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縄文時代から続く驚異の海の野菜。簡単「昆布水」の作り方とその活用法。ミネラル豊富な昆布のパワーを身体に取り込もう!

    松橋佳奈子
    国際薬膳師/登録ランドスケープ・アーキテクト(RLA) 自身の体調不良がきっかけで薬膳を学び、「まちづくり」から「食」の道へ。「忙しい方にこそ、食べることを大切にしてほしい」という想いを胸に、2014年8月より「養生キッチン ふうど」として活動をスタート。 ​ 「人間も自然の一部」「すべての食材に効能がある」という薬膳の考え方をベースに、身近な材料とシンプルな調理法でつくれる「養生ごはん」をお伝えしています。 【HP】http://kitchenfudo.wixsite.com/fudo 【FB】https://www.facebook.com/kitchenfudo

    「よろこんぶ」とも呼ばれ昔から親しまれてきた、昆布。


    実は、現代人に不足しがちなミネラルを豊富に含み、とってもヘルシーな食材なんです。
    今回は、そんな昆布のパワーを手軽に取り入れられる「昆布水」とその活用法をお伝えします!

    昆布を日々美味しくいただいて、心も体もハッピーになりましょう。

    昆布の深い歴史と、豊富な栄養価について知っておこう!

    昆布は、縄文時代から食べられてきた?

    昆布を食べる習慣が全国的に広がったのは江戸時代に入ってからですが、その歴史は古くにさかのぼり、集落跡の調査によれば縄文時代前半にはすでに食べられていたのではと言われています。

    その後、奈良時代の歴史書「続日本紀」にも昆布のことが書かれたり、戦国時代には「打ち勝ち喜ぶ」という語呂合わせから、武将が出陣するときのアイテムとして利用されたり。

    昆布と人間とのつながりは古く、日本の歴史にも深く関わってきました。

    今も昔も、昆布はめでたい席の必携アイテム

    ところで、昆布の名前の由来をご存知でしょうか。
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    名前の由来については諸説あるようですが、まず、昔は「昆布(こんぶ)」ではなくその見た目から「広布(ひろめ)」と呼ばれていました。

    これが結婚披露宴の「おひろめ」の由来とも言われています。それがいつ頃からか、「広布」を音読みで読むようになり「こんぶ」に変わっていったとか。

    今は「よろこんぶ」として、おめでたい席の縁起物などに使われていますね。
    お正月のお飾りや鏡餅を供える時、「福茶」と呼ばれる正月や節分などに無病息災を願って飲むお茶にも、大豆・梅干しなどと一緒に昆布が使われています。

    呼び方は変わっても、今も昔もおめでたい席の必須アイテムなんですね。

    昆布はヘルシーでミネラル豊富な「海の野菜」!

    今も昔も縁起物には欠かせない昆布ですが、ヘルシーで栄養が豊富であることも見逃せません!

    昆布は、水溶性食物繊維が豊富で、昆布の重量の約3割を占めます。

    これは、食物繊維が豊富とされるゴボウの約5倍の量。
    また、昆布の1食(3g)あたりのエネルギーは4.3kcaと低カロリー。
    少量で満腹感を得られるため、ダイエット中の方にもおすすめの食材です。

    また、昆布には身体に欠かせないミネラルが豊富です!

    人の身体に必要なミネラル16種類のうち、「硫黄」を除く15種類がバランスよく含まれています。
    しかも「海の野菜」とも呼ばれる昆布のミネラルは、海水のミネラルとも成分構成が似ていて、吸収率80%と他の食品よりも高いのが特徴です。

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    IN YOUの他の記事でも「現代人はミネラルが不足気味」と言われていますが、
    その主な原因は、ストレスや、精製した食品が増えたり、そもそも野菜自体に含まれるミネラルが不足していることなど。

    ミネラルが不足すると、心身が疲れやすくなってしまいます。何か思い当たることがある方は、昆布を普段の食生活に取り入れてみるのもいいかもしれません。

    ちなみに薬膳の考え方では、昆布には余分な水分を排出するはたらきがあり、
    むくみや便秘解消に効果的
    とされています。
    また降圧、降脂作用があるため、高血圧や肥満の予防にも用いられています。


    昆布をいつもの食生活に取り入れよう!

    縁起物としてだけでなく、ヘルシーでミネラル豊富な昆布。ぜひいつもの食生活に取り入れたいですね!

    実は私自身の昆布好きがこうじて、昆布の魅力をよりたくさんの方にお伝えすべく、
    2016年10月から日本昆布協会さんの「昆布大使」を務めさせていただいています。これまでいろいろな食べ方を試してきましたが、昆布の美味しさは、何といっても独特の旨味!

    その旨味をシンプルかつ最大限に味わえるのは、昆布出汁ではないでしょうか。
    ちなみに、昆布出汁の旨味は液体中に豊富に含まれるグルタミン酸によるもの。

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    グルタミン酸は、母乳にも多く含まれている成分です。

    昆布出汁は、離乳食初期の赤ちゃんも食べることができます。
    昆布出汁を飲んで「美味しい~」「染みるな~」と感じるのは、本能的にというか、大人であっても私たちの身体に浸透しやすいからなのかもしれませんね。

    忙しい方にこそおすすめしたいのが「昆布水」!

    「昆布出汁=身体にいい」というイメージはあっても、
    「何となく出汁を取るのが面倒」という方も多いのではと思います。

    そんな忙しい方にもぜひ試してしていただきたいのが、昆布水です!


    昆布を刻んで水に漬けて置くだけ!夜準備をしておけば、朝には美味しい昆布水が出来上がっています。

    昆布は産地によって色々な種類がありますが、昆布水には、
    日高昆布よりも、旨味の出やすい利尻昆布・真昆布・羅臼昆布を使うのが個人的にはおすすめです(私は、羅臼昆布か利尻昆布を使うことが多いです)。

    【基本の昆布水レシピ】

    <材料(作りやすい分量)>
    昆布 10 g
    水 1リットル

    <作り方>
    1.昆布をキッチンばさみなどで刻む(そのまま水に漬けるだけでも作れますが、昆布を刻むことで旨味が水に溶け出しやすくなります)。
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    2.容器に、昆布と水を入れて数時間~半日程度おく。
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    まずは、そのまま一口飲んでみてください。昆布を水で漬けただけですが、すでにじんわりと昆布の旨味やミネラル分が感じられます。

    ここで少し覚えておいていただきたいのが、昆布は、薬膳では身体を冷やす食材とされていること。

    冷蔵庫に入れて昆布水を保存する方も多いと思いますが、
    夏場の本当に暑い時を除いては、常温にもどすか少し温めて「昆布茶」のようにしていただくのがおすすめです。

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    市販品で「昆布茶」というパウダーも売られていますが、昆布そのものを使った「昆布茶」はまた格別の香りですよ。

    昆布水を使った、旨味たっぷりの簡単料理

    昆布水は、昆布出汁と同じように、お味噌汁・スープ・煮込み料理・カレーなど、いろんな料理に使えます。
    昆布水の旨味が加わることで、いつものお料理がじんわりとやさしい味になるなと感じています。

    今回は、昆布水を使った簡単レシピを2つご紹介しますね。

    【簡単レシピ1】昆布水のグリーンスムージー

    昆布水をスムージーのベースに加えて、朝の一杯にしてみましょう。
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    今回は、薬膳では血の巡りを良くするとされる「チンゲン菜」を使いましたが、
    小松菜など他の青菜でも代用できます。身体が冷えやすい方は、生姜のすりおろし(慢性的な冷えには乾燥生姜パウダーがおすすめ)を少々加えてくださいね。

    <材料(2人分)>

    昆布水300㏄
    無農薬のりんご1/2個
    無農薬チンゲン菜 1~2株


    <作り方>
    1.りんごとチンゲン菜は小さくカットしておく。昆布水は常温か、少しだけ温めておく。
    2.全ての材料をミキサーかブレンダーに入れて、なめらかになるまで撹拌する。

    【簡単レシピ2】昆布水の即席!梅紫蘇スープ

    旨味たっぷりの昆布水は、即席スープにもぴったりです。

    体内を巡らせてデトックス効果を高めてくれる「紫蘇」「梅干し」と組み合わせてみました。

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    <材料(2人分)>

    昆布水300㏄
    無農薬紫蘇2枚
    有機梅干し1/2~1個


    <作り方>
    1.昆布水を小鍋に入れて沸騰直前まで温めておく。
    2.カップに梅干しを入れて、1を注ぐ。紫蘇を手でちぎって加える。

    昆布は食べ過ぎに注意!

    旨味たっぷりの昆布水、美味しいからと言って食べ過ぎ・飲み過ぎには注意が必要です。

    昆布には100gあたり200000μgのヨウ素が含まれ、海藻のなかでも飛びぬけて多いのが特徴です。

    ヨウ素は、人間の身体に必要なミネラルの一種。甲状腺ホルモンをつくる材料になり、
    代謝をコントロールしたり、妊娠した女性の場合だと胎児の神経や組織をつくる働きがあります。

    海藻類を食べる習慣のない海外の国々では、ヨウ素欠乏症に悩む人も少なくないですが、
    日本人の場合は不足する心配はあまりなく、むしろ、摂り過ぎによる健康被害の方が心配です。

    摂り過ぎの状態が続くと、むくみや倦怠感などが出たり、ひどい場合だと甲状腺腫になる場合もあります。
    ただもし一時的に摂り過ぎてしまっても、尿として排泄されるため、それほど問題はないとされています。


    2016年の日本人成人のヨウ素摂取量目安は1日あたり3000μgまで。
    これは、昆布を1.5g食べれば満たせる量です。

    子どもや妊婦の場合は、それより低い基準値です。
    (日本人は昔から昆布を食べてきたため多少摂りすぎても尿として排泄できることから、アメリカよりも基準値が高く設定されています)。
    また、昆布のヨウ素は水分中に多く溶け出します。

    昆布水をがぶがぶ飲んでいると、ヨウ素の摂り過ぎになってしまいます。適量を守りながら、昆布水を楽しんでくださいね!

    ミネラルたっぷりの昆布スムージーを作ってみよう!

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