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デリケートゾーンを大切に扱うと、あなたの心まで整う!? 膣のケアは、わたし自身を愛するための第一歩

デリケートゾーンを大切に扱うと、
あなたの心まで整う!?
膣のケアは、わたし自身を愛するための第一歩

 

あれ?
キツイ。え? 乾燥してる?
私がセックスレスになってそろそろ3年。
当たり前のようにボディソープで洗って、お風呂上がりはそのままで、
膣のケアなんて頭にもなかった。

わたしの膣はハッとするほど乾燥していた。

そこで徹底したのは「膣ケア」。
徐々にふっくら潤いを取り戻した膣は、わたしの心までも変えた。

膣はいとも簡単に乾燥してしまう


あなたの膣は潤っている?

それとも、それさえ知らない?

思い出すのは18歳の私の女友達との会話のこと。

「わたしいつも濡れてるんだけど、みんなもそう?」
「わたしも!」「おりものシートつけていないと不安になる時もあるくらいだよ」

あれから十数年、
膣を話題にすることはタブーみたいな社会の中で、すっかりその存在を忘れていた

植物療法を学ぶ同志たちと出会って今度は、密かなガールズトークを。
「ねぇ、わたし膣の存在を忘れていて、今どうなっているのかもわからないの…」
「わたしも…。今夜、鏡で見てみようと思う」

その夜、わたしは爪を切り、鏡の前で足を開いた

!!!!!!!
かつての潤いはどこに?
わたしの膣はすっかり乾ききっていて、18歳の頃の面影はまったくなかった。

膣の潤いは、外敵から私を守ってくれる
大切なバリア

膣は筋肉、その筋肉を覆うように粘膜があって、粘膜は粘液を分泌している。

そして膣に限らず、目や耳、鼻や口の中も粘膜で覆われており、健康なときは潤っている。
一方で風邪をひいて不調だと鼻の中が乾燥したり、喉が乾き、痛みが出たり。

細菌の侵入を防いでくれる大事な役割を持つ、粘液。

考えてみれば、膣の周りには尿道も肛門もあって細菌に溢れている。
膣が乾いているということは、細菌の侵入を防ぐ役割の潤いがないということ。

つまり、私の膣は完全に無防備な状態にあったのだ。

ストレスや不規則な生活、ホルモンバランスの乱れ、
そして冷えなどからその粘膜は薄くなって、潤いはどんどん失われ、
そして乾いていく…。

膣は正体不明のブラックホールなんかじゃない

膣は摩訶不思議なものでもなく、確かにそこに存在している。
その先にに繋がるのは体内、子宮、内臓。
口と同じように体内の奥へと繋がる大切な場所だ。

そしてそこを「デリケートゾーン」と呼ぶ。
そう、とっても繊細な場所。

ケアを疎かにしていると簡単に乾燥するし、
乾燥が進むと硬く干からびてしまったり、たるんでしまったりする。

まさに、使ってもいなく、ケアもしていないわたしの膣はそれだったのだ。

だから、セックスは膣の中をマッサージするようなもの。
普段手の届かないところを刺激することで血行がよくなる効果が期待できる。

フランスでは日本のように性教育が神秘的なものでなく、とってもオープンに親子でも話し合うそうだ
そして驚きなのが、バイブレータがデパートにも化粧品のように並んで売られている。
セックスをする機会がない人にとってマスターベーションは、美容と健康のためにもなるのだろう。

自分の体にブラックホールなんてなくて、きちんと向き合うことが望ましい
だってそれは美容にも体の健康にも、心の健康にも繋がっているから。

膣の乾燥がカラダ、そしてココロにまで
不調をもたらしている!?


膣が乾燥すると、硬くなって、干からびていく、そして膣は収縮していく。
それは体だけでなく心にも影響を与える

乾燥し硬くなった膣は、骨盤底筋という内臓を支える筋肉が衰えさせていく。
骨盤底筋が衰えると、尿もれや便秘にもなりやすくなる。

そして、それだけでなく、支えをなくした臓器が下にさがって膣口から外へ出てしまう
“骨盤臓器脱”という恐ろしい疾患にも繋がる可能性も。

それは遠い遠い未来の話ではなく、最近では30代でも発症している人もいるくらい身近な問題だ。

くしゃみをした時などに、尿もれを経験したことのある人は骨盤底筋が衰えはじめていると
自覚してケアすることをオススメする。(実はわたしも、経験ありなのだ。)

膣(女性器)と脳は密接に繋がっている

そして一見関係ないように思えるが、
膣の乾燥は心にも影響を与える。

男性と同じように女性も緊張したり怖い思いをすると股間の筋肉がキュっと収縮して、
血行が悪くなる。
逆にリラックスしている時は体は温まり、膣も温まっていく。

脳がリラックスしていると膣は自然とほぐれ温まる。
それは逆も同じ、膣が温まりほぐれている状態の時は脳もリラックス状態にある。

だから、膣が冷えて硬くなるということは、脳も硬く緊張している状態であるということ。
それは交感神経を優位にして、戦闘モードなるということだ。

一時的な冷えならさほど問題はないが、ずっと冷えていると言うことは自律神経にも影響を与える。

頑張ることが美学みたいな社会では、心のためにも膣のためにもほぐれる時間は意識的に作る必要がある。

経皮吸収率が高い膣だからこそ、
ケアに使うアイテムの安全性にはこだわって


「ナプキンをオーガニックなものや布タイプに変えるだけで生理痛が軽くなる」なんて話も最近ではよく耳にする。
ナプキンに含まれる高分子給水ポリマー(プレスチック)が膣を冷やしてしまうからだ。

そして、膣から経皮吸収率は腕の40倍から50倍。
それだけ膣はいろいろなものを瞬時に吸収する場所だ。

だからこそ、膣に触れるものや使うものは安心できる高い品質のものを使いたい。
もちろんそれは洗う時も、だ。

膣を洗う時、ボディーソープがしみたりヒリヒリしたりすることはないだろうか。
膣は粘膜、ボディーソープで膣を洗うことは目をボディーソープで洗うのと同じことでもある。
膣には膣専用の石鹸を使うことがベスト。いやマスト。

もちろん、経皮吸収率の高さを考えるとオーガニックであることが望ましい。

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入浴後に行う膣ケアの重要性


膣専用の石鹸で洗った後は、乾燥を防ぐためのケアが大切。
このケアを行うことで、膣は柔らかさと潤いを取り戻す。

妊娠中に行うと、安産につながると言われている「会陰マッサージ」は、
妊娠関係なく全ての女性にやってほしいマッサージだ。

膣にオイルをつけた指を入れて、その内側を一周まわして血行を促す。
膣の中に指を入れることに抵抗がある人や痛みを感じる人は、まずは外性器や肛門まわりに、
オイルを優しく塗り込むだけでもよい。
大切なのは顔と同じように膣も保湿ケアする習慣だ。

使用するオイルは決して酸化していないフレッシュなものを選び、
石油由来のものやベビーオイル、ワセリンなどは使用しないようにしよう。

※注意:膣ケアでの各種オイルの使用に関しては、
念のため、医師への事前相談をした上で行うようにしてください。

膣ケアにおすすめのオイル2種

①スイートアーモンドオイル
食用されているスイート種のアーモンドから抽出したオイルで、
なめらかですべりがよく保湿力に優れている。


アプリコットカーネルオイル
杏仁(アンズの種子)から抽出したオイルで、
肌を柔らかくする効果を持ち、膣をやわらかくふわふわな状態に導いてくれる。


オイルを選ぶ基準は100%植物性であること、
そして安心で安全なオーガニックオイルを使うことが望ましい。

※注意:膣ケアでの各種オイルの使用に関しては、
念のため、医師への事前相談をした上で行うようにしてください。

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海外では、CBDオイルを使用してのマスターベーションが
膣ケアのひとつとして行われている


CBDオイルは大麻草から抽出したカンナビノイドという化合物のひとつ、
CBDを抽出したオイル。
幸福感やリラックス効果などが期待できる。

もうしばらくセックスしていない人は、このオイルを使ってのマスターベーションするのがおすすめ。

膣の吸収力の高さを生かして有効成分を取り入れつつ、膣内のマッサージになる。
心と膣をほぐすのにもってこいのオイルだ。

大麻が合法化されているアメリカのカリフォルニア州では
性器用の大麻オイルが販売されてるほどで、
膣をハイにしてマスターベーションを楽しむ女性が増えているという。

※注意:膣ケアでの各種オイルの使用に関しては、
念のため、医師への事前相談をした上で行うようにしてください。

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女性の心身の健康維持に、膣のケアは欠かせない

今回紹介したように、膣の扱いを疎かしてしまうと、その問題は膣に止まらずに、
心身の不調へと繋がってしまう危険がある。

とはいえ、膣のケアは日本ではどこがタブー視されていて、
見て見ぬふりをされていることも少なくない。

女性の健康には、女性特有の器官である膣が深く関わっていることを
忘れないようにしたいものだ。

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