移動時の乾燥対策・熱中症対策にもオススメ!はちみつを使った手作りスポーツドリンクの作り方。持ち運びに便利なヘルシーおやつでワンランク上の旅を!
4月も下旬に入り、ゴールデンウィークが待ち遠しいですね。
大型連休は、飛行機に乗って遠出される方も多いのではないでしょうか?
旅をするにあたって悩ましい問題といえば、飛行機の乾燥対策と食生活の管理です。
今回は、内側からしっかり潤うはちみつ、水、岩塩、レモンで作るドリンクと、
持ち運びやすくて栄養たっぷりのおやつ、キヌアのプチプチ食感が楽しいビーツとカカオのブリスボールを紹介します。
はちみつもビーツも疲労回復や免疫力アップに一役買ってくれる、旅行時の強い味方!
清涼飲料水に手を伸ばす代わりに、そして、「疲れた〜!」とジャンクフードに手を伸ばす代わりに、是非こちらのレシピをご活用ください。
飛行機の乾燥、どんな対策していますか?
飛行機の中って、極度に乾燥していますよね。
機内の湿度は20%未満と言われています。
皆さんは、どのような乾燥対策をしていますか?
こまめに水分を取る、マスクをする、フェイススプレーやリップクリームを使う、など色々工夫されているかと思います。
私は飛行機に乗ったら、まず頭上のエアコンの風をシャットアウトします。保湿のために、最近ではフェイスパックを持ち込む人も増えてきているようです。
見逃されがちな、内からの保湿
しかし、どんなにパックなどで外側から潤しても、内側の乾燥は防げません。水分補給が大事だと分かっていても、トイレに行くにも隣の人に遠慮しがちな機内では、水をガブガブ飲むという感じでもなかったりします。
しかも、経験上、普通の水だと、飲んでも飲んでも潤いません。貧血っぽくなったり、頭痛がしてくる方もいらっしゃるかもしれません。
今回紹介するナチュラルポカリ(と勝手に名付けています)のレシピは、アメリカ人のヨガ&アーユルヴェーダの師から教わって以来、
私が取り入れているもので、魔法瓶などに水以外の材料をあらかじめ準備しておけば、機内で飲むこともできますし、本当に効果てきめんなので是非お試しいただきたいです。
移動はヴァータが上がる
アーユルヴェーダでは、移動はヴァータ(風、空のエネルギー)が上がると言われます。
風も空も、「乾燥」「軽い」「冷たい」「動く」の属性を持ってます。
飛行機の中は乾燥しているし、寒いうえに、文字通り空を飛んでいるし、
ものすごいスピードで動いています。そのような状況に長時間さらされると、ヴァータが上がるということです。
では、バランスをとるためにはどうしたら良いかというと、「似たものが似たものを引き寄せ、相反するものがバランスをもたらす」というアーユルヴェーダの原則のとおり、「乾燥」「軽い」「冷たい」「動く」とは逆の属性を持っているものを取り入れれば良いということです。
つまり、「湿潤」「重い」「温かい」「安定」などです。
はちみつ、水、岩塩、レモンのドリンクで、内から潤し、ヴァータを鎮める
また、過剰なヴァータを鎮めてくれる味は、甘味、酸味、塩味です。
はちみつは、体を温めますし、心を落ち着かせグラウンディングさせてくれる甘味を持っています。
酸っぱい味を想像しただけで唾液が分泌されるように、酸味は消化を助け、また、体を温めます。
レモンには、疲労回復効果や、爽やかな香りによるリフレッシュ効果もあります。
同様に、塩も体を温めますし、水分を引き出し、保つ役割をしてくれます。真夏の水分補給でも塩分は大切だとよく言われますね。
このように、ナチュラルなスポーツドリンクは内側からの保湿とヴァータ鎮静に効果を発揮します。
しかも、よく分からないカタカナが並ぶ長〜い成分リストが書いてある清涼飲料水よりも、ずっと安心です。
こんな時に飲もう
いざ、出発!移動前に
着いた〜!到着後に
太陽をたくさん浴びた日
たくさん風に当たった日
ナチュラルポカリの作り方
材料(1杯分)
・お湯 100cc・農薬不使用の生はちみつ 小さじ2
・岩塩 小さじ1/8~1/6
・水 250cc
・有機レモン(ライムも可) 8滴
作り方
1 はちみつと岩塩が溶ける程度の温度のお湯に、はちみつと岩塩を入れ、混ぜて溶かす。2 常温の水とレモンを足し、混ぜたらできあがり。
とっても簡単ですよね?
一気飲みすると、体がびっくりしてしまうので、程よい塩分とはちみつの甘みが体に染み渡るのを感じながら、ゆっくり飲みましょう。
また、冷たいものはアグニ(消化の火)を弱めてしまうので、常温以上で飲むことをおすすめします。
移動中もヘルシーなものを食べたい!
長時間移動する際にありがちなもう一つの悩ましい問題は「食べ物」ではないでしょうか?
飛行機に乗っていると、自由な時間にごはんを食べられないし、食べるものも思うように選べません。
乗り継ぎの空港では、ジャンクフードしか見当たらないし、現地に到着したら夜中だったりして、ただでさえ移動で疲れているのに、、、といった経験がある方は少なくないでしょう。
そんな時、自分で作った安心安全なおやつ(軽食)を持っていると便利です。
砂糖不使用で、デーツの自然な甘みが、疲れた体を癒してくれるこのブリスボール。
意外な組み合わせかもしれませんが、ビーツとカカオって、合うんです。
アメリカでは定番のレッドベルベッドケーキのような色合いが旅のワクワク度を上げてくれます!説明不要のスーパーフードであるキヌアも入ってプチプチとした食感も楽しめます。さらに、ギーも入っているので、上質な油分も補給できヴァータ鎮静も期待できます。以前紹介したルイボスクッキーも旅のお供としておすすめです。
ビーツの力
IN YOUでも度々紹介されているビーツ。リン・ナトリウム・マグネシウム・カリウム・鉄・カルシウムなど、血液の材料となるミネラル分を豊富に含んでいることから、「飲む血液」と呼ばれます。このビーツ赤汁は粉末に加工されており、さらにスティック状になっているので、本当に取り入れやすいです。(ビーツ赤汁を使ったチャパティのレシピはこちらから)
ビーツとキヌア入り、カカオブリスボールの作り方
材料(10~12個分)
・オーガニックキヌア 1/2合・有機栽培 ビーツ粉末 3gx1袋
・無農薬ギー 小さじ2
・岩塩 小さじ1/8
・オーガニックデーツ 50g
・オーガニックのローカシューナッツ 50g
・オーガニックのローカカオパウダー(キャロブパウダーでも可) 大さじ1
・有機栽培ビーツ粉末 3gx1袋
・オーガニックアーモンドバター 大さじ1
・オーガニックココナッツシュレッド 30g
<下準備>
キヌアの調理
キヌアは調理する前によく洗いましょう。小さな鍋にキヌア、キヌアの2倍の量の水、ビーツパウダー、ギー、岩塩を入れて中火にかけます。沸騰したら弱火にして、フタをして、15分程度調理します。
水分がなくなり、キヌアに透明感がでて、しっかり火が通っているのを確認したら、火を消します。そのまま蒸らしつつ、冷ましておきます。
1. デーツをフードプロセッサーにかける
写真のように、ねっとりひとまとまりになるまで、しっかり撹拌する。
2. カシューナッツ、カカオパウダー、ビーツ粉末、アーモンドバターを入れて撹拌する
3. キヌアを入れてさらに撹拌する
4. 丸いボール状にまとめ、ココナッツシュレッドをコーティングする
キヌアを炊いて、混ぜるだけ。あっという間に出来てしまうので、旅支度の合間にささっと出来てしまいます。
出発前に、ナチュラルポカリを飲みながら、持ち物の最終確認。ブリスボールも忘れずに!
今年のゴールデンウィークは、ナチュラルポカリやブリスボールのレシピを活用して、ワンランク上の心地よさと快適度のあるフライトタイム、そして旅をお過ごしください!
抗菌パワーが市販蜂蜜の3倍ほど!非加熱にこだわった農薬不使用の完熟蜂蜜
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大自然の中で育まれた蜂蜜だからこその味わいです。
この蜂蜜は、アルゼンチンの中でも、アンデスの自然保護区を中心に採取した
非加熱の希少な天然蜂蜜。
豊かに降り注ぐ日差し、アンデス山脈のミネラル豊富な雪解け水、
肥沃な赤土という恵まれた環境で育っているから、魔法のようなおいしさが楽しめます。
山奥にある現地の養蜂家を一軒一軒訪ねて
良質な蜂蜜だけを直接仕入れているから、顔の見える生産者の蜂蜜が味わえるのです。
熊本県産。安心安全なビーツ赤汁。インナービューティ、運動能力アップ、疲労回復にオススメ。
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ご紹介するのは熊本県の農園で、矢神さんが有機栽培で育てているビーツです。
国内を見渡しても、ビーツを作っている農家さんは少ないのですが、九州産のビーツは、なお希少です。
ビーツはロシアやヨーロッパではメジャーな野菜で、日本人がジャガイモや人参を食べるくらいの頻度でテーブルに乗るそうです。
ぜひあなたも美味しいビーツをテーブルで楽しみませんか??
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