夏こそ冷え対策!オレンジジュースで作るフランスのお洒落デザート「クレープシュゼット」の作り方。
自覚しにくい夏冷えに注意!
冬の冷え対策はしているけど、夏は無防備!?
梅雨も明け、暑い日が続いていますね。
今年は、5月ごろから真夏日を観測するなど、例年より暑い印象があります。
我慢できずに冷房を入れている、という方も多くいらっしゃることでしょう。
夏冷えの原因
夏冷えとは、夏に起こりやすい冷えの症状のことを言います。主に原因は以下の3種類だと考えられています。冷房冷え
言わずもがな、冷房によるものです。
家ではなるべく冷房には頼らない、という方もいらっしゃるかと思いますが、外出先では難しいですよね。
電車やバスなどの公共機関も冷房は効いていますし、お店に入れば、一瞬で暑さを忘れてしまうほどの冷気でいっぱいです。
また、デスクワークの場合、オフィスの冷えと運動量ダウンによる熱産生不足により、より身体が冷えやすくなってしまいます。
内臓冷え
氷入りのジュース、冷たい麺類、アイスクリーム・・・冷たいものの食べ過ぎや飲み過ぎによって、内臓が冷えると、
胃腸の調子が悪くなったり、身体がだるくなります。また、陰性食品である夏野菜の食べ過ぎも身体を冷やす原因となります。
温度差
暑すぎる屋外から、冷えすぎた屋内への移動。
一瞬は気持ちいいのですが、屋外と屋内の温度差が大きいと、体温調節のため、常に交感神経が働き、エネルギーを必要以上に消耗してしまいます。
夏冷えを防ぐためにできること
冷房をかけすぎない
身体をこまめに動かす
同じ姿勢が続くと、運動量はダウンします。
仕事中は、伸びや簡単なひねり運動でもOK。
汗を拭く
冷房の効いた部屋に入る前には、必ず汗を拭いて、身体が冷えすぎないようにします。
冷たい飲み物、食べ物、陰性食品を避ける
冷たい飲み物や食べ物もさることながら、白砂糖、牛乳、コーヒー、
暑い地域で育つバナナやパイナップル、マンゴーなどのトロピカルスイーツ、
トマト、きゅうり、レタス、ナスなど夏野菜の食べ過ぎにも気をつけましょう。
特に夏野菜を多く食べる場合は、加熱して陽性に傾けるといいですね。
冷たいデザートは、身体を冷やすもと!身体が冷えきった時には、ぜひ温かいデザートを!
フランス生まれのお洒落ホットスイーツ「クレープシュゼット」
クレープシュゼットは、小麦のクレープをバターとオレンジ果汁で煮てグランマルニエ(オレンジリキュール)でフランベする温かいデザートです。
このデザートは、19世紀に活躍したフランスの料理人アンリ・シャルパンティエが英国皇太子のために即席で考案したデザートと言われており、同席していた女性が「シュゼット」だったことから、クレープシュゼットと名付けられたという説があります。ロマンチックですね。
今回は、炎の演出はなしですが、濃厚な有機みかんジュースで味わい深くしてみました。
有機オレンジジュースで作るホットデザート
「クレープシュゼット」の作り方
■材料
(A)
地粉(国産中力粉)・・・60g
有機無調整豆乳・・・60cc
良質な水・・・60cc
天日塩・・・少々
有機バニラオイル・・・少々
有機オレンジジュース・・・200cc
グランマルニエ(オレンジリキュール)・・・あれば少々
無農薬ココナッツオイル・・・適量
■作り方
1.クレープの生地を作る。材料(A)を全て混ぜ合わせ、30分ほど休ませておく。2.フライパンにココナッツオイルを引き、ペーパーで薄く伸ばしておく。フライパンが温まったら、一度火からおろし、お玉1杯分の生地を流し込み、円形になるようにフライパンを傾ける。
★粉が沈殿しやすいので、フライパンに流し込む前にクレープの生地をもう一度よく混ぜてから使用する。
3.外側の薄い生地が浮き上がり、底面がほんのり色づいてきたら、菜ばしやフライ返しなどを使用して、生地を裏返す。
4.裏返して、数十秒焼いたら、皿に取り出し、温かいうちに4つ折にしておく。同様にして2枚目を焼く。
★もう一度、ココナッツオイルを薄く引く。
5.フライパンにみかんジュースを入れ、軽く煮立たせたら、4のクレープを重ならないように入れ、両面にみかんジュースが染みこむまで軽く煮る。あれば、グランマルニエを加える。
6.皿に盛り付け、ドライフルーツや季節のフルーツ、ミントなどをトッピングする。
身体を冷やさないために
ひとつまみの塩
甘さを引き立て、陽性に近づけるために欠かせないひとつまみの塩。ミネラルが失われていない未精製塩を選んでください。
有機みかんジュース
マクロビオティックの分類において、みかんは、陰性食品ですが、中庸よりの食品です。
加熱をすることで、より陽性に傾けることができます。
また、甘みの強いみかんジュースを使うことで、白砂糖などの極陰食品を使用せずに済みます。
クレープ自体に甘みが欲しい場合は、メープルシロップやアガベシロップ をプラスしてください。
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より安心・安全なジュースを選ぶために知っておきたいこと。
濃縮還元とストレートの違い
果汁100%ジュースには、濃縮還元タイプとストレートタイプの2種類があります。濃縮還元タイプのジュース
果物の果汁から水分を取り除いて濃縮したものを、容器に詰める前に水分を加えて、もとの果汁の状態に戻したジュースのことです。ストレートタイプのジュース
果物の果汁をそのまま容器に詰めたジュースです。濃縮還元タイプのジュースは、保管や輸送などのコスト面で安く抑えることが出来、安価で販売されることが多いですが、
濃縮還元加工によって、香りが抜けてしまったり、栄養素を損失してしまったり、味が変化してしまうという弱点もあり、香料や栄養素などを添加物で補っている場合もあります。
濃縮還元タイプのジュースを選ぶ場合には、品質や、濃縮還元方法を確認しましょう。
原材料の品質
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