毎日の除菌・抗菌があなたを弱くしています。菌と共存して健康体に。菌活にぴったりなアップルビネガーのレシピと活用法
こんにちは。ナチュラルライフアドバイザーの工藤万季です。
皆さんは「菌活」していますか?
菌と聞くと汚いもの、危険なものといった悪いイメージを持つ方が多いかもしれませんね。
ですが綺麗好きな日本人にこそ「菌活」が必要だと私は思っています。
日本人こそ「菌活」を
家中に除菌消臭スプレーをくまなくシュッシュッと、お風呂場やトイレは強力な洗剤を使ってピカピカにし、「抗菌仕様」と表示されているグッズを好む…
このようなこと、あなたにも当てはまりませんか?
しかしこの生活が私たちを弱くしてしまっているように思えます。
例えばアフリカやインドの人たちが普通に飲んでいるお水を日本人が飲むと、よくお腹をくだしてしまいますよね。
現地の人は普段から菌に接しており菌に対する強さを持っているので、水を飲んでもお腹を壊したりしません。
同じ水を飲んでお腹を壊す人と壊さない人の違いは、いかに日頃からいろんな菌に触れているかどうかです。
日頃からある程度の菌に触れておくことによって、ちょっとやそっとの菌では身体を壊したりしなくなります。
除菌している人ほど病気になりやすい?
除菌・抗菌をするのは病気にならないため。
ほとんどの方はそう考えているかもしれませんが、私はその逆だと思います。
どれだけ除菌・抗菌グッズで対処しても、実は人間は「菌だらけ」。
人間は様々な菌に囲まれてバランスをとりながら生きており、むしろ菌がいなくては私たちは生きていくことができません。
ですから菌を排除しようとするよりも菌と共存しようとする方が賢い選択だと思います。
赤ちゃんこそ菌活を
子どもを例に挙げると、赤ちゃんが何でもペロペロ舐めるのも、実は菌に対する免疫力を高める上で大事なことです。
お腹の中で無菌で育ってきた赤ちゃんは、いきなり雑菌だらけの環境に生まれてきます。
この世界で生きていくためには、色々な菌に触れることで免疫をつけなければいけません。
ですので我が家では、よっぽどのことがない限り10ヶ月になる娘が口に物を入れるのを制止することはありません。
コンセントにつながった電源コードやあまりに汚れがひどい物などは危険なので取り上げますが、基本的には自由にさせています。
お客さんが遊びに来た時もたくさん抱っこしてもらったり触ってもらったりしています。
人は幼少期にどのような環境で育ったかによって、腸内細菌の種類が決まると言われています。
沢山の人と触れあい、外遊びもたくさんした子の方が腸内細菌の種類は多く、逆に清潔過ぎる環境で育った子は腸内細菌が少なく、免疫力が低い傾向にあるそうです。
免疫力が低いと、あらゆるアレルギーや慢性疾患を招きやすくなってしまいます。
清潔な環境で子育てをしたいと思うのは親として当然だと思います。
ですが清潔も行きすぎてしまうと、アレルギーを含め何かしら不調の出やすい身体になってしまう可能性も否定出来ません。
除菌=健康ではない
健康になるためであるならば、除菌・抗菌は必要ないと思います。
菌はこの世界のいたるところに存在しており、菌を生活から全て排除しようとするのは、終わらない戦いです。
それよりも、悪さをする菌に対しても戦えるように免疫をつけ、菌と共生していくことが大切です。
免疫がしっかり働けば、少々の事では病気はしません。
除菌・抗菌を徹底するよりも、まずは自身の免疫力を高めることへと意識を変えてみましょう。
菌に対してはあまり神経質にならなくて大丈夫です。
適度に菌と触れ合って共存してこそ、私たちの健康は保たれます。
食事で「菌活」
腸にいる「腸内細菌」は私たちの免疫にとても重要な役割を果たしています。
身体によい働きをする菌と、その菌のエサとなるものを食事からとることで、腸内環境を整えましょう。
いろんな菌が体内にある状態に身体を慣れさせておくことで、悪い菌にも対応できるように身体を戦闘体制にしておくことができます。
私は手作りの醤油麹や塩麹、納豆、味噌、発酵酵素玄米など、様々な形で普段の食卓からも菌を取り入れています。
よい菌を体内に取り入れるものとしてお勧めしたい「アップルビネガー」をご紹介しますね。
天然の万能薬「アップルビネガー」
「アップルビネガー」とはいわゆる「リンゴ酢」のことです。
アップルビネガーはリンゴを発酵させたもののことで、様々な健康作用があることから万能薬とも言われています。
ビネガーとはアルコールが発酵したものを指します。
紀元前約5000年、ブドウをワインに加工する際に酸味のないワインがブドウ酢になったことにより、ビネガーは偶然発見されました。
医学の父であるヒポクラテスは傷口の殺菌に、また食べ物の保存にビネガーを利用していました。
こんなにあるアップルビネガーの作用
アップルビネガーには「これさえあれば医者いらず」と言われるくらいの作用があります。
【消化機能の改善】
アップルビネガーには善玉菌や酵素が含まれ、腸内の善玉菌と悪玉菌のバランスを保ってくれます。また、胃酸の分泌を高めてくれるので、腸の回復や消化器官全体の改善にも役立ちます。
【抗酸化作用】
アップルビネガーに含まれるクエン酸は体内の細胞の酸化を防ぎます。この他にも抗菌作用、免疫力強化作用、
解毒作用、疲労回復作用など様々な作用や効果があります。
アップルサイダービネガーを作ってみよう
アップルサイダービネガーの作り方をご紹介します。材料
農薬不使用のりんご2個半~3個(芯を除いて400~500g)氷砂糖(砕いた黒砂糖や蜂蜜でも可)400g
酢(穀物酢、黒酢、ワインビネガーでも)500ml
1.洗って水気を取ったリンゴを、芯を取って一口大に切る。
2.瓶にりんごと氷砂糖を半量ずつ交互に入れ(リンゴ→氷砂糖→リンゴ→氷砂糖)、酢を注ぎ入れる。
3.瓶にフタをし、冷暗所で2週間おいて完成。(暑い季節は冷蔵庫に入れる)
りんごを取り出して冷蔵庫で1年間保存できます。
アップルビネガー活用法
アップルビネガーにはたくさんの使い道がありますが、中でも私はよくタマネギを漬け込みます。紫タマネギ(普通のタマネギでもOK)を薄くスライスして漬け込むだけ。
とても簡単ですが、料理の付け合わせにもなりますし、消化に良い働きをしてくれるのでお肉など重たいものを食べる時にお勧めです。
我が家では消化に時間がかかるお肉を調理するときには、必ずと言っていいほどこのお酢に漬け込んだ野菜を添えます。
このほんの一手間が消化を助けてくれますので、ぜひ取り入れてみてください。
他にもカブや大根を漬け込んでも美味しいです。
また、ドレッシングを作る時にはお酢の代わりにこのアップルビネガーに漬け込んだ野菜を使ったり、
アップルビネガー、ブラックペッパー、ソルト、オイル、はちみつでマリネ液を作ったりもします。
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