2018/02/07

カフェイン × カフェインの組み合わせは急性カフェイン中毒の危険あり。ノンカフェイン「玄米コーヒー」を使ったグルテンフリービスコッティの作り方。

料理上手の母親の影響から食に興味を持ち、オーストラリアで栄養学を専攻する現役大学生。私生活ではアニマルライツの観点から3年ほど前に動物由来の食品に頼らない生活にシフトする。当初は限られていた料理のレパートリーも、オーガニックやヴィーガニズムの考えが発達するオーストラリアでの暮らしの中で現在では ”ヴィーガン=限られた食事” という概念を崩すことが目標。様々な食文化に柔軟に対応するオーストラリアで学んだ知識を生かし、どなたでも美味しく楽しめる料理のレシピをお届けします。

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本物のオーガニックが見つかるオーガニックショップ

コーヒー中毒になっていませんか？

日々の健康のために、

「お野菜は無農薬でオーガニックのものを」
「白砂糖は避けて自然な甘味料で」
「添加物を避けるため出来るだけ手作り」

などなど、IN YOU読者のようなヘルスコンシャスな方々なら
おそらくこのようなことに日々気をつけながら生活していらっしゃるのではないでしょうか？

でもいくら健康に対する意識が高いとはいえ、
誘惑に負けてしまう時もあるのが人間。

そんな誘惑の中でも特に多くの人が負けてしまいがちなのが「コーヒー」。
実は私もそんな誘惑に負け続けている一人。

でもコーヒーの香りってたまりませんよね！

コーヒーは、少量であれば健康効果があると言われていますが、
飲みすぎは頭痛を引き起こしたり不眠を引き起こしたり、血管に負担をかけたりなどリスクも生じます。

コーヒーは覚醒効果のあるカフェインを多く含むことから、
毎朝の眠気覚しとして欠かせなくなっている方も多いのではないでしょうか。

コーヒーに含まれるカフェインってどんな影響があるの？

カフェインの過剰摂取による影響。

神経を興奮させる効果があるカフェインは
エナジードリンクや眠気覚しなどに多く含まれていますが、
過剰摂取には注意が必要です。

カフェインの過剰摂取によって引き起こされる症状には、

めまい
心拍数の増加
興奮
不安
震え
不眠

などが挙げられ、ひどい場合には下痢や吐き気、嘔吐を伴うこともあるとか。

また、高血圧のリスクを高める可能性もあることから、
妊婦のカフェイン過剰摂取は胎児の正常な発育を妨げ、低体重で生まれてくるリスクが高まるんです。

コーヒーのカフェイン濃度

カフェインを含む食品はコーヒーだけでなくお茶類全般に含まれています。
そこで、コーヒーと他のお茶類に含まれるカフェイン濃度を比較してみたところ、
一般的なお茶類（せん茶、ほうじ茶、烏龍茶、紅茶など）に含まれるカフェイン濃度は、
多くて30mg/100ml、少なくて10mg/100mlなのに対して、

コーヒーに含まれるカフェイン濃度は60mg/100mlと、
一般的なお茶類に比べると２倍以上ものカフェインを含んでいるんです。
（参考文献：農林水産省「カフェインの過剰摂取について」）

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おやつタイム、ありがちなカフェイン✖️　カフェインの組み合わせになっていませんか？

毎日の習慣となってしまうと、いくら健康のためとはいえ、辞めるのは相当難しいはずです。

ハイカカオのチョコレートにコーヒー、抹茶にコーヒーなどの組み合わせは
カフェイン✖️　カフェイン

。

体質によっては急性のカフェイン中毒になってしまい気持ちが悪くなる可能性もあります。

ですのでおやつをいただく時は出来れば、

●　ノンカフェインのお茶×チョコレート
●コーヒー×ノンカフェインのお菓子

など、カフェイン×ノンカフェイン　を心がけるとよいでしょう。

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今回はノンカフェインのレシピをお伝えします。

ノンカフェインの玄米コーヒーを使ったザクザク食感がクセになるビスコッティの作り方をご紹介。

ノンカフェインで安心の「深煎り玄米コーヒー」

今回のレシピに使うのがこの「深煎り玄米コーヒー」。
ノンカフェインってだけでも十分嬉しいことですが、実はこのコーヒーの凄さはそれだけじゃないんです。

この深煎り玄米コーヒーに使われるお米は、
山形県の高畠地区で農薬を使わずに栽培されています。

一般的なお米に比べて、苗と苗の間を広くとり、発芽時にミネラルを加え、
自家製ブレンドの有機堆肥を追加するなど、愛情を込めて育てられています。

コーヒー　イメージ２

収穫時も、一般的な稲刈りの時期に比べて遅い時期に収穫することで、栄養価が高まったお米に仕上がるのです。
さらに、遠赤外乾燥するなど最後までこだわって加工されたお米で作られる玄米コーヒーは
香り高く香ばしい、コーヒー好きの方でも大満足できるものとなっています。

体のために毎日食べたいけど用意するのがちょっと面倒な玄米ですが、
コーヒーを飲むことで摂取できるなんて、コーヒー好きには嬉しいことばかり。

玄米コーヒーを使ってグルテンフリービスコッティを作ってみよう！

【材料】

☆　農薬不使用の玄米コーヒー：２０g
☆　農薬不使用の米粉；６０g
☆　アルミフリーベーキングパウダー：小さじ1/2
☆　農薬不使用のココナッツシュガー、好みの甘味料　２０g
☆　塩：ひとつまみ
–　農薬不使用ココナッツオイル：２０g
–　有機無調整豆乳：３０g
–　お好みのナッツ：２０g

【作り方】
※オーブン余熱１７０度
１）☆をボウルに入れ軽く混ぜ合わせる。
コーヒー　１

２）ココナッツオイルと豆乳を入れて、まとまるまでよくこねる。
コーヒー　２

３）生地がまとまったらナッツを混ぜ合わせ長方形に形を整えて、１７０度に熱したオーブンで３０分焼く。
コーヒー　３

４）焼き終わったら冷めるまで待つ。この時しっかりと冷めるまで待つことで、切る時に崩れるのを防げます。
コーヒー　４

５）冷めたら１cmくらいの厚さに切り分けて１５０度に熱したオーブンで両面１０分ずつ焼いたら完成！
コーヒー　５

コーヒーのほろ苦さと玄米の香ばしさが後を引きます。
切った断面も可愛いからちょっと大人なバレンタインにもバッチリ♡

コーヒー　ミルク

ホットミルクやエスプレッソに浸して食べると、
カリカリの生地が柔らかくなり、また違った味わいが楽しめます♪

ノンカフェインな上に手軽に玄米も摂れちゃう「玄米コーヒー」は、
飲むだけではなくお菓子作りにも便利！

カフェインはとりたくないけどコーヒーはやめられない！
そんなコーヒー大好きさんは玄米コーヒで無理せずカフェインフリーにシフトチェンジしてみませんか？