強調表示に騙されないで!「果汁100%」のカラクリとは?ゼラチン・添加物不使用お家で作れるビーツを使った「簡単寒天グミ」の作り方。
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強調表示に騙されないで!「果汁100%」のカラクリとは?ゼラチン・添加物不使用お家で作れるビーツを使った「簡単寒天グミ」の作り方。
果汁を使用したグミのパッケージによくみられる「果汁100%」ですが、
実は果汁含有量の表示の仕方には様々な方法があり、強調表示が見られることもしばしば。
今回はそんな「果汁100%」のカラクリを徹底解説!
ゼラチン・添加物不使用のお家で作れる「簡単寒天グミ」の作り方も合わせてご紹介。
今話題の「飲む血液」とも呼ばれるスーパーフード「ビーツ」を、
味付け&着色料として使用しているので、
安心安全な上に見た目にも鮮やかです♪
「果汁100%」の強調表示に騙されないで!「果汁100%」の真実。
実際に使用されている果汁の量は1〜2%
グミの場合、果汁を使用する際に多いのが、
濃縮果汁、ペースト、粉末などに加工されたもの。
そのため商品の重量全体で割ると、
1〜2%の果汁しか含まれていないことがほとんどなんです。
さらに製造過程では、
使用している果汁本来の香りや味、色などが損なわれてしまう場合があり、
その際には香料などの添加物を使用しています。
「果汁100%」の表示はどの様に決められるのか
果汁を使用したグミの果汁含有量を計算する際に使用される方法は主に、
重量割合方式生果汁換算方式
の二通りあり、それぞれ出される数字には開きが出てきます。私たちがよく目にする
「果汁100%」という表示に使われているのが「生果汁換算方式」。
果汁含有率=(濃縮果汁+還元に使用する水)/(商品の重量+還元に使用する水)
これは使われている濃縮果汁をストレート果汁に戻したと想定したときの商品全体量に対する果汁の量を計算したもので、
還元するためには水分も含まれるので、
正確な果汁の含有率と言えるのかは難しいところです。
さらに商品によっては果汁含有率を算出する際に、
商品重量に還元に使用する水分量を含んでいないこともあります。
果汁含有率=(濃縮果汁+還元に使用する水)/(商品の重量)
この場合、果汁含有率が100%を超えてしまうことも。他にもよく目にするのが「巨峰果汁100%」など、
特定の原材料を表示している商品。
実はこの場合の100%とは、
原材料に使用している果汁の種類が特定の果実のみを使用しているということで、
実際の果汁含有量が1%未満であっても「100%」という表示を使うことが可能なんです。
パッケージの写真やイラストはあくまでもイメージ。
100%という表示以外にも影響されがちなのが、
パッケージの写真やイラスト。
でも実はパッケージに表示されている写真やイラスト以外の果実が
使用されている場合もあるんです。
どんな時に使われているかというと、
写真やイラストに使われている果実か割高な時、
他の割安な果実も使用することでコストの削減をする場合。
パッケージの写真やイラストに使われている果実以外の果実を、
甘味料として使用することで、人工甘味料を使わず自然な甘さをだす場合。
主にこれらの理由から
商品の表面を見ただけではわからないものが原材料として使われていることがあります。
果汁不使用の表示がない商品はおよそ23%。
公正取引委員会事務総局が行なった調査によると、
23%もの商品が果汁を一切使用していないにもかかわらず、
果実の写真、イラスト、名称などをパッケージに使用し、
さらに果汁を使用していないことを商品おもて面ではっきりと表示していないそうです。
さらに果汁を使用していても、
その含有量を明確に表記する代わりに「たっぷり」や「豊富に」
などの曖昧な表現を使用しているものも見られます。
(参考:『果汁・果実表示のある加工食品の 表示に関する実態調査報告書』公正取引委員会事務総局 )
ゼラチン不使用!材料4つでできる「寒天グミ」を作ってみよう!
【材料】作りやすい量
– 寒天パウダー:10g
– 水:150ml
– 甜菜糖またはココナッツシュガー:大さじ2
– ビーツパウダー:1本
【作り方】
1)全ての材料をお鍋に入れ、軽く混ぜ合わせます。
2)中火にかけ、とろみが出るまで絶えずかき混ぜます。
3)しっかりととろみが出てきたら火を止め、お皿、プラスチックの食品保存容器または型などに流し込みます。
4)粗熱が取れたら容器から出して一口大に切り分け、ザルの上に広げて一晩表面を乾かしたら出来上がりです、
固まったらすぐに食べることもできますが、表面が乾いていることで袋に入れたりした際にくっつくことがないので、持ち歩きに便利です。
ゼラチン不使用でもちゃんと弾力のある、
優しい甘さのグミです。
ビーツ特有の臭みは全くなく、
ほんのりとしたラズベリーの風味が楽しめます。
一手間で出来る!「宝石グミ」の作り方
【作り方】
1)材料は基本の作り方と同様です。
2)ビーツパウダー以外の材料をお鍋に入れたら、基本の作り方3)まで同じように作ります。
3)容器に流し込んだら、固まる前にビーツパウダーをお好みの量ふりかけ、スプーンなどでマーブル模様になるように軽く混ぜ合わせます。
4)混ぜ終えたら基本の作り方と同じように、固めて乾燥させたら出来上がりです。
マーブル模様に混ぜ合わせたビーツパウダーと寒天が、
まるで宝石のような見た目です♪
食べるのがもったいない、見ているだけでも楽しめます。
プレゼントにも便利。
乾燥させた寒天グミはくっついてしまう心配がないので、
袋に包んでプレゼントにも最適♪
お外に出かける際の子供のおやつにも便利です。
簡単にできて安心・安全な無添加グミ、
見た目にも可愛くなる「ビーツパウダー」を使ってぜひ作って見てくださいね。
今回のレシピに使った「粉末ビーツ」をIN YOU Marketで買ってみよう!
インナービューティに。運動能力アップに。疲労回復に。今注目の「ビーツ」を毎日の食卓に取り入れて見ませんか?
健康意識の高いINYOU読者の方ならば「ビーツ」という野菜の名前を聞いたことがおありでしょうか。
ここ数年、新たなスーパーフードとして情報番組などでも取り上げられるようになってきましたが、
一般的にはまだ知名度が低いかもしれません。
スーパーなどで見かけることはほとんどありませんが、ビーツを知ったらきっと食べてみたくなるはず!今回ご紹介するのは熊本県の農園で、矢神さんが有機栽培で育てているビーツです。国内を見渡しても、ビーツを作っている農家さんは少ないのですが、九州産のビーツは、なお希少です。ビーツはロシアやヨーロッパではメジャーな野菜で、
日本人がジャガイモや人参を食べるくらいの頻度でテーブルに乗るそうです。
生育に適した温度帯が狭いため、寒過ぎれば育ちが悪くなり、暑過ぎれば悪くなりやすく、
最初の頃はとても苦労したそうです。
全国的に見てもビーツの農家さんは少ないため、栽培方法などの教えを乞うこともできず、
試行錯誤しながら育てて経験値を積み重ね、ようやくコンスタントに栽培できるようになりました。
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