お酢パワーで夏バテ解消!お家で簡単、白砂糖なしでもおいしい果実酢の作り方。
夏ももうそろそろ終わり・・・と思いきや、厳しい残暑に辟易している人も多いことでしょう。
IN YOUの読者さんは残暑をどうやって乗り切っていますか?
この時期、数ヶ月の暑さに耐えてきた体には疲れも見え始めていますよね。
なんとなくだるい、調子が悪い、という人に果実酢をおすすめします。
しかし、市販のものや一般的な果実酢のレシピは砂糖を大量に使うものが多いのが現状。
市販のビネガードリンクも、お砂糖・添加物がたくさん入っているものが多く、できれば安心して飲めるものをチョイスしたいと思いますよね。
せっかく健康に気を使って飲む果実酢ならば、砂糖の摂取も控えたい。
そこで、砂糖なしでも作る方法をご紹介します。
果実酢はスゴイ!
夏が始まるころになると筆者が毎年作る果実酢。実は私、かつては飲むお酢が苦手でした。ツンとくる独特の風味が嫌いで、一時期お酢ブームが到来したときも飲まず嫌いだったのです。
しかしふとしたきっかけでこの果実酢を知り、レシピを調べたり、少しずつ手作りもするようになって、今では大ファンになっています。
ここで、お酢の効能をご紹介しておきます。
1、食欲増進
お酢の酸味は摂食中枢を刺激し、食欲が増進させる効果があります。
また酸味を味わうことで唾液や胃液がでてきて消化もよくなるのです。
食欲のなくなる暑い夏にお酢を摂ることは理にかなっているのですね。
2、疲労回復
お酢に含まれている酢酸は体の中に入ることで「クエン酸」に変化します。クエン酸は疲れの元になる乳酸の発生を抑えたい取り除いたりする効果があるのです。
疲れたときに柑橘系の甘酸っぱい飲み物や酢の物を食べたくなるのはこのためかもしれません。
3、ストレス緩和
クエン酸には自律神経を正常にする働きがあります。
また血液中のカルシウム濃度が不足するとそれによって筋肉や神経の異常興奮が起こり、イライラするといわれています。
お酢はカルシウムの吸収を高める効果がありますので、ストレス緩和にも一役買っているのです。
4、美肌効果
クエン酸 老化の原因である活性酸素を除去してくれます。また、お酢の殺菌効果で腸内の悪玉菌を減らし、善玉菌を増やすという効果もあり、便秘解消も期待できます。
筆者自身も飲み始めてからこれらの効果を実感しています。
まさに、夏にぴったりのお酢。
夏の食卓に積極的に取り入れたいものです。
砂糖の多さにびっくり
しかし果実酢にはひとつ注意点があります。一般的なレシピは砂糖を大量に使用するのです。
これには理由があります。
1、砂糖の浸透圧で果物から余すことなくエキスを抽出させることができる
2、やはりお酢は酸味が強い。砂糖を入れて飲みやすくするのが一般的。
よくある果実巣のレシピは果物:酢:砂糖を1:1:1の割合で合わせ、漬け込むというもの。
筆者も最初はその分量で作っていました。
出来上がった果実酢は確かに甘くてジュースのようでおいしいのですが、
「こんなに砂糖を使って、体に良いだろうのか??」という疑問がわきあがってきてしまいました。
砂糖、特に白砂糖にはビタミンミネラルが含まれていないため、糖類を体内で分解するために必要なビタミンB1を消費します。
そのためビタミンB1の摂取量が少ないと欠乏症を起こし、疲労、鬱、貧血、頭痛など様々な不快な症状を招くことになるのです。
また、白砂糖の取りすぎは骨や歯に蓄えられたカルシウムを奪います。カルシウムを奪われるとイライラする性格になりやすいといわれています。
夏の疲れやすい体のために、なるべくなら砂糖を使わない果実酢を飲みたいと思うのは自然な考え方でしょう。
白砂糖でなく、黒砂糖やきび砂糖なら大丈夫、という人もいますが、やはり砂糖は砂糖。
摂取はなるべく控えたいと思い、砂糖なしで果実酢を作ることに挑戦してみました。
砂糖なしの果実酢レシピ
用意するもの
好みの果物(無農薬のもの) 100gお酢 200g
作り方
果物を水洗いし、よく水気を切ります。適当な大きさに切り、煮沸消毒したビンに入れます。静かにお酢を注ぎます。冷蔵庫などの涼しい場所で1週間ほど置けばできあがりです。
ポイント
砂糖を使う場合に比べ、カビやすいので必ず1日に1回はビンをひっくり返して混ぜ合わせ、果物がお酢に漬かるようにしましょう。飲み方:15ml~20mlほどの果実酢を7~10倍に希釈して飲みます。
お酢は酸性が強いため、そのまま飲むと胃を傷つけてしまう場合があるのでご注意を。
そしていくら体によくても飲みすぎは禁物。1日15ml~30mlの量を守りましょう。
砂糖を使っていないので、確かに酸味は際立ちます。
ですが、その中にもほんのりとフルーツの香りが漂い、慣れると病みつきになるおいしさですよ!
氷水で割ったり、炭酸水で割ったりして楽しんでいます。
やっぱり酸っぱくて飲めない・・・という方には
砂糖なしのため、体への負担は気にしなくていいのが嬉しいですね。しかし砂糖なしではやっぱり酸っぱすぎて続けられない。。。という方に。
お酢は毎日少しずつとってこそ体への変化も現れやすいです。無理なく続けるためにはちみつを使ったレシピをご紹介しますね。
レシピ1
砂糖なしで作った果実酢に、飲むときに少量のはちみつを加えます。レシピ2
最初からはちみつで漬け込む方法です。用意するもの:
好みの果物(無農薬のもの) 100g
有機酢 200g
マヌカハニー 100g
作り方:
果物を水洗いし、よく水気を切ります。適当な大きさに切り、はちみつとともに煮沸消毒したビンに入れます。静かにお酢を注ぎます。
少し振って混ぜ合わせ、冷蔵庫などの涼しい場所で1週間ほど置けばできあがりです。
砂糖なしで作る方法に、はちみつを加えるだけなので簡単ですね。
どのお酢を選ぶ?
さて、せっかく砂糖なしで作る果実酢、お酢にもこだわりたいものです。
お酢にはその製法や原材料によっていろいろな種類があります。
果実酢の材料としてお酢を選ぶ場合、まずおすすめするのは「純米酢」です。
米酢とは1000mlにつきお米を40g以上使って醸造されたお酢のこと。お米本来の甘みやコクが生かされているものが多く、まろやかな味わいと香りが楽しめます。比較的酸味が少ないため、お酢自体の味、風味を味わうには最適だといえます。
これに比べて数種類の穀類を原料とする「穀物酢」は酸味が強くキレがあります。こちらは味がはっきりとして薄れにくいため、加熱する料理には向いていますが飲むお酢として選ぶなら「米酢」がよいでしょう。
ただし、加熱すると香りが飛んでしまうのでご注意を。また、醸造用のアルコールを混ぜて作られた米酢もあり、こちらは酸味が強く尖った味がします。
そのため、一番オススメするのは純粋にお米のみで作られた「純米酢」です。1000mlにつき120g以上のお米を使い、作られています。米本来のうまみとまろやかさに加え、酢酸などの有機酸を多く含んでいます。
果実酢を飲むときの注意点
さて、果実酢を飲むときにより効果的に飲む方法をご紹介します。1、空腹時は避ける
お酢は酸性が強いので、空腹時に摂ると胃を傷つけます。果実酢の場合は希釈して飲むので多少酸性は和らいでいるかもしれませんが、心配な方は食中、または食後に飲むようにしてください。2、果実酢を飲んだ後は必ず口をゆすぐ
これもお酢の酸性効果です。口の中にお酢が残っていると歯を溶かす可能性があります。他のものを食べてお酢を洗い流すようにするか、歯を磨く、口の中をゆすぐなどして対策をしてください。まとめ
砂糖なしで作る果実酢のお話、いかがでしたでしょうか?筆者が夏でもバテ知らずで過ごせているのは砂糖なし果実酢のおかげだと実感しています。
暑い夏もあと少し。元気に乗り切るためにぜひ作ってみてくださいね。
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