砂糖不使用でも大満足!ノンシュガーでりんごの甘味だけでつくる「りんご あんこ」と「おしるこ」の作り方。
冬になるとなぜかごはんよりも、ほっこりもちもちの
玄米もちが食べたくなります。
周りを見渡すとクリスマス一色ですが、
年末になるとさらにバタバタしそうな気配ですね。
これから忘年会やクリスマスパーティーなど色々と会合が多くなりそうですね。
クリスマスの準備もいいですが
今のうちに年末・年明けに向けて、家族にふるまったりお子様や親せきのために作りたいレシピをおさらいしておきたいところ。
今回はそんな玄米もちをつかったノンシュガー和風スイーツの作り方をお伝えしましょう。
市販のあんこはほぼ砂糖?!
ところでみなさんはあんこはお好きですか?
市販のあんこは、
お豆の同量〜倍量
お砂糖が入っているものがほとんどです。小豆自体はとてもヘルシーですが
それ以上に砂糖が入っていることを考えるとなかなか気軽に食べられません。
和菓子を買おうと思っていても
添加物が入っていないものを見つけるのが
なかなか難しいですね。
我が家のあんこについて
我が家のあんこは、ノンシュガー。
時には米飴やレーズン、干し柿などのドライフルーツを
を入れて作ることもありますが、
定番は小豆とりんごのみで作ります。
罪悪感なし!自然な甘みが引き出されたりんごのあんこ
甘みはりんごだけで!?
そう。りんごだけで
お砂糖を使ったあんこよりも
たっぷり食べられる幸せなあんこが作れるのです。
りんごが持つ甘みと酸味と小豆が持つ甘みのマリアージュ。
滋味深くて自然な甘みを引き出す調理法で
丁寧に繰り返し作る我が家のあんこは
家族みんなの大好物です。
甘味料を入れていないから
多少食べ過ぎても大丈夫。
お豆を炊いたことはありますか?お豆を炊くのは
時間がかかるし手をつけたことがない…。
そういう方が多いでしょうか?
お豆は、お鍋が勝手に仕上げてくれます。
おうちに1時間くらいいることがあったら
一度試してみませんか?
お豆料理は
ちょっとしたコツを身につければ
ふっくら炊き上がりますよ。
りんごと小豆のノンシュガーおしるこの作り方
材料
・無農薬小豆 200g
・オーガニックのりんご 2ケ
・昆布 1切
・無農薬白味噌 大さじ1〜
・有機玄米餅 適量
作り方
1.小豆は割れた豆などをより分け、優しく洗う。ボウルに入れて20〜30分水に浸けておく。
2.浸水した水は捨てて、鍋に小豆とかぶるくらいの
水を入れて中火にかける。
3.グラグラしてきたらアクを取る。
200cc程度の水を一気に入れる。
同じことを2、3回繰り返す。
4.その間にりんごをいちょう切りにする。
3に入れて再び沸騰したら弱火にして蓋をする。
5.40〜50分柔らかくなるまで炊く。白味噌を加える。
6.中火にかけて木べらで練りなががら水分を飛ばす。
焼いたお餅を入れたら出来上がり!
ノンシュガーだから、
あんこをお代わりしたって大丈夫。
たっぷり食べてくださいね。
素材の持つ甘みが最大限に引き出された
幸せの食感のあんこ。
お豆料理に苦手感がある方にこそおすすめです。
ふっくら煮上げるために、
お鍋は、土鍋がオススメです。
金属製の鍋だと沸騰するまでの時間が短いですね。
土鍋は沸騰までの時間がゆったりなので
お豆がふっくらと仕上がります。
とはいえ、時間短縮を目的にするのであれば
圧力鍋ならピンが上がってから20分ほどで炊けますよ。
娘は、圧力鍋で炊いたあんこは食べません。
土鍋は、柔らかい火のエネルギーなので
お豆の甘みも最大限に引き出してくれます。
子供には、調理のエネルギーは
驚くほど伝わります。
お鍋のそばにいなくてもタイマーさえかけておけば
時間がかかっても特に気になりませんよ。
お豆の炊き方のコツ1 火加減
お豆は皮がかたいから、最初の火を強めにするのがオススメです。
最初からとろ火だと、
皮がかたいまま、中身がドロドロに崩れてしまいます。
グラグラと煮立ってから一呼吸置いてからアクを取り、差し水。
特に最初の差し水は、少しグラグラを保って皮を柔らかくしてからがオススメです。
マクロビオティックでは、一物全体が良い、アクも味のうちと考える方もいらっしゃいます。
でも、お豆のアクは体に負担になる成分も多くお腹の中でガスになるモトなので出てきたアクは私は取り除いています。
弱火の加減は、あまり弱すぎると炊けません。
お鍋の中がクツクツくらいが理想。
グラグラ煮立っていると鍋底が焦げる可能性があります。
お豆の炊き方のコツ1
塩分、糖分の加減
お豆に加える塩分や糖分はお豆が十分柔らかくなってから、が鉄則。
お豆の芯がかたいうちに塩分や糖分を入れるとそれ以上柔らかくなることは難しいのです。
りんごの場合は、差し水を終えた後、再び沸騰したところが入れ時。
アクが落ち着いて、りんごが落としぶたの代わりになってお豆がふっくらと煮上がります。
甘みは、お豆が柔らかくなってから
少し塩分を入れることでより引き出されます。
白味噌を入れると、コクが出てまろやかな仕上がりに。
白味噌がなければ、自然塩を小さじ1〜入れて塩あんこにするのもオススメです。
有機すりごまやゴマーペーストを加えてごま餡にしても幸せな味になりますよ!
お豆の炊き方のコツ3 炊き加減
弱火が終わって、お豆が柔らかくなったら、水分を飛ばすためにあんこを練ります。無秩序にぐるぐる練ると小豆がどんどん崩れてしまいます。
木べらでお鍋の直径の部分を
後ろから前に鍋底をかくように動かすだけでお鍋の中の全体が動きます。
煮詰まってきて、小豆とりんごが一体化してくる頃には昆布も溶けてきます。
昆布は、アクを引き寄せるため、お豆を柔らかくするために入れるもの。
溶けてしまうとあまり存在も気にならず、ミネラルも頂けます。
あまり練りすぎると粒あんでなくてつぶれ餡になってしまうのでほどよい加減で仕上がりに。
一般的なこしあんは、
この粒あんをこして皮の部分を取り除きますが、
私はブレンダーにかけてなめらかにします。
粒あんもいいですが、こしあんの食感も贅沢感があってオススメですよ。
お砂糖を使わず、お豆とりんごの甘みを最大限に引き出したおしるこ。
ぜひお試しください!
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「りんごが赤くなると医者が青くなる」。
とことわざにもあるように、りんごはおいしいだけでなく、体に必要な成分が含まれています。
他の植物のポリフェノールと比べても、ずば抜けて高い抗酸化作用を持つことが分かっています。
マクロビオティックでは葛練りりんごやすりりんごなどお手当に使うことも多いですね。
いざという時のために常にストックしておきたいりんごですが、
安心で美味しいりんごがなかなか出逢えなかったりしませんか?
皮まで安心して食べられて、なおかつ美味しいりんごを食べてみてください。
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