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元気がない人におすすめ!「氣」を高めるパワーフード、米の凄さ。力を蓄える「もちもち薬膳銀杏おこわ」の作り方。

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新米の美味しい秋こそ「米」を食べて「氣」を上げよう

秋も本番になると、そろそろ新米が出回る時期になりますね。

水水しい新米は、普段食べているお米とまた一味も二味も違って、美味しく体が喜んでいる感覚があります。

秋は実りの秋とも言われるように、様々な作物が実をつける時期。

特に秋に旬を迎える「米」は、私たち日本人のソウルフードと言うにふさわしい存在です。

皆さんは「氣」という漢字を見たことはあるでしょう。
見てわかるように中に「米」という字が入っていますね。

私たち、日本人は昔から「米」が「気」を養うものであること、エネルギーになることを知っていたのです。

元気が足りていない、
という方はコメ不足かも?

糖質制限でお米離れが急増中の日本人に襲い掛かる気不足。


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ちなみに、「气」は水蒸気のようなガスのような意味であり、

氣の元になっているのは「呼吸から得られるもの」と「食べ物から得られるもの」という意味だとわかります。

でも、現在はどうでしょうか?

若い子供の米離れが進みパン食が増えたり、
最近では糖質制限といって米を全く食べない人もちらほら。

新しい海外の習慣に飛びついて、本質的な食事がおろそかになっている人が増えてしまっていますね。

もし、米を食べていない方が、「元気が出ない」「やる気がしない」「気持ちがふさがる」「勇気がない」「気を使いすぎる」「根気がない」という症状があるならば、あなたには「氣」が足りていません。

どの症状にも「気」という感じが入っているように、「気」を補う必要があるのです。

補氣作用のあるお米

「氣」を補うことを漢方の世界では「補気」作用といいます。


例えば、補中益気湯という漢方処方がありますが、この処方は体に足りない栄養素・気を補うことにより元気をつける作用があります。

特に病中病後のように体力が衰えている時に使われる漢方です。
私もお世話になる漢方の一つです。

でも、実はこのような漢方を飲んでも、元気になれなかった時がありました。

どうしても力が湧いて来ないのです。

パワーを回復させてくれたのが
お米だった。


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そんな時、パワー不足を回復させてくれたのが「お米」でした。

当時流行り始めた「糖質制限」という世間の話題を横目に、お米を食べることにしたのです。

すると、次第に体に活力が戻り、元気になっていきました。私にその時必要だったのは、
糖質制限ではなく、お米を食べるという処方箋だったのでしょう。

たしかに人によってはお米を減らしたり、食べない方が楽ということもあるでしょう。
体質は人それぞれ、時によっても違います。全員にこれが良い!ということはありません。

でも日本人のほとんどの人に「お米」は推奨できる食品だと思います。


実は、お米も補中益気湯のように「気虚」を養う作用があります。

元気がない時、力が湧かない時にお米を食べることは、非常に理にかなっているのです。

気虚の方は


・平性、温性の食材を食べる
・加熱した温かい食べ物
・腹八分目にとどめること


を意識することが、薬膳の世界では効果的だといわれています。

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炊いたお米は「平性」で、温めもしなければ、冷やしもしない食材です。

そして、必ず火を入れて食べるので、体を温める作用があります。

一方で、白米は体を冷やす作用があるとも言われていますが、

薬膳の考えではお米のような「白い食材」は乾燥を潤し、燥邪をやっつける作用があります。

肺が乾燥しやすい秋にお米を食べることは乾燥を防ぐ意味もあるのです。

お米のなかでも「もち米」は元気をくれるパワーフード

お米には「うるち米」と「もち米」があります。

どちらも「氣」を養う作用があります。

漢方ではうるち米のことを「粳米(こうべい)」といい、もち米を「糯米(じゅまい)」と呼んでいます。

特に、もち米には温める作用や力をつける作用があります。「力うどん」にはお餅が入っていますが、それも「お餅」に力をつける作用があるからなのです。

まさに、日本古来の「パワーフード」とも言える存在。

玄米じゃなくてもいいの?

マクロビオティックでは玄米を勧めていますが、
薬膳の世界では玄米だけにこだわらず、白米、赤米、黒米、もち米などを使うことも推奨されています。

玄米は様々な栄養素が含まれているのでとてもよい食材ですが
体質や体調に合わせて最適なお米を選んでいきましょう。


もち米というと、どうしても太りやすいんじゃないの?
という心配がありますが、元気がない時に食べるのは非常に効果があるからおすすめです。

そこで、秋の乾燥を潤してくれる、「薬膳銀杏おこわ」をご紹介します。

パワーをくれる
薬膳銀杏おこわの作り方


【材料】
銀杏 30粒ほど
無農薬もち米 1合
無農薬うるち米 2合
お酒  大1
こんぶ茶 


【作り方】

1.銀杏は炒ってから皮をむきます

2.もち米とうるち米を研いでから30分ほど浸水させる

3.炊飯器にお米を入れて、お酒と水を合わせて3合分の水量に合わせる

4.塩と銀杏を入れて軽く混ぜておき、こんぶ茶または昆布を加える

5.普段どおりに炊飯する

6.炊きあがったら少しかき混ぜ、ふきんをかけて少し蒸したら完成


ふっくらモチモチの銀杏おこわです。


銀杏は秋だけの味覚。

近所で見かけたらぜひ買ってみてください。
公園などで銀杏を拾ってくるのもアリですよ。

銀杏の知られざるすごい薬効


銀杏は食べると甘いだけでなく、
ちょっと苦く、渋い感じがあり、そこが銀杏好きにはたまらない魅力でもあります。

揚げ銀杏も美味しくて大好きな一品です。

でも、実は「銀杏」には美味しいだけでなく、素晴らしい薬効パワーがあるのです。

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写真:wikimedia

【銀杏の特性】

味: 甘・渋・苦
性質: 平性

銀杏はもともとは中国から日本に伝わった食物で、平安時代もしくは鎌倉時代には食べられていたそうです。
11月ごろになると時期をむかえ、銀杏並木を通ると、あの銀杏臭さが季節の到来を教えてくれます。

銀杏の効果:咳止め、痰切り、疲労回復、心臓病、脳血管疾患、膵臓の病気の予防、頻尿の改善

銀杏の実は非常に生命力が強いのです。言い伝えによると、広島で原爆が投下された後、放射能で汚染された土地で最初に芽吹いたのが、いちょうの木から落ちた銀杏だったという話があります。

イチョウには高い薬効がある。ただし中毒にも注意


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イチョウの葉は西洋医学でも、アルツハイマー病の予防に良いといわれており、
ギンコライドなどのフラボノイドの効果が解明されています。ドイツでは医薬品としても使われているほど薬効が高い植物なのです。

ただし、これだけ薬効が高いということは、中毒にも注意が必要です。

食べすぎると中毒物質メチルビリドキシンにより、痙攣などの中毒症状を起こすこともあります。目安としては1日に10粒程度にしておきましょう。

銀杏おこわで氣を補い、活力をあげて乾燥と戦おう

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私たち人間は気候に常に影響を受けて生活しています。
暑かったかと思えば、急激に冬が訪れてしまい寒くなったり、気候変動が多い近年の秋。

秋らしい気候というものが、徐々に変わりつつあるように感じますが、
それでも自然界では11月になれば銀杏が実をつけ、稲が収穫を迎えます。本当に自然の育みはすごいですね。

旬の食材を使った「薬膳銀杏おこわ」のように、秋ならではの味覚を取り入れて、氣を高め、秋冬の環境変化に負けない体を作っていきましょう。

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manami sasao
タイ在住、ときどき日本。フリーライター兼薬剤師。 薬剤師でありながらも、ヨガを始めてから薬に頼りすぎないセルフケアに関心が高まる。祖父がタイ人、ハーブを多用したタイ料理、タイの穏やかな空気に魅了され外資系製薬企業を退職して夫と共にタイに渡る。現在は薬局での経験と知識を生かして、ヘルスケア関連ライターとして活動中。西洋、東洋医学にも自然療法にも偏りすぎない方法を発信していきたいと考えている。
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