長寿島で長年食べられてきた5000年の歴史。ヨーロッパ最古のデザート”セアダス”をグルテンフリーで作る方法
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ヨーロッパ最古のデザート「セアダス」って?
「セアダス」の発祥であるイタリア・サルデーニャ島は世界でも有数の長寿な島です。
そんな島で古くから食べられていたデザートをご存知ですか?
外側はサクッとした食感の小麦粉の生地、ペコリーノチーズを包んでじっくり揚げたら、上質なハチミツをたっぷりとかけて熱々を頂く極上のスイーツ。
どんな味がするのか・・・?
とっても、興味深いですね。
グルテンフリーセアダスを作ってみよう
ところで、最近ではグルテンフリーのブームで、ここ日本でも、少しずつ様々な製品がグルテンフリーでいただけるようになってきました。
セアダスは一般的に、小麦粉・ラード・砂糖を混ぜ合わせた生地にチーズを入れた揚げ菓子です。
今回は米粉を使ってグルテンフリーに手軽に作れるようにアレンジしてみました。
ヨーロッパ最古5000年の歴史のあるナチュラルスイーツ”グルテンフリーセアダス”を作ってみませんか??
グルテンフリーセアダスの作り方
【材料】(生地)
有機米粉・・・30g
アーモンドプードル・・・20g
有機葛粉・・・10g
ぬるま湯・・・30ml
(具材)
豆乳ヨーグルト・・・1/4カップ
農薬不使用のはちみつ・・・お好み
ココナッツファイン・・・お好み
有機菜種などの揚げ油・・・適量
【作り方】
1.ザルに豆乳ヨーグルトをあげ、水切りしておく。
2.ボウルに有機米粉・アーモンドプードル・有機葛粉を入れ、少しずつぬるま湯をいれ生地を混ぜ合わせてこねる。
3.ひとつにまとめて、ラップで包み30分ほど冷蔵庫で休ませる。
4.休ませた生地を2mmほどの厚さにのばし、型でくり抜く。(型がない場合はコップの口で丸くくり抜いて下さいね)
5.くり抜いた生地に、水切りした豆乳ヨーグルトをのせ、もう一枚くり抜いた生地を被せ、具のまわりの生地同士を手で押してくっつける。
6.160~170℃に熱した油で生地がキツネ色になるまでじっくり揚げ、あつあつのうちにたっぷりと無農薬のハチミツとココナッツファインをかける。
ポイント:甘味料に砂糖は使いません。セアダスの主役は無農薬のハチミツで。
セアダスの主役は、なんと言っても揚げたての生地にとろ~りとかけた”ハチミツ”です。
揚げたてのセアダスにた~っぷりと上質な無農薬のハチミツをかけていただきましょう。
アーユルヴェーダでも登場する、古代から親しまれてきた甘味料、はちみつは長寿のカギ
ハチミツは昔から健康や長寿のカギとなり、古代エジプトの古文書やインドの伝統医学であるアーユルヴェーダで扱われています。
古代ローマの大博物学者プリニウスの著述にも、ハチミツを食べる習慣のある村には百歳を超える長寿が多いという記録もあるほどです。
ハチミツに非常に高い抗菌・殺菌作用があるのをご存知でしょうか?
ハチミツに含まれるグルコン酸の殺菌力に加え、グルコースオキシターゼという酵素が働くからです。しかもこの酵素による殺菌力は、悪玉菌だけを殺菌して善玉常在菌を傷めないという研究結果が報告されていて、様々な病気予防に良い効果を発揮するとされています。ハチミツ=砂糖代わりというイメージですが、料理や飲み物に取り入れて健康を目指したいですね。(参考文献:「ひとさじのはちみつ」より)
今回使ったハチミツは、バターのように濃厚で、生地と相性もよいチウリハチミツ。
贅沢なデザートタイムになること間違いなしの無農薬のハチミツです。
チウリハチミツについてはこちらでも詳しくお読みになれます。
さっそくはちみつをゲットして、”セアダス”を作ってみよう!
セアダスの材料はこちらでチェック主役のチウリハチミツも手に入れられます。スプーンにとって口に入れたら、口の中で濃厚な甘みが広がり、それだけで幸せな気分になること間違いなしです。
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