2018/09/22

【卵・小麦粉不使用】ふわふわ蒸しパンとデコレーションに使える豆乳ヨーグルトホイップの作り方

食べ物の栄養素、働きを知ることが好きで管理栄養士を取得。栄養素だけ満たされれば、カラダは元気になるのかということに疑問を感じ、マクロビオティックを勉強し、食事の本来の姿を見直す。グルテンフリーの食事により、家族の鼻炎と便秘症を解消した。二児の母。＜楽しく美味しい食事＞をモットーにカラダとココロに優しいごはんを作ります。　・管理栄養士・米粉マイスターインストラクター・キッズ食育Ｊｒ．トレーナー・マクロビオティックアドバイザー

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抗酸化作用のある食材をとる前に大事なこと！どんな油を選んでいますか？

スーパーフードやポリフェノールがたっぷり入った食材にある「抗酸化作用」。
「抗酸化作用のある食材を摂ろう！」その前に大事なことありませんか？

それは、油の選び方。
油の選び方によっては、抗酸化作用のある食材ではまかないきれない活性酸素が体内に蓄積されてしまうかも・・・

１、加熱するのであれば、酸化しにくい油を選ぶ

油には、脂肪酸とグリセリンでできています。脂肪酸の組成によって、酸化しやすいかどうかが決まっています。
飽和脂肪酸は、安定しているので、酸化しにくい。不飽和脂肪酸は、不安定な二重結合をもっているので、酸化しやすい。加熱によっても、酸化は進みます。

加熱する油は飽和脂肪酸が多い油が酸化しにくいので、おすすめ。

２、オメガ３が入った液状の油は非加熱でとる

必須脂肪酸のオメガ３は、不飽和脂肪酸に含まれます。
青魚や亜麻仁油に多い油です。
血液をサラサラにしたり、抗炎症作用があるオメガ３ですが、不飽和脂肪酸のため、酸化しやすい油。
せっかくオメガ３が入っている油でも、酸化していしまったら体には負担になります。

オメガ３の入った亜麻仁油やえごま油は、ドレッシングやサラダにかけるなど非加熱で使いましょう！

３、不飽和脂肪酸を使うときは、瓶や保存に気を付ける

酸化しやすい不飽和脂肪酸。オメガ３の入った油も不飽和脂肪酸です。
酸化しやすいので、使うのであれば、なるべく早めに使い切ることをおすすめします。そして、購入の際には、次のことに気を付けましょう。

・小さい瓶
・遮光瓶
・開封後は冷蔵庫に保管

この条件から、我が家にあるのは、エキストラバージンココナッツオイル、エキストラバージンオリーブオイル、ギーがベースです。

オメガ３の入った油を取りたいときは、亜麻仁油を選びます。

オリーブ

お菓子に使うならココナッツオイル！

ココナッツオイルの特徴は、酸化しにくい、甘い香りがする、２５度以下で固化する。

これさえ知っていれば、ココナッツオイルを使いこなせますよ！
ココナッツの甘い香りで甘味料を抑えられるので、お菓子に使うならココナッツオイルを選びます。
香りが苦手な方は、無臭タイプのココナッツオイルを使ってくださいね。
２５度以下で固まる性質を活かして、チョコレートにしたり、クリームを固めるのにも使います。

ココナッツオイルを選ぶ条件は、コールドプレス製法で酸化しにくいように製造されていること、
環境ホルモンの影響を受けにくいよう、瓶に入っているを条件に選んでいます。