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本物のオーガニックが見つかるオーガニックショップ IN YOU Market 本物のオーガニックが見つかるオーガニックショップ
IN YOU Market

日本人が海外産シャンプーを使うことの知られざる盲点。シャンプー選びは「日本の水質に合うかどうか」が肝でした。

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あなたのシャンプー、日本の水質に合った成分ですか?


こんな質問をされたら、貴方はどう思いますか。


・シャンプーの成分には気をつけているけれど
・オーガニック認証を受けた、安心安全なものは選んでいるけれど


日本の水で落としやすいかどうかなんて、考えたことがない!
シャンプーの成分に拘るべきで、洗いながす時の水は関係ないのでは?

そう思われた方が多いことでしょう。

でもこの2点をシャンプー選びの際に念頭に置くだけで、貴方のシャンプージプシーを終わらせることが出来るかもしれません。

どんなシャンプーを選ぶかではなく水にあったシャンプーを選ぶ、という新しい視点を持つ方法をお伝えします。

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シャンプージプシーから今年こそ卒業!
産後の薄毛から真剣にシャンプーと向き合ってたどり着いた「水質」に付いて


巷に溢れる様々な「シャンプー」。
顔の額縁と言われる髪をケアするアイテムであり、雑誌でも特集が度々組まれることからもみんな「運命の一本」を探し求めています。

シャンプーを選ぶ基準に「水質」?

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私がシャンプーの成分やすすぎの際の「水」について調べるようになったきっかけは3つあります。

①二度の出産で髪がどんどん抜け、細くコシがなくなっていったこと

②幼い頃からのアトピー性皮膚炎により強い洗浄力のあるシャンプーでは「かゆみ」が出てしまう。かと言って洗い上がりの優しいものだと「髪がベタつく」。この悩みのため、長年良いと言われるシャンプーへのトライアンドエラーを繰り返してきたこと

③娘の肌は私よりも弱く、アトピーについて改めて調べるうちに「シャンプーのすすぎ残し」はもちろんのこと、「入浴の際の”水質”」についても注意するべきとわかったこと


以上のきっかけから、シャンプーは「銘柄」や商品イメージではなく、どんな「成分」か、「どんな水」で落とすべきか、について意識し始めました。
そして、自分なりに「これだ!」と思うシャンプー生活をしていた中で参加したセミナーで、この記事を書くきっかけとなった言葉を聞くのです。

「ヨーロッパと日本では水質が違うのに、”オーガニック認証があるから”とヨーロッパのシャンプーを使う必要はありません」

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皆さんはヨーロッパの商品の方が安心できる!として欧米オーガニック製品を選んでいる方もいるのではないでしょうか。

「ヨーロッパと日本では水質が違うのに、”オーガニック認証があるから”とヨーロッパのシャンプーを使う必要はありません」


これは昨年末にIN YOUエディターズオフィスにて行われた、日本オーガニックコスメ協会による「オーガニック認証について」のセミナーでの一コマでした。
シャンプーを洗い流す「水」と、シャンプーの成分とは切ってもきれない関係にあると確信した瞬間でした。

この「ヨーロッパと日本では水質が違う」ということと「ヨーロッパのシャンプーを使う必要はない」ということには
「硬水」に含まれるある成分が関係しています。詳しく見て行きましょう。

日本以外のほとんどの国は「硬水」の国。「硬水」では石鹸は上手く落とせないから、
あのオーガニック認証マーク付きのシャンプーにも、界面活性剤は使われています!

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皆さんがオーガニックと聞いて一番に思い浮かべるのはどこでしょう?

ヨーロッパ圏、アメリカが多いのではないでしょうか。
これらのいずれもが「硬水」が生活用水となっています。

対して日本の水質は「軟水」です。

(一部硬水の地域もありますが、水道水に関しては硬度調整がされており、日本全国生活用水には軟水が用いられています)

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水の硬度については以下の資料をご覧ください。

「水の硬度」とは
水に含まれるカルシウムやマグネシウムなどの量をこれに相当する炭酸カルシウム(CaCO3)に換算して数値で表したものです。

硬度の水道水質基準は、硬度が高いと石けんの泡立ちが悪くなることから300mg/L(水1リットル中に炭酸カルシウムとして300mg)以下となっています。また、水質管理目標設定項目として、おいしさの面から10〜100mg/Lが設定されています。

s_kekka_topi02-01 以上、以上東京都水道局HP内「水の硬度」ページより引用させて頂きました

硬水と軟水の決定的な違いとは

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このように、硬水と軟水、その大きな違いは「ミネラルの含有量」。
前述した通り硬水には「カルシウム」「マグネシウム」が多分に含まれています。


硬水というとコントレックスなどが有名ですね。

これらを飲んだことがある読者の方なら共感していただけるところだと思いますが、
「日本のミネラルウォーターや水道水の口当たりとは大違い」な水質です。

とても「重く、飲みづらい」印象はありませんか?

このカルシウムとマグネシウムが水に溶ける際、石鹸成分と反応してしまい泡立ちの悪いシャンプーになってしまうのです。
具体的には、石けんが水に溶ける→カルシウムイオンとマグネシウムイオンに分離する→不溶性の脂肪酢酸が発生=脂肪酢酸が石けんの泡立ちを妨げる
という仕組みです。

えっ!!?硬水で石けんは落としづらいから、あのオーガニックシャンプーにも合成界面活性剤が・・・?!


これまで見てきたように、オーガニック先進国のイメージがあるヨーロッパやアメリカは「硬水」の国。
つまり、洗浄成分の穏やかな石鹸ではしっかりとシャンプーをした印象を消費者には与えられません。

そのため、水と油の境界をなくし汚れを落とすことのできる「界面活性剤」が活躍することとなります。

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オーガニック認証機関として一度は耳にしたことがある「コスモス」を例に見てみても、
その認証基準にはコカミドプロピルベタイン・ジアセテート・アルキルグルコシドカルボンといった合成界面活性剤や合成防腐剤が「使用可」とされているのが現状です。

(コカミドプロピルベタイン・・・ヤシ油とベタインを結合させた両性界面活性剤。刺激がとても少ないため、ベビーソープにも用いられています。
このように、植物と石油由来成分を結合させたものとはいえ、100%植物性ではない成分も認証されているということです)

軟水だから、シャンプーの泡立ちもすすぎもスムーズだった!
当たり前じゃないことだからこそ、シャンプーも軟水で十分な成分のものを選択しよう。


日本で生まれ育った人にとっては当たり前の「軟水」という水質のおかげで、毎日のシャンプーがスムーズに行えていたなんて、私はとても驚きました。
最初の質問に戻りますが、「日本の水質に合ったシャンプー」とはつまり、「無理に強い洗浄成分ではなくても、十分なシャンプー」ということです。

シャンプーを落す力は大きく分けて3種類。軟水なら、石鹸シャンプーも落とせます

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シャンプーは洗う力で3種類に分けられます。

①石油系
②アミノ酸系
③石鹸系

①石油系シャンプー:石油系界面活性剤が使用されている製品。安価で入手しやすいものが多い。

②アミノ酸系シャンプー:アミノ酸系界面活性剤が使用されている製品。刺激が少ないが、値段が高くなる傾向がある。また、洗浄力が弱いのですすぎ残しを起こして髪が重たく感じることも。美容院などで販売されることが多い。

③石鹸系シャンプー:その名の通り石鹸(油脂や脂肪酸をアルカリで反応させた界面活性剤)を使用した製品。安価で入手しやすいものが多い。石油系に比べれば洗浄力は穏やか。環境に優しい。


それぞれにメリット・デメリットは存在しますが、髪の健康と地球環境を長い目でみて考えれば、
日本に住み軟水でシャワーを浴びる私たちならば、石鹸系シャンプーでも十分ではないでしょうか。

特に、大人よりもずっとデリケートな頭皮をもつ赤ちゃんをお持ちで、子どもの未来の環境も良いものであってほしいと願うママならば、
①の石油系シャンプーとは、今日からお付き合いをやめて、我が子にあった一本を見つけにいきましょう!

「そのシャンプーのどれがいいのか分からないんじゃない」とのお声が聞こえてきそうですが、
「貴方と、貴方の家族が使う」シャンプーを選ぶだけです。

原材料を見てみて、調べないとなかなか理解できないような不可解な原材料が入っていない、安心できるものを選んでください。

日本には日本の水質・日本人の髪質にあった多くの優れた商品があります。

やみくもに「オーガニック認証を受けているから」ではなく、「このオーガニックシャンプーのここが好きだから、我が家にはこの一本!」、
そう、自分で自分の家族に合った一本をトライアンドエラーして見つける事。

それが、シャンプージプシーから抜け出す一番の近道です。

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人にも地球にも優しい洗浄力のシャンプーで十分な国に住んでいて、貴方はどんなシャンプーを選びますか?

日本の水質にも合う石鹸ベースのシャンプーをつかってみない?

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ポンプを押すとふわふわでやわらかな泡が最初から出るタイプの 石けんシャンプーです。
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このシャンプーとリンスは、日本オーガニックコスメ協会の 推奨品マークも取得してます。

パラベン、色素、香料などの旧指定成分、フェノキシエタノールなどの量的規制成分、
BG、カルボマーなどの合成原料、 コラーゲン、ミネラルオイルなどの動物・鉱物由来成分を一切使用していません。

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