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食生活を改善したのに美容には成果が現れなかった私が見落としていた,たった一つの正しい習慣。常在菌を正常に整える塩浴のやり方

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食生活の改善だけではなぜあまり美容に成果が現れなかったのか

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長年、食生活には気を配ってきたつもりですが、私自身、美容の面ではなかなか成果が現れないことを嘆いていました。
家族で同じ食事をしていますが、夫は美容など興味がないようで、私の悩みに耳を貸しませんでした。

むしろ、なんのお手入れもしない夫の肌の方が若々しいことを羨んでいました。


それでも、夫は自分なりに面白い健康法があると試してみたりしていました。
もともと石鹸もシャンプーもあまり使わないし、ドライヤーも使いません。

最近は、朝から冷水を浴びる、ふんどしも愛用する、などしています。
そうして、人前に出るには化粧をしないと出られないと思い込んでいる私を、ただ笑って見ているのでした・・

本棚から古い本を取り出していたら、夫がある本に釘付けになっていました。

そこから始まった新たな生活習慣が、いま私の嘆きにもベストアンサーとなりそうです。


それは皮肉にも、腸内細菌を育てようとしている傍らで、皮膚の常在菌を殺そうと闘っていた自分に気づかされる展開になりました。



私たちの体も自然と同じように小宇宙でできている。

腸内フローラの存在が知られてから、腸活という言葉も頻繁に見かけるようになりましたね。
市販の食品にも、よく食物繊維や乳酸菌をプラスしたものがあり、それを摂取することがブームとなっているようです。

腸内細菌を元気にしようということですが、今、世間でも微生物が注目されてきているわけです。

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微生物は地球で最初に発生した生物。

それから次第に複雑な生物が発生してきて、私たちはこれを「進化」と言っていました。
しかし、単細胞生物同士が融合して共生しながら多細胞生物が発生してきたことが分かったのは最近のことです。

人間の細胞内にはミトコンドリアがあり、人間とは別の生物であることが分かっています。
しかも、ミトコンドリアの機能が低下すると細胞でのエネルギーが作れなくなり、人間も健康ではいられなくなります。
進化した生物の中に、古い生物がいて共生が成立していることは、古い生物を人間より下に見るのではなく、生物の先輩として敬いたいものです。

人間の身体を、口から肛門の一本の管だとすると、その内部はもちろん表面にもたくさんの微生物がいて、その総数は体の細胞の10倍以上と言われています。
消化器官には微生物が約100兆個以上いて、消化に必要なだけではなく、免疫細胞への指令を出す物質や、ホルモン等人間に必要な物質の合成にも深く関わっていることが分かってきています。

さらに、体表面の微生物は約1兆個といわれていて、
皮膚1㎠に10万個以上の菌が存在しています。

人間の身体もまた自然と同じように、命の織物でできている小宇宙です。



菌と共生する食生活

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人間は発酵食品を作る際などに微生物を利用してきました。

けれども、一方で微生物は、人間や農作物の病気の原因として、医療では抗生物質や殺菌剤、農業では農薬を使って戦ってきたという背景があります。
しかし、一部の例外を除いてこの戦いに人間は勝利してはいません。


むしろこれらの末路として、耐性菌の発生を招いてしまったとも言えます。
そして、その対応に追われ結局は、人間に不利な状況となってしまいました。

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現代の進歩した医学をもってしても根本的には風邪は治せません。

マクロビオティックでは「第一大根湯」で簡単に治します。

体温を上げ菌が住めなくすると同時に、大根の酵素で菌を分解しているのです。
もちろん、副作用や耐性菌の問題はありません。

そもそも私たちは菌と共生してきたわけですから、人間の側の体調が悪くならなければ、常在菌のバランスが崩れて病気になることはないわけです。

もし体に不調があるとすれば、私たちの生活が常在菌との共生を壊しているからかもしれません。


我が家では、28年前から玄米菜食をしてきましたが、3年前から玄米食から麦飯(五分づき米に押し麦3割以上)に変えました。
腸内細菌に必要なのは「水溶性食物繊維」だとの情報をいただいたのがきっかけです。

マクロビオティックでは麦は玄米より「陰性」として夏場を除いて敬遠する向きが多いですが、食物繊維で見ると玄米は「不溶性食物繊維」が多く「水溶性食物繊維」は少ないんです。
食べ比べると、玄米は体内から余分なものを「削る」、麦飯は同じく「包み出す」感じがします。

(陰陽で言っても、寒いところで採れる麦は玄米よりは陰性とも言えないようにも思いますが。)

IN YOUでも、無農薬の麦ご飯を扱っています。

皮膚の常在菌には皮脂をあげよう

さて、体の内側のトラブルは食を改めることで解決しますが、表面はどうでしょうか。

そもそも皮膚の役割は、体と外部環境の境界であり、体を守ることと、老廃物の排泄等色々挙げられます。
皮膚にいる微生物は、人間の出す皮脂を分解して皮膚を弱酸性に保ち、バイオフィルムを形成して体を守ります。

しかし、抗生物質の投与により、細菌叢の均衡状態が崩れると、あっという間に抗生物質の効かない細菌が現れ増植をして、感染が引き起こされることがわかっています。
また最近になって、その大切さが認識されてきています。

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皮膚の常在菌として代表的なのは、

○表皮ブドウ球菌 

皮脂の成分であるトリグリセリドを脂肪酸とグリセリンに分解にしてくれます。脂肪酸は皮膚を弱酸性に保ち、グリセリンは保湿します。

○アクネ菌

別名ニキビ菌。普段は表皮ブドウ球菌と同じように活動しますが、思春期や肉食の過剰、ストレス等により皮脂の分泌が過剰になると増殖をして、炎症を起こすとニキビができます。

○黄色ブドウ球菌

生活環境中に普通にいます。傷のじゅくじゅくの部分や皮脂を落とししすぎてアルカリ性になると増殖して、炎症や痒みを起こします。他には手の傷による食中毒、とびひの原因です。

皮膚細菌には「皮脂」が大切なエサになります。
自分はなんという間違いをしていたのかと思います。
腸内細菌に「水溶性食物繊維」が大切と食べ物には気をつけても、毎日、体は石鹸、頭はシャンプーで洗う。

それが植物性であっても、皮脂(エサ)と一緒に、大事な皮膚の常在菌も一掃してしまっていました。
皮脂が出ることを仇にしたコマーシャルはたくさんありますが、その逆はありません。

市販されたものの全てが、皮脂を取り去り、何かを塗ることを勧めてきます。
生理学や微生物学とは全く逆の考え方です。


菌のちからを信じよう

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常在菌と仲良くするためのポイントは3点


○洗いすぎないこと。
特に、強力なクレンジングの使用は厳禁です。菌や脂質の他に皮膚の角質まで洗い流すので、皮膚が極度に乾燥してしまいます。また、肌をアルカリ性にするので常在菌が住みにくい皮膚になります。そうなると、水の洗顔ならすぐに回復する肌の環境がなかなか回復しません。

○汗をかくこと。
他の菌と同じく皮膚の常在菌は乾燥が大嫌いです。皮脂や汗が少ない表皮では住めません。適度な運動習慣で「いい汗」をかくことも大事です。

○食事に気をつけること。
脂肪分の多い食事や不規則な食事では、いい脂質を出すことができません。

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常在菌と共生をするのであれば、入浴や洗顔のスタイルも変えないといけないと思い、
「脱界面活性剤」「脱美容の常識」がテーマになりました。

参考にしたのは『塩浴革命』松本永光 著です。

人体生理 

①人の体は神秘な化学工場です。


口から食べたもののみが消化器で消化吸収されて骨、肉、皮膚、エネルギー気など必要なものすべてを構成します。体の各部へ回って役目を済ませたら老廃物となって、体全域の決まった場所から出て行く一方通行です。

②皮膚は排泄器官です。吸収器官ではありません。これが天動説と地動説の分かれ目です。
③体内から分泌する皮脂が、皮膚の呼吸機能その他さまざまの機能を正常円滑にさせます。あなたにとっての唯一最高の皮脂が、一生の間必要なとき必要なだけ、自動的に分泌するように出来ています。
④その分泌をスムースにするのは汗です。
⑤精神と肉体は一元、一つのものの二つの側伽です。心も体も同時に一体となって『心地よさ』を求めて動こうとする本能があります。


引用以上

健やかで美しいツルツル皮膚を作る!塩浴のやり方。


とても説得力のある著書から、すぐに影響を受け行動に移しました。
より良い方法を試しながら、以下に落ち着きました。

必要なもの:

質のいいお塩


塩浴の具体的な方法

①広口の容器(手が入るくらい)に塩を入れ、塩より多くの水か湯を入れて飽和塩水を作る。使うときはかき混ぜる。
②キャップ付き液体容器に移し替えると、無駄なく使いやすい。

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③シャワー、お湯をかぶる、浴槽に浸かる等で、頭から全身を温める。

④塩水を手のひらにとり、頭〜顔〜首〜肩〜胸〜腹〜背中〜下腹部〜足〜手足の指と、まんべんなく軽く塗り広げる。
塗っていると皮脂が溶け出してヌルヌルとしてくるのが目安。背中はタオルやブラシを使う。

⑤塗り終わったら、塩と皮脂をお湯で洗い流す。

⑥洗髪後、リンスが欲しい時は、洗いおけにリンゴ酢を少々たらしたものを使い、頭髪全体になじませ、洗い流す。

⑦もう一度、体を温める。

⑧風呂上がりは、必ず冷水シャワーか水風呂、水をかぶる等で頭から体を十分に冷やす。

⑨容器に残った塩は、そのまま次に使えます。塩が減ったら補充して繰り返し使えます。
           

常在菌の餌となる新しい脂質の分泌を活性化する塩浴

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原理は、体より濃度の高い塩水を体に塗り、浸透圧の関係で体から古い脂質を引き出し、
常在菌のエサとなる新しい脂質の分泌を促すというものです。

“物は試し”と、さっそく夫がやってみました。

以前、冷温シャワーをやっていたので、これはその時よりもさっぱり感があるとのこと。

今では、私も体はもちろん、頭髪も塩水で洗うだけ、市販のリンスやコンディショナーも使いません。
洗った直後は少しヌルッとした感じはありますが、乾いた後はサラサラです。

ちなみに乾かすのにドライヤーは厳禁です。温風は髪と肌の大敵です。
どうしても使いたいときは冷風でどうぞ。

皮膚の不調は身から出た錆です

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こうして考えると実はとてもシンプルなたった一つのことに気がつきます。

それは、

すべては常在菌の居心地をよくしてあげること。


考えてみれば、自分の体から自然に出てくるものを汚いとして、その原因も考えずにやみくもに排除して、工業製品を塗っていたわけです。
それで事が足りると思うことは、根本に自分への否定があったように感じます。

私たちは、自分が食べたものを微生物の力を借りて消化吸収しています。

そして、余剰、不要になったものを排泄しながら生きています。

皮膚の不調は、いわば「身から出た錆」。


食を見直し、皮膚の常在菌が喜ぶような皮脂を出し、住み良い環境を提供することが大事なのですね。
私たちは、社会的にも生物的にも一人では生きていけないのです。

健やかな素肌のためにできることは、あれもこれもと試すより、実は自分に備わっているものを引き出すことでした。

世に氾濫する情報は、消費をかき立てるものが多いですが、
シンプルに考えていくと本当に必要なものが見えてくるものですね。

普段は目に見えない微生物のおかげを感じると、自己否定の感情も解きほぐされていくようです。
ありのままの自分、それを好んで棲みついてくれている微生物さまにありがとう、そんな風には思いませんでしょうか?


IN YOUMaketで塩浴にオススメな良質な塩をゲットしてみよう。

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この天日塩は粒状で、結晶をすくい取ったまま、多少海水で洗っているだけで、それ以外何もしていないのが特徴です。
藻屑などもそのままの状態で混ざっていて、まさに海の水、そのまんま。
他の塩はふるったり、綺麗に統一している塩がほとんどですが、粒ぞろいでなく、荒い塩も細かい塩も混じっています。
海の成分に近い塩です。

塩は、私たち生命を保つ大切な命。この塩は、粒状ではありますが、水分もそこそこあるので、
食事にいただく塩にももちろん使えますが、身近に塩を使っていただくことをお勧めしています。

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煙山 昭子
1990年マクロビに出会って自律神経失調症を1ヶ月で克服。子育て中に2児のアトピーの症状も1ヶ月間の食事と手当てで消失。入学当初から学校給食は断りお弁当持参、予防接種も受けずに小中学校へ通わせました。その間、マクロビサークルを主催、カルチャースクール講師も務めました。3・11を機に福島市から淡路市に移住。体験を踏まえて被ばくから身を守り、家族で元気に暮らす方法を伝えていきたいと思っています。
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