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温かくなる季節に増える「隠れ冷え性対策」に取り入れたい春夏の土鍋使いの魅力とレシピをお伝えします。

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春夏の温かい季節にも土鍋を使っていますか?

土鍋と言えば、さむーい冬にこたつでつつく白菜や知ろネギがたっぷりのお鍋やおでんなどが思い浮かぶでしょうか。
ぽかぽかに温まり美味しいですよね!

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そして、春が来て温かくなってきた今頃、戸棚の奥にしまおうとしていますか?

だとしたら、ちょっと待って!もったいない!

土鍋は冬だけのものではありません。


春~夏の暖かい季節にも大活躍するのです。

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今日はその土鍋の魅力をたっぷりお伝えします!!

ところで、しっかり防寒している冬場よりも、春、梅雨、夏のほうが冷えやすい人いませんか?

本来、「春の陽気」などという言葉もあるとおり、暖かくなってくると陽気が増えてくるので冷えるはずがないのですが、
甘いものや冷たい飲み物の摂りすぎ、運動不足、冷房、湯舟に入らない入浴スタイルなどで、春~夏にも冷えている人がとても増えています。

むしろ、梅雨時などが1番手足がキンキンに冷えるという人もいるくらいです。

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現代では冷えは年中気を付けたほうがいい症状です。
冷えは、代謝を落とすだけでなく、頭痛、生理痛、下痢、慢性疲労など様々な症状を引き起こします。

また、暖かい季節に冷やしたツケは次の寒い季節にやってきます。
最近は「秋バテ」という言葉があるくらいで、秋にバテるのは暖かい季節にしっかりと汗をかけていないからだといわれています。

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そんな慢性の症状を遠ざけるためにも、暖かい季節に土鍋は活躍します。

養生家庭料理の教室HARETOKEを主宰している美緒さんにお話をお伺いしました


美緒さんは子供たち同士が同じ小学校に通っているお友達でもあります。
子供と一緒に遊びに伺って出してくださったのが、土鍋で作ったお野菜とイカのスープ。

味付けを聞いてびっくり!なんと使う調味料は塩だけ。


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うまみがぎゅっと濃縮して、ため息がでるほど美味しいスープなのですが、
味付けを聞いてびっくり!「塩」以上です。

驚いていると、「食材に火を通すのではなく、土鍋に火を通すので土鍋が料理してくれるんです」「素材のパワーと土鍋が勝手に良いものを作ってくれる」と美緒さん。

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本物の調味料と土鍋があれば、顆粒だしも添加物たっぷりのルーもいらない


陰陽のバランスをみて野菜を重ね、中心から火を通す土鍋で調理することでこんなにも濃厚なうまみがでることにびっくりしましたが、
それゆえ加工された顆粒だしも、添加物たっぷりのカレーやシチューのルーも必要ないとのこと。

添加物も体を冷やす一因ですから、避けられるに越したことはありません。

土鍋を買い、本物の調味料を揃えるとなると最初にこそ投資が必要ですが、以降は大変経済的になるというのも納得。
スープには玉ねぎの上の青い部分も、根のひげまでも余さず使っているのです。
土鍋なら柔らかくおいしくなりるので、普段なら捨てる部分までまるごと頂くことができます。

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引っ込み思案な娘が私をつついておかわりをねだっていました!

調理器具も「オーガニック」でありたい

マクロビオティックに興味がある皆さんは、身土不二という言葉をお聞きになったことがあると思います。
地産地消という意味でも使われますが、「身と土は分けられない」環境も体も密接で一体だということです。

そのような視点で捉えた時、私たちの体にはいる食べ物を調理する器具も身土不二、
自然界にある土と火と水で作られた土鍋は、自然からかけ離れておらず一体なのです。

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砂糖を使わず土鍋で蒸した蒸しパンは、スープの付け合わせとしても美味しい。
土鍋は冬のものだけではありません。

土鍋の管理からわかる「摂るべきでない」食べ物

土鍋と聞くと、管理が大変?と思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。
私もそう感じていた1人です。鍋をしたあと焦げ付いたりしますよね。

テフロンの鍋を使うメリットは管理の簡単さ。
スルリと落ちて楽ちんです。

しかし、美緒さんによると、野菜のこげなら自然に浮いてくるとのこと。そしてはっとしたのが
「するっと取れないものは食べないほうがいい。
体に入ってもするっと取れないものだと感じる」
という言葉でした。

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土鍋の管理、こげの掃除のしやすさより、ねっとりとこびりつく食の性質のほうにフォーカスしている美緒さんから得た新しい視点でした。

コアから温まったものは、コアから温める

美緒さんによると、中心から火を通す性質のある土鍋で、炊いたり炒めたりされた食材はコアからしっかり温まっており、
それを取り入れた私たちの体も芯から温まることを実感したのが、玄米を土鍋で炊くようになってからの子供たちのお腹の調子の変化だったということ。

以前は圧力鍋で一気に玄米を炊き上げていたそう。
今では炊飯器にも玄米モードがあり浸水することなく炊くことができます。

しかし、玄米に限らず、種子は自らを守るためにわずかな毒を持っています。
それを自然界に存在しない圧力で不自然に炊き上げることに疑問を感じた美緒さんは、12時間浸水ののち、天日塩をパラリといれて炊くスタイルに。

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すると、とても美味しいのはもちろんのこと、子供たちのお腹の調子がとてもよくなったのだそうです。

寒い真冬より、春や夏のほうが下痢をしやすいということがありませんか?


暑いときに急激な冷房、急激な冷たい飲み物という不自然を繰り返しがちな季節だからこそ、
コアから温め、自然と調理器具と私たちが調和のとれた生活を心掛けたいものです。

そうそう、これから出番が増える冷たいおそうめんも、氷にキンキンに浸さずとも、
保温と同じだけ保冷にもすぐれた土鍋に冷たいおそうめんをいれておけば、冷たさも自然に保てるそうです。私も今年はそうしてみようと思います。

HARETOKEさん直伝の暖かい季節からの土鍋レシピ

暑い暑い真夏に内熱を取るためには、キュウリやスイカを生で摂るのもおすすめですが、
特に春~梅雨開けの頃までや、夏でも冷房の中にずっといる必要がある人、常に冷えている人は、これから出回る夏野菜も生で食べることはあまりお勧めできません。

そこで、体を冷やさずこれから旬を迎えるお野菜たちを土鍋で美味しく調理し頂くレシピを伝授していただきました。

1.夏野菜とイカのスープ

冒頭でご紹介した塩だけでびっくりするくらい美味しかったスープです。

<材料>約4人分
しめじ 1株
なす 2本
トマト 2-3玉
玉ねぎ 1玉(葉や根もそのまま)
イカ 1杯

にんにく 少々


1.土鍋に菜種油をしき、香りが立つまでにんにくを炒め火を止める
2.そこに塩を振る
3.適当な大きさに切った野菜を、材料の欄に書いた順に重ねる。トマトは皮も丸ごと使い、玉ねぎの根は細かくみじん切りにして使う。そのうえにイカをのせる。
4.再び塩をふる
5.弱火でいい香りがしてくるまで20~30分煮てできあがり。

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2.夏野菜のチャプチェ


<材料>約4人分
しいたけ 3枚
きゅうり 2本
ピーマン 2-3個
ニラ 小1束
空心菜 1束
たまねぎ 1個
豚肉 150g(ヴィーガンの人はなくても可)
はるさめ
ごま油
醤油


1.好みの量の春雨は別にゆでておく
2.土鍋にまず塩をぱらりと振り、材料の欄に書いた順に重ねる。
真夏はゴーヤを使ったり、季節の野菜に代用可能。最後に豚肉をのせ、塩を振り弱火でいい香りが立つまで20分ほど炊く。

3.炊き上がったら、春雨をいれ、ごま油をひとまわし、しょうゆをひとまわし、塩を加え、手でよくもんでできあがり。

塩は、美味しいと感じるところまで入れるのがよい。
だしを使っていないことと、良い塩ならば「おいしい」と感じる濃度を自分の適量と捉えてよい。


今年はお鍋をそのまま出しておいてください!

冬の暖をとるために活躍していた土鍋が、マクロビオティックの神髄でもある身土不二の考え方を反映し、
自然と調和の中に春~夏の健康をも授けてくれる道具として、私の中に位置づけられました。

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冬にお鍋をよそい、一口食べた時に、「あ~♪」っと心と体に染み渡るようなあの感じは、寒いのが暖かく感じられたからだけではないようです!
今年は、春・夏の季節にも土鍋を大活躍させて、より自然と調和した暮らしを楽しんでみようと思います。

えっ塩だけでもこんなに美味しいの?良質な塩を探してみよう!

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柳千妃路
日本・英国ホメオパシー医学協会認定プロフェッショナルホメオパス。日本ホメオパシーセンター垂水舞子センター長。2児の母。次女のとびひに対し出された大量の薬と「ほおっておけばいい」の対処の相違に「病気ってなんだろう?」と思ったことがホメオパシーを始めたきかっけ。自身の鬱と酷い生理痛も克服。モンテッソーリ教員の家庭に生まれ、モンテッソーリとホメオパシーを取り入れた子育て15年。趣味は料理・カメラ。ホリスティックを世の中のスタンダードに!の想いを胸に活動中。女性のこころと体の啓もう団体こころりんくの運営代表メンバーでもある。
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