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Organic Life to all the people.

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本物のオーガニックが見つかるオーガニックショップ IN YOU Market 本物のオーガニックが見つかるオーガニックショップ
IN YOU Market

【対談:ホリスティック美容家・岸 紅子 × IN YOU編集長・松浦 愛】女性がより幸せになる為には?心身健康に、家族仲間と幸せに共生する為に必要なのは「自立」すること。

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あなたは、「自立」できていますか?

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NPO法人「日本ホリスティックビューティ協会(以下HBA)」代表理事、環境省「つなげよう、支えよう森里川海」アンバサダーなど多方面で活躍されている、岸紅子さん。
31歳で子宮内膜症を発症したことをきっかけに、現在ホリスティック美容家として自然治癒力の高め方やセルフケアを現代女性の知識として伝承していらっしゃいます。

テレビや雑誌など多くのメディアでも大活躍されているので、多くの読者もご存知なことでしょう。

自立できるからこそ、共生できる

最も印象に残った岸さんの言葉です。

女性として、母として、ビジネスパーソンとして邁進し続けられる岸さんと、IN YOU編集長・松浦愛との対談企画。

全ての女性が、毎日を楽しく元気に美しく生きるヒントをお伝えしていきます。

ホリスティックビューティとは、
高いレベルの健康

代表を務められている協会の、「ホリスティックビューティ」とはどういうことでしょうか?

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岸さん(以下、岸):ビューティとは、高いレベルの健康だと考えています。
美しさというと髪・肌・爪など見た目のことを指すと思うのですが、体内の循環機能がしっかりと働いていなければ成り立ちません。なので外見のことであっても、外からというより中から作るもので、自分で生み出すものです。
その為にはセルフケアが重要となるので、自分を理解してプロデュースする為に必要な知識をお伝えしています。自分の体質や心のクセなど、自分自身を知らないと適切なケアはできないので。

ホリスティックビューティにおける、「食」とは?

岸:基本ですよね。食べることは生きることで、食べ物を食べて排出するということが生命の営みの根幹です。
基本的に食べないと生きていけないし、食べることでしか身体のパーツは出来上がりません。
自然の摂理の中では、食べ物も自分の身体もひと綴りです。だから常に、環境から自分のパーツは作られて環境に還元される、という循環を意識しています。

ホリスティックビューティとオーガニックの関連性は?

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岸:ものすごく関連しますよね。
環境との循環の中で自分自身ができている、という上でどのようなものを食べていくか。

今は、長い歴史の中で人間の遺伝子が分解したことないような化学物質が溢れている異常事態ですよね。
無意識に、そのような化学物質を摂取し続けるのか、それとも循環のシステムが阻害されない身体にやさしいものを摂っていくのか。
「オーガニック」って特別なことのように捉えられていることもあるけれど、私にしてみたら、昔からある本来の姿という感じです。

身体の内側から潤い輝く、2人の食事情に迫る!

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毎日の「食」で大切にしていることは何ですか?

松浦:味噌汁や玄米のようなに日本人にとって身近なシンプルなもの、日本人の身体に合うものを食べることです。
どんなに健康に良いと言われるものでも、自分の身体のルーツに沿ったものでないと合わないことを自分の体で体験してきました。

またそれらを食べる頻度も高いので、基本の調味料や使う食材はオーガニックで正しい製法で作られたものを厳選するように心がけています。
良くも悪くも割と身体が敏感で不自然な生活が続くとすぐに皮膚や体調に出るタイプので、都度、軌道修正しています。

ー松浦流の軌道修正方法は?

松浦:細かな不調に気付くように心がけ、その不調の原因を明らかにします。
まずは、1日前、数日前、一週間前、一ヶ月前に何が起きたのか、何を食べたのかを振り返ります。
不適切なことはなかったかどうか。

良かれと思って食べていたものが実は体には合わなかったとかもよくある話なので。
数日で結果が出るものもあれば蓄積されて一ヶ月後、数ヶ月後に出てしまうものあります。

でも原因を作っているのは全て自分であることを忘れてはなりません。

仕事や人間関係のストレスなどメンタル面が原因かもしれないし、食べ物が原因かもしれない。
自分自身に問いかけます。振り返りの時間を設けて、根本からの解決を図ります。

身体の調子が悪くても、薬でごまかさないようにしています。
特に私は、肌に出るんですよね。ニキビとかカユミとか。

岸:肌って出るのよねぇ。
私はストレスを感じるとブツブツができます。甘いものを食べると大きなニキビができることも。
顔色の良し悪し、しわっぽくなっていないか、ハリがちゃんとあるか。
自分の観察ってすごく大事ですよね。
肌は人体最大の臓器であり身体のバロメーターだから、ホリスティックビューティー講座のテキストの中でも「肌日記」があるんですよ。

食べ物良くても睡眠不足だったらダメだし、身体が冷えていてもダメ。
正直食べ物だけじゃなくて、食べること・動くこと・寝ること・リラックスすること、全部が繋がっていてそのバランスが大事なわけで。そこに気付くことが大事だと思うんです。

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岸:食べることについて、ガチガチに規制しすぎて苦しくなっちゃう人っているじゃないですか。
例えばオーガニックに拘り始めたのは良いけど、全てをオーガニックにしたら高くて続けられなくなっちゃうとか。勿体ないですよね。

オーガニック的な考え方を大切にしたら良いと思います。
調味料とかお米とか、毎日の食生活のベースとなるものは何とか頑張って良いものを使うようにする。それだけで大分変わります。
全部オーガニックにするのはお金もかかって大変!という場合、日々の野菜は旬なものであればスーパーの慣行農法のものでも良いと思うんです。

外食などで身体に良くないものを摂っちゃった時も、出せれば良いわけで。
排出できるパワーが自分の中にあればOK!
このような柔軟性も必要だと、私は思います。

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「オーガニック」を実践し続ける為に、どんな工夫をしていますか?

岸:手間と負担を減らせるようにしています。
例えば具体的に活用しているのが、有機野菜の宅配サービス。素材そのものが美味しければ、料理に手間をかける必要がなくなります。シンプルな料理こそ美味しいので、料理することの負担がうんと軽くなり、毎日の自炊が苦でなくなります

松浦:日々製品を買う時に、当たり前にオーガニックなものを選択することです。
自分の経験を振り返ると、例えば家の中にお砂糖が入った食品があると結局、「だめだよなー」とわかっても、結局、誘惑に負けて食べちゃうんですよね。そして、止まらなくなる。

人間は身近な誘惑にはなかなか勝てない生き物だと思っているので、ならば不健康そうなものはなるべく寄せ付けない。家に置かない。買わない。これが一番です笑

ただ、今はオーガニック製品をおすすめするという立場もあり、身の回りはオーガニックなものだらけになっています。
買い物をする場所も決まってきていますし。
すると何の手間や工夫なくとも、簡単にオーガニックライフを実現できるんですよ。

オーガニックではないものがたくさん身の回りにあるから使ってしまったり食べてしまうんです。
ならば「これを食べていれば大丈夫」と思えるものを、揃えてしまえばいい。
何も特別なすごい食材を揃えなくとも、納豆とか醤油とかそういうものでもいいんです。笑

「たくさんお金がかかる。」と思われるかもしれませんが、決してそんなことはありません。

心身の健康が手にはいれば風邪もひかなくなりますし、病気になる確率も減ると思いますので、医療費は削減できるし、ずっと働けるので、生涯年収も上がる。
そして、仕事の効率も上がるので、結局は未来への投資になっていると思います。

経験上、生活環境を変えることの重要性を実感します。
自分で納得できるような自然でオーガニックなものに、興味を感じたところから少しずつでも置き換えていけば、手間や時間をかけなくても、どなたでも簡単にオーガニックな生活を送ることができるようになれると思います。


結婚、出産・・ライフステージの変化で「仕事」のプライオリティが変わっても、
何らかの形で社会との接点を持ち続けるべし!!

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おふたりにとって、仕事とは何ですか?

岸:「ホリスティックビューティ」は自分の人生をかけて伝えていきたいと思うことで、私にとってライフワークです。
モチベーションを保ち続けられるように自分の中で、一致するように意識してきました。

松浦:私も同じ感じで、趣味みたいな遊びみたいな、自分の生活の一部です。
実際、オーガニックが大好きで、趣味でオーガニック製品を集めたりオーガニックレストランを食べ歩いたり、好きだったことから、今の仕事をすることになったので。
今も変わっていません。自分の身の回りは好きなものだらけになりました笑。仕事がとても楽しいです。

働く上で大切にしていることは何ですか?

松浦:来年のテーマは、想いが一致している人と妥協のないお仕事をしていくことです。
賛同してくれる人が出てくる中で、本当に自分たちの理念と合う人と共にやっていくことの大切さを感じます。
なので、お金になっても心身に強い違和感やストレスになるような仕事はできる限りしないようにしようと考えています。

岸:仕事はとても大切だけど、パートオブライフであることを忘れないようにしています。
自分が身体を壊したことや子供のアレルギーなど、様々なトラブルが発展して、今のホリスティックビューティーに行き着いています。
病気の原因は、忙しくて自分の身体と心の声を聞かなかったから・・要は働き過ぎでした。
今は家族を優先し、仕事は9〜17時の間に収め、その中で結果を出し続けることに重点を置いています。

松浦:それはすごく大事ですよね!
私はまだそこまで至っていませんが・・
身体を壊しかけたこともありますが、また忘れて、夜遅くまで仕事しています笑。
独身って自由ってこともあり、優先順位が違うのかなー。

岸:ライフステージは関係しますよ!私も独身の時は仕事漬けでしたが、それで苦しいわけではなかった。
ライフステージの変化によって、優勢順位は変わっていくと思います。

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結婚や出産など、キャリアを諦める女性も多くいます。
どう思いますか?

岸:今や女性の方が高い能力を持っているくらいなので、とても勿体ないと思っています。
社会に出続けてほしいです。

自立することはとても大事です。
誰かに依存するのではなく自立できて初めて、夫婦・家族・様々なコミュニティの中でも共生できるのだと思います。
自分の足でしっかり自分を立たせることができるのは、自分しかいません!
今は、時間や手段など都合に合わせて仕事ができるので、どんなにうっすらとでも社会との接点を持ち続けてほしいです。

−やりたいことが分からない人はどうしたら良いでしょう?

岸:好きなこと・得意なこと・自分の強みなどを書き出してみて、それに合う分野や職種の仕事を探してみたら良いのではないでしょうか。
探してみるとフレキシブルな仕事はあるもので、例えばホリスティックビューティ協会のスタッフも、週3など自分のスケジュールに合わせた働き方をしていますよ。

松浦:主婦になってやりたいことを諦めている女性が多い印象で、すごい勿体ないと思っています。
能力がある方も多いので、それを活かしたほうが社会のためにもなりますし、何より自分が楽しいと思う。

「子育てと家事が一生やっていくこと」という「概念」がまだ日本にあるように思いますが、
これだとオーガニックを自由に選べる女性も増えていかないし、日本のオーガニック市場は伸びていかないと思いますね。

欧米では専業主婦が当たり前、という国はほぼありません。先進国の多くは女性も社会で活躍することが当たり前になっています。
誰しも得意なことはあると思うのでそれを活かして還元できるようになるといいと思っています。

岸:MBAまで取ったのに、子供の受験の為といって仕事辞めて、蓋を開けてみたら毎日パンケーキの話しかしていない・・って友人もいて。

松浦:それまでかけてきた、時間も労力もお金も勿体ないですよね。
未婚既婚問わず、もっとやりたいこと、自分の心に素直になって、チャレンジしても良いのではないかと思います。

岸:やっぱり、少しでも良いから何らかの形で社会との接点を持ち続けるべきだと思います。

松浦:特に20代ー30代前半くらいの若い世代にありがちなのが、「何をして良いか分からない」「何がやりたいのかもわからない」という人たちですね。1日中、カフェでトークしたり、だらだらしてスマホを見て過ごすのは、確かに、楽チンです。

でも宝物のような貴重な時期をもっと有効に活用してほしいなと。

私も若い時、本当に何にも考えていなかったので、毎日バイトばっかりしてたんですが、今思うとすごい惜しいなと思います。
もちろん無駄だとは思いませんが、もう少し早く色々なことに、トライしていれば、と思いますもん。

ただむやみやたらに頑張ろうとかじゃなくても、好きなことをしていると、何か見えてきます。私もそうでした。
なので、好きなことで社会との接点を持ち続けてほしいですね。
失敗してもそれもまた学びになるので、恐れずに!

岸さん、
仕事と家庭の両立の為にしている工夫を教えてください!

岸:時短ワザ、常備菜作りなど含めて沢山ありますよ〜。
中でも、同じ学校や地域のお付き合いをとても大切にしています。
イベントなどで私がどうしても週末に仕事に出る時、近所のパパママが子供をみてくれることで、私も安心して仕事に集中できるし、子供も楽しく過ごせるんですよね。
代わりに別の機会に、子供たちを預かったりホームパーティーを企画したりして。お互い持ちつ持たれつでやっています。

お互いの助け合いが、仕事・家庭の両立の為にすごく有効です。

最後に、読者へのメッセージをお願いします!

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岸:ぜひ、「わくわく生きる」ということに視点を置いてください。
わくわくすることを考えながら毎日生きることが、一番の健康法なのではないかと思います。
私たちは、何かを体験する為に生まれてきているはずです。
健康で、それを全うする為に、何でも良いから楽しいことに取り組んでみたら良いのではないでしょうか。

松浦:自分に嘘をつかないように、生きてほしいです。
一人一人、もしかしたら明日には生きていないかもしれないわけで、今を大事に生きて後悔のない選択をしてほしい。

世間体とか、一般常識とかだけに囚われず、自分のフィーリングを重要視し、今しか経験できないことをするといいなと思います。

あと仕事に限らず、好きだけど、生活していく為には「優先順位が低いこと」って「やってみたいけど、お金持ちになってからやればいいや」みたいに諦めがちだと思うのですが、それって、勿体ないなぁと最近感じるんです。
だって「その時」っていつ来るかわかないじゃないですか。できないかもしれない。
本当に興味があるならやってみたほうがいい。そこから、学ぶものもあるはずですし。

食べ物にしても趣味にしても、我慢しない!
今やりたいことは妥協せずに取り組む人が、増えてほしいです。

筆者より

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自分も家族も幸せになる為に、自立しよう

岸さんも松浦さんもキラキラ輝いていて、誰もが憧れますよね。
注目を集める輝きオーラを放っている人って、特別な生活を送っていそうに感じるかもしれませんが、決してそうではないと私は思います。

今日食べるもの・人からかけられた言葉にどう反応するか・ちょっとした空き時間をどう使うか。

自分の心と身体の声を聞きながら、目の前のことに真剣に向き合う
そして、前進の為にその時々で可能な限りの努力をする、ということが共通点。

日々の地道な意識や行動の積み重ねが、輝きオーラとなって表れているのです。

自分も家族もより幸せになる為には、どうしたら良いのか、今できることは何か。

新しい一年の始まりに、前を向いて。
人生を創るのは自分自身です。
納得できる人生にする為に必要なこと、ちょっぴり立ち止まって是非考えてみてください。


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