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IN YOU Market

農薬の使い過ぎで、世界的規模で蜜蜂が消えているショッキングな事実。無農薬はちみつで作る!今が旬の紫キャベツのはちみつマリネの作り方。

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私がここ数年最も刺激を受けている友人から聞かされた衝撃的な事実とは!?

友人が一人で京都の北区紫竹で手焼きバウムクーヘンのお店をやっています。

昔からお菓子作りが好きだった彼女は、薬剤師として勤務していた病院の売店で自分で作ったお菓子やシュークリームを売っていたんだとか。
そこで出会ったアレルギー疾患の患者さんの「甘いものが大好きだけど、安心して食べられるものが少ないの。
でも、あなたの作ったお菓子は安心して食べることができるわ。」の一言で、菓子職人を目指す決意を。

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ドイツの国家資格である製菓マイスターを取得後、フリーランスの菓子職人としてドイツで日本の食文化の普及活動などの仕事に携わり、帰国後、店をオープン。
そんな彼女のお店の1番人気の商品が、「はちみつのバウムクーヘン」です。

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私は、ある時、彼女から衝撃的な事実を聞かされました。


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世界的規模で蜜蜂が消えている!

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蜂群崩壊症候群(ほうぐんほうかいしょうこうぐん)=CCDと呼ばれ、蜜蜂が大量に失踪する原因不明の現象です。

きっかけは2006年秋から2007年初めにかけて、アメリカ各地でセイヨウミツバチが一夜にして大量に失踪する現象が起こり、
以来こういった現象を指して呼ぶようになったと言います。

これはアメリカだけにとどまらず、ヨーロッパや日本でも同じような現象が数多く報告され、日本でも2013年から農水省が調査に乗り出しました。

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その調査の結果、稲に使われる農薬で、”水稲のカメムシ防除に使用された殺虫剤が、蜜蜂が直接暴露したことが原因である可能性が高いと考えられます”と報告しています。

これらの問題についてはIN YOUの過去の記事でも多数ご紹介しています。

現代の化学兵器ともいうべき「農薬 ネオニコチノイド」が作り出した地獄。ミツバチの大量死は人間の未来を予想していた!「ハチミツ」が直面している悲惨な現状とは?

いまだ日本国内で使われ続けるネオニコチノイド系農薬 安全神話の崩壊と、いつ誰に発症するか分からない化学物質過敏症。




■調査の目的
我が国では、CCDの事例は報告されていませんが、蜜蜂が減少する事例は起きており、
それらの事例と上記のような原因との関係について、十分なデータを把握できているとはいえませんでした。

このため、農林水産省は、農薬と蜜蜂が減少する事例の発生との関連性を把握すること等を目的として、
平成25年度から27年度までの3年間で、農薬が原因と疑われる蜜蜂数の顕著な減少や大量の死虫の発生(以下「被害」という。)事例の調査を実施しました。

■結果のポイント
1. 報告された被害事例の数は、69件(平成25年度)、79件(平成26年度)、50件(平成27年度)でした。

2. 被害の発生は、水稲のカメムシを防除する時期に多く、巣箱の前から採取した死虫からは各種の殺虫剤が検出されましたが、それらの多くは水稲のカメムシ防除に使用可能なものでした。

3. これらのことから、分析を行った死虫の発生は、水稲のカメムシ防除に使用された殺虫剤に、蜜蜂が直接暴露したことが原因である可能性が高いと考えられます。なお、検出された各種の殺虫剤の被害への影響の程度は特定できませんでした。

4. 被害件数が減少した都道府県に聞き取り等を行った結果、以下の対策が有効であることが明らかになりました。

   (ア)農薬使用者と養蜂家の間の情報共有

   (イ)巣箱の設置場所の工夫・退避

   (ウ)農薬の使用の工夫

5. 対策を実施することによって、農薬による蜜蜂の被害は減少しましたが、北海道については、被害が減少しませんでした。


農林水産省:蜜蜂被害事例調査(平成25年度~平成27年度)


未だに蜂群崩壊症候群=CCDの明確な原因は明らかになってはいませんが、”欧米豪では、「ダニ等の寄生虫や害虫」、「病気」、「栄養不足」、「農薬」、「周辺環境の変化」、「異常気象」などが挙げられており、いくつかの要因が複合的に影響していると考えられています”と結論付けているよう。

国によっては農薬の一部使用規制が進む中、日本の農水省としては、
わが国では蜂群崩壊症候群=CCDの事例は報告されていないという立場を崩していません。

よって、農薬の使用については、下記の様に注意喚起に留めています。

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この温度差は何を表しているのでしょうか?


「疑わしきは罰せず」「疑わしきは排除せず」で国民の健康や利益は果たして守られるのでしょうか?

「企業の利益」と「国民の健康」が天秤にかけられて、残念ながら優先されるのはいつも〇〇なのは否めません。




農薬は、品質の良い農産物を安定的に国民に供給するために必要なものです。しかし、農薬は、環境に放出されることが多いため、使用する際には蜜蜂などの有用生物やその他の周辺環境に悪影響を及ぼさないよう十分な配慮が必要です。

花粉媒介昆虫として重要な蜜蜂には、いろいろな種類がありますが、我が国で、果樹・野菜の授粉、ハチミツの生産等に活用されているのは、主としてセイヨウミツバチ(外来種)です。

欧米では、2000年代より、蜜蜂が越冬できずに消失したり、働き蜂のほとんどが女王蜂や幼虫などを残したまま突然いなくなり蜜蜂の群が維持できなくなるという、いわゆる「蜂群崩壊症候群」(CCD)が多く報告されており、世界中で蜜蜂の減少への関心が高まっています。

CCDを含む蜜蜂の減少の主な要因として、欧米豪では、「ダニ等の寄生虫や害虫」、「病気」、「栄養不足」、「農薬」、「周辺環境の変化」、「異常気象」などが挙げられており、いくつかの要因が複合的に影響していると考えられています。

そこで、近年、蜜蜂を保護する取組を各国政府が進めています。
(ア)米国政府は、花粉媒介者保護タスクフォースを立ち上げ、2015年に蜜蜂を含む花粉媒介
者の生育地の保護などを目標とした国家戦略を公表しました。
(イ)欧州では、2013年5月、欧州委員会が、蜜蜂への危害を防止するため、ネオニコチノイ
ド系農薬の使用の一部を暫定的に制限することを決定しました。また、欧州食品安全機
関は、蜜蜂の健康への取組に関するウェブサイトを立ち上げ、蜜蜂への種々のストレス
要因に関する情報等を公開しています。
(ウ)豪州では、2010年から、農業生産に資する蜜蜂の健康保護のため、政府機関と企業、
養蜂家等の間で蜜蜂の調査を行っています。

我が国では、現在までCCDは報告されていませんが、農林水産省は、農薬が原因と疑われる蜜蜂被害の全国調査、被害を減らすための対策の推進等の取組を行っています。これらの取組を、Q&A形式の「農薬による蜜蜂の危害を防止するための我が国の取組」として作成し、広く国民の皆様に知っていただけるよう、農林水産省のウェブサイトで2013年8月から紹介しており、定期的に見直しを行っています。

農林水産省:農薬による蜜蜂の危害を防止するための我が国の取組(2016.11月改訂)


都会のど真ん中で養蜂ブーム

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国連環境計画(UNEP)のアヒム・シュタイナー(Achim Steiner)事務局長は2011年3月、「この自然の財産の扱い方次第で、21世紀の人類の未来の一部が決まってくる。世界の食料の9割を占める100種類の作物種のうち、7割はハチが授粉を媒介している。」「多くの原因が相互作用を起こしている。1国では対処不可能なことは明らかで、国際的なネットワークによる世界的な対策が必要だ。」とハチの激減に関する報告書で訴えたと言います。


ハチ激減、未来の食料事情に影響も 国連が警告


日本でもこんな重大な事態が起こっている最中、10数年前から、都会のど真ん中、
しかもビルの屋上で養蜂を行うみつばちプロジェクトが次々と立ち上がり、
一般市民グループだけにとどまらず、企業や地域の町おこし規模で広がっていることがあちこちのメディアでも紹介され、私もTVを通じて知りました。

東京では、銀座や原宿・自由が丘、恵比寿ガーデンプレイスなど、大阪でも梅田や四天王寺などで蜜蜂の巣箱が置かれ、
そこでとれたはちみつを使って地元のレストランや菓子メーカーが、料理を提供したり商品を作り話題になっています。

当初はこの意外とも思える取り組みに、人が集中して行き交う都会の真ん中で、
万一トラブルが起こったらどうするのかとの懸念の声もあったようですが、専門家の指導を受ければ可能だということから、拡大の一途です。

海外でもアメリカのニューヨーク・サンフランシスコ・シアトルやパリ・ロンドンなど、世界規模で広がっています。

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この取り組みによって分かったことは、蜜蜂が花の蜜を集めるために飛ぶ距離は半径3~4キロ四方で、
例えば銀座なら皇居や浜離宮があり、都会の真ん中でも緑豊かな公園や緑地帯が意外とあること。

そういった場所は農薬の散布がされていない為、蜜蜂たちにとってはやさしい環境で、
蜜蜂たちが桜やトチなどの花を授粉させて実をつけることで野鳥が集まり自然環境にも良い影響が見られたり、
町ぐるみの取り組みによってビルの屋上に花や野菜・果物の苗を植える緑化の試みが可能になったこと等が挙げられていました。

結局、人間の傲慢さが小さな動物たちの生態系を崩し、人間の引き起こした結果によって、

私たち自身がしっぺ返しを受ける事に、いい加減気づかなければいけない。


都会での取り組みが、単なる町おこしの経済効果だけを狙う目的や企業の環境への取り組みの売名行為だけに終わらないことを願うばかり。

私たちが私たちを取り巻く環境について考える場にするためにどうしたらいいのでしょうか。


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それは私たちが、農薬を使わない野菜を積極的に買って、農薬を使わない生産者を応援する、
逆に、農薬を使った食品企業のものを買わない・・・などごく初歩的なことからスタートしてみる。

それを身近な人など、一般市民にも、積極的に広げることではないでしょうか。


IN YOUでも無農薬のレシピを多数ご紹介していますが、
今回は汚染のない蜂蜜で作る美味しいマリネの作り方をご紹介します。

今が旬の紫キャベツのはちみつマリネの作り方

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<材料>

有機紫キャベツ・・・250g
有機レモン(汁+すりおろし皮)・・・1/2個
天日塩・・・3g
オーガニックエクストラバージンオリーブオイル・・・20㏄
有機白ワインビネガー・・・大さじ2.5
無農薬はちみつ・・・20㏄


<作り方>
①、有機紫キャベツを千切りにし、天日塩をふって混ぜてしばらく置いておく。


②、①の有機紫キャベツを軽くしぼる。

③、②に有機レモンの皮のすりおろしと汁を加え、オーガニックエクストラバージンオリーブオイル、有機白ワインビネガー、無農薬はちみつを加え混ぜ、味が全体になじんだら完成。


このレシピで使ったハニーハンターが探し出した、人生未体験の感動の美味しさを叶えてくれる奇跡の無農薬はちみつも環境への取り組みに配慮されています。


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