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「仰向け」が実は一番痛い?!分娩の痛みが異常なのは不自然だから?こんなに幸せな出産は他にない。陣痛開始から分娩まで、病院とはまったく違うことを実感した自宅出産体験談。

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自然に任せる出産は、心も体も自由で、ムダがなく、本当に幸せなものでした。

(前回に引き続き、私の自宅出産体験談です。今回は、陣痛開始から分娩までをお伝えします。)

一度知ってしまうと、もうこれ以外は考えられません。

私は病院での出産も経験しているため、天国と地獄くらいの違いを実感することができました。

「医療介入なし、無介助」をすすめているのではありません。

「出産はできるだけ自然に任せるのがいい」


ということを言いたいのであって、そのためには妊婦自身の心身が健康になっていくことがとても大切です。

陣痛が何分間隔でどう進んでいくかは人それぞれ。自宅出産なら、時間を気にせず家でのんびりゆったりできます。


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「初産婦は陣痛が10分間隔、経産婦は15分間隔になったら病院に連絡くださいね」

多くの病院ではそのように言われます。

しかしそれはあくまで目安であって、陣痛の間隔がどのように変わってお産が進んでいくかは人それぞれだと思います。
たとえば私は5分間隔がとても長い時間続く人間で、15分間隔だからといって入院すると長時間陣痛室にこもっていなければならないような体質です。

予定日が近づいて少しでも腹痛があると、
「いま何時何分…」と時計をチェックし、「今なら夫が車を出してくれる」「今ならタクシー呼ぶしかない」なんてあれこれ考えて、緊迫したせわしない状態が続きます。

自宅で産むならそういう事は一切気にしなくていいんです。

本当にリラックスしてのんびり過ごすことができました。


とにかくよく体を動かし、散歩がてら立ち寄ったお店でストレートのぶどうジュースやにんじんジュースなどを買い込んで、
「陣痛中に飲もう!」なんてワクワクしながら赤ちゃんが来る日を待っていました。

前駆陣痛というのでしょうか、たまに痛みがやってきても「いつでもどうぞ」と気楽にかまえていました。
出産の3日前から、夜中だけ腹痛があって目が覚め、そのままウトウトして寝てしまう日が続きました。

前日は夜中から継続的に痛み出し、「これは本格的に来たかな?」という感じ。

お風呂に入るタイミングを間違えて、陣痛が遠のくことに!結局破水で水中出産は諦めることに・・

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翌朝6時ごろには陣痛が5~7分間隔でしたが、我慢できないほどの痛みではありませんでした。
そこから1時間くらいして、だんだん激しい痛みになってきたのでお風呂に入ってみることにしました。

お風呂での水中出産は、陣痛の痛みが和らぐというのでぜひやってみたかった事でした。

きれいに掃除して銀イオンスプレーで殺菌しておいた浴槽に40㎝ほどお湯をため、
塩2キロをドバドバ入れ、塩素無害化のためのビタミンC粉末、煮沸消毒した木炭も入れて入浴しました。

水中では体が軽くなるのでウソみたいに痛みが消えます。
あまりに楽で、心地よくなりすぎるほどです。


そうしたら、3~5分間隔だった陣痛が5分以上に遠のいてしまいました。


「まだ入るタイミングじゃなかったかな」と、一旦出ようと思って立ち上がった瞬間、「ジャバッ」というすごい音がしてバスタブの中で破水!

破水してしまうと感染症の危険性があるそうで、もうそこから水中出産はあきらめて清潔を保つことに努めました。

お風呂に入るのは、陣痛がいよいよきわまって「もういきむぞ!」という時なんですね。

それまでは我慢するべきでした。

破水しても、中から外から細菌感染防止に努めました。

破水後はしばらく部屋で過ごしていました。

病院では、破水すると感染症防止に抗生物質のカプセルを渡されます。
抗生物質は体内の有用菌まで殺し、腸内環境を悪くしてしまう原因にもなります。

抗生物質を飲む必要は本当にあるでしょうか。
体の免疫力を高めて、外側も清潔に保てばいいことです。


さかの先生の本では

「羊水を補充するために水分をたくさん摂る」
「ナプキンにガジュツ末かプロポリス、ウコン粉末をふりかける」
「ビタミンCやオリーブ葉エキスを摂取するとなおよい」


とありましたので、お産用のナプキンに用意していたウコンをふりかけ、さらに銀イオンスプレー(銀イオンの入った水をスプレーボトルに入れたもの。殺菌用)を吹きかけました。
この殺菌スプレーは、アルコールなどと違って飲んでも安全であり、さまざまなシーンで活躍しました。

ミネラルウォーターもたくさん飲み、約1時間おきにビタミンCと水素カプセルを飲みました。


赤ちゃんの様子を必死に体で感じ取ろうとする能動的な姿勢。病院ではモニター任せ。

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破水後は、どんなに内外の細菌感染防止に努めても、やはり「もし赤ちゃんが何かの細菌に感染してしまったら」と不安になってしまいました。

しかし、それがかえって赤ちゃんの動きや位置などの微妙な変化を感じようという姿勢に変わってよかったのかもしれません。


今考えればそんなに必死になることもなかったと思うのですが、これはとても大切なことだったと思います。

病院では、陣痛中ベッドに寝かされてお腹にベルトを巻かれ、分娩監視装置がつけられます。
妊婦が赤ちゃんの様子を感じる感じないとは関係なく、機械からどんどん折れ線グラフが印刷されて出てきます。

それをたまに助産師さんがチェックして、「ふんふん、もうちょっとだねー」などと言いながらまたどこかへ行きます。
かつて私が陣痛室で感じたのは、陣痛が強くなってきたとか、間隔が短くなってきたということくらいでした。今考えれば受け身ですね。

赤ちゃんが今こう動いたとか、いまちょっと下がったとか、細かい様子を感じようとはしていませんでした。

話を戻すと、破水で不安になって陣痛が少し遠のいていたのですが、
正午をまわってそれなりに赤ちゃんも動いて下がってきて元気なのが身をもってわかり、
不安がようやく和らいできた午後2時頃、また陣痛が5分間隔に戻て痛みもまた強くなってきました。

そのうち「あ~!」とか声が出るほどの痛みになり、いよいよ分娩が近づいてきたと感じました。


「仰向け出産」は妊婦をムダに苦しめているだけ!「いきむスタイル」を自由に模索して確信したこと

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まだ「いきむ」とまではいきませんでしたが、
もう分娩はそのうちだろうと本能的に確信できたので、せっかくの自由な出産なんだから、
今のうちに「いきむ時の最良のスタイル」を探しておこうとたくさん試してみました。

私が試したあらゆる「いきみスタイル」


1、壁によりかかって座る。→何かつかんだ方がいい。

2、部屋の柱に抱きつく。柱を引っ張る。→縦のものに抱きつくのは違和感あり。

3、お風呂場にて、立て膝でバスタブの壁を引っ張る格好。→悪くない。

4、よつんばい→やはり何かつかまないと力が入らない。


そして、一応試しておくかとやってみたのが

5、仰向け!!


分娩台と同じスタイルなんてあり得ないとは思ったのですが、一応試してみたんです。

そうしたら・・・・

「いたたたたたたたた!!!!ぎゃああああああ!!!!」


と、この日一番の叫び声をあげてしまいました。
文字だけでは伝わりにくいですが、このあとの分娩中よりはるかに大きく恐ろしげな声で、夫がドン引きしていました。
こんな声を上げ続けていれば間違いなく警察がやってきます。

病院の分娩室ではこういう声ばかり聞こえてくるんですが、実はこの仰向けスタイルは、異常なんだと実感しました。


仰向け分娩の痛みは、地獄です。

お腹だけ痛いはずの陣痛の痛みが、仰向けになることで腰の後ろや足にも広がり、ずっとずっと強く感じるんです。
赤ちゃんが下がってくる間隔もまるでわかりません。

「今までこんな拷問みたいな体勢で産まされてたのか…。」


この時、はっきりと確信しました。
これでは体力消耗するはずです。

この世に仰向けで大きい方を排泄しやすいという人はいませんよね。
それでも分娩は仰向けで行うのが不思議です。ヒト以外で、いったいどの哺乳類が仰向けで産んでいるのでしょうか。分娩台の上で、仰向けで分娩するのは、一体誰のためにいいんでしょうか?


立ち会う人間にとっては分娩の経過が見えやすく、処置がしやすいのかもしれません。
しかし、そうすることで分娩が必要以上に激痛を伴って困難になるなら、これは絶対にやめなくてはいけません。

これは、仰向けと、仰向けでない出産の両方を経験したからこそ知った「差」です。
男性の医師には絶対わかるはずがありませんから、女性が声を上げないと変わらないのです。

『赤ちゃんを産み落とす』という言い方がありますが、これは重力に逆らわないことであり、自然に沿うことです。


結局、私の場合はお風呂場で、立て膝になって綱引きのようにバスタブの壁を斜めに引っ張る格好で産むことにしました。

病院でお決まりの「ヒーヒーフー」って、楽ですか?
母親は力を抜いて、出てこようとする赤ちゃんの手助けをするだけでいいんです。

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いよいよ私も分娩の兆しが出てきました。
強い陣痛のたびにズーン!と赤ちゃんが降りてくるのがわかってきます。
監視装置をつけられてベッドで寝ていてはわかりません。
自由に立ったり座ったりできる環境だからわかることなんです。

病院では「ヒー!ヒー!フー!」などと助産師さんに背中をさすられながら必死に呼吸を整えますよね。

ところが、

母親は赤ちゃんが降りてくるタイミングで息をふーっと大きく吐いて、降りてくる手助けをしてあげればいいだけ

だとわかったんです。
同時に痛み逃しになります。

そのうち、誰に教えてもらわなくても本能的に「そろそろいきむ時だ」というのが必ずわかります。


病院では、ただでさえ厳しい分娩間近の陣痛中に医者が内診をして、「子宮口が〇㎝開いている」と確認します。

これは、誰にとっていいことなんでしょうか?

妊婦は、何㎝開いてると言われても実感はわきません。
妊婦ではない人間がお産の目安を知るための情報であって、内診された方は地獄の痛みを感じます。

子宮口が全開だと言われるとヨロヨロと分娩室へ移動し、
分娩監視装置から出てくるグラフを見ながら「はいっ、今いきんで!」と言われますが、このグラフも妊婦ではない人間がいきむタイミングをつかむための情報です。

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グラフを見ながら他人がいきむタイミングを伝えると、微妙にズレが生じます。
なので、「今いきんだの、なんか空振りっぽいな…」と感じたことは、私はこれまでに多々ありました。

私の実感として、

妊婦本人が、
自然に赤ちゃんが降りてこようとしているのを感じとっていきむ。


それが一番ムダなく効率的です。
必要最低限のいきみで赤ちゃんが産まれ出てきます。

分娩間際でも、分娩中でも、冷静で会話もできます。大声をあげることはありませんでした。


さて、午後3時過ぎ。
とにかく自分が最も楽なように、息を吐いて痛みを逃すことに専念しました。

子供も夫も、だんだん辛そうになってきた私を見て心配していましたが、私としてはその苦しさは病院よりずっと軽いものでした。
まだ動けましたし、頭も冷静で会話も普通にできました。

激しい陣痛の合間を見ながら、いつでも娩出できるようにお風呂と部屋を行き来して、
ジュース、除菌済みの新品のお風呂マットや万が一赤ちゃんを受け止めるための浮き輪、そして赤ちゃんをくるむバスタオルを用意していました。

午後4時ごろ。
気がつくとすでに上の子たちも学校から帰宅していて、
「なんだー、まだ赤ちゃん産まれてなかったのか!帰ったらもう赤ちゃん出てきてるかと思ったよ」と言われてしまいました。

結局家族みんなで赤ちゃんをお迎えすることになりました。
いよいよ痛みで「ああ~!」と、ちょっと大きい声が出るようになり、いきみたくなってきました。

子供たちが「おかあさん、だいじょうぶ?」と聞いてきたのですが、

病院の分娩室から聞こえる妊婦の声に比べれば静かなものです。

以前、「分娩中、近所迷惑なくらいものすごい大声が出たらどうしよう」とちょっと不安だったのですが、まったくの取り越し苦労でした。

娩出が終わるまで会話ができるくらい冷静でしたし、マンションやアパートでも迷惑にならないくらいでした。


8万分の1の確率!白い卵膜に包まれて産まれてきたわが子。食生活がまともだったことの証?

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本格的にいきむ前に、赤ちゃんの頭が出てきてるのか、髪の毛くらい触れないかを確認してみると…
何か肉のような、ゴムのような小さい塊に触れました。

それがいったい何なのか自分で見ることもできませんので、お風呂の外で待機していた夫を呼んで見てもらいました。

「なんだか膜みたいなゴムみたいな、白いものが見えるんだけど…よくわからない」

と言われました。
「それじゃ、本格的にいきんで出してみたら何かわかるかな?」と、次の陣痛の波に合わせて強くいきんでみました。

また少し膜が出てきて、さらに赤ちゃんが下がってきている感じがしました。
次の瞬間、いきみたい感覚が最高潮に達したので、ここぞとばかりに思い切っていきむと、何か大きなものがズルッと出てくる感じがありました。

「あ~!頭が出たぞ~!!」夫が叫びました。
頭が出てきたらもう出産終わったも同然、と思って安心して、最後に思い切ってといきむと、いとも簡単にツルンと赤ちゃんが登場しました。

あれ?いきんだのはたった3回?

バスマットを一直線に滑ってきた赤ちゃんを、夫がキャッチしました。
浮き輪の上に産むつもりだったのですが、体勢的に使えなかったようです。

ほっとしたのもつかの間、

「赤ちゃん、なんか風船みたいなのにはいってるぞー!大丈夫なのか?!」


驚いた声の夫。子供たちもしっかり見ていました。
それは、「羊膜」だったようです。

さかの先生の本によると

卵膜につつまれたままでてくる赤ちゃんもいます。医師か助産師がいれば早くに人工破膜してしまうので、そのような例はほとんどなくなってしまいました。
むかしはめずらしくありませんでした。「ふくろ子」(被膜胎)などと呼ばれていました。

まっとうな食生活をしてきた産婦の卵膜は、じょうぶにできているので、最後まで破れないことがしばしばあるはずです。
出典: 「あなたにもできる自然出産」


珍しいので私も見たかったのですが、最後いきんだ時に首も腕も固まってしまって、まったく動かせなくなっていました。
せめて写真におさめてほしかったのですが、取り上げる方は当然そんな余裕があるはずありませんよね。

夫はこの卵膜のことがわからなかったので(本は読んでくれていましたが、こんな細かいことは読み飛ばしていたそうです)、
早くこの膜を破かないと苦しいんじゃないかと、あわてて指で膜を破いたそうです。

するとあっという間につるりとむけて全身が現れ、肺呼吸を始めて「ホギャ、ホギャ」と3、4回泣いて、
すぐに夫にバスタオルにくるまれて静かになりました。
女の子でした。卵膜は、すぐに破かなくても焦る必要はないそうです。

後で知ったことですが、膜に包まれて産まれてくるのは8万分の1の確率で、
「産まれた時からベールをかぶった幸せな赤ちゃん」と言う国もあるそうです。多数の赤ちゃんを取り上げた産婦人科医でもなかなかお目にかかれないみたいです。

母体が健康なら、胎盤は自然に完全な形で出てきます。
無理に器具で掻き出すのは危険です。


娩出後10分くらいで、首や腕が固まっていた私がようやく動けるようになり、
胎盤が出てくることも考えて大きなたらいの中に座り、へその緒がついたままの赤ちゃんを抱っこしました。

初めて見たへその緒は、撚り合わせた太めの縄のようで、色は灰色、ドクドク脈打っていました。

授乳するとあっという間に上手に吸い付いたので、元気なんだとほっとして嬉しくなり、涙が止まらなくなってしまいました。

「元気に産まれてくれてよかった!無事でよかった!」

お風呂の外では感動して嬉しくて泣いている子もいれば、見たことないような優しい顔で新しく産まれた妹を見ている子もいました。
そして、産まれる時の様子があまりに衝撃的で、怖くてどこか行ってしまった子も。

娩出から20分くらいたった時、赤ちゃんを抱いていると突然ズルン!と私の下から何かがまた産まれてきました。

胎盤が出てきたのでした。
完全な形でした。


病院だと、赤ちゃんを娩出後ホッとして上を向いたままぼんやりしていると、
自分の下の方で医師が手だか器具だかを入れて何やら掻き出していたり、お腹を押したりしていたのを思い出しました。
自然に待つことなく、胎盤を出していたのですね。

自分も意識もうろうとしていてあれこれ話す元気もなく、されるがままでした。
(その出産翌日に、悪露と一緒にゴルフボール大の塊が出てきたのですが、看護師さんがそれを聞いて焦っていました。今思い出しても恐ろしいです。)

しかし、胎盤って、待っていれば自然に完全な形で出てくるものなのですね!

へその緒を切るのは、胎盤が出て血流が止まり、ヘナヘナになってからです。鉄分を最後まで赤ちゃんに送りましょう。

たいがいの病院では、娩出後すぐにへその緒をクランプして、あっという間に切断します。

しかし最近の研究では、3分ほど待つだけで赤ちゃんへの影響が大きく変わるのが知られるようになりました。

へその緒を切るのを3分間長く待つことで、母親の胎盤から赤ちゃんへ104ml多く血液が送られるそうです。
大人で換算すると1.9Lの血液です。こうするとかなりの鉄分が補給されます。
(新生児に鉄分が欠乏すると、幼児期にADHDなど学習障害・発達障害が出てくるリスクが高くなるという研究結果もあるそうです。)

我が家の場合、胎盤が出てからさらに10分ほどたつと、へその緒の色が灰色からクリーム色変わって、ヘナヘナになったので、夫にへその緒を切ってもらいました。
おへそに近いところ2箇所を殺菌したタコ糸できつくしばり、「よ~し、今から切るぞー!」と赤ちゃんに話しかけ、2点間をステンレスはさみ(新品・消毒済)でゆっくりと切りました。

病院で産まれたての赤ちゃんがひどく泣くのは、まだ血流が止まっていないへその緒を、
待たずにいきなり切ってしまう痛みによるものだと言われることがありますが、我が家で産まれた赤ちゃんはこの時も非常に穏やかでした。

その後、赤ちゃんのお腹のまわりをぐるぐるガーゼで巻いて処置完了でした。

産んだ後も体力の消耗が少ない自宅出産。
自分で風呂場を片付けて、すぐに布団に移動できます。

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へその緒を切ってもらった後、私も自由に動けるようになったので、
赤ちゃんを片手で抱っこしながら胎盤をビニール袋に入れて冷凍庫に入れにいってもらい、
お風呂場の汚れをシャワーで流して、夫と共に軽く掃除してから外に出て服を着、すぐに布団に移動して赤ちゃんと一緒に横になりました。

重力に逆らわず、自分の好きな体勢で産んだので、体力の消耗がさほどなかったです。

そこからは、赤ちゃんも私も、ウトウトと…。

夫がごはんを作ってくれたようで、ワイワイ言いながら子供たちが嬉しそうに食べていたような記憶があります。
ぼんやりしていたので、はっきりしたことは覚えてないですが。

赤ちゃんは、産湯に入れることはありませんでした。数日は沐浴もしませんでした。
体の表面にはクリームのようなものがついていますが、これは胎脂といって細菌感染や気温差から赤ちゃんを守るためのものです。
甘いような、とてもいい香りがして、これを赤ちゃんの皮膚にすりこむようにしました。

数日たつとすっかり見えなくなり、皮膚や髪の毛がつやつやになっていました。

出産したその日も家族水入らずの穏やかな生活。違うのは、新しい家族が増えたことだけ。

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さて、出産が終わったと思ったら、その日はあっというまに寝る時間になりました。
家族みんなが寝静まった夜中、私はぼんやり起きていたのですが、あらためて感動の気持ちがこみあげてきました。

みんなで温かく赤ちゃんを迎えることができた。
私はすぐに赤ちゃんを抱っこして授乳することができた。
赤ちゃんも私もどこにも行かず、ずっと家族で一緒に過ごしている。


新しい「いのち」が誕生するシーンを目にして、みんなで喜んで家族として迎え入れ、
そしていま当たり前のように赤ちゃんを含めて家族みんなが穏やかに眠っているのって、こんな幸せなことはないなと思ったんです。


赤ちゃんもどっしりと落ち着いていて、産まれたてホヤホヤとは思えないくらい私の横でよく眠ってるんです。
この出産に全面的に協力してくれた夫をはじめ、本当に、いろんなこと、すべてのことにありがとう、という気持ちになりました。


「たまたまうまくいった」のではなく、昔からこうしていのちが受け継がれてきたんです。

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これは、「たまたまうまくいったからよかったんだ」と言われるかもしれませんが、本来はこういう自然な情景が当たり前になってほしいと思います。

昔からこうしていのちが受け継がれてきたんですから。
今の時代は、妊婦は専門的なお産の知識がある人間のもとで出産しないと危険と思い込まれていて(妊婦自身も思い込んでいて)、本人に産む知識や力がないと思われています。

しかし、

妊婦自身が、自然の流れの中でできるだけ自由でプライベートに近い形で心からリラックスして、
安心して出産できるよう、そして医療は「何かあった時」のための最終手段として登場できるような形に変わっていってもらえればと、私は自分の経験からそのように思います。

そのための大前提として、これからお母さんになる人は、赤ちゃんを無事に迎えられるだけの元気な体と心になれるよう、
食生活をはじめもっと自分の体を大切にしてほしいと思うんです。


さて、次回(これで終わり)は「自宅出産その後」について、出生届の受理が簡単ではなかった話や、
周囲の無理解、赤ちゃんのその後の様子などについてお伝えしたいと思います。

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うちゅう
地方在住、現在5人の子供を子育て中。 学生時代に、食糧自給・食品の安全などがコンセプトのNPO活動に参加したことや、環境政策が専門の教授に師事したこと、自然食品店でのアルバイト、援農ボランティアなどをきっかけに、食について興味を持ち始めました。しかし勤務時代の不摂生により産婦人科医から「不妊症予備軍」と診断されることに。菜食になったのは、なんと結婚後の「経済的困窮」がきっかけ! 動物性食品を買わなくても食いつなぐ方法を求めたところ学生時代に耳にしたマクロビオティックを思い出し、日々図書館通いをしマクロビオティック、精進料理、自然食など本を読み漁って実践。以降食生活の改良を重ねてきた結果、健康も子宝も手に入れ、2015年には第5子を自宅自然出産にて迎えることができ、今も元気に育ってくれています。 格差社会と言われる今日ですが、お金に困った人間ですら食の方向転換をしたことで体も心も健康に向かうことができたのですから、多くの人に希望を持っていただきたいです。
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