卵不使用。あるもので作る、マクロビオティックなオムライス。
私は昔からオムライスが大好きでした。
母の作るオムライスが特に大好物で、私のお気に入りメニューリストにランクインしていました。
オムライスって美味しいですよね。
さて、以前私は卵についての知識はありませんでした。
現代人の多くが卵の真実について、その育てられた背景を知っている人は少ないのではないかと思います。
知られざる、市販卵の実態
現代における卵と一言でいっても、そのクオリティはピンきり。手始めに、あの不自然に黄色い黄身は実は、「鶏が食べている餌の色」だったことをご存知でしょうか。
また、近年スーパーで1パック200円以下と安価で卵を扱っている光景もよく見ますが、あれらの殆どは無精卵です。
ほとんどというか、99%と考えていただいても構いません。
無精卵とは、決して孵化することのできない、いわば「人工的な空っぽの卵」のこと。
なぜ無精卵なのかというと、卵をたくさん商売道具として量産するために意図的に交配させ改良した結果、毎日のように卵を産んでくれる鶏ができあがったからです。
そのような鶏達はたいてい、非常に過酷な場所で育てられています。
いや、育てられているのではなく、卵を生む機械としてとらえた・・拷問でしょうか。
狭い檻に閉じ込められ、餌も当然低品質・汚染された作物や農薬入りのものを与えられ、ひたすら卵を産まされる。
可哀想に。まるでモノ扱いです。それは見るも無残な情景です。
野菜ではスーパーに並ぶ「F1種」の存在が問題視されていますが、無精卵もこれと同様です。
近頃男女ともに不妊が増えているようですが、これを食べている人間はどうなっていくか。
不妊症だけで済むならまだマシかもしれません。
このように過酷な環境で汚染された餌を食べた卵は、無論汚染されていますので、それ以上に深刻な病気になることも想像に難くありません。
これと対称的なのが「平飼い・有精卵・オーガニック」の卵です。
これは広々とした草原のようなところで自由に放し飼いされた鶏がストレスフリーな環境で、オーガニックな餌を食べて産んだ卵のこと。
このようなまっとうな卵のパッケージにはたいてい「餌のこだわり、育った環境・有精卵かどうか」が明記されていますので、今度から卵を買う方は注意深くパッケージを見てみてください。
しかし、卵アレルギーの方やマクロビアン・ヴィーガンの方はそもそも卵自体食べないですよね。
そこで今回はオムライスを卵不使用で作る挑戦をしてみました。
環境にも優しい植物性オムライス。
卵もいいけれど、マクロビオティック仕様のオムライスはいかが?
卵不使用。あるもので作る、マクロビオティックなオムライス。
材料
(たまご)
絹豆腐:1パック
有機無調整豆乳:大さじ2
有機味醂:小さじ1
自然塩:適量
ブラックペッパー:適量
ターメリック:少量
(ライス)
有機にんじん:適量
玉ねぎ:適量
無糖有機ケチャップ:大さじ3~
炊いた玄米(無農薬のもの):一合
有機にんにくすりおろし:小さじ1
醤油:大さじ1
ブラックペッパー:適量
エクストラヴァージンオリーブオイル:大さじ1
作り方
1.玉ねぎと人参をみじんぎりし、フライパンで軽くウォーターソテーした後、オリーブオイル、にんにくでいため、その後玄米や調味料も加え、味をなじませる。
2.絹豆腐と無調整豆乳を合わせて調味料で味を整え、フライパンで温める。
お皿に持った1へ2をかけてケチャップをかけて完成。
ターメリックは入れ過ぎると独特な風味がついてしまうので、見た目を気にしないのであれば入れなくてもOKだと思います。
色を付けたい場合はほんの少量入れてみましょう。
簡単だから、ためしてみて。
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