くらし

「雑草」と言うには勿体ない身近な薬草「たんぽぽ」の知られざる効果。「腎」に優しいたんぽぽチャイで体を養生しよう。

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まだまだ寒い日が続きますが、冬至を過ぎ、徐々に陰から陽への季節に転じてきて

太陽の光りも少しずつ明るくなってきているのを感じますね。

自然界はこの寒さの中でも、じきに迎える芽吹きにむけての準備を進めています。

野に咲くたんぽぽには薬効がいっぱい


たんぽぽもその一つ。

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IN YOUでもたびたびタンポポについてお伝えをしています。

体液の浄化を促し、毒物の排泄をする身近な万能ハーブ「春のタンポポ」の簡単な取り入れ方。

様々なストレスにさらされる現代女性の救世主、ノンカフェイン「たんぽぽコーヒー」の効能。

漢方でももちいられる「たんぽぽ」。


たんぽぽが咲くのは、春先3月から4月。
暖かくなると、いっせいに黄色い花が野に咲いて私たちの心を明るくしてくれる存在ですね。

春の訪れを感じます。

このたんぽぽは日本において珍しい植物でもなければ、むしろ道端に咲く雑草としてあまり大切に扱われていないように感じます。

でも実はたんぽぽには私たちの健康に役立つ効果がたくさんあるのです。


漢方では、根っこの部分を用いられ、「蒲公英根(ほこうえいこん)」とも呼ばれます。


漢方の「蒲公英根(ほこうえいこん)」の効果としては、

殺菌作用、利胆、利尿作用、乳汁分泌促進作用があるとされています。



・熱を冷ます
・母乳の出をよくする
・むくみ
・便秘
・消化不良


などに使われることがある漢方薬です。

参考:株式会社中屋彦十郎薬舗 kanpoyaku-nakaya.com/hokouei.html

漢方は西洋においても、ハーブとして好まれて使われています。


西洋たんぽぽはメディカルハーブとして用いられているほど、薬効が高い存在として昔から知られています。
むくみ解消、母乳の出を良くするため、食欲増進、便秘解消などの効果があるのは、漢方での使われ方と同じ。

西洋たんぽぽはダンデライオンとも呼ばれ、第1級の薬草として認められているほど。

たんぽぽは、雑草というイメージがある方もいるように、至る場所で咲くことができます。

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つまり生命力が非常に強いのです。

アーユルヴェーダでも活用されるたんぽぽ

インドに伝わるアーユルヴェーダでは肝臓や胆のうの不調、リウマチなどの体質改善に用いられたり、
北米の先住民イロコイ族では、腎臓病や水腫、皮膚病に対して使われてきたといいます。

たんぽぽを含む数種のハーブを使った研究では、慢性大腸炎患者おける便秘症状の改善が見られたという研究報告もあります。

腎臓にもやさしいたんぽぽでデトックス

たんぽぽには、穏やかな解毒作用があるといわれていて、
毒素や汚染物質を肝臓や腎臓から排泄するのを助けてくれる作用があるのです。

日々、さまざまな化学物質にさらされている現代。

たんぽぽにはカリウムが含まれているので、余計なナトリウムを体外に排泄するのを助け、むくみを解消する作用もあります。

腎臓は毎日私たちの体に通っている血液をきれいにする、いわば濾過装置のようなもの。
体に必要な物質は体内に再吸収し、不要なものは腎臓で濾過して体外に排泄されます。

腎臓の機能が低下してしまうと、私たちの体内には老廃物が蓄積してしまい、
ひどい場合には尿毒症などの病気を起こすこともあります。

たんぽぽは、腎臓の利尿作用を助けて、腎臓をいたわってくれる作用がある植物。


体に取り込んだ余計な物質は蓄積する前に、どんどん外に出していきたいものです。

心のデトックスにも「たんぽぽ」がいい理由

さて、たんぽぽには体だけでなく、心に溜まった毒素も排泄する作用があります。


怒りや疲れ、イライラなどを溜め込んでしまいがちな時に、たんぽぽを取り入れることで
特有の苦味などが漢方的にいうところの気の流れを良くしてくれるのです。

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また、植物の形はその作用にも通じるものがあると言われています。


たんぽぽはどっしりと根をはり、葉を広げた力強い形をしているのが特徴。

たんぽぽの根っこには、安定感をもたらしてくれるような癒し効果があるのです。

体を温めてくれる「たんぽぽチャイ」


たんぽぽを簡単に取りれられるのは、たんぽぽコーヒーやたんぽぽティーです。
たんぽぽコーヒーは産後の母乳の出をよくするために飲まれている女性も多く、日本でも認知度が上がっていますね。


私が最近見つけたのは、珍しいのですが、

IN YOU Marketで販売されていた、たんぽぽチャイ。


たんぽぽの根っこを低温で焙煎して作られている、たんぽぽコーヒーがベース。

しかも、産地はオーガニック先進国であるニュージランドだから嬉しい。
良質な種をフランスから取り寄せて育てているというこだわりようなのです。
たんぽぽコーヒーは飲みにくいという方でもごくごく飲めるくらい癖がありません。
中身の40%がスパイスという贅沢なチャイ。

チャイといえば、体を温めてくれるインド発祥の飲み物で、
通常はミルクティーにスパイスをふんだんに入れて作るものです。


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カフェインが含まれてるチャイは夜には不向き

でも、紅茶にはカフェインが含まれているので、人よっては寝つきが悪くなったり
少し興奮作用などがあるので控えている方もいるでしょう。



最近ではデカフェコーヒーというカフェイン抜きコーヒーも流行していますよね。
わたしもチャイは大好きですが、夜に飲むとどうしてもトイレが近くなったり寝つきが悪くなるので控えています。

冷える夜にこそ、温まるチャイが恋しくなる。
たんぽぽコーヒーがベースになったたんぽぽチャイならば、カフェインフリーだから安心。


チャイの選び方

使われているスパイスと効果


チャイといえばスパイスが決め手。

以前は以下の記事でチャイの作り方をご紹介したところ大変人気の話題記事となりました。

「シナモン」は実は生姜を超える最強の温め食材!簡単すぎる自家製基本のチャイの作り方。

しかし、安価な市販のチャイをはじめとして、
どうしてもインド料理屋さんなどで飲むチャイはスパイスの安全性という面から考えると
農薬や産地などの不安要素も多いのが残念なところです。


さらに、タンポポコーヒー自体も、市販のものの多くは「中国製」。

漢方も中国産が多いのですべてがダメだとは言わないまでにも
やはり残留農薬やずさんな生産体制が指摘されていることも確か。

できる限り安全性の高いものがほしいですよね。

たんぽぽチャイに使われているのは、正真正銘のオーガニックなスパイスです。


それぞれのスパイスは味わいや香りをもたらしてくれるのは勿論、
からだにとっても嬉しい作用がいっぱいなのです。

・シナモン

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シナモンは、チャイの中でも中心的な存在であるスパイス。
シナモンは桂皮として漢方でも扱われる「温性」の食材です。
なんと温め食材の王様的なイメージがある「生姜」をも超える最強の温め食材だと言われています。

・ジンジャー

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温め作用が高い食べ物というと、一番有名なのはジンジャー、つまり生姜ですね。

漢方の世界では、「生姜(ショウキョウ)」と「乾姜(カンキョウ)」の2つに加工の仕方により分けられています。
乾燥させた生姜である「乾姜」の方が温め作用が高いと言われているのです。

生ではなく、乾燥したパウダーであるジンジャーを使っているから、
このたんぽぽチャイはしっかり身体を芯から温めてくれるのです。

・ナツメグ

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ナツメグは薬膳の世界で、肉豆蔲(にくずく)と呼ばれます。
脾、胃、大腸に作用するといわれていて、胃腸を温めて、消化を助けます。
気の巡りを良くして、お腹の張りなどをとってくれる作用もあります。

参考:ナツメグ 薬膳LAB.本草薬膳学院 honzou.jp


・クローブ

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クローブは丁の字をしているということから、生薬では「丁子」と呼ばれます。
「温中降逆」という作用があり、胃腸を温めて、気を逆流を治す作用が高い植物です。

とにかく冷えるとお腹を壊しやすい人、消化不良になりやすい人におすすめ。
腎に作用して、温める効果が高いので、まさに冬向きの食材です。

参考:養命酒 元気通信 yomeishu.co.jp/genkigenki/crudem/

・カルダモン

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スパイスではカルダモンと呼ばれますが、生薬としては「砂仁」と呼ばれます。
緑色の房の形をして、独特の香りが特徴のスパイスです。

カルダモンには胃腸を温める作用、気の巡りを良くする作用があり、
ストレスでお腹が張りやすい人におすすめです。
なんとなく、ため息ばかりつくような時にもカルダモンの香りを嗅ぐとスッキリします。

たんぽぽチャイで心も体もスッキリと


毎日頑張っている身体の特に腎臓の作用を助けてくれて、
冷えに悩む女性にとって強い味方になる「たんぽぽ」。

すごく身近にある存在で、実はすごいパワーを秘めた植物なのです。


身近な薬草を体に取り入れてメンテナンスする。
昔の人は、そうやって健康を維持してきたのです。


現代人はストレスにさらされた毎日を送っています。

昔の人がやっていたみたいに、身近なものを使ってこまめに体をケアする知恵。

深刻な病気になる前からできればこまめに体をいたわることで

最大のパフォーマンスを出すことができるのだと思います。

ホッと息をつきたい時に、せっかくなら身体にも心にも優しいもので癒されたい。

そんな願いを叶えてくれるたんぽぽチャイをあなたの生活にも取り入れてみてくださいね。

参考: わかさ生活 西洋たんぽぽ wakasanohimitsu.jp/seibun/dandelion/


IN YOUMarketでNZ産おいしい「たんぽぽ」チャイを注文してみよう



ヴィーガンのフランス人が作ったNZ産こだわりオーガニックたんぽぽチャイ


こちらのタンポポチャイは
フランスからわざわざ取り寄せた原種を使っており
さらにオーガニック。


スパイスもオーガニックというこだわりようです。
女性には特におすすめな「タンポポチャイ生活」で、あなたもぽかぽか・デトックスしてみませんか。


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manami sasao
タイ在住、ときどき日本。フリーライター兼薬剤師。 薬剤師でありながらも、ヨガを始めてから薬に頼りすぎないセルフケアに関心が高まる。祖父がタイ人、ハーブを多用したタイ料理、タイの穏やかな空気に魅了され外資系製薬企業を退職して夫と共にタイに渡る。現在は薬局での経験と知識を生かして、ヘルスケア関連ライターとして活動中。西洋、東洋医学にも自然療法にも偏りすぎない方法を発信していきたいと考えている。
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