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夏野菜の栄養と、その秘めたるパワーとは?おばあちゃん直伝、簡単野菜そうめんの作り方。

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本当に暑い毎日が続いていますね。

今年の夏は急激に暑くなり、
体が暑さについていかないことと思います。

熱帯夜も続いているので丸1日エアコンに頼りっぱなしになる日も多く、
ずーっと冷風に当たっていると、
体がだるい
肩がこる
頭痛がする

外へ出た時の激しい気温差に体ついていけなくて
体調が優れない

などの体の不調を訴える人も多いことでしょう。

現社会は温暖化により異常高温であると言えますが、
昔から夏は暑いもの。

エアコンや扇風機、冷蔵庫などなかった頃の人たちは
暑さとどう向き合っていたの?


◆家屋の天井を高くし、熱がこもらないようにする。
◆縁側を作り、廊下の戸を開ければ風が通るようにする。
◆打ち水をする。
◆雪室を作る。

など。

暑さをしのぐために住まいの工夫を色々とされていました。

でも、それだけでは真夏の暑さにはこたえる。

先人の知恵として暑さをしのぐには、食にも関係していました!

暑い夏を乗り切るには夏野菜を食べましょう!


旬の野菜を食べる。

これって人が生きていく上での理にかなっているんです。

春には春野菜
夏には夏野菜
秋には秋野菜
冬には冬野菜
を食すことによって体のバランスを保てるのです。

旬の野菜を食べるメリットは?

旬の食材は本来その季節に採れるべきものなので、
季節に合った時期に収穫したものは、
味が濃くて旨味が凝縮されています。

旨味が凝縮されているということは、
栄養価も凝縮されています。


夏野菜は、トマト、キュウリ、ナス、ピーマンなど。

夏の野菜は色が濃くてカラフルなものが多いですね!
色の濃い野菜は栄養が豊富に含まれています。

トマト


トマトは夏野菜の中でも、とても栄養価が高い野菜と言えます。
トマトに含まれているリコピンには、
高い ”抗酸化力” があります。

抗酸化力=「体のサビを落とす」

体のサビとは、
食生活の乱れなどにより活性酸素が体に溜まり、
体が酸化していくこと。
酸化していくと、『シミやシワなどが出来る』、『生活習慣病を引き起こす
などの不調が出てきます。

リコピンを摂取すると、
活性酸素が増殖するのを防いでくれるため
『シミやシワなどが出来る』
『生活習慣病を引き起こす』
などの症状を防いでくれます。


リコピンの他にも、ビタミンやミネラルなども含まれていて、
ビタミンは紫外線をたくさん浴びた皮膚を健やかに保ってくれ
ミネラルは汗を沢山かいて体の水分バランスを保ってくれる
という働きがあるので夏には毎日でも食べて貰いたい野菜です。

キュウリ


キュウリには水分がたっぶり含まれているので
体を冷やしてくれる効果もあり、
脱水状態も防げるので暑くて我慢できないー!
なんて時にはキュウリを丸ごとおやつ代わりに食べちゃうのもいいですね!

また含まれている栄養素は、
◆カリウム
カリウムとは元々人間の体に含まれている成分で、
体の水分を保持したりする役割があります。

カリウム不足になると、
体がだるい
食欲不振
などの障害をもたらすので、
カリウムは体のためになくてはならない成分です。

◆βカロテン
βカロテンとは、植物などに存在する色素の一種です。
このβカロテンを体内に摂取するとビタミンAに変換され、
老化を防ぐ、皮膚や粘膜を丈夫にする、免疫力を高めるなどの効果があります。

なす


なすには栄養がないなんて耳にしますが、
カリウムや、ナスニンなど、
なすにだって栄養はあります。

ナスニンとはナスの皮に含まれているポリフェノールのことです。
ナスニンには抗酸化力があるので、美容や老化予防にも良いとされています。

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ピーマン


ピーマンにはたくさんのビタミンCがふくまれています。
ビタミンCは夏風邪を予防してくれたり、
肌荒れ改善疲労回復効果もあります。

夏には多くの紫外線を浴びるのでビタミンCはたくさん摂りたいところ。
緑色のピーマンにもビタミンCはたくさん入っていますが、
カラフルなパプリカにはもっとたくさんのビタミンCが含まれていますよ。

夏には目にも鮮やかなパプリカをたくさん食べるといいですね。

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夏の暑さによる体の不調を防ぐ為にも、
夏には夏の野菜を積極的に食べてほしいところ。

健康を考えるなら!有機野菜を選んでほしい

せっかく体の為に旬の野菜の食べるのならば、
農薬や化学肥料に頼っていない安心安全な有機野菜を選んで下さい。

野菜にとって最適な土地や土、化学肥料ではなく
有機質肥料を使われた野菜たち。

農薬や化学肥料を使用していないので、
安全性もさることながら、栄養もギュッと濃縮されていて、
甘くてみずみずしくて本当に美味しいです!

農薬や化学肥料に頼らず、
手間暇かけて作られた有機野菜をを食べると分かりますが、
野菜本来の旨味が感じられます。

野菜本来の旨味があると凝った調味料などは必要なく、
優しい味付けでも美味しく食べられますよ。

オーガニック野菜を使った、おばあちゃん直伝のそうめんレシピをご紹介します!

大正生まれのおばあちゃんは、野菜は畑で採ってくるもの。

旬の時期に収穫し、新鮮なうちに食べる。

そう育ってきたおばあちゃんが、
夏によく作ってくれた野菜たっぷりそうめんです。

ショウガやミョウガの薬味も効いて食欲増進。
あまり食欲がないとゆう時でもつるっといけちゃいますよ。

おばあちゃん直伝|夏野菜を食べて暑い夏に負けない体を作る
オーガニック野菜で食べるそうめんの作り方

材料

・無農薬トマト・・・中1個
・無農薬きゅうり 1.5本
・無農薬なす・・・中1本
・無農薬パプリカ・・・赤、黄色、それぞれ1/4個
・有機みょうが・・・1本
・有機大葉・・・5枚
有機しょうが・・・すりおろしたもの大さじ1
・天然だし100%のだしパウダー・・・小さじ1
有機醤油・・・大さじ1
天日塩・・・小さじ1/2
・ミネラルウォーター・・・200cc
・有機ゴマ油・・・小さじ2
有機純米酢 大さじ1と1/2

下準備

・しょうがをすりおろす。
・天然だしパウダー、醤油、塩、お酢、ミネラルウォーターを混ぜ合わせておく。
・みょうが、大葉を千切りにしておく。

作り方

1.きゅうり、なす、トマトを1cm弱くらいの大きさに切る。


2.なすは変色を防ぐために、切ったらすぐに水に漬ける。
(水に漬けすぎると栄養素が水に流れ出てしまうので長い時間漬けないで下さいね。)


3.パプリカは縦1.5cm幅くらいに切る。

4.温めたフライパンにゴマ油小さじ1杯分を入れ、きゅうり、なす、パプリカを入れ軽く炒める。

5.4に合わせておいた調味料を入れ、野菜が少ししんなりするまで煮る。ここでおろしたしょうがを入れる

6.最後にトマトを入れサッと混ぜ合わせて火を止める。
(トマトにはあまり火を通さずサッと混ぜ合わせるくらいでいいです。)


7.粗熱をとり、冷蔵庫に入れて冷やす。

8.冷えたら茹でたそうめんにお汁ごとのせて、薬味としてミョウガと大葉をのせて出来上がり!

アレンジでお豆腐に乗せてもおいしいですよ。


ポイントアドバイス

・しょうがはたっぷり入れた方がおいしいです。
・最後に冷やすことにより野菜に出汁がしみ込んでおいしくなります。
・具材だけ食べると少し味が濃く感じても、おそうめんと一緒に食べると丁度よくなりますよ。

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