スープ汁物類

10分レシピ。疲れた胃腸をいたわり、気管支・のどの不調をとる蓮根のとろとろ養生スープ。

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みなさん新年の七草も終え、胃腸の疲れもだいぶ抜けてきたころでしょうか。

それとも、まだまだお酒による冷えや胃腸の乱れ、溜まっていますか?
「そのうち治るか〜」って、放置していませんか?

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体の冷えと内臓疲れを放置すると、春先の体調をが変化する時期に
ガクンと免疫力を落としてしまいます。
そういう経験は持っている人、多いかと思います。

冬場に果物、甘いもの、ビール、乳製品やコーヒーなど、
体を緩めるものを食べ過ぎると、腸がゆるんでなまけものに。

すると代謝が悪くなるだけでなく、
「便を押し出す」という、腸の蠕動運動を鈍くしてしまう原因になります。

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マクロビオティックの観点から体を引き締める食材と言われているのは「根菜類」。
そして陽性の調味料、味噌・醤油・梅干・天日塩です。

地面に向かって伸びる力の強い作物「根菜類」はナトリウムが多く、
腸を引き締めて便を出す力を取り戻してくれます。

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逆に上昇する力の強い作物「果物やトマト、キュウリ、トウモロコシなど空に実を伸ばす作物」はカリウムが多く、
体をゆるめる作用を持っています。

夏には、体をゆるめて発汗をうながす夏野菜や果物を。
冬には、体を引き締めてデトックスを促す根菜類や乾物を。
人と自然界の植物は、常に同じサイクルで動いているのです。

だから「旬のものを食べる」ということは、
1年を通して体を整えるための最高の健康法なんですね。

今回は、
・消化機能を高めて胃腸のデトックスを促す大根
・肺や腎の機能を向上させて体の冷えをとる蓮根
・血行を促進し、浄血、増血を促す梅干

を組み合わせた、とろとろ滋味深い養生スープの作り方を紹介します。

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材料は全てすりおろして使うので、コトコト煮込む必要がありません。
「ちょっと風邪気味かな?」と思った時にも、5分あれば作れます。
のどの痛みや咳には抜群に効果がありますよ。

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このスープに使う食材は、すべての素材が「組み合わせの相乗効果」を発揮します。
体に効く各食材の効能をまずは知っておきましょう。

【大根おろし】

ー消化酵素ジアスターゼー
動物性たんぱく質の消化・解毒。
肌荒れ、アトピー、便秘の改善。

【れんこんおろし】

ータンニン・ポリフェノールー
去痰、せきどめ、肺やのどの粘膜の炎症をとる。

【梅干】

ークエン酸、コハク酸など各種有機酸ー
胃痛の改善、消化促進、食欲増進、頭痛の改善、殺菌・抗酸化作用、血液浄化作用。

【くず粉】

ーくずでんぷん・サポニンー
胃腸の調子を整える、内臓を温める、血液浄化作用、血行促進作用、肝機能向上。

【生姜のすりおろし】ージンゲロール・ショウガオールー
代謝促進、殺菌・抗炎症作用、消化力を高める。

【味噌・醤油】

ー各種アミノ酸・酵素・乳酸菌ー
動物性たんぱく質の消化・分解、抗酸化作用、代謝促進、滋養強壮、殺菌作用。

【自然塩】

ーカルシウム・マグネシウムなど各種ミネラル類ー
増血、造血、体温を上げる、血行促進、ミネラル補給、体内の浸透圧を正常に保つ。

だし汁は自分の好みのものを使っても良いですし、
乾物を使って前日に水だしのだし汁を仕込んでおくのも便利ですよ(手順参照)。

ベジだし

10分レシピ。新年の疲れた内臓をいたわる、とろとろ蓮根の養生スープ。

表紙
体を温め、胃腸の調子を整えて体内の消化を促し、
老廃物をデトックスする一杯。
蓮根と大根のW効果で去痰と喉の炎症をとります。


【材料】

(2〜3人分)
・だし汁(※手順1参照) 2カップ
・生姜のすりおろし ティースプーン1杯
・れんこんのすりおろし 10〜15cmぶん
・大根のすりおろし 10〜15cmぶん
・梅干 1個
・味噌または醤油(好みでどちらの味つけでもOK。お好きな方をチョイスして下さい。) 大さじ1〜味をみて調整
・自然塩 少々
・とろみが足りない場合は水溶きくず粉 水大さじ2+葛粉大さじ1


1、1.5Lの水に昆布10cm、切り干し大根ひとつまみ、干し椎茸1個、無農薬玉ねぎの皮1枚を入れ、
一晩置いて水だしをとる。もしくは、好みのだし汁を使ってください。

ベジだし
※水だしは麦茶用などのピッチャーやビンに入れて、5日間冷蔵保存可能。
いつでも美味しい味噌汁が作れます。
時間がない場合は鍋に水と出汁の材料を入れて火にかけ、沸騰したら火を止めます。
15分ほどしばらく置けば、美味しいおだしがとれますよ。

2、鍋にだし汁と梅干しを入れ、温める。
生姜、れんこんのすりおろしを加え、さらに弱火で温める。
れんこんのでんぷんでとろりとしてきます。

3、とろみが足りなければ水溶き葛粉を加えてとろみをつける。
塩・醤油(または味噌)で味を整え、食べる直前に大根おろしを加えていただきます。


※くず粉はお腹の調子を整え、体を温める漢方薬です。
片栗粉は体を冷やす効果があるので逆効果に。必ず本くず粉を使ってください。

内臓の疲れをとるために。養生スープをさらに効果的に食べる方法とは。


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れんこんの主成分はでんぷんであり、糖質です。
大根も糖質の多い野菜です。

全般的に根菜類というのは甘く、糖質やでんぷん質の多い野菜なので、
このスープを効果的に飲む時は、一緒に「炭水化物=糖質」を摂らないこと。

ご飯や玄米ごはん、芋類など、糖質をプラスしてしまうと、あまり意味がなくなってしまいます。

糖質の消化・分解で疲れている内臓を休めるためにも、このスープを飲むときは主食を抜きましょう。
大根やれんこんの消化酵素が消化力を高めてくれます。

たった1日だけ、夕飯の主食=炭水化物を1食抜いて「とろとろ養生スープ」を飲んで過ごすだけでも、
翌日の体は軽く、朝もすっきり目覚められると思いますよ。

「スープだけじゃツライ!」という方は、
糖質を含まないおかずなら食べてOK。

ただし、よく噛んで食べましょう!
どんなに健康的な食べ物でもオーガニックな野菜でも、よく噛まないで食べていたら
腸内で未消化・異常発酵を起こし、毒素が溜まるだけ。

消化力を高め、胃腸をすっきりきれいにするのは
食物繊維でも玄米でもデトックス食材でもなく、
自分の「咀嚼力と唾液量」です。

「ごはんは1口30回噛みましょう。」というのは子供の頃からの基本。
クリーンな体を維持するためには食べ物よりもまず、
「よく噛むこと」がとても大事なことなんです。

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特に玄米など食物繊維の多い食材は、口の中でペーストになるまで噛まなければ、
腸を傷つけ、消化不良を起こすだけ。
慢性的に腸が傷ついた状態(リーキーガット)を続けていれば、
栄養の吸収は悪くなり、
お腹のはりや疲れ、ねむけ、肩こり、自律神経の低下に繋がってしまいます。

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人間は、だれしもが弱い胃をもって生まれてくるわけではないのです。
だれもが正常の胃をもって生まれてきます。
「胃が弱い」「胃もたれしやすい」と自覚する人は胃が弱いのではなくて、
よく噛んでいない人が多い。
消化酵素である唾液の分泌不足です。

そのぶん、果物やスムージーなど消化に負担がかからないものを好むようになります。

胃を弱くしているのは、自分の咀嚼力です。

とにかくよく噛むこと。
消化酵素である唾液を増やすこと。
ほんとうに、ほんとうに大事です。

まずは、養生スープのとろみで消化力を高め、胃腸をリセットした翌日からは、
普通の食事を「よく噛む」ことを意識してすごしてくださいね。

試してみなくちゃ始まらない。
自分の体は、自分で治せます。


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くみんちゅ
家族の体は、おかあさんの作るごはんでできている。 「こだわるけどとらわれない」をモットーに、誰もが作れる安心安全なレシピ作りを展開。 「もう何も食べられるものがない」から視点を変えてみる。 膨大にあふれる加工品や市販菓子より、 台所でにぎる塩おにぎりひとつ。 子供に、若者に、安全な食卓を。 さて、今日もごはんをつくりましょ。 FB ブログ
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