【食養レシピ】ホントに簡単!じんわり香ばし、焼き大根の炊き込みごはん。
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春が近づいています!
でもまだまだ夜は足先が冷えますね。
今日は、足下から温まる根菜の滋養がたっぷりと詰まった炊き込みごはんを紹介します。
大根と油揚げをごま油で香ばしく炒めて、ご飯と一緒に炊き込むだけ。
お肉を入れなくても、
だし汁を加えなくても、
じゅうぶん美味しいコクが出ます。
濃いめに味つけしたごはんは、焼きおにぎりにしても美味しい!
ごま油がお米をコーティングするので、冷めてもパサパサになりません。
大根がない時は、白菜で作っても美味しいんですよ。
白菜も大根と同じく、しみじみコクのある出汁がでますからね。
鍋もので余らせがちな白菜や大根があれば、ぜひ試してみてくださいね。
体が冷える冬の間に、日本人の腸に負担をかける牛乳・ヨーグルトなどの乳製品や南国の果物、
甘いデザートなど、
体を緩めるものを食べ過ぎると、腸がゆるんでなまけものに。
すると腸の蠕動運動を鈍くし、自らのデトックス力を弱らせてしまう原因に。
そういった面でも大地にしっかり根をはる根菜類や冬野菜は、腸を引き締めて便を出す力を取り戻してくれます。
春になっても冷えを持ち越さないために、もう少しだけ陽性の野菜の力を蓄えましょ。
【苦手にさせない、土鍋炊きの3つのポイント】
炊き込みご飯って、炊飯器のスイッチを押すだけですから、とっても簡単に出来上がるんですが、
時間がある方はぜひ土鍋で炊いてみてください。
「ごはんって、炊き方でこんなに違うんだ!」って思うくらい、
土鍋で炊くごはんは、ちょっと感動ものの味わいです。
香ばしいおこげが味わえるのも土鍋ならでは。
土鍋炊きは難しいと思っている方も、
この3ポイントさえ押さえれば、とーっても簡単に炊けるんです!
3合炊きの場合↓
1、吸水30分
2、強火にかけて沸騰したら弱火15分
3、火を止めて蒸らし10分
たったこれだけ。
これ以外にやることは、、ありません(笑)
炊きあがったら少人数用の「おひつ」に入れておくと便利。
余分な水分を逃がしてくれるので冷蔵庫に入れなくても傷まず、
冷めても固くならずに美味しいから、レンジで温める必要もない。
日本人の知恵が詰まった道具ですね。
わが家は、焼き大根ごはんと粕汁がセット。
子供たちも土鍋ごはんは3杯おかわりします(笑)
今、糖質制限やローカーボがブームになり、お米が敬遠されがちですが、
古くから東洋医学では元気の気、気力の気は「氣」と書きます。
そう、気の真ん中には「米」があります。
もちろん食べ過ぎは何ごとも良くありませんが、
日本人、特に女性には「つぶつぶの力」が必要です。
青白い顔して低体温で悩む女性や、お疲れぎみの子供たちが元気モリモリになる食事。
それは、遠くの知らない国のスーパーフードよりも、
にっぽんのスーパーフード、つぶつぶ。
お米(玄米)、雑穀、大豆(味噌・醤油)、麦、そば、小豆。
日本人が昔から食べてきた「ごはんと味噌汁」。
大切にしたいですね。
【食養レシピ】じんわり香ばし。焼き大根の炊き込みご飯
By 2月 17, 2016
公開:- 出来上がり量: 3合分
材料
- 米(白米、または分づき米) 3合
- 大根(または白菜) 15〜20cmぐらい(白菜の場合は小1/4個)
- 油揚げ 2枚
- ごま油 ぐるっとふたまわし
- しょうゆ ぐるっとひとまわし
- 自然塩 適量
- ★酒 大さじ1
- ★みりん 大さじ2
- ★しょうゆ 大さじ2
- ☆自然塩 小さじ半分
- あれば昆布 5cm
作り方
- 大根(または白菜)はいちょう切りor棒切りに。
油揚げは熱湯で油抜きしてから細切りに(油抜き不要のものは省略OK)。
- フライパンにごま油を熱し、大根(or白菜)を塩で炒める。
大根が透き通ってきたら油揚げを加え炒め合わせ、醤油をまわしかける。
香ばしい香りがたったら火を止める。
この時点でもう美味しい!
- 【炊飯器で炊く場合】
炊飯器に米、★の調味料、3の煮汁があれば入れる。
次に水を3合の目盛りまで注ぎ、塩(☆)を加え、軽く混ぜる。
- 米の上に具材をちらし、昆布をのせて炊飯スイッチオン。
普通に炊き上げる。
炊きあがったら底から返すように全体を混ぜ、空気を入れる。
できあがり。
このご飯は、少し濃いめの味つけにするのが美味しい。
- 大根の葉があればみじん切りにして塩揉みし、炊き上がったご飯に混ぜて下さい。
大根の葉には鉄分・カルシウムがたっぷりです!
- 【土鍋で炊く場合】
水は、米3合につき水3カップ。
なので水と、★の調味料、2の煮汁を合わせて3カップ用意します。
古米の場合は水を若干多めにするとふっくら炊けますよ。
- 米を洗ったら土鍋にいれ、調味液を合わせた3カップの水を加え、30分吸水させます。(この吸水が大事です。)
- 吸水が終わったら塩(☆)を加え、軽く混ぜる。
米の上に具材をちらし、昆布をのせたら土鍋を強火にかける。
- 5分ほどで沸騰してきます。
穴から勢いのある蒸気が吹き出してきたら弱火にし、15分煮る。
(途中ふたを開けても大丈夫。)
- 穴から出る湯気がごく細くなってきたら炊きあがりの合図。
火を止めてそのまま10〜15分間蒸らして終了。
- 蒸らし終わったらすぐにしゃもじで底からかき混ぜ、空気を入れて出来上がり。
パリパリ香ばしいおこげが何よりのごちそう!
- 大根の葉があればみじん切りにして塩揉みし、炊き上がったご飯に混ぜて下さい。
大根の葉には鉄分・カルシウムがたっぷりです!
【大根ごはんをさらに美味しく炊くコツ。】
大根を5cm厚さにスライスして、半日ほど天日で干しておくと、甘みと旨味が凝縮します。
干すことでカルシウムやビタミンDなどの栄養素もグンとアップします。
セミドライの大根を炒めて炊き込むご飯。
じんわり、最高に美味しいですよ。
また、干し大根を多めのオリーブオイルでこんんがり焼いたガーリックステーキも私は大好物。
醤油をジュ〜ッとまわしかけて、香ばしい!
白菜の場合は、縦4つに切り、同じように天日で1日干してくださいね。
冷蔵庫で傷ませがちな野菜も、干し野菜にして新聞紙にくるんでおくと2〜3週間はもつようになります。
干し白菜を食べやすい大きさに切って、たっぷりの水で戻せば、
再びみずみずしい生の白菜に戻りますよ。
(※炊き込みご飯の場合は、水戻しはしないで使います。)
小さな工夫で、余らせない、ゆたかな暮らし。
自分の目でみて、つくるごはんは、おいしい、しあわせ。
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