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東洋医学から見た、長い間、原因不明の発熱が続く理由。

福原真一郎
鳥取大学の農学部で生物学や化学を学んだ後、鍼灸師とマッサージ師を別に取りに行ったので、長く東洋医学について学んできました。 今は整骨院で東洋医学と薬膳、栄養学の知識を活かして、治療と生活指導を行っています。

微熱が続くけど原因が分からない。

数ヶ月に渡って37度ちょっとの熱が続いている。

病院に行って血液検査、レントゲンなどの検査を受けても異常なし。

本当に問題はないのだろうか?

通常の体温が高いのではなく、微熱が数ヶ月も続くのは身体に問題が潜んでいます。

こちらでは東洋医学から見た微熱が続く原因と対処法について書いています。

 

そもそもなぜ熱は出るのか

熱が出るというのは、大きく分ければ
  • うつ熱
  • 発熱
の二つになります。

うつ熱とは身体の熱を冷ませない状態で、身体の熱が発散できない状態です。


特に、高温・多湿・無風という環境下では身体を冷ます機能が低下します。

うつ熱の時には身体は、
  • 睡眠
  • 体動減少
  • 筋緊張低下
という基礎代謝を少なくする変化が身体に起きます。

つまり、身体に熱がこもっているときは不眠に陥り、強い倦怠感に襲われ、力が入らないという状態に襲われます。


もう一つは発熱になりますが、自律神経失調症の症状に微熱があります。

微熱が出ている状態では、身体が常に重だるくやる気が阻害されてしまいます。

自律神経失調症による微熱は37度前後のことが多く、1か月以上微熱が継続して認められることも少なくありません。

自律神経は体温を調節する機能がありますが、この体温の調整中枢が乱れてしまうことで微熱が治らなくなります。

特に、ストレスなどにより緊張状態が続くと身体を興奮させる交感神経が働き代謝を促進するために体温が上がります。

発汗すれば体温を下げることができますが、自律神経失調症の場合は発汗させることができず体内に熱がこもってしまいます。


また風邪を引いても熱は発生しますが、この場合は身体に入ったウィルスを排泄するために身体が代謝を高めるために体温を高めています。

人間の身体は体温が一度上がると代謝が10%上がるのに加えて酵素の活動が50%も上昇します。

結果として免疫力は40%も上昇します。

微熱でなく38℃以上の熱が発生するときはウィルスが入っていることが多いので安易に解熱剤などで熱を下げずに栄養をとって休息することが大切です。


熱が発生するのは老廃物が溜まっている


身体を冷ます発汗などの機能が低下していると熱がこもりやすくなりますが、
代謝を促進させる原因の一つに身体に老廃物が溜まっている場合もあります。


老廃物の排泄を促すために身体は代謝を促進するので、代謝が過剰になった結果として余計に熱が発生しているのです。

そして、最も老廃物が溜まると問題となるのは脳です。

グリア細胞がglymphatic systemを作って、眠っている時に脳に溜まった老廃物を除去していると

Structural and functional features of central nervous system lymphatic vessels (中枢神経系に存在するリンパ管の構造的機能的特徴) バージニア大学

体内では内臓や筋肉などが常に代謝を行っているので、髪から指先まで日々、代謝を行っており脳の中も例外ではありません。

ですが、代謝の低い人は老廃物の排泄を促す力も低いのです。

そして脳に溜まった老廃物は睡眠中に流されるので、睡眠不足の時に身体は微熱が起こりやすくなります。

睡眠不足でも身体が軽い人は代謝が高く脳の老廃物をしっかりと流せているのに対して、寝ても眠い人は代謝が低く脳の老廃物を流せていないと言えます。


現代人に多い脳の疲れを引き起こす原因はスマホなどの使い過ぎです。

眼と鼻の神経は脳に直接つながっているので、眼の疲れはダイレクトに脳を疲労させます。

特に脳の疲労回復を促す睡眠前までスマホをいじっていたりすると余計に脳の疲労を悪化させます。

大切なのは寝る前の使用を控えるのはもちろん、一日における使用量を減らすことも重要です。

これはパソコンやテレビも同様ですが、最も画面と目が近いスマホの悪影響が大きいと言えます。

東洋医学から見た熱の正体


東洋医学では二元論と言って物事を二つに分けて考えています。

男と女、内と外、陰と陽、虚と実などです。

陰と陽とは、
  • 熱を作る作用を陽
  • 熱を冷ます作用を陰

と表現します。


そのため、微熱が続くような身体の状態は、
  • 陰虚(いんきょ):熱を冷ます水分不足
  • 気虚(ききょ):代謝が低いので風邪をひきやすい
  • 肝実(かんじつ):代謝は高いが過剰な老廃物の排泄が間に合わない
などに分類されます。

現代人に多いのは陰虚のタイプです。

このタイプは微熱が午後や夕方になって出てくるのが特徴です。
寝不足や水分不足がきっかけになることが多く普段からのぼせやすかったり、イライラしやすかったりします。

また全身の汗はあまりかかず手のひらや足の裏が汗ばみやすいのも特徴です。

このタイプの対処法は、
  • 早く寝る
  • 辛いものなどを控える
  • こまめな水分補給
  • 果物を食べる
などです。

身体に水分をしっかりと補給しようと思えば水分を摂るだけでなく、ミネラルバランスを整えるために旬の果物を摂るのも大切です。


次に多いのは代謝の低い気虚タイプです。
このタイプは胃腸が弱く食事の不摂生や偏食を繰り返している人が患いやすい状態です。

野菜の不足などもありますが、お菓子の食べ過ぎなどのタイプも目立ちます。
疲れやすく動き過ぎると微熱が出やすいタイプです。

風邪をひきやすく体力がないので寝ても疲れが残ります。
汗はかきやすいのですが、代謝が低いので身体が冷えすぎることが多いのも特徴です。

対処法としては、
  • 寝る前の食べ過ぎに気をつける
  • 野菜を意識して食べる
  • 睡眠をしっかりとる
などが基本になります。

胃腸の弱い人はうまく消化吸収が出来ないので普段から消化を助ける大根やキャベツは多めに食べるほうがおすすめです。


身体を鍛えていたり胃腸が強いタイプに多いのが肝実です。
代謝が盛んなので体内で発生する熱量が多くうまく発散できないと身体に熱がこもります。

普通なら老廃物が溜まることで疲れやすくなり休憩をとりたくなるのですが、肝実タイプの人は疲れにくく無理がききます。
怒りやすく声が大きくてタフなのが特徴です。

無理がきくぶんだけ他の人よりも多くストレスを溜めたり、過剰に身体が緊張したりするので体調を崩すときは大病を患いやすいので注意が必要です。

このタイプは赤面しやすく、気分にムラがあるのが特徴です。

対処法としては、
  • 適度な休息や気分転換
  • 運動をして汗をかく
  • 好きな香りをかぐ
  • 酸味のものを食べる
などが大切です。

疲れていても動いてしまうタイプなので、意識して休息をとりながら好きな香りでリラックスしたり老廃物の排泄を促す酸味の食事が大切です。酸味の食事は酢の物や飲むお酢がおすすめで特にリンゴ酢などが最近では人気です。

まとめ

微熱が出ている状態は、適切な処置をしないと慢性化しこれらの影響を受けてさらに慢性化しやすいため予防が大切です。
これらは微熱の状態は単独の原因で現れるよりも、いくつかの原因が重なり合って出てくることが多く見受けられます。

生活スタイルや精神面、食事のバランスなどの状態を見ながら体調管理をしていきましょう。
体質は毎日の積み重ねによって作られ変わっていくので、普段からの養生が大切です。

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