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「シナモン」は実は生姜を超える最強の温め食材!簡単すぎる自家製基本のチャイの作り方。

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シナモンは実は最強の温め食材なんです

いよいよ暦の上でも立冬を迎えて、寒さが厳しくなる時期に入ってきました。
恋しくなるのが温かい飲み物ですね。
冷たい風に当たって冷え切ってしまった時や、冷え込んだ朝など、温まる飲み物を飲みたいなーって体が求めています

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でも、温かい温度の飲み物を飲めばなんでも大丈夫!というわけではありません。
温かいコーヒーや緑茶を飲んでも、はじめは良くても次第にトイレが近くなって、冷えてしまうのを感じた経験はありませんか?

コーヒーや緑茶は冷やす陰性の作用が強い食材です。
どんなに温かい温度で飲んでも冷やす性質は残っています。

冬場に飲むならば、本当に芯から温まる飲み物を飲みたい。

温める作用が高い飲み物としては、「紅茶」、「プーアル茶」、「ウーロン茶」などがありますが、私は特に紅茶を使った「チャイ」が大好きです。

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インド発祥の飲み物で、ミルクティーにスパイスをふんだんに入れて作るものです。
インドカレー屋さんなどに行くと、必ずありますよね。マサラティーともいいます。

india15-06908 (写真:blife.exblog.jp/)

チャイは一度飲むとハマってしまう不思議な魅力があると思います。
見かけたら頼まずにはいられないほど。お店によって味が違うのを楽しんでいます。

でも残念なことに、なかなか全てのお店で正直安心して飲むことはできません

外で頼むチャイは、どうしても牛乳ベースだったり、たーーっぷりの白砂糖やシロップが入っていたり・・はたまた辛さがもの足りなかったり。

お店によっては飲んでから、冷えを感じたり、ツーンと頭が痛くなったり、胃がもったりするのを感じることがあります。飲みたいのに、飲むのが心配。

しかし、今はもう大丈夫。
自宅で簡単に作れることが分かってからは、もっぱら自家製チャイ派になりました。

外で何が入っているか分からない甘ーいチャイを買って失敗するくらいならば、自宅から小さなタンブラーに入れて自分だけの安心なチャイを持ち歩いた方が心も体も温まる。

 「チャイを作るのって面倒くさそう・・」
そんなことはありません!


チャイを作るのって面倒くさそうという声が聞こえてきそうですが、最低限として「生姜」と「シナモン」さえあれば、チャイ風の飲み物が作れます!堅苦しく考える必要はないんです!

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自家製チャイの作り方

そこで、しっかり温まる「自家製チャイ」の作り方をご紹介します。

【材料】
無農薬のシナモンスティック 1本(軽く砕いておく)
無農薬の生姜スライス 2,3枚(生姜パウダーでも可)
無農薬の紅茶(ケニア、ウバ、アッサムなど) 山盛り大さじ1
無調整豆乳、ライスミルク、アーモンドミルクなど 250cc
水 250cc

マヌカハニーなど好みの糖分
◇ホールカルダモン(少し開いておく)
◇ホールブラックペッパー
◇ホールクローブ(軽く砕いておく) あれば各2粒ずつ

作り方

1.鍋に紅茶の茶葉、スパイス、生姜を入れて、水250ccを加えて火にかける

2.ふつふつしてきたら中火にして、スパイスの風味を出していく

3.よい香りが立ってきたら、豆乳を加えてさらに火に4、5分かける

4.茶漉しでこす


◇の材料はあれば尚良し。でも無かったらないで作っちゃってください。
細かいことにこだわらずに、必要なのはとにかく「生姜」と「シナモン」の2つです!

これさえあれば、チャイっぽくなるのです。


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ライスミルクやアーモンドミルクを使えば自然の甘みがあるのでお砂糖は加えなくても十分に甘みを感じられて美味しいですよ。
使いたい方はヘルシーなマヌカなどを使ってみて。


私は甘くないチャイの方がスパイシーで好きです。
糖分を加えすぎると喉が乾くので、控えめなくらいがちょうどいい。
もし、こっくりと甘みが欲しければミルク分の割合を増やしてくださいね。

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茶葉を使うのが面倒だったらティーバッグのまま煮出してもよし。
「チャイ=煮出したミルクティー」という意味があることからも、茶葉をしっかり煮出してコクのある紅茶の風味を出すのがポイントです。

紅茶からは抗酸化作用が高い紅茶フラボノイドも摂取できます。
でも、せっかく飲むならば、多少お値段が少し張っても無農薬の紅茶を選んでくださいね。


パウダータイプのスパイスでも作れますが、ホールで作った方が香りも味もまろやかに奥深くなる気がします。

一回揃えてしまえば、カレー作りやスープ作りにも活用できるから、キッチンに常備してしまっても良いと思います。

シナモンは温め作用が高く、血管にも良い食材だった

シナモンは生姜に勝る?!

特にシナモン(桂皮)はなんと温め食材の王様的なイメージがある「生姜」をも超える最強の温め食材だと言われています。

生姜は実は生で摂取すると冷やす作用があります。

漢方の世界では、「生姜(ショウキョウ)」と「乾姜(カンキョウ)」の2つに加工の仕方により分けられています。
乾燥させた生姜である「乾姜」の方が温め作用が高いと言われているのです。

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生姜は生のままだと「表」を温める作用なので、風邪の初期などには効果があるのですが、慢性的に内部が冷えているような場合には乾燥させた「乾姜」の方が深部まで温めるてくれます。

でも「乾姜」は過度に使いすぎると「肺」を温めすぎて乾燥させてしまうことがあり、「肝」を弱めてしまうことがあります。例えば「生姜パウダー」が人気ですが、使いすぎには気を付ける必要があります。

チャイが温まる理由。
それはシナモンが最強の温め食材だから


チャイの温め作用の要は何と言っても「シナモン」です。

シナモンは生薬では「桂皮(けいひ)」と呼ばれて、さまざまな漢方処方に使われています。
たとえば、女性の瘀血(ドロドロ血)を改善する「桂枝茯苓丸」にも含まれている生薬です。

薬膳の世界で温める作用が最も高いといわれているのが「羊肉(ラム肉)」と「桂皮(シナモン)」です。

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クスノキ科ニッケイ(肉桂)の樹木の皮を乾燥したものが「桂皮」と呼ばれます。

五気・・熱 五味・・辛 甘
効能・・芳香性健胃、鎮痛、発汗、痛み止め(駆風)、引き締める作用(収斂)
帰経・・腎・脾・肝・心

シナモン(桂皮)は薬膳では温裏作用があると言われています。裏というのは、内臓のこと。お腹を温める作用が高いという意味です。

シナモンは毛細血管を強化してくれる作用もある

さらにシナモンには気をめぐらせる作用もあるので、ストレスで冷えている方、PMS症状でイライラしたりお腹が張ったりする気滞の症状がある方にもおすすめです。

あの独特の香りには気を散らしてくれるような作用があるのです。
イライラしたとき、甘いものに走りがちですが、そんな時にチャイを飲んでホッとするといいですよ。

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さらに、科学的には毛細血管に直接働いて、血流をあげることが分かっています。
毛細血管にある「Tie2(タイツー)」という受容体を刺激して、毛細血管の細胞を安定化させるのだそう。

シナモンは日本では昔から「ニッキ」として馴染み深く、和菓子などにも使われきました。
その代表である「八つ橋」がありますね。あの香りは「ニッキ」つまり「シナモン」と同じ。

なんと京都の八つ橋屋さんの50代の職人さんは20代と同じレベルの毛細血管年齢を保っていたとか。それだけ、ニッキつまりシナモンの作用が高いことがわかります。

美味しいからといっても摂りすぎは注意

シナモンを摂れば温まる、とは言っても摂りすぎるのは良くありません。
なんでも同じですが、バランスをとることを目指しましょう。
体が陰性に傾いているから、シナモンを摂って陽性側に傾けて中庸のバランスをとる。

摂りすぎて陽性に傾きすぎると、例えば肝機能障害を起こすこともあります。
1日の目安としてはパウダーならば小さじ1杯程度です。

この冬はシナモンを有効活用してみて

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シナモンは冬場に重宝する台所のお薬のような存在です。
今回は自家製チャイをご紹介しましたが、料理やお菓子作りなどにも活用して体に取り入れてみてください。
お腹からポカポカして、一枚薄着になっても平気なくらい温まります。
本格的に寒くなってきたこの頃ですから、しっかり冷え対策していきましょう。

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manami sasao
タイ在住、ときどき日本。フリーライター兼薬剤師。 薬剤師でありながらも、ヨガを始めてから薬に頼りすぎないセルフケアに関心が高まる。祖父がタイ人、ハーブを多用したタイ料理、タイの穏やかな空気に魅了され外資系製薬企業を退職して夫と共にタイに渡る。現在は薬局での経験と知識を生かして、ヘルスケア関連ライターとして活動中。西洋、東洋医学にも自然療法にも偏りすぎない方法を発信していきたいと考えている。
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