ねぎの辛味で免疫を高める。養生レシピ冷えとり「ねぎ味噌湯」の作り方。
ねぎは体の巡りを良くしてくれる辛味食材です
すこし気温が下がり体が冷えてくると、どうしても温かいものが恋しくなりますね。温め食材というと「生姜」が代表的ですが、実は「ねぎ」もとても温める作用が高い食品です。
ねぎは、もともとエジプトまたはアジア原産であり紀元前には中国に伝わっていたともいわれている歴史の長い食品です。
日本には弥生時代には伝わっていたと考えられています。
ねぎはその温める作用や薬効が高いことからも、漢方薬や民間療法に昔から使われてきました。
私自身、子どもの頃、風邪をひいた時に、おばあちゃんに「ねぎを首に巻くといいわよ」と言われて半ば無理やり巻かされたことを思い出します。
当時はそんなもの効くわけない!と子供ながらに思ったものですが・・
実はねぎは温める作用があるだけでなく、素晴らしい効能を色々持った食品だったわけです。
ねぎの薬効は温める作用だけではない
【ねぎの特性】
味:辛味性質:温性
陰陽五行の考え方で、乾燥する秋に関連するのは、
「金・肺・大腸・皮・鼻・白・辛」
このうち食べ物に関わるのが「白」と「辛」です。
「白い食品」で乾燥を潤し、「辛味のある食品」で気の巡りをよくすることで、「肺」の働きを助けてくれるといわれています。
東洋医学でいう「肺」は、「気(エネルギー)」を外気と交換する場所であり、乾燥にめっぽう弱い部分です。秋になると、肺は乾燥によりダメージを受けやすくなります。
さらに東洋医学では「肺」は「皮膚」「腸」とも繋がり、全身の代謝に関係しています。
さまざまな食品がありますが、「ねぎ」は白い食品でありながら辛味も持っており、
秋にはぴったりの食材といえます。ねぎを食べることによって「肺」をいたわることができます。
ねぎは漢方薬としても使われるほど高い効果のある野菜
実は長ネギは根っこから1cmまでが茎、その上はすべて葉っぱなのです。ねぎは白い部分と青い部分に分けられますが、白い部分は温める作用が高く、「淡色野菜」です。
「葱白(そうはく)」とも呼ばれ、漢方薬としても使われる部分になります。
青い部分は汗や熱を発散させる作用が高い部分であり、「緑黄色野菜」という扱いになるそうです。実は青い部分も、カロテンやビタミンCが豊富で捨てるのはもったいない部分なのです。
香味野菜、ねぎの知られざる効能
ねぎには次のような効能があると言われています。
・消炎、解熱作用
・風邪の予防
・初期の風邪の治療
・冷えによる腹痛の緩和
・頭痛の緩和
・風邪の予防
・初期の風邪の治療
・冷えによる腹痛の緩和
・頭痛の緩和
ちょっと寒気がするとき、鼻水がずるずるしてきた時、喉が痛い時、お腹が冷えて痛い時、頭が少し痛む時・・
などにねぎは効果的な食材なのです。
そして、熱が出てしまったときにも、薬で無理やり熱を下げるよりも自然と発汗させて熱を冷ましてくれる
ねぎは体にも負担が少ない解熱剤になります。
薬を飲むほどでもないし、飲みたくないという時には「ねぎ」を有効活用してみませんか?
ねぎは生理中にも食べたい食品
そして、ねぎは女性の特有の悩み「生理痛」にも効果的です。生理痛といっても強い痛みがある場合には、痛み止めを適切に使うことも必要な場合もあります。でも、お腹がズーンと重い、薬を飲むほどではないという場合にはちょっと体を温めるだけでも骨盤周りの血流が改善して、重たい感じが和らいできます。
カイロを腰に貼ったり、腹巻きをしたり外側から温めるのも効果的ですが、
食べ物によりお腹の中から温める方がより芯から体を温めることができます。
合わせて生理痛に対しては漢方薬を使って長期的に体質を整えていくことも効果的です。
体を温めて、風邪のひき始めに効く「ねぎ味噌湯」の作り方
風邪をひいたかもしれない、今は風邪を引きたくない!、ちょっと喉が痛い、熱っぽいという時、そして生理痛でお腹が痛重いという時に、自宅でサッと作れて、美味しい「ねぎ味噌湯」をご紹介します。
【材料】
・細かく刻んだねぎ10cm分くらい
・好みの味噌 小さじ1杯
・熱湯 150cc〜200cc
・すりおろし生姜 小さじ1/2 (あれば)
おわんに材料を全部入れて、お湯を注ぐ。
・細かく刻んだねぎ10cm分くらい
・好みの味噌 小さじ1杯
・熱湯 150cc〜200cc
・すりおろし生姜 小さじ1/2 (あれば)
おわんに材料を全部入れて、お湯を注ぐ。
作り方はたったこれだけです!とーっても簡単です!(笑)
アリシンは水に溶ける作用があるから、温かい汁ごと全部いただくことで、効率的にねぎのパワーを体に取り入れることができます。
さらにお味噌にも体を温めて、疲労を回復させたり、免疫をアップさせる作用がたくさんありますよね。
ねぎのような香味野菜の香りは、気を巡らせてストレス解消にもなり、
風邪の症状や生理痛だけでなく、肩こりなどの慢性疲労にも効果的です。
私のおすすめは、「鼻がつまって苦しい時」に飲むという方法。
鼻が詰まっているとき、ちょっと温かい湯気を吸い込むだけで鼻が通りやすくなりますが、
さらにねぎの香りが鼻にすーっと通って、鼻づまりが良くなる感じがあるので頼りにしています。
ねぎに含まれるアリシンによる抗酸化作用で活性酸素を除去
ねぎは、薬膳の世界でも温める作用がある食材として扱われていますが、その作用は科学的にも裏付けられています。ねぎ、その他にんにくなどにも含まれる「アリイン」という成分が分解されることによって「アシリン」となります。このアリシンには次の作用があります。
・全身の血行を促して、温める
・ビタミンBの吸収を助け、疲労回復を助ける
・血糖値の上昇を抑える
・殺菌作用により感染症を防止する
・消化液の分泌を促して食欲を増す
・抗酸化作用により活性酸素を除去し、生活習慣病を予防
・ビタミンBの吸収を助け、疲労回復を助ける
・血糖値の上昇を抑える
・殺菌作用により感染症を防止する
・消化液の分泌を促して食欲を増す
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このような高い作用がある、アリシンをより効果的に摂取するには次のポイントを知っておくといいですよ。
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・アリシンは細かく刻むことによって細胞が破壊されると多く摂取できる
・炒める、焼くなど火を入れることによりアリシンが増える
参照:わかさ生活 wakasanohimitsu.jp/
ただし、辛味のあるねぎの摂りすぎは要注意
辛味のある食べ物は秋に取り入れたい食品ですが、摂りすぎると体を逆に乾燥させてしまう作用があります。美味しいからといって食べすぎは注意です。
胃が弱い人も要注意です。
あくまでも薬味のように使ったり、ねぎ味噌湯やお味噌汁、お鍋などにいれて頂く程度にして、丸ごと焼いたねぎをたっぷり食べるなんていう食べ方は避けましょう。
ねぎ味噌湯で冷えとりして体の免疫を高めよう
今回ご紹介したねぎ味噌湯は、簡単に効果的にねぎの力を借りられる方法の一つです。
秋から冬にかけて、乾燥によりダメージを受けやすい「肺」をいたわりながら、体を温めてくれるネギをちょっと意識的に取り入れてみませんか?
このような養生を続けていくことで冷えにくく、免疫力の高い体に変わっていくことでしょう。
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