スープのレパートリーに悩んだら。夏に食べたい、かぼちゃとモロヘイヤの「夏野菜ポタージュ」の作り方。
洋風スープのレパートリーに悩んでいませんか?
健康意識の高い IN YOU読者の皆様の多くは、日頃から米を主食とし、
汁物として「味噌汁」を飲んでいらっしゃることが多いのでは、思われますが、洋食メインの献立の時はどうでしょうか?
「味噌汁ではなく、スープの気分。」そんな時、どんなスープを作ろうか、レパートリーに悩まれることはありませんか?
野菜を中心とする定番のスープには、コンソメスープ、トマトスープ(ミネストローネなど)、コーンポタージュ、ヴィシソワーズ・・・などがありますね。
一人暮らしをしていた数年前まで、インスタントの粉末スープをよく飲んでいました。
お湯を注ぐだけで簡単に出来るインスタントスープは、とっても手軽で「もう一品ほしい!」と思ったときに重宝していました。
今となっては、お恥ずかしい話ですが、野菜が摂れている気がしていましたし、おかずの一つをスープにすることはヘルシーだと思っていました。
インスタントスープの危険性についてご存知ですか。
包丁も、鍋も必要ない。手軽で手頃なインスタントスープ。その中身について調べてみたことはありますか?
とあるインスタントスープの原材料のうち、気になるものをあげてみました。
脱脂粉乳
食用加工油脂
デキストリン
増粘剤(加工でん粉)
調味料(アミノ酸等)
乳化剤
メーカーは「身体を温める」「野菜たっぷり」などといって健康的なイメージを打ち出していますが、いろんな添加物を組み合わせて美味しく感じるよう作られた、野菜の栄養素などほとんど含まないインスタントスープでは、健康にはなれません。この類のインスタントは、子供にもよく与えられます。添加物まみれで、健康的な味覚は育ちません。
さらに、添加物だけでなく、美味しくするために塩分や砂糖も多く含まれています。
やはり、手軽で手頃なインスタントスープには、なるべく頼らないようにしなくてはいけません。
ではどうしたらいいのでしょうか?
インスタントスープに頼らずとも美味しいスープを本当に簡単に作る方法が、あります。
野菜本来の旨味ととろみで作る!ベジ・ポタージュを作ってみよう!
今回は、収穫時になった「かぼちゃ」と「有機モロヘイヤパウダー」を使った、翡翠色が美しいベジ・ポタージュの作り方をご紹介します。
野菜でとろみをつけるので、小麦粉などの粉は不使用、また旨味を引き出すので、コンソメも不要です。
洋食の献立のスープのレパートリーにお悩みの方だけでなく、ダイエット中の方、野菜が苦手なお子様がいらっしゃる方、離乳食づくりに励んでいる方にも、おすすめのレシピです。■材料(2人分)
有機かぼちゃ・・・1/8個(正味100g)
有機玉ねぎ・・・1/4個(60g)
天日塩・・・小さじ1/4
有機オリーブオイル・・・小さじ1
良質な水・・・200cc
有機無調整豆乳・・・100cc
有機白味噌・・・小さじ1
有機モロヘイヤパウダー・・・小さじ1
(トッピング)
有機オリーブオイル・・・小さじ1/2
粗挽きコショウ・・・少々
■作り方
1.かぼちゃは、1㎝の角切りにし、薄く皮を削ぐ。玉ねぎは、繊維に逆らって薄切りにする。かぼちゃ、たまねぎに塩を振って水分が出てくるくらいまで、時間を置く。2.鍋にオリーブオイルを入れ、かぼちゃとたまねぎをさっと炒めたら、水とかぼちゃ・玉ねぎから出た水分を加え、かぼちゃが柔らかくなるまで煮込む。(5〜10分)
3.かぼちゃを木べらで潰しながら、無調整豆乳、白味噌を加え、よく混ぜ合わせる。
4.フードプロセッサーに、3を入れ、滑らかになるまで撹拌する。
(ここで完成させると、かぼちゃのポタージュの出来上がり。)
5.仕上がりの半量を器に注ぎ、半量はモロヘイヤパウダーを加えて、さらに撹拌する。
6.器に流し入れ、スプーンでさっと混ぜてマーブル模様にする。オリーブオイル、粗挽きコショウをかけて完成。
かぼちゃポタージュを全量モロヘイヤパウダーで色づけしてしまうと、色合いや味わいが均一になってしまい、かぼちゃの甘さや色が引き立たないので、敢えてマーブル模様に仕上げてみました。
有機モロヘイヤパウダーで、栄養価と彩りをアップ!!
モロヘイヤは「夏野菜の王様」と呼ばれるほど、栄養価の高い野菜。ビタミン、ミネラルは、野菜の中ではトップクラスの栄養価を誇ります。特にβカロテンは、人参の約1.4倍の含有量です。
今話題の、モロヘイヤパウダーを活用しました。
有機JAS認定
原料のモロヘイヤは、自社無農薬無化学肥料栽培。
しかも、栽培から加工に至るまで、全ての工程で有機JASの認証検査に合格しています。
島根県産モロヘイヤ100%、完全無添加
成分を精製せず、モロヘイヤをそのまま乾燥してパウダー状にしているので、モロヘイヤそのもの。完全無添加です。
夏に収穫される貴重な葉物野菜
モロヘイヤは、高温乾燥地帯のエジプトなど中東地域で盛んに栽培されているだけあって、厳しい環境下でも育つ生命力の強い野菜です。日本でも、夏の時期に出回りますが、モロヘイヤの流通量は少なく、ほかの葉物野菜に比べたら割高で、しかも収穫後は傷みやすいですので、日持ちしないことが難点。ですが、この有機モロヘイヤパウダーは、小さじ1がモロヘイヤの葉60枚に相当するほどで、季節を問わずモロヘイヤをお楽しみいただけます。
このレシピに使った、有機モロヘイヤパウダーを買ってみよう!
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