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サツマイモが旬!熊本の郷土菓子「いきなり団子」を簡単おいしいシュガーフリーで作る方法。

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サツマイモが旬!熊本の郷土菓子いきなり団子を簡単おいしいシュガーフリーで作ろう


いよいよ秋本番!食欲の秋ですね。
かぼちゃに栗、サツマイモなど、お菓子作りに嬉しい食べ物がたくさん出回る季節です。
今回のレシピで用いるサツマイモは、胃腸を元気にしてお通じをよくし、体力や気力・やる気が落ちている時でも
本来の自分に備わっている生命力を取り戻す効果があると言われています。


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では、サツマイモを使ったお菓子と言えば、何を思い浮かべますか?
スイートポテトにパウンドケーキ、大学芋、クッキー…。

色々ありますが、
熊本に伝わる昔ながらのおやつ、
「いきなり団子」をシュガーフリーで作ってみませんか?

我が家では毎年、お月見や翌月の十三夜の時に月見団子代わりに作っていますが、
たくさん作ってもすぐになくなってしまう、サツマイモの時期限定の素朴でおいしいおやつです。

熊本の郷土菓子、いきなり団子って何?

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お餅のような皮の中に輪切りのサツマイモとあんこが入っている、
熊本県の郷土菓子です。

塩気がきいてもちもちとした皮と、甘くてほくほくしたサツマイモ、甘いあんこの
ハーモニーがとってもおいしいんです。

TVで紹介されて知っているという方もおられるでしょうし、
あの名物ゆるキャラが宣伝していることでおなじみかもしれません。

「いきなり」という名前の由来ですが、

「いきなり」お客さんが来た時でもサッと作って出せるからだとか、
サツマイモが「いきなり」入っているからだとか諸説ありますが、
昭和時代に出版された「日本の食生活全集43 熊本の食事」によると、

「からいも(サツマイモの事)は『いきなり』に切る。
いきなりとは、余分な時間をかけずさっさと切ること」


という記述があります。

現代のいきなり団子を見てみると、もち米入りの粉と小麦粉でこねた生地に、
あんことさつまいもを入れたものが主流ですが、
昔は主に農家のおやつとして手作りして食べられていたもので、
さっさとサツマイモを輪切りにして生地で包み、笹の葉を敷いて
蒸したものだったそうです。

時代はグルテンフリー?
熊本のいきなり団子の皮は、
もともと地粉100%でした

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もともと、いきなり団子の生地は小麦粉100%で作っていました。

近年、健康意識の高い人達の間ではグルテンフリーが叫ばれるようになり、
IN YOUでもグルテンフリーのスイーツのレシピが数多く紹介されています。

巷には人間の都合のいいように品種改良された小麦があふれており、
農薬や肥料の問題、輸入小麦ならポストハーベストの問題が存在し、
実はそれらがリーキーガット、アレルギーの原因と言われるようになりました。

しかし、実は昔から日本人と小麦は切っても切り離せない深い関係にあった
ことをぜひ知ってほしいです。

昔は『米の食い延ばし』という言葉があったように、お米は年貢・小作料として
徴収されるものであったため、残ったお米をどこまで持たせるかは人々にとって大きな問題でした。(食べるだけでなく、お金代わりで支払いにも使われていました)

武士や商人、地主でもない限り、白米のみのご飯はお正月など年に数回あるかないか、
普段は大麦やその他雑穀をたくさん混ぜて炊いたものや、
小麦を使って作る麺類、すいとんの類でお腹を満たしていました。

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小麦は乾燥に強く、やせた土地でもよく育つことから、
米の裏作としても全国的に広く作られていました。

食事の際の主食代わりに、農作業の合間のおやつに、そして自家製醤油作りに、
あらゆるシーンで小麦はなくてはならないものだったのです。

特に熊本では、このいきなり団子以外でも、だご汁、焼きだご、とちこ豆など、小麦を
使った伝統料理が数多くありました。

もちろん小麦は今のような品種改良されて安全性が不安なものではなく、
その土地で代々受け継がれてきた地元の小麦であり、
アレルギーとは無縁だったはずです。

「あちこちでグルテンフリーと言われてるから、自分もグルテンフリーで。」

ではなく、

今一度、昔からの日本人の食生活を俯瞰してみてほしいです。


お米ばかり食べてきたわけではない。
どうして麦・そば・あわ・ひえなど多様な作物が栽培されてきたのか。

現代は、昔以上に不安定な時代であり、巨大地震・集中豪雨・スーパー台風・火山の噴火
などの自然災害のリスクが非常に高まっている上に、ミサイルが飛んでくる事態まで想定されるようになってしまいました。


それなのに、店に行けば何でもあるから大丈夫と、危機感のない人ばかりなのが
不思議でなりません。

昔の食文化を知ることは、
今の私たちや、将来の子どもたちのいのちを救うヒントを得ることにつながります。


目に見えないものほど失われやすく、
もうネット検索をかけても1つの情報も出てこないような郷土料理がたくさん存在します。

昔からの尊い日本人の知恵が、どんどん失われています。
まずは作って食べて、「おいしい!」と思うところから始めましょう。


いきなり団子のあんこはシュガーフリーで!
甘さについて解説します

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一般的なあんこはもう卒業してください。

IN YOU読者の皆さんには今さら的な話ではありますが、
市販のあんこは甘さをつけるのに、白砂糖に加え、還元水あめ、ソルビトール、トレハロースなどが多用され、本来のあんこからかけ離れたものになってしまっています。

以下は、去年書かせていただいて、好評をいただいたあんこ記事です。
★徹底比較!砂糖なしあんこを作り比べしてみました!デーツあんこ、干し柿あんこ、レーズンあんこ、りんごあんこ。味、甘さ、コクの違いは?それぞれに違った良さをお伝えします。

今回は、あんこの甘さ(デーツを使用)について
追加の解説をさせていただきます。

★小豆とデーツの重量比と甘さの関係


①乾燥状態の小豆:デーツ=2:1

あっさりした甘味。小豆のおいしさを感じます。
他の味を邪魔しないので、サツマイモがとても甘い時に。
塩気をきかせると両者の旨味がぐっと引き立ちます。

②乾燥状態の小豆:デーツ=1:1

サツマイモよりも強い甘味になります。
しかし、甘すぎずさっぱりしているので後を引きます。
★今回のレシピはこの比率で作ることをおすすめします。

③乾燥状態の小豆:デーツ=1:2

次第に小豆を食べているというよりデーツを食べている感が
強くなります(笑)

何事もやりすぎ入れすぎは禁物ですね。


あんこについては、一度に大量に煮ることをおすすめしたいです。
このいきなり団子だけでなく、さまざまなおやつ作りに重宝しますので、
しばらく旬の秋の食材を使ったシュガーフリー和菓子を楽しめます!

旬のサツマイモを使った、
熊本の郷土菓子いきなり団子
簡単おいしい、シュガーフリーのレシピ。

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今回はモリンガ粉末とビーツ粉末を使って、ほのかな3色にしてみました。
色がついたからといって、味はそこまで変わりません。
視覚的にも楽しみたい方におすすめです。

【材料】

サツマイモの直径約6cm、24個くらい(8個×3色)

・無農薬サツマイモ…直径約6cmのもの2本くらい(目安)
・自然塩…ひとつまみ

デーツあんこ…300g

→あくまで目安。あんこは多く炊いて、余ったら別のおやつ作りに使ってください。
 リンク先のレシピですが、乾燥小豆とデーツを同じ重量使用すると満足のいく甘さになります。

・無農薬地粉…300g(3等分しておく)
・有機もち粉(団子粉でも)…180g(3等分しておく)
無農薬モリンガ粉末…小さじ1
有機栽培ビーツ粉末…小さじ1/2
自然塩…小さじ1程度(3回に分けて使う)
・水…300cc

※団子を乗せるクッキングシート…6~7cm角に切ったもの24枚

【作り方】


1、前日までに、デーツあんこと輪切りサツマイモの塩煮、個数分に四角く切ったクッキングシートを準備しておきます。

サツマイモは輪切りにしたものに軽くふたつまみほどの塩をまぶして揉み、
表面からうっすら水分が出たら弱火でじっくり蒸します。
見た目が黄金色になったらOKです。(少々固くても、後で皮で包んで蒸しますので大丈夫です。)

2、3つのボウルにそれぞれ地粉・もち粉・塩・(色をつける生地には色の粉末)を入れて混ぜます。
水をそれぞれ最初に80ccほど入れてこね、耳たぶくらいの固さになるまで徐々に水を足していきます。その後濡れ布巾をかぶせて冷蔵庫で30分ほど寝かせます。
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こちらはビーツ。ここではほんのりピンクですが、蒸すと次第に鮮やかなピンクになり、
蒸し時間が10分以上と長くなると、レトロな色合いに変化します。
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こちらはモリンガ。加熱しないと色は薄いですが、蒸し上げると意外と濃く出ます。
P1020910-min もちろん粉末抹茶でもOKです。

3、サツマイモの塩煮の上にデーツあんこを乗せていきます。
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慣れないうちは、どっさり乗せすぎると皮を包むのが難しくなりますので、適度に調節してください。

4、2で用意した生地をサツマイモの個数分に切ります。
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5、団子1つ分の生地を指で丸く広げ、あんこを下にしてサツマイモを乗せます。
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このように生地を引っ張ってイモに乗せ、隣の生地をまた引っ張ってイモに乗せ…を繰り返します。
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最後に閉じ口をしっかりつまんでから、指の腹で平らにします。
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団子を裏返して、切っておいたクッキングシートに乗せます。
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6、蒸し器をセットして、蒸気が上がったら団子を入れて中火で10分ほど蒸します。
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蒸し上がると、皮に透明感とツヤが出てきます。もち粉入りの生地は少し膨らむので注意です。
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できたてもおいしいのですが、冷めた方があんこの甘さを強く感じるのでおいしいです。
冷めても地粉100%の皮ほど固くなりません。

市販のあんこを入れると甘くなりすぎて、サツマイモの食感は残るものの、風味は感じなくなります。
手作りシュガーフリーあんこなら、小豆の旨味やサツマイモの甘味をしっかり感じられて、とても素朴でおいしいです。
皮にほのかな塩気を感じるくらいだと、中の甘さがよく引き立ちます。

ちなみにこちらは、甘酒味噌あん入りのものです。
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甘酒味噌=10:1で混ぜたものを鍋に入れて火にかけ、ぽってりするまでよく練り混ぜます。(焦げないように注意!)

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サツマイモに乗せても垂れない固さになります。

ほのかに味噌が香るくらいがちょうどよく、
塩気と風味がサツマイモの甘味と合うんですね。
こちらも素朴でホッとする懐かしい味わいで、あとを引きます。

このいきなり団子、我が家ではどんなにたくさん作っても3日ともたず、サツマイモが旬の時期だけのお楽しみおやつとなっています。
友人・知人に持っていくと、喜ばない人はいません。甘すぎないので、「夕ご飯として食べた」という人もいたくらいです。

その日食べきれなかったいきなり団子の保存にはエコラップを!

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どうせ作るなら、一度にたくさん作ってほしいいきなり団子。

一般的な保存方法として、
「蒸し上がったらすぐキッチンラップにぴったり包んでください」
というのを見かけます。

最も熱い状態なのに?!

キッチンラップの害についてはIN YOUでもたびたび取り上げています。
★海外の大手新聞やメディアでも報道される程の食品ラップの害と、熱々のおにぎりに使用する日本。この意識の差はどこから生じているのか。

有害物質も気になりますが、味の面でもキッチンラップに包んでしまうと劣化します。

食べきれなかった場合は、できるだけ空気に触れないように
まとめてエコラップに包んで冷蔵庫で保存してください。

このエコラップは冷凍には向きません。仮に冷凍したとしても、必ず味は劣化します。
できるだけおいしいうちに食べてしまいましょう。

冷蔵しておいたものを食べる時はレンチンせずに、蒸気の上がった蒸し器で温め直してください。できたてのおいしさが楽しめますよ。

おうち用のおやつとしてもよし、友人・知人へのおみやげにも喜ばれる
素朴でおいしいいきなり団子、ぜひ作ってみてくださいね!

サプリメント、お茶など自分に合ったタイプを選ぶことができるモリンガを取り入れてみよう。

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