冷蔵庫の余ったキャベツがジュースに大変身!?野菜の甘みを生かした、100%ストレート天然野菜ジュース
冷蔵庫の余ったキャベツがジュースに大変身!?野菜の甘みを生かした、100%ストレート天然野菜ジュース
冷蔵庫の野菜室。あなたは全て野菜を使いきっていますか?
私は恥ずかしながら使いきれず、いつのまにか忘れてしまって気が付けば化石のような姿にしてしまい、泣く泣く破棄。
せっかく買ったのになんてもったいないことを・・・。
今日はそんな私の残念な経験から野菜だけ(+バナナ)を使った100%ストレート野菜ジュース、
そして余すところなく野菜の絞りかすを使った料理を今日はみなさんにお伝えしていきます。
今回の野菜の主役はキャベツ!キャベツに含まれるビタミンCをジュースで摂ろう。
意外と凄い!キャベツの栄養をおさらい
キャベツには多くの栄養が含まれている!*ビタミンC
熱に弱く、体内で合成・貯蔵ができない性質をもっています。
免疫力を高め、抗酸化作用があり、白血球の働きを強化します。
*ビタミンU(別名:キャベジン)
胃酸の分泌を仰え、弱った胃腸を保護する働きがあります。
ビタミンK
止血ビタミンとも呼ばれているビタミンK。
出血を止める役割だけでなく、カルシウムが骨に沈着するのを助ける働きがあります。
βカロチン
身体の粘膜の材料になり、体内でビタミンAに変わるβカロチンがキャベツにも含まれています。
キャベツに含まれるビタミンCは熱を加えると減りますが
βカロチンは熱を加えることによって壊されることなく体内に吸収されます。
カリウム
体内のナトリウム量を細かく調整するカリウムの仕事。
身体の水分量を調節してくれる働きをしてくれます。
葉酸
身体中に酸素を運ぶ役割をしてくれる葉酸がキャベツにも多く含まれています。
妊婦さんに「葉酸が必要」と言われるのは、赤血球作りには欠かせない栄養素という理由からです。
キャベツのジュースを作ろう!
材料は冷蔵庫に残っている野菜+バナナのみ。
今回は冷蔵庫ににんじん、きゃべつ、小松菜が残っていたのでその3つを使用しました。
<今回の材料(お好みで調整してください)>
有機にんじんまたは有機ニンジンペースト 2本半
有機小松菜 1束
有機キャベツ 5枚
有機バナナ 3本
牛乳・水・砂糖は一切入れません。
1.有機にんじん、有機きゃべつ、有機こまつなを適度な大きさに切り、ジューサーで絞っていきます。
2.絞りかすが残ります。これは後ほど別のものに作り替えるので捨てずに置いておきます。
3.このままでも飲むことができますが、少しクセがあります。
有機バナナを入れてスムージー状にすることでバナナの栄養を一緒にとることができます。
小松菜を入れたので色はあまり美味しそうではありませんが、味はさっぱりとして、甘みがあり美味しいです。
個人的に、このキャベツの甘み、少しの苦味がクセになっています。
さきほどの野菜の搾りかすを捨てるのはもったいない!ので、今度はべジブロスを作っていきます。
野菜の搾りかすでべジブロス(野菜のだし)づくり
先ほどは生の野菜からビタミンCをジュースで摂りました。
今度は熱を加えることで摂れる栄養、べジブロス(やさいのだし)を作ってみませんか?
べジブロスを作ってみよう
<材料>昆布水2リットル
無農薬野菜の搾りかす
無農薬生姜(ざく切り)少々
1.材料を鍋に入れ、灰汁をとりながら1時間ほど煮込みます。
2.煮込んだら、キッチンペーパーでこしていきます。
3.できあがりです。
トマトリゾットをこのべジブロスを使って煮込んでいきました。
味付けは塩のみ。味付け調味料は一切使用しません。
いつも作るトマトリゾットよりも何倍も味に深みが出て美味しかったです!
味噌汁もこのべジブロスと、野菜の搾りかすを入れて作ってみると、いつもの味噌汁にグンと深みがでます。
トッピングにはキャベツの酢漬けを少々
トッピングのキャベツは、以前私の記事でも紹介したキャベツの酢漬け。酢が入ることで味がよりマイルドに。
キャベツのビタミンCやクエン酸も同時に摂ることができます。
もしベジタブルブロスを作る時間がない!という方は下記もオススメ。
全部オーガニック原料!酵母エキスも添加物もなし。これぞ本物のオーガニックベジブロス
番外編・野菜の搾りかすでもち米シューマイ
せっかくなので、野菜の搾りかすでもち米シューマイも作ってみました。
はんぺんと豚ひき肉、野菜の搾りかす。
蒸した野菜の搾りかすのおかげで、あっさりとした野菜のシューマイに早変わり。
ハンバーグの種としても最適
そのほか、野菜の搾りかすはハンバーグの種にもよく利用します。いつものハンバーグがキャベツの消化酵素のおかげで胃腸に優しい肉料理に変身します。
キャベツの使い方は無限!ご家庭でも様々な料理に活用して
キャベツは1玉買っても余らせることが多い、とお悩みの方は多いと思います。
しかしキャベツのいいところは生でも加熱しても利用できるところ、じつに多くのレパートリーがあるところです。
このジュース作りや野菜の搾りかすの料理はほんの一例です。
お子様がいらっしゃるご家庭では、ぜひ親子で一緒に料理を楽しんでみませんか?
身体に優しいそれぞれの野菜の楽しみ方を、ご家庭でもっと身近に感じられますように。
ベジタブルジュースに使えるオススメのオーガニックニンジンペーストを買ってみよう!
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