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Organic Life to all the people.

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知らなかった!一つあれば万能飲料。緑茶の意外と知らない意外な活用術と使い道。四季のからだに添う野草茶のつくり方。

柳原 里実
日本の四季の行事や暮らしの手作りを体験する「いつもがわくわく*こどもてらこや」を主宰。 日本の文化体験・国際交流体験の他、自然農法で野菜を育て、重ね煮・マクロビなどを取り入れた料理体験などを行っている。 その他、「いま・ここ」にゆるりと心を込め、「日常」をしあわせにたのしむことをテーマとするイベント・ワークショップの主催・共催、寄稿、ラジオ出演、バンドのヴォーカルなど。 循環型暮らしを提案するイベント2015年親善大使。 共著本『What’s LOHAS? ロハスブックvol.3』(株式会社交通タイムズ社)では、四季・暮らし・食事・テーブルコーディネート・育児・工作・植物・こころなどに関する制作・撮影・エッセイ・イラストなどを担当。

1. お茶本来の効能とさまざまな利用法

食後の団らんに、仕事や作業の一区切りに、または子どもたちを寝かしつけてからのごほうび時間に…。
暮らしの中で、ほっとひといきつく時間を彩ってくれる「お茶」。

 あたたかい飲み物は、からだを中からあたためてくれ、心もゆるめてくれますね。

そんな中、今世界でも一躍話題になっている「グリーンティー:緑茶」。


緑茶は日本人にとっては今や珍しいものではなくなりましたが、ついつい身近なものだからこそ、忘れがちなその魅力に迫ります。
珈琲、紅茶などさまざまありますが、日本の暮らしに根付く「緑茶」のパワーを確認してみましょう。

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便利な緑茶の活用方法とは?

一つあれば使い道6通り以上!


①<緑茶うがい>

 もうすっかり有名になりましたが、国内外の研究により、緑茶でうがいをしたり、飲用することが、健康に有効であると報告されています。
茶に含まれるカテキンが、風邪、インフルエンザ、ポリープ、糖尿病、認知症、アルツハイマー、C型肝炎、脳梗塞、脳卒中、がんなどのリスクを抑えることに有効であると報告されています。

②<茶殻掃きそうじ>

 緑茶を入れた後の茶殻には、「抗菌効果」「消臭効果」「有効な非水溶性成分」がほとんど残っています。
畳の掃く時にまき、掃き清めていた知恵は、ほこりをからめ取るだけでなく、ゆるやかな抗菌効果や消臭効果も兼ねていたのでしょう。
最後には、土に還るという点でも、エコな掃除方法と言えますね。

③<茶殻ふきそうじ>

 古い手ぬぐいに茶殻を入れ、調理器具や床を拭く「お茶ふきん」。
ゆるやかな「抗菌効果」や「消臭効果」があると言われています。(材質によって、色移りに注意)

④<お茶風呂>

 茶殻をネットに入れ、お風呂を沸かすと「お茶風呂」。「香り」も楽しめます。

⑤<お茶消臭剤>

 茶殻をしっかり乾燥させ、袋に入れると天然の「お茶消臭剤」。靴箱などに入れておくと「臭いを吸収」してくれるそう。
 (公益財団法人世界緑茶協会HP)

⑥<お茶料理>

 玉露のような柔らかいお茶の葉は、料理にもおすすめです。蒸らしてお茶を出しただけでは、カテキン、ビタミン、ミネラル、食物繊維などがほとんど残っており、食べることで採ることができます。

炒め物、かき揚げ、炒飯、パスタなどに加えて、調理します。新玉ねぎ、じゃがいも、ちりめんじゃこなどとよく合うように思います。
いりごま、わかめ、鰹節、ちりめんじゃこなどと炒めて、醤油を回しかける「しっとりふりかけ」もおいしいですよ。
おいしいとはいえ、どんな食べ物もそうですが、食べすぎず、適度な量を。
 

 飲んで、食べて、入浴して…さて、これら「お茶本来の力」を「安全に体に取り入れる」ために、大切な課題があります。


2 お茶の残留農薬事情と、お茶に農薬が使われる背景

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一方でお茶の農薬問題については深刻なものがあります。

お茶が苦いのは農薬のせいかも?お茶の固定概念が変わる、お家でいれるホッコリ香ばしいほうじ茶とアレンジティーの作り方。


「飲む農薬」とも称される日本茶の残留農薬基準値は一般の農作物と比べて数100倍。知られざるお茶の実態


 茶畑と言えば、畝のように長く、低く美しく刈り込まれた風景が浮かびます。
八十八夜の茶摘み乙女の姿でも、有名ですね。

元々、固定種の「茶の木」は、他の多くの木と同じように、一本ずつ立ち、根や枝を大きく伸ばし、生育するものです。
管理するひとのいなくなった茶畑を、もし目にする機会があれば、力強く繁茂する姿を見られるかもしれません。

 しかし、その場合、品質の一定化は難しく、摘み取りにも手間がかかるため、大量生産には向きません。
そこで、生産性をあげるために品種改良が進み、管理しやすく、刈り取りやすい仕立て方が一般的に。
そのことは、茶の木が本来持っていた力を弱め、虫や病気に対する抵抗力を弱めているのです。

そこで「農薬」の登場です

3 日本の茶葉が海外で売れない理由

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日本での農薬使用種類や使用量が、世界で上位に入っているのは、すでにご存じの通りです。
さらに、2013年からのネオニコチノイド系農薬の使用禁止の流れに反し、日本では逆に使用の規制が緩和されてしまっています。

日本ではなぜ残留農薬規定が緩和され続けているのか?毒性の強いネオニコチノイドが私達に与える影響とは。


 
茶葉に関しては、国内では元より、殺虫剤112種、殺菌剤38種などと、茶以外の野菜・果物への基準と比べ
群を抜いて多くの農薬が使用可能と登録されています。

さらに、残留農薬基準値の設定も、茶以外の野菜・くだものが0.01~10ppmに対して、茶は30ppと高い設定。

使う前に「洗わない」。
熱い湯で蒸して、溶け出る残留農薬の割合は10%ともいわれているそう。

「日本茶」の意外と知られていない残留農薬の実態。美味しいお茶と一緒に農薬を飲んでいる可能性も。



「飲む農薬」とも称される日本茶の残留農薬基準値は一般の農作物と比べて数100倍。知られざるお茶の実態


 
 お茶の持つ本来の有効な効果や、一服のお茶を入れることを通じて精神性を高める「茶道」は、海外でも興味を持つ人は少なくありません。
それにもかかわらず、輸出が飲み悩んでいるのが現状です。

「日本の緑茶生産に使用されている農薬は、ドイツ・EUでは登録されていないものが多く、現地の残留農薬規制をクリアすることが最大の課題。」

なのです。

(農林水産省「品目別市場実態調査」)

「このため、日本のMRL に対応した現状の農薬の使用のままでは、輸出が困難な場合があり、その対策が必要となります。」

(農林水産省消費・安全局)
 

残念ながら、輸出向けには「対策が必要」とされる一方、国内では、海外で受け入れられていない茶葉が、日常的に流通し消費されているのです。



4 いま私たちがここで、できること


 わたしたちが現実的にできることは、「いまここでできること」を、「続ける」ことでしょう。

①自然栽培・有機無農薬栽培のものを選ぶ

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 国内では、まだまだ少数派の生産農家さんが、作られているものを「選ぶ」。
「買う」ことは、「賛同を表明する」こと。その手間に見合う収入が安定して入るようになれば、それが「標準」になる日が来ます。

ひとりひとりに、市場を変える力があります。

②手づくりのお茶で考えるきっかけに

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 茶葉をつくって飲むことで、材料やからだの変化へ想いをはせるきっかけになります。
 

<春夏におすすめの野草茶>

 その季節には、その時の体に寄り添うものが採れます。

  *除草剤、農薬などの心配のないものを。
  *毒性のある草、見分けがつかない草は使用しないように。
  *イチョウの葉に含まれる有害成分「ギンコール酸」のように、強い作用を示す薬草については、専用の抽出技術を使わずに煎じたものを飲まないように。

「スギナ」

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鎮咳(ちんがい)作用・利尿作用

「ヨモギ」

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健胃・貧血の補血

「どくだみ」

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便通・利尿・高血圧予防・美容

「柿の葉」

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ビタミンC・健胃・貧血の補血

「枇杷の葉」

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 健胃・下痢止め・消炎

<春夏におすすめの野草茶の作り方>


【材料】
・スギナ、ヨモギ、どくだみ、柿の葉、枇杷の葉など 適量

【作り方】

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 洗って、日干しします。 

  *晴れている日の午前中に。 
  *花、おしべ、果実、ハーブなど、陰干しがよいものもある。 
  *小さく切ってから干す方法もある。


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 好みの葉を小さく切って入れ、良い水を入れます。 
  *ポットの素材は、鉄は有効成分の働きを抑えるので、ガラス・ほうろう・陶器などがよい。


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 水が約半分になるまで、煮詰めたらできあがり。

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5 こころとからだに「しっくりくる」選択を

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 数年前に、こどもたち10人とお茶の苗木を植えました。
大きくなったら、緑茶、抹茶、紅茶など少しずつ挑戦できればと思っています。
この春には、無農薬ハト麦の種を植えたので、みんなで秋にハト麦茶を作ってみたいと思っています。

 毎日の暮らしの中のお茶。
できることを、つづける。

どうぞそのときのご自分にあったものを選びながら、こころもからだもほっとするお茶の時間をおたのしみください。


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平成4年から農薬や化学肥料を使わずに栽培されています。
農薬散布による体調不良から無農薬栽培を開始し、平成14年には有機JASを取得。
昆虫が死んでいき、土壌が荒廃することを目の当たりにしたことから
有機栽培に転換しましたが、当初1、2年はお茶が虫に食べられ、葉も小さくなり、

害虫や病気のために収量や品質が落ちてしまったそうです。
農作物づくりの根本は土壌づくりであるということを勉強し、ひたすら土壌改良をして畑を耕すことで
土に空気が入って土壌菌が元気になり、ふかふかの畑になっていきました。
3年ほど経ったところで土壌中の好菌微生物が増え、お茶の間の土が柔らかくなり、お茶の品質や収穫量も上がっていったのです。
自然の中で生きる動物や植物と同じ気持ちでサイクルを損なわないように栽培することで、自然のリズムがお茶に良い影響を与えてくれるのです。


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日本の四季の行事や暮らしの手作りを体験する「いつもがわくわく*こどもてらこや」を主宰。 日本の文化体験・国際交流体験の他、自然農法で野菜を育て、重ね煮・マクロビなどを取り入れた料理体験などを行っている。 その他、「いま・ここ」にゆるりと心を込め、「日常」をしあわせにたのしむことをテーマとするイベント・ワークショップの主催・共催、寄稿、ラジオ出演、バンドのヴォーカルなど。 循環型暮らしを提案するイベント2015年親善大使。 共著本『What’s LOHAS? ロハスブックvol.3』(株式会社交通タイムズ社)では、四季・暮らし・食事・テーブルコーディネート・育児・工作・植物・こころなどに関する制作・撮影・エッセイ・イラストなどを担当。
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