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日本の給食が危ない?世界の給食と比較して見えた現実

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日本の給食が危ない?世界の給食と比較して見えた現実


みなさん給食に対してどういった印象をお持ちでしょうか?
ちなみに私はいい思い出がありません。

当時は口に合わないと言うわがままな理由で給食を好きにはなれませんでした。

子供が産まれ小学生になった今、
更に給食に対する疑問や不満を抱くようになりました。

モヤモヤしているだけでは前に進めないので、
日本の給食の問題点やいい所、
世界の給食はどうなっているのかなどを紹介したいと思います。

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日本の給食の問題点と世界の給食事情

神奈川県の学校で「味が薄い」「冷めていて美味しくない」
などの理由から給食が大量に残されているというニュースがありました。

給食の提供方法としては、主に各学校内で作る自校式と、
業者に委託して毎日届けてもらうデリバリー方式が
全国の学校で採用されていて、細かく言うと他にもあります。

神奈川県の給食の場合、デリバリー方式を採用していたのが
一番の問題なのかなとも思いますが、一見よさそうな自校式にも問題は山積。

ホンモノを食べさせたい親たちが気になっている、
給食の問題点と海外の給食を見ていきたいと思います。

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日本の給食の添加物問題

スーパーなどに買い物に行くと、入っていないものを探すのが
難しくなっているくらい家庭に浸透している食品添加物。

味覚を形成していく大事な時期の子供たちに
添加物が使われたものは食べさせたくありません。

私もその一人で、娘が通う学校に添加物のこと、
他にも給食の不満点を伝えてみましたが相手にはされませんでした。

やはりこの手の事には人数が必要なんだなと
改めて思い知らされる瞬間でもありました。

周りを見ていても食に本当の意味で関心がある人がいないし、
添加物なんて話題に出ることもありません。

まずは自分の周りからじわじわ攻めていかなくてはならないのはしんどいですが、
子供たちの健康や食について知識や興味のある人がどんどん発信していくのが一番の近道だと思っています。

給食の農薬問題

野菜の残留農薬や、パンに使われている外国産小麦粉のポストハーベスト、
子供たちが毎日食べる給食に付きまとう農薬の問題。

費用を出来るだけ抑えたい給食に取って、
無農薬の野菜を使用するのは難しいことではあります。

物によっては有機栽培で育てた野菜を使っている学校もありますが、
有機栽培といっても、肥料に有機質のものを使っていると言うだけで、
農薬を使用しているケースがあり、
全く農薬を使用しない生産者を探すのはなかなか大変な事です。

日本は農薬に無頓着な人も多く、
そもそもオーガニックな生産者が少数派の日本では、
給食の野菜などを無農薬にするのはかなり難しいのが現状です。

世界の給食はこんなにも進んでいた


外国の給食と言うと簡素なものが多いと思われていますが、
先進国などではオーガニック給食へ移行する動きがたくさん見られます。
代表的なのはイタリアでしょうか、
国の多くの学校でオーガニックな給食が提供されているようです。

有機農家の数を見ても先進国の中でイタリアがトップなので、
農薬に関して関心が高い国といえます。デンマークのコペンハーゲンでは、
給食の加工食品を減らす動きや、生物多様性の観点から、
多品目の野菜を育てる農家から積極的に野菜を購入するという方針を打ち出しました。

他にもアメリカのカリフォルニアの一部やブラジルのサンパウロ市、
映画にもなった南フランスなどでも給食を
オーガニックに変えようという動きがあるようです。

タイルは違えど、子供たちの未来を思う気持ちはどの国も同じだと思います。
見習える所は見習って、それぞれの個性ややり方で給食の問題点を
ひとつひとつクリアしていく事が重要だと思います。

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日本でもオーガニックな給食を出す学校はあるの?


ネガティブな話ばかりに目が行きがちですが、
日本にだって明るい話題もあるようです。

子供のためにひとつになった大人たちのおかげで、
安心安全な給食を提供する学校がちらほら出てきています。

そんな嬉しいような羨ましいようなニュースを紹介しましょう。


マクロビオティックを取り入れた食事を提供する学校も

「にしごうマクロビ給食」は、胚芽米や雑穀を中心とした主食に、
地元で生産される野菜 や豆を副食に積極的に取り入れた、
本村の特色ある給食の愛称である。
出典:食育推進地域報告書

福島県の西郷村では食育推進の一環で、
マクロビオティックを基本とした給食を子供たちに出す活動に力を入れています。

メニューは胚芽や雑穀の入ったご飯に魚や海草など和食をメインにした内容です。

「にしごうマクロビ給食見学会」なるものも開催されていて、
いろいろな地域から食に敏感なお母さん達が集まりました。

そこでは給食の試食はもちろん、戦後から始まった給食の話から費用の話、
未来ある子供たちのために積極的に話し合っていたようです。

課題はまだあるものの、こんな取り組みが行われてるというのは本当に素晴らしい事です。

オーガニック野菜を給食に使用する学校も

1月16日、18日、28日に市内全小中学校で
自然栽培の米と野菜を取り入れた学校給食が提供されました。

29日にも給食に取り入れられ、ご飯、ニンジン、キクイモは自然栽培農法によるもので、
児童・生徒およそ1,500人が無農薬・無肥料・無除草剤で
安全性に優れたお米と野菜を味わいました。

瑞穂小学校では、自然栽培米を提供した生産者のほか、
JAはくい職員、市職員が児童らとともに試食。

給食を食べ終わった児童からは「今日のご飯は、味がすごくする」
「野菜もシャキシャキしていておいしい」などの感想が聞かれました。
出典:石川県羽咋市 自然栽培米・野菜を使った給食

石川県羽咋市の全小中学校では全国初のオーガニック食材の給食を子供たちに提供する取り組みを年に何回か行っているようです。羽咋市議の松永幸則氏が公約として訴えていた事がついに実現しました。ひとつの学校ではなく羽咋市全部の学校で実施するのはとても大変な事だとおもいます。まだまだ馴染みのない「自然栽培」がこのニュースによって広く知れ渡り、全国で自然栽培の生産者が増えて更に大きなムーブメントになることを期待したいです。

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日本にもっとオーガニック給食を広めるために


色々調べてみて、海外の食と健康に対する進み具合を知れたこと、
日本も少しずつ意識が変わってきている事を感じられたのは、
更に前に進むきっかけとして良かったのではないでしょうか。

どうしてもネガティブな情報ばかりに目がいきがちですが、
ほんの一例でも素晴らしい取り組みがあることを知り、
自分なりにその知識を活かしながら変えていけるような気がしました。

本来の野菜の美味しさが味わえる。固定種のみで作る、完全無農薬・無肥料・固定種のお野菜

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【この野菜を作る上でのポイント4つ】
①自然が豊かな八ヶ岳南麓高原で栽培していること
②無農薬・無肥料の自然農法で栽培していること
③全て固定種(在来種)を栽培していること
④自然環境に配慮して栽培していること

この野菜を作っている生産者さんは、
日本の国内農業や食の在り方について
問題意識を持つようになったのがきっかけで、
現在は自然農法家として、
八ヶ岳の豊かな自然に囲まれながら固定種に絞った野菜を生産しています。

実は有機JASの野菜も実は遺伝子組み換えであったり、
有機肥料自体に問題があったり。
そして化学肥料・農薬による土地や作物、
自然環境への影響。
そこで自分自身が行動しなければと決心し、
農業を始める事になったそうです。


【この記事を読んだ方におすすめの記事】

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「給食を変えたらいじめや不登校が減り、子供たちが変わった。」その学校給食、大丈夫ですか?大切な子供に食べさせたい給食のあり方とは。

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