材料たった3つだけ。究極に簡単なノンシュガー・ジェラートの作り方2種。
いよいよ暑さもピークを迎え、みなさんそろそろ冷たいものの飲み過ぎ、
甘いアイスクリームの食べ過ぎで、むくみやお肌の調子が悪くなってくる頃ではないでしょうか?
私はというと、
甘いものを食べると必ず胃腸の反射区である「あごの上」に吹き出物が出てきます。
そして、だるさを感じてきます。
体は摂りすぎた砂糖を排出しようと、いろいろなサインとなって体に現れてきます。
とにかく、市販のアイスクリームは甘すぎる。
いくらオーガニックのアイスクリームを選んだとしても、甘味料の量はとても多い。
そして乳化剤・安定剤などの添加物も必ず入ってくる。
そもそも冷たいもので胃腸に負担をかけるわけですから、
どうしても夏は、内臓もお疲れ気味になってきますよね。
今回は、なるべく体に負担をかけないアイスクリームの作り方。
砂糖も卵も牛乳も豆乳もいらない、クリーミーでや穏やかな甘さのジェラート2種をお教えします。
材料はたった3つだけ!
作業時間1分で食べられます。
作ってみたーい!と思った方、
えと、作ってみて。
冷凍ストックした果物さえあれば、「食べたい!」と思った瞬間にできます!
ハチミツやアガベシロップや甘酒やメープルなどの「代替甘味料」と呼ばれる糖類も一切使いません。
乳化剤も入っていないのに、なめらかクリーミー。
材料がシンプルなほど、自分の体を作るものもシンプルになっていきますね。
【究極に簡単なジェラートその1。バナナポリフェノールたっぷり!クリーミーバナナジェラート】
わが家の子供たちの大好物です。
砂糖や甘味料は一切使いませんが、果物そのものの甘さが美味しい!
バナナには免疫力を高めるビタミンB群や葉酸の他、カリウムやマグネシウムなどミネラル類も豊富。
火を使わないので、生きた酵素やビタミンがそのまままるごといただけます。
汗と一緒に体から出ていってしまうネラルの補給にもなりますよ。
おやつでビタミン・ミネラル・食物繊維が補給できるのって嬉しいですよね。
【材料】
・冷凍したバナナ 大1本(なるべく黒い斑点が出るまで熟したバナナを凍らせてください。)
・無糖ピーナッツバター(または練りごまやアーモンドバターでも。) 大さじ1
・あればバニラエキストラクト(バニラエッセンス)少々
(好みで塩ひとつまみを加えると、甘みがグッと増しますよ。)
※もう少し甘くしたいと思う方は、メープルシロップやはちみつなどお好きな甘味料を足してくださいね。
【作り方】
1、完熟バナナは皮をむいてから一晩凍らせておく。
皮をむいてから丸一本づつ冷凍してもOK。
凍ってもカチカチにならないので、手で簡単に折れます。
2、材料をすべてフードプロセッサにかけて、なめらかなソフトクリーム状にして出来上がり。
好みでココアや抹茶を混ぜたり、グラノーラやカカオニブを混ぜたり、
お好きなアレンジを楽しんでください。
ピーナッツバターは糖質と思われがちですが、実は植物性たんぱく質と食物繊維の宝庫。
体を酸化から守るオレイン酸やビタミンEもたっぷり含まれているので、
抗酸化力も高い低GI食品なのです。
もちろんピーナッツバターの代わりに練りごまやタヒニで作っても美味。
ごまも同じく体を酸化から守るビタミンEやミネラルの宝庫です。
シンプルなレシピだからこそ無糖・無添加のものを。
私のおすすめはアリサンの無糖ピーナッツバター。
ナッツそのものをすりつぶしただけの、感動するくらいピュアな味わいです。
純粋なピーナッツバターを食べると、
「今までピーナッツバターだと思って食べてきたものは何だったんだ?!」って思えるくらい。
パーム油?それともマーガリン??
無糖なので青菜のピーナッツ和えなど料理にも活用できますよ。
また、ナッツバターを手作りするのもおすすめです。
作り方は簡単。
アーモンドやくるみやピーナッツなど好みのナッツをフライパンでから煎りしてから、
好みのオイル(ココナッツオイルや菜種油などお好きなもの)少々と、
塩ひとつまみをフープロにかけてペーストにするだけ。
手作りの「アーモンドバター」や「くるみバター」は、森の滋養がたっぷり詰まった栄養食品ですね。
私のおすすめはカシューナッツバター!
カシューナッツはクセもなく、ほのかな甘みとクリーミーなコクがやみつきになります。
さて、次は夏のアンチエイジングに効きそうなジェラートを
紹介します。
こちらもフープロにかけるだけ。
ベリーの他にも冷凍した桃やりんご、マンゴーなど、とにかくどんな果物で作っても美味しいですよ!
【究極に簡単なジェラートその2。美肌の見方!ベリーベリージェラート】
レモンやグレープフルーツなどの柑橘類やキウイには「ソラニン」という紫外線の吸収を促進してしまう成分が含まれているので、
朝食べるとシミやしわの原因になるというのはアンチエイジング界(笑)では有名ですよね。
一方、ベリー類やにんじんやスイカなどの「赤い食べ物」は、
豊富なポリフェノールやアントシアニンが紫外線でダメージを受けた肌の修復に効果を発揮します。
【材料】
・冷凍したバナナ 1本(なるべく黒い斑点が出るまで熟したバナナを凍らせてください。)
・ブルーベリー、ラズベリー、いちごなど冷凍のベリー類 たっぷりひとつかみ
・ココナッツオイル(またはオリーブオイルやココナッツバターでもOK) 大さじ1〜2
【作り方】
1、完熟バナナは皮をむいてから一晩凍らせておく。他のベリー類も凍らせて。
2、材料をすべてフードプロセッサにかけて、なめらかなソフトクリーム状にして出来上がり。
材料はココナッツオイルでもよいですが、あればココナッツミルクから「ココナッツバター」をとるのも楽しいですよ。
ココナッツバターは、ココナッツミルクが分離した時にできる固形分です。
ココナッツオイルよりも油分が少なく、とてもミルキー。
バターの代わりにパンケーキにぬったり、あらゆるお菓子作りに使えますよ。
【ココナッツバターのとりかた】
1、乳化剤の添加されたココナッツミルクだと脂肪分が分離しないので、必ず乳化剤の表示がないものを選んでください。
2、ココナッツ缶を冷蔵庫で一晩冷やす。
開封すると固形分と水分が分離しています。
この固形部分をスプーンですくい取り、ココナッツバターとして使います。
分離して残ったココナッツジュースのほうは通常のミルクの代わりとして、パンケーキやお菓子・パン作り、カレーなど料理にも使えます。
試してみなくちゃ始まらない。
台所で試行して、思考して、発見する。
しかも、おいしい、楽しい発見です。
もし、有機のフルーツが買えないときはこちらがおすすめ
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