モリンガパウダー×きなこで栄養たっぷり!「抹茶きなこ風・本わらび餅」の作り方!
モリンガパウダー×きなこで栄養たっぷり!「抹茶きなこ風・本わらび餅」の作り方。
夏に美味しい、ひんやり和菓子の定番と言えば「わらび餅」!
アイスや氷菓ほど冷たくないですが、つるんとした喉越しは、
途端に涼しさを感じさせてくれますね。
私の地元では、毎年夏になると、わらび餅の移動販売がありました。
「わらび~もち~、つめた~くて~、おいし~いよ~♪」と、
移動販売車が近づいてくる音(歌)が聞こえると、
無性に食べたくなり、よく買いに走ったものです。
本物のわらび餅、食べてみたことはありますか?
移動販売車のわらび餅は、当時とても美味しく感じており、
夏の思い出として美化されていますが、
”本物”のわらび餅ではありませんでした。
本来、わらび餅は、その名のとおり、
山菜でおなじみの「わらび」の根からとれる
”でんぷん質”を精製した「わらび粉」を使って作られるものでした。
しかしながら、手間のかかる精製方法、わらびの収穫手の減少、
またわらびそのものの減少によって、わらび粉は、いつしか大変希少なものとなり、
現在では、甘藷澱粉や、タピオカ澱粉、
葛粉などをブレンドして作られているものがほとんどです。
市販されている「わらび餅粉」も、わらび粉が全く含まれておらず、
澱粉や葛粉のみという場合も少なくありません。
わらび粉100%で作られたわらび餅は、黒いのが特徴。
もっちりとした強い弾力と、上品な口どけが魅力で、日持ちしないため、できるだけ早く食べなければなりません。
澱粉や葛粉は、安価ですし、色をにごらせたくない場合には重宝します。
また、わらび粉100%でつくったわらび餅に比べ、柔らかさを持続できます。
「偽者だから悪い」というわけではなく、これも「わらび餅」の一つの形だと思います。
でも、たまには、本物の素材を楽しみ、心身ともに癒されてみるのも、手作りおやつの醍醐味なのでは、と思うのです。
今回は、わらび粉100%を使用した本物のわらび餅に、
有機モリンガパウダー×無農薬きなこで作る「抹茶きなこ風パウダー」をまぶし、
黒蜜の代わりに「アガベシロップ」をかけた、本格かつヘルシーなわらび餅レシピをご紹介したいと思います。
モリンガパウダー×きなこで栄養たっぷり!「抹茶きなこ風・本わらび餅」の作り方。
■材料(2人分)
本わらび粉・・・30g
有機甜菜糖・・・20~30g
良質な水・・・150cc
有機モリンガパウダー・・・大さじ1/2
無農薬きなこ・・・大さじ1
有機ブルーアガベシロップ・・・トッピング用
■作り方
1.モリンガパウダーときなこを合わせ、半量をバットにふるっておく。(半量は残しておく。)2.ボウルに、本わらび粉、甜菜糖を入れて混ぜ合わせ、水を少しずつ入れて、ダマがなくなるまで、よく溶く。
3.2をザルで漉しながら鍋に入れる。
4.中火にかけ、粘りが出てくるまで、木べらでかき混ぜる。
5.粘りが出てきたら、火を弱め、プラス4分ほど、木べらでよく練る。粉っぽさがなくなり、艶と透明感が出てきたらOK。
6.1のバットに、5を流しいれ、上から残りのモリンガパウダーときなこをふるい、粗熱をとる。
7.冷めたらスケッパーなどを使い切り分け、盛り付ける。お好みで、ブルーアガベシロップをかけて、お召し上がりください。
(冷蔵保存は硬くなるのでおすすめしませんが、少し冷やす程度なら良いでしょう。)
今回のレシピのポイント
『有機モリンガパウダー』で、”抹茶きなこ風”アレンジ。
「奇跡の木」「生命の木」の異名を持つ、スーパーフード「モリンガ」。
フィリピン、アフリカ、インド、東南アジアなど、熱帯、亜熱帯地域に自生する植物で、90種類以上の栄養素(全てのミネラルとビタミン、そして46種類以上のフィトケミカル、全ての必須アミノ酸、食物繊維など)をバランスよく含み、
それぞれの含有量が植物の中でもトップクラスであることから、注目されているスーパーフードです。
意外にも、モリンガの歴史は古く、古代ギリシャではすでに薬として活用され、インドの伝承医学アーユルヴェーダでも300もの病気を予防するメディカルハーブとして親しまれてきたことが記されています。
色と味わいは「抹茶」似!
モリンガの葉をまるごと粉砕したモリンガパウダーを水に溶かして飲んでみると・・・あら、不思議!
日本人が慣れ親しんでいる抹茶に、色も味わいもよく似ています。
また、青汁のような青臭さや苦味はほとんど感じられません。
(感じ方に個人差はありますが、IN YOUでは、”薄い抹茶”と表現なさっている方が多いと思います。私もその1人です。)
ぜひ、和菓子や和風スイーツに、抹茶の代用として、使ってみてください。
今回のきなことの組み合わせは、作った本人がモリンガだということを忘れてしまうくらい違和感がありません。
なお、もしモリンガ初心者で、合わせるのに勇気が要る方は、抹茶パウダーとブレンドしてみてもいいですね。
抹茶の栄養価も大変素晴らしいものですが、国内産の97%の茶葉は、残留農薬が心配ですので、完全無農薬で栽培された安全性の高い抹茶パウダーをおすすめします。
コクのある甘さが特徴の『有機ブルーアガベシロップ』を”黒蜜代わり”に。
蜂蜜やメープルシロップに次ぐ、新しい甘味料「アガベシロップ」
主にメキシコで自生、栽培されているリュウゼツラン(英語名アガベ)という植物から搾り取った、低GI値が特徴の天然甘味料です。
高品質のアガベシロップを選ぶために。原料と製造工程を確認してみて!
今回のレシピで使用した「ブルーアガベシロップ」は、
アガベの中でも最高品質と言われている、農薬不使用のブルーアガベ(100%)から作られており、
アガベシロップの中でもダントツの低GI値(GI値17、砂糖の1/6以下)を誇ります。
それなのに、甘さは砂糖の1.3倍あり、カロリーは25%オフ。
濃厚でコクがあるのに、さっぱりとした後味も魅力です。
また、48度以下の低温製法で作られているから、
加熱によって失われがちな酵素やビタミン、ミネラルなどを豊富に含むことも特徴です。
さらに、栽培・加工・ボトリングに至るまで、世界の有機認証工場で行われているため、安心の証が違います。夏に食べたくなる「ひんやりスイーツ」には、常温時では甘すぎると感じるくらいの甘味料が使われています。
自分の目で見て作ること、より身体に負担のない甘味料を選ぶことが、ヘルシースイーツの鍵となるでしょう。
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