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ゆったりウォーキングのもたらす驚くべき効用とは?ウォーキング・リラクゼーションの勧め。脊椎動物はゆったり動くことで健康を維持できるようになっている。

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こんにちは、沖縄の調和療法家、ひかりあめのゆうすけです。
僕の生業である調和療法の治療において、多くのクライアントさんに向けた共通のアドバイスの一つが「ゆったりウォーキング」です。
身体だけに及ばず、メンタル面にも多くの効用が期待できる、
この「ゆったりウォーキング」について、今回は詳しくご紹介させて頂きますね。

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マスコミの伝えるウォーキングの落とし穴


「運動」といえば、体重調整としてのダイエットと結び付ける人は、おそらく少なくないでしょう。

実際、カロリー消費という観点から言えば、殆どの運動メニューには、そうした恩恵があるようです。

そんな中で、調和療法家としてお勧めする「ゆったりウォーキング」と似て非なるものが、マスコミが競って伝えるウォーキング・ダイエットの数々です。

彼らの勧めるウォーキング・ダイエットに共通しているのは、呼吸法や運動時間、歩幅や姿勢、ウォーキング・シューズの選び方など、カロリー消費を効率的に行うための数々のテクニックが目立つことです。

ですが、カロリー消費を効率的に行おうとする意識は、どうしても「頑張らねば!」的なモードに自身をシフトさせてしまうため、ある弊害を必ず伴ってしまいます。

それは、交感神経を高ぶらせてしまうということです。

確かに、そうしたテクニックを活用すれば、痩身減量効果は期待できますが、交感神経を高ぶらせてしまうため、メンタルにとってはリスクとなる場合も少なくないのです。

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野良犬や野良猫を見習ってみる


都市部においても、野生化した犬や猫を見かけるものですが、彼らのゆったりした歩行動作に観るしなやかな背骨の動きは、まさに芸術の域であると言っても過言ではありません。

同じ脊椎動物である人間は、ダイエットのために運動しますが、野良犬や野良猫には、そんな目的はありません。
そこにあるものは、健康を維持する目的として本能的に備わった、脊椎を柔軟に動かすための動作だけです。

人間の脊椎は、腰椎5つ、胸椎12、頸椎7つの合計24の椎体で構成されており、一つ一つの椎体は形状こそ様々ですが、それぞれは堅い骨です。椎体と椎体の間に特殊の層があるとはいえ、24の堅い骨がまるで魔法のロープのように、曲がったり、ひねったりすることを可能にしているのですが、この自由度が高い状態が、その内部を満ち引きする脳脊髄液の流れの良し悪しに、関わっていることを知る人は少ないようです。

身体を流れる3大体液と言えば、栄養を身体の隅々まで届け、細胞の原料ともなる血液、老廃物や異物を回収するリンパ、そして脊椎内部を流れ、頭蓋骨まで達するこの脳脊髄液のことですが、

頭蓋骨の中にあって眼球を支える蝶形骨と、お尻にある仙骨がポンプとなって、脳脊髄液は脊髄内部を干満しながら自律神経の安定化を通して、臓器や神経系のコントロールをしているため、脊椎が弛緩されていなければ(自由度が高くなければ)、脳脊髄液は滞ってしまいます。

そうしたことを本能的に知っている野良犬や野良猫は、背骨をしなやかにくねらせながらの、ゆったりとした歩行を怠らないのですが、

人間はと言えば、座りっぱなしだったり、反対に立ちっぱなしだったりして、背骨の可動域を小さくしてしまいがちになり、その結果、自律神経系の諸問題と決別できずにいるのです。

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肩と腰のラインの不思議


手ぶらで歩いている状態を想像してみて下さい。

僕たちの骨格は、その構造上、右足が前に出るタイミングで、自然と左手が前に振り動かされるようになっていますね。

このとき、肩のラインと腰のラインは、互い違いに動くようになっていますが、その中央を貫通するように存在する背骨は、手ぶらで歩くことで無理なくツイストされます。

ですから、歩けば歩くほど、背骨のツイスト動作が繰り返され、それによって脊椎が弛緩されるようになっているのです。

ところが人間は、荷物を持つなどの理由から、せっかくの歩く好機に恵まれても、肩のラインが動かないため、背骨に対する充分なツイスト動作が起こりません。

もしくは、ダイエット・テクニックにこだわって、最大歩幅で懸命に歩いたりすれば、交感神経が優位になってしまい、背骨はツイストしているのに緊張したり、

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マシンジムなどで逆行するコンベア状のウォーキング・マシンを利用すれば、そこから落ちないように身体が緊張してしまったりして、弛緩効果を失ってしまっているのです。

何も持たず(もしくは、リュックサックを利用する)に手ぶらで、ゆったりと歩いているときのみ、僕たち人間は背骨を弛緩させることができ、その結果、自律神経の正常化を通して、呼吸や心拍なども安定するのです。

つまり、脊椎は緩みたがっているのに、人間はわざわざ緩まない状態を選んでしまっているとも言えます。

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まとまった運動や作業の後は、特にゆっくり歩いてみる


先日、家族と一緒に、沖縄本島の離島を自転車で数時間ほど巡ったのですが、

このように普段はしない運動や、草刈りや大掃除などのまとまった作業をした後は、特に意識してゆったり歩くことで、僕たちはその恩恵を得ることができます。

人間は、ゆったりと歩くことで、もし身体に違和感があれば、それがどこかを特定できる感覚を有しており、

さらにその部位に意識を向けながら歩く(脊椎の弛緩を通して、脳にフォーカスさせる)ことで、問題となる部位を癒やすことまでできるようになっています。

これは超能力などではなく、そうした部位に意識を向けることで、血液やリンパの流れに優先順位がつくためです。

このように、動物の持つ自己治癒のメカニズムは、意識をきっかけとして発動させることができるのですが、

この仕組みを応用したセルフケアの好例がヨガや太極拳ですから、特にそれらの運動と日々関わる皆さんは、こうした身体の仕組みを体感されているのではないでしょうか。

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万歩計でノルマをクリアするより、一日10分のゆったりウォーキング


最近では、スマートフォンに内蔵された加速度センサーを使った万歩計アプリで、日々の運動量を把握しようとする人も多いようです。

ですが、今回の僕の記事を読んだあなたなら、一日一万歩のノルマをクリアできたとしても、その歩行が手ぶらで、ゆったりしていなければ、健康作りとは縁遠いという事実を理解されたことでしょう。

一日10分のゆったりウォーキングは、脊椎を弛緩して自律神経を正常化させるだけでなく、
脊椎のツイスト動作を通して、背骨周辺の筋力も高まり、ふくらはぎの弛緩も促進させますので、リンパ液のポンプでもあるそれらが活性化すれば、自ずと老廃物のデトックス効果も高まることになります。

これに加えて、毎日の食事が野菜中心となれば、血流も劇的に改善されますので、玄米菜食とゆったりウォーキングの励行は、身体の3大体液すべてを正常化させることができることになります。
まさに、最強のセルフケアではないでしょうか。

さあ、ゆったりと歩きましょう。

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ひかりあめゆうすけ
唄う調和療法家(セラピスト)。目の故障をきっかけに、20年に渡るロボットエンジニアのキャリアを捨て、沖縄に移住。自らのパニック障害を通じて、自然由来の療法に出会い、ひかりあめを北中城村に開く。自然則を活かした、心身に優しい独自の調和療法によって、薬も通院も不要な暮らしを提唱する。2009年の初著出版後、エコロジカルな生活に目覚め、純菜食家となった。1959年、東京都出身。自然則に沿った生き方の実践で、身体年齢は実年齢マイナス30歳。
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