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種子法廃止の次は種苗の自家増殖「原則禁止」の方向へ…?歯止めがきかない日本の農業崩壊は一体どこまで行くのか。日本人の食卓が大きく変わる深刻な事態が起こっています。

hata ikue
兵庫県加古川市在住。 育児をきっかけに食の安全に関心を持ち、無農薬野菜・無添加食品を中心とした食生活を始める。 私たちの身体は食べたものでできており、特に子供の成長・発達に大きく影響すると実感すると同時に、身の回りの化学物質や薬剤にも疑問をもつ。 以来、オーガニックとは食べ物だけではなく、身の回りを取り巻く環境全てのことだと気付き、それらを排除した生活を取り入れている。 安心な食べ物・安全な環境を求めて、子どもたちのこれからが 真に健やかなものとなるよう願いつつ、家族みんなが笑顔で生活していけるような 情報を発信していきたい。 【ブログ https://ameblo.jp/organic-healthy-life 】

崩れゆく日本の農業と私たちの食卓


2018年4月、これまで日本の米や大豆、麦など種子の安定を支えてきた「種子法」が廃止されたことは、皆さんの記憶に新しいことでしょう。

日本の食卓がますます危なくなる?!4月1日に種子法が廃止されたの知っていますか。これからどうなっちゃうの?私たちが身を守るためにできること。


それだけではなく、世界諸国が使用禁止または規制を強める中、
何故かどんどん規制緩和される日本の残留農薬規定。さらには、法規制の隙間を縫って急速に研究開発される遺伝子組み換えやゲノム操作食物の数々・・・

そして今回、衝撃のニュースが飛び込んできました。

種苗の自家増殖が、「原則容認」から「原則禁止」へと法改正され、方針が変更される可能性があるというのです。


古来から守られてきた日本の種・苗をもとにした農業、そして、それらの農作物を通じて育くまれてきた日本の豊かな食文化は、気づかないうちにどんどん自然とは真逆の方向へと突き進んでいます。

日本の農業、私たちの将来の食卓は、一体どうなってしまうのでしょうか・・・?


種苗の自家増殖「原則禁止」ってどういうこと?

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今回、種苗の自家増殖を「原則禁止」とする法改正が検討されているという衝撃の事実が報道されました。


種苗の自家増殖 「原則禁止」へ転換 海外流出食い止め 法改正視野、例外も 農水省

具体的にどのようなことが起きているのかを簡単に説明します。

農家は通常、栽培する野菜の種や苗を購入します。
購入した種や苗が育ち、作物が実るわけですが、作物が実ったあとは当然新たな種子が採取されます。
種の保存の基本ですよね。
そして、多くの農家はその採取された種子をもとに、翌年の作物を栽培します。


つまり、自ら栽培して得た種を用いて、自分たちで新たに作物を育てるのです。


我が家でも義母が小さな畑で季節の野菜を栽培していますが、
作物によっては、食べる分とは別に一部の種や苗を残して翌年にまわす、ということを行っています。

このように、今までであれば、自家採種という行為は「原則容認」とされていたのですが、
今後政府はこれらの行為を「原則禁止」へと進めていく方針で進めている・・・・というのです。

在来種や、慣行的に自家増殖してきた植物は禁止対象から外すなど、一部品種は例外的に自家増殖が認められるそうですが、今後の動向には注意が必要です。

自家増殖原則禁止の背景となる政府の言い分

今回の法改正の根拠として、政府は次のような理由を掲げています。


日本の優良品種の海外流出を防ぐ

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自家増殖を容認していることで、国内の優良な品種が際限なく海外へと流出されているとされています。

例えば、引用記事中にもある、「シャインマスカット」というぶどうの品種。
これは、マスカットの香りと十分な甘さ、食感さなどから高い品質があるとして人気の果物ですが、
中国へ大量に流出しており、そのルートも複数あるそうです。

確かに、日本の優良品種が海外へ流出し、当たり前のように市場に出回って販売されているということは大きな問題です。
しかし、国内農家の自家増殖を禁止することが海外への流出防止となるのか、甚だ疑問が残ります。

それよりも、海外に種苗を持ち出す際の審査や空港などでの検査の厳格化など、
輸出に対する他の流出防止政策を具体的に実施するべき
でないでしょうか。

新品種開発促進及び「育成者権」を保護

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日本の民間企業は、野菜や花の品種開発は積極的に行いますが、果樹への参入は少なくなっています。
これは、果樹の場合、1本の苗木があればその木が腐ったりダメにならない限り、半永久的に果実を採取することが理由として挙げられます。

そこで、法改正によって「育成者権」が保護されれば、新品種開発促進も可能になるとされています。
しかし、上記いずれの場合も、品種の国外流出や新品種開発促進以前に、品種登録制度そのものに問題があると考えられます。

優良品種の国外流出問題は、シャインマスカットに限ったことではなく、過去にも同様のことが起きていました。
その際に、流出先や流出元に責任追及できなかったのは、品種登録がされていなかったからです。

品種登録がされていない場合、たとえ本家本元であったとしても、対抗するすべがなく、泣き寝入りするより他ないのです。

では何故、流出を防ぐためにも、流出した際の対抗策としても品種登録がされていなかったのでしょうか。

それは、品種登録制度そのものが非常に時間とお金と手間のかかることだからです。

品種登録を行う際、日本国内での登録はもちろん、外国で登録する場合はその国ごとに品種登録を行わねばなりません。
1つの国につき1登録。

当然、出願料も国ごとにかかりますし、年間の登録料およびそれにかかる諸経費、外国であれば専門の弁護士費用なども必要となってくるでしょう。

このことについて、現在国の施作としては次の通りとなっています。

・新品種を海外で品種登録する場合、その出願経費の半分を補助する。
・その国で育成権者を侵害された場合(無断増殖・販売など)、その対応経費の2/。3を補助する


しかし、国からの補助が多少あったとしても、一農家がこれを行い、継続していくことは大変な労力と費用がかかる、困難なことです。

私たちの生活にどう影響するの?考えられる私たちの生活への影響

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農家の自家増殖禁止が進められているのは、今回だけではなく、政府はこれまでも段階的に自家増殖禁止柵を推進しているようです。

このことについて、多くの農家から異議の声が上がっています。

農文協 「農家の自家増殖、原則禁止」に異議あり!


そして、この「種苗の自家増殖原則禁止」は、私たちの生活にも大きく影響を及ぼすことになります。


種苗の自家増殖原則禁止によって私たちの生活は具体的にどう変わっていくの?



手間暇かける優良農家が立ち行かなくなる

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作物が実り、そこから新たな種を得て次につなげる、というのは農作物だけではなく生物全てにおいての原則です。
農家は、こうした当たり前の生物の営みをつなぎ、守り、それが郷土料理や日本の食文化・風習として地域に根付いているのです。

自家採取は、簡単に聞こえるかもしれませんが、そのようなことは決してなく、大変な時間と手間がかかることです。
私たちが大切にしている「安心・安全なオーガニック野菜」も、農家の方々が種を保存し、繋げてくださっているからいただくことができているのです。

ところが、今回のような自家増殖の禁止事項がどんどん推し進められていくことで、
日本中の優良な農家がどんどん追いやられてしまう
ということが起こります。

消費者が安全な食材を選択する余地がなくなる

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極端な話になりますが、農家の自家増殖が禁止されると、種をつなげることができなくなり、
私たちが最も恐れていることが起きる可能性が考えられます。

それが

自家採取することができないF1種の普及及び遺伝子組み換え作物の普及

です。

禁止の流れがこのまま進んでいき、近い将来、野菜なども遺伝子組み換え作物の栽培が解禁されたら、
私のような経営でも自家採種ができなくなるのではないかと危惧しています。

つまり、在来種の野菜といえども、遺伝子組み換え作物を近隣で栽培されると交雑する恐れがあり、
意図せずにその遺伝子を獲得することが考えられるためです。


政府は、国内優良品種の海外流出禁止など、もっともらしい理由を並べていますが、本当の狙いはここなのかもしれません。

国内農家の自家増殖禁止によって、これまで受け継がれてきた品種が極端に変わり、
市場に出回るほとんど全てのものが遺伝子組み換え・F1種の食べ物となれば、食の安全・人々の健康は大きく脅かされます。



最悪の場合、家庭菜園ができなくなる可能性も

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農家での自家増殖が禁止されるということは、家庭においても同様のことになる可能性も否定できません。

近年、ガーデニングや家庭菜園がブームになっていて、読者の方の中にも自家栽培を楽しんでいる方がいらっしゃると思います。
我が家でも、義母の畑で苗を植えたり収穫したり、子供達も楽しくお手伝いをしています。

家庭菜園などの自家栽培は、収穫をして食べることの楽しみだけではなく、
作物がどのような種や苗から育つのか、どのような花を咲かせて実となるのか、を私たちに教えてくれることでもあります。

ところが、家庭菜園すらできないとなると、食卓に並ぶ作物がどのように栽培されたのか、わからなくなります。
家庭菜園で採れた種すら使いまわす事ができない・・・
そんな異常事態も十分有りうると業界では、囁かれています。

身近な食べ物が、遠い存在となってしまうとも捉えられ、食べ物に対するありがたさ、生に対する感謝の念がどんどん薄れて行くかもしれません。


国内農家の自家増殖を禁止しても根本的な問題は解決しない

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農家の自家増殖「原則禁止」は、まだ全てが決定したわけではありません。
しかし、国の方向性としては禁止とする方向で進められる可能性が高いと考えられます。

政府は、海外流出防止や育成権者の保護・品種改良の推進をしきりに挙げていますが、
やはりこれらの問題と国内農家の自家増殖禁止は意味がないように感じられます。

先にも述べましたが、海外流出防止には、自家増殖を禁止する以前の水際対策を掘り下げる必要がありますし、
育成権者も守られるべきではありますが、自家増殖禁止とは若干論点がズレます。

また、自家増殖禁止となると新品種が誕生するどころか、どんどん衰退していくのではないでしょうか。
また今回これが遂行された場合、安全な食材の入手がさらに困難になるため、生産者はもちろん、消費者への影響が最も大きいと言われています。

つまり、私たちの生活への深刻な影響については、他人事ではありません。
食に対する無関心は、私たち自身だけではなく、子供や孫、子孫への負の遺産となります。

気付けば私たちの身の回りの食べ物全てが、
強力な農薬、遺伝子組み換えやF1種作物、食品添加物にまみれた工業的なものとなるなど、あってはなりません。

そうなる前に、私たち消費者が意識を高め、今できることをしてください。

今の大人たちが安全・安心で健康的な生活を繋いでいく必要があるのではないでしょうか。

これを読んだあなた一人の力はとてつもなく大きいものです
あなたが思っているよりもはるかに。

ですから、あなたが今できることを進めてください。


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