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秋に意外と多いお弁当の食中毒。我が家で実践している食中毒から身を守るお弁当作りのコツと対策を伝授します。

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秋に意外と多いお弁当の食中毒。我が家で実践している食中毒から身を守るお弁当作りのコツと対策を伝授します。


季節は秋へと動いてきており、過ごしやすい日が多くなってきました。
行楽シーズン、そして運動会のシーズンがこれから本格的にやってきます。

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毎日旦那様、お子様、そしてご自身もお弁当を作られている方も多いと思います。

それに加え、秋は運動会や遠足とお子さんのイベントも目白押しですね。
毎日のお弁当作りだけでも大変なのに、秋はおでかけや行楽弁当のように特別なお弁当も作る日もあります。
今この瞬間も毎日お弁当作りで奮闘されていらっしゃるお母さま方、本当に頭が下がる想いです。

ところで、みなさんにおたずねします。

みなさんはお弁当作りでどんなことを気を付けておられますか?

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*おかずで栄養のバランスが摂れているか。
*子どもが好き嫌いなく食べているか。
*朝の忙しい時間帯の中、制限時間内にお弁当が作り終われるかどうか。
*おかずが傷まないか。


おそらく、大きく分けるとこの4つに当てはまる方が多いと予測します。
その中でも一番気を付けておられるのは、やはり”おかずが傷まないか”。この心配ごとではないでしょうか。

今日の記事でみなさんに少しでも悩みのタネを減らして頂くきっかけとなれば嬉しく思います。

実は9月に多い食中毒

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9月は残暑が厳しく、夏の疲れもとれていない体調にも不安定な季節


初夏から真夏にかけても食中毒の危険はありますが、
猛暑も終わり心地よい風がある日も多くなってきた9月から10月はまだまだ日中は残暑が厳しい日が続いています。

酷暑からの夏バテが続き、朝晩の寒暖差に体調がついていけない。
そんな免疫力の低下から体調も崩しがちに。

そんな秋の弱った身体に食中毒のウイルスが侵入。
発熱、嘔吐や下痢といった症状をひき起こす危険性が潜んでいます。

食中毒をおこす主な細菌とウイルスの特徴

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サルモネラ菌

十分に加熱していない卵・肉・魚などが原因となります。
(例:生卵、オムレツ、牛肉のたたき、レバ刺し)

乾燥に強く、熱に弱い特徴があります。
食後、6時間~48時間で、吐き気、腹痛、下痢、発熱、頭痛などの症状が出ます。

黄色ブドウ球菌

ヒトの皮膚、鼻や口の中にいる菌です。傷やニキビを触った手で食べ物を触ると菌が付きやすくなります。
そのため、加熱した後に手作業をする食べ物が原因となります。

(例:おにぎり、お弁当、巻きずし、調理パン)

この菌が作る毒素は熱に強く、一度毒素ができてしまうと、加熱しても食中毒を防ぐことはできません。
食後30分~6時間で、吐き気、腹痛などの症状が出ます。

腸炎ビブリオ菌

生の魚や貝などの魚介類が原因となります。
(例:刺身、寿司)

塩分のあるところで増える菌で、真水や熱に弱い特徴があります。
食後4時間~96時間で、激しいげりや腹痛などの症状が出ます。

カンピロバクター

十分に加熱されていない肉(特にとり肉)や、飲料水、生野菜などが原因となります。また、ペットから感染することもあります。
(例:十分に火が通っていない焼鳥、十分に洗っていない野菜、井戸水やわき水)

乾燥に弱く、加熱すれば菌は死滅します。
食後2~7日で、下痢、発熱、吐き気、腹痛、筋肉痛などの症状が出ます。

腸管出血性大腸菌(O157、O111など)

十分に加熱されていない肉や生野菜などが原因となります。
(例:十分に加熱されていない肉、よく洗っていない野菜、井戸水やわき水)

菌には、O157やO111などの種類がありますが、十分に加熱すれば防げます。
食後12~60時間で、はげしい腹痛、下痢、血が多くまざった下痢などの症状が出ます。
症状が重くなると、死ぬことも。

ノロウイルス

カキなどの二枚貝を生や十分加熱しないで食べた場合や、ウイルスに汚染された水道水や井戸水などを飲んで感染することもあります。
(例:十分に加熱されていないカキ、アサリ、シジミ)

熱に弱いので、85度以上で1分間以上加熱。食中毒にかかった人の便や、嘔吐物から感染することもあるので、触ったら石けんでよく手を洗います。
食後1~2日で吐き気、ひどい下痢、腹痛などの症状がでます。

E型肝炎ウイルス

加熱不足のブタなどの肉や内臓を食べたことが原因となります。また、海外の地域によっては生水や生ものから感染する場合もあります。
(例:十分に火が通っていないブタの肉やレバー)

熱に弱いので、生食をさけ、中心まで十分に加熱すれば防げます。
ほとんど症状は出ませんが、一部の人は感染から平均6週間たつと、だるくなったり、皮膚が黄色くなったり、発熱したりします。
(出典:農林水産省ホームページ 食中毒の原因と種類 http://www.maff.go.jp/j/syokuiku/kodomo_navi/featured/afp1.html より )

これらの食中毒の危険性を防ぐために私達はどうすればいいのでしょうか。


食中毒を防ぐためにできること 

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食中毒の原因菌を「つけない」「増やさない」「やっつける」、原因ウイルスを「持ち込まない」「ひろげない」「つけない」「やっつける」

(1)買い物
*消費期限を確認する
*肉や魚などの生鮮食品や冷凍食品は最後に買う
*肉や魚などは汁が他の食品に付かないように分けて袋に入れる
*寄り道をしないで、すぐに帰る

(2)家庭での保存
*冷蔵や冷凍の必要な食品は、持ち帰ったらすぐに冷蔵庫や冷凍庫に保管する
*肉や魚は袋や容器に入れ、他の食品に肉汁などがかからないようにする
*肉、魚、卵などを取り扱うときは、取り扱う前と後に必ず手指を洗う
*冷蔵庫は10℃以下、冷凍庫は-15℃以下に保つ
*冷蔵庫や冷凍庫に詰めすぎない

(3)下準備
*調理の前に石けんで丁寧に手を洗う
*野菜などの食材を流水できれいに洗う(カット野菜もよく洗う)
*生肉や魚などの汁が、果物やサラダなど生で食べるものや調理の済んだものにかからないようにする
*生肉や魚、卵を触ったら手を洗う
*冷凍食品は使う分だけ解凍し、冷凍や解凍を繰り返さない
*使用後のふきんやタオルは熱湯で煮沸した後しっかり乾燥させる
*使用後の調理器具は洗った後、熱湯をかけて殺菌する(特に生肉や魚を切ったまな板や包丁)。

(4)調理
*調理の前に手を洗う
*肉や魚は十分に加熱。中心部を75℃で1分間以上の加熱が目安。

(5)食事
*食べる前に石けんで手を洗う
*清潔な食器を使う
*作った料理は、長時間、室温に放置しない

(6)残った食品
*残った食品を扱う前にも手を洗う
*清潔な容器に保存する
*温め直すときも十分に加熱
*ちょっとでもあやしいと思ったら食べない

(出典:政府広報オンライン 食中毒を防ぐ3つの原則・6つのポイント https://www.gov-online.go.jp/featured/201106_02/index.html より抜粋)

お弁当を作るときには特に注意が必要です。

お弁当のおかずで気を付けたいこと

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*生もの、水気を多く含むものは避ける。
ミニトマトのヘタ部分には多くの細菌含まれているので特に注意が必要です。
水を多く含む煮物もできれば傷みやすいので避けたいところです。

我が家で実践しているお弁当の食中毒予防

我が家もお弁当作りは4個~5個。多いときには6個を作っていました。

私自身も今でこそ手がかからなくなりましたが上2人が中学時代は
当時は中学も給食がなく弁当だったので毎朝のお弁当作りには悩まされました。

実践していた(中には今も実践している)コツを伝授します。


保冷材を入れておく。

スポーツをしている子ども達にとってお弁当は予測のつかない様々な環境下に置かれます。
お弁当には保冷材を必ず入れていました。

ご飯にはオーガニック梅干し

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梅干しがもつ殺菌作用でご飯が傷みにくくなることは先人からの教え。
今でも日の丸弁当として証明してくれています。

ナトリウムとカリウムのバランスをとるという意味でも科学的にも証明されています。
私は個人的に酢のものをおかずの一品としてタッパに入れ、いつも弁当と一緒にもっていっています。

🍠IN YOUMarketオススメの有機梅干し


天然素材でできた曲げわっぱの弁当箱

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曲げわっぱは日本の伝統工芸品。

わっぱとなる木の材料はヒノキや杉の天然木材で湿度を調整してくれる働きがあります。
漆でできた素材であればそれだけで漆の抗菌作用があります。

選ぶ際は必ず天然・無農薬・化学薬品不使用のものを選んでくださいね。

冷凍おかずストック

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これは我が家の定番です
きんぴらごぼう、切干大根煮、ひじき煮などを多めに作り、アルミに包んで容器に入れ冷凍庫へ。

煮物は水気は出ないようにあらかじめキッチンペーパーなどで丁寧に吸いとっておきます。

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翌朝、入れ物を変えて詰めるだけ。
凍ったままで入れることで保冷材の役目も果たしてくれます。

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これからのシーズン。イベントが目白押し!お弁当の機会も増える季節。

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毎日のお弁当作りは本当に大変ですよね。
そしてイベントの時には品数も増えるためもっと大変です。

便利だからといって添加物・薬品まみれの食材を使わないで。

過剰な殺菌よりも昔の知恵を活かした弁当作りを




私も「便利だから」と冷凍食品を使っていた時代もありました。

玉子焼き以外全て冷凍食品が並んでいたことも・・・。
しかしながら読者のみなさんもご存じのとおり、本当に多くの添加物が冷凍食品には使われていますし、農薬も使われています。

毎日食べるお弁当、栄養を吸収するだけでなく、身体にも有害な化学農薬・添加物が入っていくわけです。

お子さんや大切な人のためのお弁当こそ、ケミカルな食材ではなく、オーガニックで安心安全を追求したいですよね。

ですから使う食材は無農薬を、選びましょう。

食中毒は怖いかもしれませんが、かといって過剰な殺菌はむしろ免疫力を低下させます。

薬剤漬けになった野菜は、食中毒は起きないかもしれませんが、栄養価は低下し、腸内環境を悪化させます。

であれば、ナチュラルな方法で先人の方の知恵を拝借し、昔からのお弁当の養生方法を実践してみませんか?

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毎日食べるものだから安心を優先したい。

その想いは昔の人も今の私達も、きっと同じ。
お弁当を作る側にとって何より一番の願いです。

まさにお弁当には『愛情』がこもっていますからね。

ナチュラル・オーガニックなテクニックで食中毒予防!オススメアイテム2選

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