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ケトン食、糖質制限、玄米菜食など情報があふれているからこそ知っておきたい日本人ならではの特異な体質とは

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ケトン体 糖質制限食 玄米菜食
一体何が正しいの!?


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ケトン体や糖質制限、玄米菜食やグルテンフリーやスムージーなど
健康ブームの今(健康は一生涯のテーマですから、ブームと呼ぶのもおかしいな話ですが)
話題となる食事療法は本当に様々なものがありますよね。

一つ一つ素晴らしい内容で、それぞれに長所や短所があり、救われた人も多い食事療法ではあるのでしょうが、
相反する内容のものも多くあり、混乱してしまう方も多いかと思います。

例えば、玄米菜食と糖質を極力抑えるケトン食などは相反するもののようにも見えますよね。
いざ、食生活の見直しをしてみようと思ってはみたものの

「いったい何を信じて良いのか分からない!」

と思われている方も多いのではないでしょうか。

健康への意識が高く、普段から情報収集されている方はなおさらですよね。
情報が溢れる今の世の中で、正しい情報を取捨選択していくことは「強く生きていく力」となります。

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そして、正しい情報を選び取るためには

「日本人の身体の特徴」を理解しておくことが大変重要となってきます。


ブームの最先端は未だニューヨーク。

日本人はアメリカ発のブームやトレンドが大好き!


健康食のブームも、アメリカで流行したものが数年後日本でも流行るという風潮がありますが
当然のことながら欧米人と日本人では体格も体質も全く違いますよね。

「一体自分の身体に合った食事療法は何なんだろう」
そう迷ってしまったのなら
まずは「私たち日本人の身体の特徴」を知っておきましょう。


そこに必ず、あなたにベストな食事療法を選ぶヒントが隠れているはずです。

日本人の体質の特徴

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「のりを消化できるのは日本人だけ」

なんて話を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。

これは世界で唯一、日本人だけの特徴と考えられています。
そのことを知っていれば、のりが体に良いからと外国の方にたくさん食べるように勧めたりはしませんよね。
(焼くと多少消化しやすくなるそうです。)

それと同様に、海外で身体に良いとされている食品も、
まず日本人の自分たちの身体に合うかどうかを見極めることが大切です。


日本人は肉類や乳製品の消化力が弱いという説も。

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のりの話からも分かるように、人種によって消化力には違いがあります。
それぞれの人種が歴史的に食べてきたものによって、決まってくるということです。

神戸大学大学院医学研究科客員教授の寺尾啓二氏は
日本人の体質について、次の三点を指摘しています。

◎日本人は歴史的に見て、穀物中心の食生活で糖質中心の食生活であったため
でんぷんを分解できる酵素、アミラーゼの分泌量が多い。

◎日本人は歴史的に、コレステロールの多い肉類はあまり食べてこなかったため
体内の元々のコレステロールの量が少なく脂肪が分解されにくい。

◎日本人の多くは乳糖不耐症であり、牛乳をうまく消化することができないが
乳糖不耐症の欧米人は8%とも言われていている。


これらの特徴を踏まえると
日本人は


・動物性の食品を消化することが不得意な人種であるということ
・反対に穀物の消化が得意であるということ


ということが言えるのではないかと思います。


日本人は脂肪を吸収しやすい?
脂肪の摂りすぎで血管に負担をかけてしまう体質

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日本人は脂肪を吸収しやすいというと

「えー、そんなことないって!だって細い人ばっかりじゃん!」
と思われる方も多いかと思います。

全くその通りで、日本人で大きく太った人ってなかなかいませんよね。

これ、実は「大きく太れない体質」と言い換えることができるんです。

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肉類など、脂肪の摂取量が多かった欧米人は
脂肪を摂りすぎると蓄えて(太って)おくことができるのですが

それに対し日本人は、脂肪を摂りすぎたときに蓄えておける能力が低いため
大きく太る前に、血液中の中性脂肪が多くなってしまい、

動脈硬化の危険が高くなってしまうのです。


中性脂肪値と虚血性心疾患の死亡率を日本人とアメリカ人で比較したデータを見ると、
血液中の濃度が100㎎/dlの状態での危険度を基準の1としたとき、
日本人では140㎎/dl で2倍 180mg/dlで3倍  250mg/dlで5倍となっている。
アメリカ人は250mg/dlでも1,7倍なので、

日本人は中性脂肪値が上昇した時の虚血性心疾患の危険度が非常に高くなっていることがわかる。本当は健康寿命が短い日本人の体質


良質な油脂の選び方

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ちなみにここで言う脂肪とは、
牛脂や豚脂、ラードなどに含まれる脂肪のことです。

ノンオイル=ヘルシーという誤った常識は今はもう淘汰されつつありますが、
良質な油脂は身体には必要不可欠。
ただ、きちんと選択しましょうということですね。

不飽和脂肪酸で言うと、オメガ3、6、9とありますが
オメガ6系の油(コーン油 ごま油 べに花油 大豆油など)は摂りすぎると身体の炎症の原因になるとされていますが
反対にオメガ3系の油(青魚からとれる油と亜麻仁油、えごま油など)は炎症を抑える効果があるとして知られています。

脂質栄養学の権威であるウド・エラスムス博士によると、オメガ3とオメガ6の理想的な比率は「2対1」。


この安全で理想的な比率で摂取し続けることが大切だと語っています。

また、飽和脂肪酸については、短鎖脂肪酸や中鎖脂肪酸についてはメリットが多い優良な油と言えると思います。
(牛脂や豚脂、ラードは長鎖脂肪酸。)
飽和脂肪酸でおすすめできる短鎖脂肪酸や中鎖脂肪酸の油はバターやギー、ココナッツオイルです。




日本人の体温より高い動物の脂肪は、血液をドロドロに?

日本人は血液の温度が低い

日本人の血液の温度は37~38℃となっていますが欧米人の血液の温度は39℃ほどと言われています。

日本に旅行で来られる欧米の方が、肌寒い季節の時でも半袖でいる姿を見かけたことがある方も多いでしょう。

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ちなみに牛や豚の血液の温度は40℃、鶏の血液の温度が42℃となっています。

人よりも高い温度の血液で溶けている油は、人の体内に入ると血液の中で固まりやすくなります。
そのため肉類を食べ過ぎると、血液がドロドロになると言われているわけですね。

日本人は欧米人と比べ、さらに血液の温度が低いことから
同じ分だけ脂肪が含まれた肉類を食べても欧米人よりも日本人の方が
肉食の脂肪による健康被害が出やすいということが言えます。


もっとも動物性の油脂の害については、反対意見も最近ではよく見かけるようにもなりました。

「飽和脂肪酸だある動物性の油脂は酸化しにくく、細胞の原料となるため積極的に食べて良い」という内容のものです。

ですが、仮にその説が正しかったとしても、

抗生物質やワクチンなどの薬剤が使用されている
もしくは、遺伝子組み換えや放射線汚染された餌を食べているなどの可能性がある肉の場合、脂肪に有害物質の多くが蓄積されてしまいます。
糖質制限を行なっている人も、全ての肉をオーガニックやグラスフェッドにしているわけではないと思いますので、
そういった害を防ぐためにもよほど厳選した肉類でない限りは、肉類の脂質摂取はほどほどにしておいた方が無難なようにも思います。


日本人ならではの体質に合った食事とは


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前述した日本人ならではの体質の特徴をまとめると

1 肉類や乳製品の消化が不得意で 穀物の消化が得意
2 肉類の脂肪を摂りすぎると、大きく太る前に血液中の中性脂肪が多くなってしまう
3 血液の温度が欧米人と比べ1度ほど低く、肉食の脂肪による害を受けやすい



日本人はやっぱり、欧米人の真似をするのではなく
和食ベースの食事が一番では?

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これらの体質の特徴を踏まえると
私個人としては、

日本人にはやっぱり、基本の「まごわやさしい」の食生活に、
お味噌や梅干し、ぬか漬けなどの発酵食品を加えたスタイルが合っているのではないかなと思います。


お肉も鉄分やたんぱく質を効率よく取り込むためにオーガニックで育てられた質の良いものを頂くのは良いと思いますが
基本スタイルとしては玄米菜食をベースにされた方が、少なくとも私個人には合っているように思います。

私も糖質制限やケトン食に興味もあり、もっと取り入れてみたいなと思っていますし
日頃から糖質を摂りすぎないように意識をすると、身体が軽くなるのも確かです。

玄米菜食の基本スタイルを崩さず、糖質も摂取しすぎず、
自分にちょうど良いバランスを考えながら取り入れていきたいなと思っています。

これから先も、様々な食養生のブームが来るでしょうが
私たち「日本人の体質の特徴」さえおさえておけば、情報に振り回されるのではなく、「新しい情報を、今ある生活に上手にプラスする」ということができるのではないでしょうか。

皆様のより健康でより楽しい毎日のお役に立てますように。

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松永加奈恵
薬膳料理やマクロビオティック、糖質制限食などを扱うカフェでチーフとして三年間勤務。病院が開催する食育講座で講師も務める。野菜ソムリエ資格所持
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