところです。

玄米菜食の「まごわやさしい」食事を実践していることや、
薬に頼りすぎない、身体や心、自然にも優しい生活を心がけている・・・など、
そんなライフスタイルに理解を示してくれるのも、とても新鮮。

助産師さんからは食生活の指導だけでなく、
母体・胎児や陣痛の仕組み、陣痛を快感とまで感じられる呼吸法など、
毎回2時間ほどの健診で、さまざまなお話がありました。

普段の生活に関する指導などなかった病院の対応を経験していたので、
あまりの違いに、なんだかドキドキしたものです。

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健診は基本的に助産師さんのお宅と、妊娠後期は自宅で行います。
(もしも何か起きた時にかかる提携の病院にも3回行く必要がありました。)

どの健診場所でも必ず長男が同行しているため、おかげで私だけでなく
長男とも信頼関係を築いてもらえたところも、自宅出産ならではの魅力です。

二人目以降のお産となると、上の子たちの気持ちを置いてきぼりにしてしまいがちですが、
自宅出産は家族みんなで営む「生活の一場面」。

全てにおいて長男もともに関わることができたというのは、
出産後、次男への嫉妬やいわゆる「赤ちゃん返り」がないことを考えても、
欠かすことのできない貴重な経験でした。

>>日常の一部としての「お産」

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お産は本当に静かなものでした。

妊娠後期の自宅での健診で、陣痛が始まってからの流れなどをすべてレクチャーされていたので、
安心して臨むことができたのです。

分娩室は妊婦のためのものではなかった・・・

ところで、分娩台は妊婦のためのものではないってご存知ですか?


あれはあくまでも医師が胎児を取り上げやすいように設計されたもの。

動物は普通、出産のとき「産み落とす」ものですが、分娩台ではそれができません。

とても不自然なかっこうで、
しかも煌々と照らされながら出産しなければいけないのです。

分娩台に関しては、
胎盤の血流が抑制されることで胎児が酸欠状態に陥ることや、
骨盤が不自然な開き方になってしまうなど、さまざまな問題点があります。


痛みよりも幸せ感のほうが大きい自然分娩

その点、自宅での出産は自由な体勢で行うことができたので、
私は助産師さんのすすめで膝立ちの状態で夫と長男に支えられて
幸せを全身で感じながら、痛みと何とも言えない快感の渦のなか出産しました。


産後の処置などが済み助産師さんが帰られたあと、
家族そろって並んで寝ることができたのが、何よりも幸せでした。

どこで産むにしても納得できていれば良い

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もし、初めての出産を規模の小さい病院や助産院などでして満足できていたら、
私は「自宅出産」を選ばなかったかもしれません。

ですが、たいていの場合出産する病院を決めるのは妊娠したあと。

つわりなどもあって平常時とはワケが違いますから、ゆっくり検討したりする余裕などありません。

私は、病院での出産を否定したいわけではありません。

長男のことを取り上げてくれた助産師さんに関しては本当に良い方で、
彼女が気付いてくれなければ会陰の傷もまだ痛んでいたかもわかりません。

しかし、ただでさえ不安でたまらない時期に
データなどの数値ばかりで、私自身のことを見てもらえず不安だったのは事実。


次男の妊娠中に感じたような100%の幸福感を、長男のときには味わえなかったのが残念でなりません。

確かに、助産師だけ介助で行う
助産院での出産や自宅出産にリスクは付き物ですが、
医療技術が格段に進歩した現代だからこそ、
選択肢の一つとして考えてみても良いのではないでしょうか?

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私の場合は「病院」と「自宅」の両極端な選択でしたが、
今後、妊娠・出産の予定がある方には、
自分の望むお産のあり方をしっかり考えたうえで、納得のいく場所でお産をしてほしいのです。

この記事を読んだことがきっかけで、
ご自分にとって理想のお産ができる方が少しでも増えると嬉しいです。

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弛津ひなこ
九州在住の20代。2歳・0歳の息子たちに日々鍛えられています。長男の出産・アトピーの発症をきっかけに、いい空気と水を求めて同県田舎の古民家に移住。昨年は次男を自宅で出産しました。 「自然なものを食べて、自然な服を纏い、自然に還すことのできる家に住み、落ち葉がやがて土に還るように、自然に還れるカラダでいたい。」そんな想いで日々暮らしています。
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